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数時間でわかる今までの積み重ね

街中で見かける桜は花びらが散ってきて少し寂しく見えますが、柏第三中の桜は

満開と言っても差支えの無いほど良好な状態を保っており、1年生の入学に合わ

せて咲いてくれたかのような錯覚すら覚えます。

和気あいあいとクラス名簿を確認している1年生からは、6年間という年月を共に

過ごしてきたであろう絆を感じ取ることができ、団結力については既に問題がない

のではないかと期待させてくれます。友達と談笑しながらも「30分には教室に入って

ください。」とのアナウンスが入ると、すぐに校舎へと歩き出す1年生。気持ちの

切り替えが早いことも出会って数分で伝わってきました。

登校後の数十分でも1年生の凄さを確認できましたが、入学式の最中には更に如実に

凄さが伝わってきます。クラス確認では盛り上がっていましたが、式場へ入場しよう

と整列する場面では一言の無駄話もしないメリハリのつけ方。練習はしていないはず

ですが、立派に呼名への返事や礼をする姿。3月に最高の卒業式を終えてから中学校

へと入学してきたことが容易に想像できました。

式の後半には、3年生による歓迎の言葉と、1年生による誓いの言葉が交わされます。

1年生の不安を消し、中学校生活への期待を膨らませてくれる3年生の言葉。最高学年

から一転して1番の年下となり、新しいことにチャレンジする機会が多くなるものの、

乗り越えて見せるという決意を感じさせてくれる1年生の言葉。どちらも職員が絶賛

していました。

この素晴らしい1年生が加わり、全校生徒が揃う来週の月曜日が今から楽しみです。