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人生色々
金子みすゞの詩「ふしぎ」を教材に「反復法」「擬人法」「倒置法」
など、相手に美しく伝える技術を勉強する1年生。
技術を学んだ後は、実際に自分が不思議に感じていることを詩にして
いました。特に「時間」について詩を詠んだ生徒の感性はとても豊だと
思いました。時間がたてば誰にでも明日はやってくるが、一人一人に違う
日常があると詠んだこの詩。「明日」と「日々」という大きな差が無い
ように感じる時間の概念を前半は同じことに不思議を見出し、後半は違う
ことに対して不思議を見出す作品構成に痺れます。
この見事な詩は、みすゞに匹敵すると言っても過言ではないと思います。