柏市学校図書館紹介blog

市内小中学校63校の学校図書館活用の様子を紹介しています

育て!未来をになう子どもたち

~増尾西小学校のみんなは図書館が大好きです~

 

今年度創立40周年をむかえた増尾西小学校の図書館は,
この一年も多くの子どもたちでにぎわってきました。

休み時間になると、図書委員や子ども司書だけでなく,
「何かお手伝いすることはないですか?」「ボランティアできました!」
と言ってやってくる子どもたちがいっぱい。

本を読みふける子,百人一首をやるグループ,イベントの景品作りのお手伝いなどなど。
今日も増尾西小の元気な子どもたちが集まってきています。

   

●図書委員さんの活躍

1学期は「初夏のスタンプラリー」

2学期は「秋のブックフェアー 読書でビンゴ」

3学期は「新春読書宝くじ大会」

学期ごとに楽しいイベントを計画し,図書委員による読み聞かせや,
 全校生に参加呼びかけの放送や寸劇もやりました。

    

調べ学習に最適な環境

図書室のお隣はコンピューター室。
 本とパソコンを使っての調べ学習で,情報活用能力を身につけています。
 また図書室には電子黒板があり,子どもたちの発表や授業支援など活用の幅は広がっています。


   

ボランティアさんによる「平和教育」

毎年恒例になっているボランティアさんによる「平和教育」。
 画像やブックトークをとおして本の紹介をしてくださったあと,
戦争の本を6年生全員が手に取れるようにと,各クラスに配られます。
そして,今年も平和への願いを新たにしました。

   

「世界でたった一つの本」~創作えほん作り~

子ども司書では,今年も手作り絵本を作成ました。
自分で話を創作するのは,とても大変で時間もいっぱいかかります。
けれどこんなにすばらしい本ができました!

また,6年生もグループで創作絵本をつくり,自分たちが作った本を,1年生に読み聞かせをしてくれました。

   

「読書の木」にも春が…

 廊下の「読書の木」も満開になり,新しい学年にむけての春もすぐそこにきています。

    

本に親しむことで,子どもたち一人一人が夢をひろげ,生きていく末来が幅広いものになっていく。
そう信じて、今日もみんなが図書館に来てくれることを心から待っています。

第3回司書教諭・学校図書館指導員合同研修会/第11回指導員研修会

 2月20日に 第3回司書教諭・学校図書館指導員合同研修会 / 第11回学校図書館指導員研修会 が行われました。午前が学校図書館指導員研修会,午後から司書教諭が合流しての合同研修会です。

 学校図書館指導員研修会は,三本立てでした。

①パソコン研修(情報BOX, Word, Excel, PowerPoint)  浅野指導員
  バージョンアップした情報BOXver.7での「進級処理」の説明,
  PCのすぐ使える便利な機能等を教えて頂きました。
          
②新しい教科について
 「外国語について」 指導課 岩田将英先生
 「『特別の教科 道徳』の理解と学校図書館指導員の関わり」指導課 高橋静先生
             
③おすすめ本の情報交換
  今年度の購入本の中から2冊(調べ学習本,読ませたい本)を持ち寄り,
  グループで紹介しあいました。

14:30からの合同研修会は,6つの中学校区の発表が中心に行われました。

①柏市教育委員会指導課長 杉本秀彰先生の挨拶

②授業実践プロジェクト発表
   田中中学校区(田中中学校,田中小学校,花野井小学校,田中北小学校)
   豊四季中学校区(豊四季中学校,旭小学校,柏第二小学校)
   柏三中学校区(柏第三中学校,柏第七小学校,柏第六小学校)
   柏四中学校区(柏第四中学校,柏第八小学校,名戸ヶ谷小学校)
   大津ケ丘中学校区(大津ケ丘中学校,風早北部小学校,大津ケ丘第一小学校)
   風早中学校区(大津ケ丘第二小学校,風早南部小学校)
  いずれの中学校区も力のこもった素晴らしい実践発表でした。
                 

③「柏市図書館を使った調べる学習コンクール」の報告 指導課 岩田将英先生

 今年度は,司書教諭と学校図書館指導員の合同研修会を3回実施しました。
最後にあたる今回の合同研修会は,来年度に繋がる実り多い研修でした。
発表者の先生方,本当にありがとうございました。

★繋がる・広がる…土小図書館は土っこと共に成長します★ 土小学校

 土小学校では「主体的,意欲的に学び続ける子の育成~学校図書館を活用して~
という研究テーマを掲げ,図書活用の研究を行ってきました。今年は3年目の
集大成の年です。コツコツと1年1年積み重ねてきたことが実となって,大きな
喜びや,笑顔に出会える瞬間がたくさんあります。


*2年生 国語「生きものことをしらべてかこう」*







 2年生は1学期から理科で本を使った調べ学習を行ってきたので,
調べることが大好きです。今回は生きものの飼い方がわかる
かがく絵本』を作ることにしました。つなぎの言葉が入った説明文が
書けること,読んだ人がその生き物を飼ってみたくなるように,わかり
やすく書けることが目標です。



 3年生と1年生が,2年生が作った『かがく絵本』を読みました。
「知らなかったことがいっぱい書いてあったよ。」
「ハムスターを飼ってみたくなったよ。」
読んだ1年生は目を丸くします。3年生からもアドバイスや感想が
もらえました。裏表紙に貼られた付箋は,たくさんの人が読んで
くれたしるしです。



*3年生 国語「モチモチの木」*
 3年生は国語で「モチモチの木」の学習と並行で,まず「花さき山」の
読み聞かせを聞き,次は「半日村」で読書会をしました。同じ作者の3つ
の作品を比べてみることで,たくさんの気づきがありました。斎藤隆介
さんが作品に込めた思いを感じながら他の作品も読み,素敵な紹介カード
が出来上がりました。



図書を使った学習物を学校図書館に展示したり,掲示したりすると,
図書を通じて他の学年と繋がることができます。
現在は,6年生の「読書新聞」が飾られていて,紹介された本が
借りられていきます。

 
*こども司書の活躍の場が広がっています*
 こども司書も講座が終わった後の実践としてたくさん活動しました。
給食とコラボの「おはなし給食」で使用した本は,こども司書の
おはなし会で読み聞かせやペープサート,ブックトークなどでみんなに
紹介しました。

写真は「おおきな おおきな おいも」市村久子:作 福音館書店,
自分たちで作った”おおきなおいも”です。たたんだおいもを少しづつ
広げていって大きくなった時には,みんな大喜びでした。

 


未就学児健診の待合室での読み聞かせ,お昼の放送での本の紹介…
実践を通してどんどん成長していく,頼もしいこども司書です。

さて,今日はどんな気づきや「わかったよ!」の笑顔に出会えるでしょうか…
土っ子と共に成長し続けられる学校図書館でありたいです。

みんなで学ぼう!考えよう!-授業と学校図書館の連携を目指して-

★本を集めて「さぁ,授業!」

3学期のスタートともに,図書を使った調べ学習も始まりました。
『学びづくりフロンティアプロジェクト校』である酒井根中学校では,
学校図書館を活用した授業を行っています。

★テーマ,決まったかな?

図書を使った調べ学習で一番大切なこと,
それはテーマをしっかりと決めることです。
教室の授業では,『敦盛の最期』(中2国語教科書)を読んで
本文の内容を確認し,自分のテーマを考えました。
さらに発表をすることで他の人の考え方も学びました。

★本を使ってみよう!

学校図書館の授業では,本を2冊以上使うことを
目標にしています。ワークシートの完成までもう少し!
本の情報(奥付)のチェックも忘れません。

★みんなで考えよう!

疑問点や新しい発見があった時は,班の中で話し合いをします。
先生や学校図書館指導員も一緒にみんなで考えていくことが出来る場所,
それが酒井根中学校の学校図書館です。

東っ子の図書館は、いいところ♪

手賀東小学校の図書館は,2階の中央!特等席にあります。
南向きの窓からは四季折々の景色が見られる,素敵な図書館なんですよ。
全校生徒数50名の小さな学校ですが,
先生を含めて,まるで大きな家族のようです。

1月22日,柏にも4年ぶりに大雪が降りました。
図書館からは,元気に雪遊びするみんながよく見えます。

手前にあるのは,4年生が書いた”ものがたり”。力作揃いです。


図書委員会による「ALTジェレミー先生のおはなし会」


今回読んでくださったのは,「The big turnip(おおきなかぶ)」

初めの言葉は,なんだか同時通訳のようです。
はじめから終わりまで英語尽くしで,なんだか緊張気味ですが…

最後にはジェレミー先生がおじいさん役になり,飛び入り参加のみんなを巻き込んで
Heave-ho! Heave-ho!
みんなが笑顔になりました。


読書会


手賀東小では、今年も全学年で読書会が行われました。

4年生が読んだのは「おおきな木」。
読書会では,自分にとってのおおきな木は誰か?と考えて
「4年生のおおきな木」を作り…

後日行われた二分の一成人式では,
自分にとってのおおきな木である両親に,感謝の気持ちを伝えている生徒もいました。


これこそ,世界に一つだけの「手賀東小短編小説集」


昨年度,「小学生に小説の書き方を教え,短編集として1冊の本にする」という企画に参加した4・5・6年生。
小説家の神永学先生にお越し頂き,指導して頂いた作品たちが今年度1冊の本となって届きました。
神永先生が書かれたあとがきには,”全てが,個性的で,チャーミングで,胸が躍るような素晴らしい作品ばかり”との記載が!!
みんなとても誇らしそうでした。

手賀東小の子供たちに 図書館ってなんだか楽しい!と思ってもらえるよう,これからもがんばります。