柏市学校図書館紹介blog

市内小中学校63校の学校図書館活用の様子を紹介しています

☆「宝箱」をいっぱいにしよう☆ 田中小学校

 田中小学校図書館の本は,一冊一冊が「たからもの」です!

 昨年度より,学びづくりフロンティアプロジェクトの一環で,読書活動にも力をいれており,田中中学校区共通で,全学年で「知識の宝箱」という読書記録にも取り組んでいます。どの子の宝箱にも,大切な一冊が入るように,また,図書館で発見したことや楽しい記憶が,学びにつながるように,今日も明るい図書館を目指します!

  
第一図書室 新刊展示会

 <理科支援員とのコラボレーション>
 自然豊かな校庭には,遊び場だけではなく生きた教材がたくさんあります。理科支援の先生と協力して,手で触れたり,目で楽しむ展示を季節ごとに行っています。


 <いろいろな人が本との出会いを結びます>
 授業での読み聞かせに加えて,昨年度呼びかけて発足した保護者による読み聞かせボランティア,地域の方々によるお話会,図書委員(22名),こども司書(21名)の活躍も読書活動を盛り上げます。
みんなと一緒に楽しんだ本との出会いは,その後の読書意欲につながります。
  図書委員の読み聞かせ
 
 図書委員作成「本の表紙ポスター」。全校朝礼で発表した学年別のおすすめ本は,
いつも大人気です。
  

 〈授業でも積極的に本が活用されます〉
 全学年で国語の授業に合わせた並行読書や,その他教科での調べ学習に本が活用されます。
4年生・ひまわり・なのはな学級では,今年度の夏休み課題図書となった「コロッケ先生の古紙リサイクル授業」が実践されました。
       「紙はゴミじゃなーい」

 5年生では国語「大造じいさんとがん」の学習で,椋鳩十作品を読み「本のショーウィンドウ」を作成するクラスもあれば,隔週ごとにテーマを決めてビブリオバトルが実施されているクラスもあります。 
 
 
 2学期の読書イベント「よむよむラリー」では,0類から9類までの本を場所を覚えながら選ぶことで,1年生も貸出と返却がとても上手になりました。作者の頭文字(ひらがな)を見ながら棚に戻す習慣を身につけて,読み聞かせの後にみんなからのお礼で,本の整理をしてくれています。
  第二図書室「おはなしのへや」
 
 みんなが「たからもの」をひとつでも多く見つけられるように,今日も笑顔が広がる田中小図書館です。

★明るい未来に向かって!★ 逆井中学校

ボランティアさんありがとうございます

 逆井中学校の図書館は,ボランティアさんが年間を通して季節の木をテーマに,
ステンドグラス風に見える絵を図書館の窓に飾ってくれています。
 写真は紅葉と松の絵です。生徒は窓から風景の見える落ち着いた環境の中で
読書をしています。


3年生国語授業支援



 「無言館の青春」の関連本『約束』で,読書会を開きました。
絵本の見開きを交代で朗読し,ワークシートを使って発表をしました。
戦争に行って帰ってこられなかった画学生の気持を感じることが出来た,良い読書会でした。
 現地の無言館に行ってみたいという感想もあり,教科書を深めることが出来ました。

1年生の授業でPOPを作りました



  POPをラミネートし,穴をあけ,リボンをつけて栞にしました。
100冊にPOP付の栞が出来ました。
ブックフェアの時に皆でPOP大賞を決めました。

有志・図書委員会での読書会

   

 
 芥川龍之介の短編集を使って,「杜子春」「くもの糸」の読書会を行いました。
皆の意見を聞きながら,自由に自分の想いを発表できるようになりました。

図書委員会の活動



 昨年度の年間貸出冊数は4000冊でした。
今年度は年間貸出冊数の目標を5000冊としましたが,
12月初めに目標を達成することが出来ました。
 

 図書委員・子ども司書さんたちの積極的な活動で活気ある逆井中学校の図書館です。

ようこそ逆井小学校へ

 逆井小学校の図書室は3階の1番明るい場所にあります。
本校では子どもたちにたくさん本を読んでもらいたいと,様々な取り組みを行っています。

★教育ミニ集会★

 1学期の授業参観では教育ミニ集会を行いました。
テーマは≪“進んで本を読む子が育つ”親子の関わり≫です。
校長先生,教頭先生から“学校ではどのような読書活動をしているのか”
についてお話がありました。
 ボランティアの皆さんの絵本の読み聞かせや,家庭での本との関わり方など,
たくさんの保護者の方が集まり,読書の大切さを改めて話し合う良い機会となりました。




★書架表示★
 2学期にはボランティアの皆さんの協力のもと,本棚に書架表示を設置しました。
どの本棚にどの分類の本が並んでいるのかが,
子どもたちや先生方にもすぐにわかるようになり,大変好評です。



★オープン読み聞かせ★

 10月にはオープン読み聞かせを行いました。
先生方が読む本の題名,内容の紹介と場所を掲示し,
子どもたちはそれを見て自分の行く場所を決めます。
どの先生が登場するかは当日のお楽しみという,新しいスタイルの読み聞かせです。
日頃触れ合わない先生や友達と一緒に絵本を楽しむ良い時間となりました。



★ビブリオバトル★

 今年度から新たな試みとしてビブリオバトルを行いました。
バトラーは3名の先生方で,  見事チャンプ本に選ばれたのは, 
ロバート・フローマン作「このよでいちばんはやいのは」でした。
 図書室には紹介された本を読みにたくさんの子どもたちが訪れ,
「次回はいつですか?」と楽しみにしてくれている様子です。
 3学期には4年生の代表者,図書委員会の希望者,子ども司書,
読書クラブの子どもたちがバトラーになり,ビブリオバトルを行う予定です。
その影響でビブリオバトルにクラスで取り組む学級も増えてきました。



 これからも子どもたちと本をつなぐ活動を全力で応援していきたいと思います。♪

★夢・チャレンジ・大津一小★ 大津ケ丘第一小学校

 
 

 大津ケ丘第一小学校は,夢・チャレンジ・大津一小を合言葉に,学びづくりプロジェクトで,
ICT
の活用と学校図書館活用に取り組んでいます。

 学校図書館は,0類から8類の本を置いた「情報センター」,9類の本の「読書センター」の
2部屋が4階にあります。窓からは大津川周辺ののどかな風景と遠くにスカイツリーを望み,
落ち着いた読書の環境が
整っています。

読書をがんばっています。 

 図書館活用の基本は「読書」です。

 今年度から~6年間で500冊めざそう~をめあてに,「読書の記録」に取り組んでいます。
「読書の記録」が学年の目標冊数を達成すると金の花が咲きます。
12月・・・2学期終盤となり,金の花が目立つようになってきました。


授業で活用しています。
 
 大津一小は,さまざまな授業で学校図書館を活用しています。
1年 図書 二人読み >


2年 国語 生きもののことをせつめいしよう >


3年 国語 生きものとくちょうをしらべて書こう >

 生きもののとくちょうをナビカードにまとめました。

4年 国語 一つの花 >

  戦争の本を読んで,本の帯をつくりました。


5年 社会 あたたかい土地のくらし >

 沖縄について図書とタブレット(インターネット)で調べ,沖縄の方とスカイプを使って交流しました。



6年 総合 未来に向かってはじめの一歩!>

 図書流通で他校からも本を借り,自分のなりたい職業について調べています。

 大津ケ丘第一小学校図書館は,これからも子どもたちが夢に向かってチャレンジできるよう,図書館活用を支援していきます。

 


もう一人の新たな自分を発見!富勢小学校

 富勢小学校の図書館は,コンピュータールームと同じ第2校舎の2階にあります。
9類と絵本がある第1図書室と,0類から8類の本がある第2図書室があります。
今年度から「読書の木」の取り組みを始めました。

廊下に低・中・高学年用に分けた3本の木の壁面を飾り,読書冊数によって葉っぱ・赤りんご・金のりんご に名前を書いたモチーフを貼っています。
月2回の集計・掲示の日には自分の名前を探す子どもの姿が見られます。

だいぶたくさんの実がついてきました。


2学期はいくつかの読書イベントを行ってきました。
★新刊展示会
気になる本を手に取ってみて,じっくり読んでみたい本を選びます。
新しい本に大喜びの子どもたち。
貸出開始日を楽しみにしていました。


★読書チャレンジカード
イベント期間中,読んだ本の題名と感想を10冊分カードに書けたら,図書委員作のしおりをプレゼント。たくさんの子どもがチャレンジに成功しました。


★子ども司書の活動
低学年の教室やボランティアのお母さまとのおはなし会で,絵本の読み聞かせをしています。
本選び・読み方,見せ方の練習も一生懸命です。
図書館前の廊下は子ども司書作の小人の壁面で華やかになりました。


すてきな本との出会いが,もう一人の新たな自分を見つける道しるべとなりますように。

知識の場・憩いの場 西原中学校


西原中学校図書館は2階にあり,明るく開放的です。
読書週間に合わせて新しい本が届き,図書広報委員手作りの新着図書展示会第2弾が
行われました。貸し出しと同時に秋の読書イベント開始!

POP付きの回転ラックにある本はいつも人気。
図書広報委員のおすすめ本のコーナーです。


今年度の図書オリエンテーションでは,校長先生が『空飛ぶタイヤ』(池井戸潤著/講談社)の
ブックトークをして下さり,生徒達は集中して聞いていました。授業参観日に行ったクラスもあり,
保護者の方々に図書館を見て頂く良い機会となりました。


1年生は,1学期末に「読書の記録」の書き方の確認をした後,読書感想文の本や
理科自由研究のテーマを探しました。↓


「読書の記録」のクラス集計は,図書広報委員の仕事です。
昼休みの通常業務の他にも,学級文庫の選書と貸し出し,新着本の帯貼り,
しおり作りなどもしてくれる頼もしい皆さんです。↓


これからも図書広報委員と協力して,知識を広げる場,素敵な本と出会える
憩いの場として活用される西原中学校図書館を作っていきます。

高柳小図書館は「やなぎっこ」と共に成長します

高柳小の図書館はプレハブ校舎の2階にあります。
1年生から4年生までの教室からは離れていますが,週一回の図書の時間には
担任の先生と一緒に利用しています。高学年は図書の時間以外でも調べ学習や読書に
利用しています。(高学年の教室が近いことは最高です!) 
そして休み時間は,本好きの「やなぎっこ」でいっぱいになります。


校長先生からも,全校朝礼で本を紹介していただく機会が多いので展示しています。
【読書の記録】
高柳小では数年前から全校で『読書の記録』に取り組んでいます。
2016年のテーマは『読書オリンピック』です。
4月の図書委員会でテーマと掲示物を決めて,1年間取り組みます。
今年もあっという間に,壁いっぱいになってきました。


【秋の読書フェア】

11月は図書委員会,子ども司書を中心に読書イベントが満載です。
毎年恒例の全員で取り組む「読書ラリー」,図書委員が本とコラボしたパフォーマンス披露。
そして今年の新たな取り組みは・・・『ビブリオバトル』です!
3年生以上の希望者,図書委員会の代表者,子ども司書が発表してくれる予定です。
さっそく図書の時間に取り組む学級もあります。

全校朝礼で図書委員会がデモンストレーションをしました。

図書委員会のみなさん♪ いつもありがとうございます。

このように「やなぎっこ」たちは積極的に「本」とかかわっています。
これからも,将来の「心の財産」になるような本に出会えるお手伝いをしていきたいです。

第8回学校図書館指導員研修会

研修1 どきどきブックトーク

始めにどきどきしながらくじを引いてトークをする人を決めます。
当たりくじに思わずそっくり返ってしまう人もいました。みなさん,内心どきどき,でもとっても楽しそうです。

ブックトークには十分な準備と練習が欠かせません。今回はあらかじめ核となる本を決めておいて,それに繋がる本の紹介をしました。人によって様々な本へふくらむ面白さと多くの本を知る機会となりました。

研修2 国語の単元(教材)の支援について

教科書の単元(教材)を読んで,実践例,生徒の様子,可能な支援を話し合いました。

研修3 読書イベントのアイデア公開



子どもたちが本に親しむきっかけづくりに読書イベントがあります。
実際に学校で使った小物や掲示物を持ち寄り見学しました。おみくじ,ブックカバー,しおり,福袋,読書記録,読書の木の掲示などさまざまなアイデアに自分の学校でも取り組みたくなりました。

その他に公共図書館のヤングアダルトサービス研修会に参加した指導員から受講の感想が報告されました。昨年から中学校担当の指導員は選書の学習を重ねており,大変に参考になりました。さいごに12月の発表に向けてグループワークの最終打ち合わせをしました。

「メディアセンターで見つけよう!読む楽しさ,知る喜び」

【メディアセンター】
高柳中学校の学校図書館は「メディアセンター」と呼ばれています。

平成21年に増設されたプレハブ校舎の1階にあり,学習スペースと書架スペースが整った明るく使いやすい図書館です。館内は無線LANが整備され,調べ学習に役立っています。

図書に限らず様々な情報源に触れられる,「メディアセンター」という名前にふさわしい環境を目指しています。

今年度は新聞の切り抜きコーナーを作り,話題のニュースや風刺漫画,投書欄に採用された中学生の意見文などを週替わりで掲示しています。


 

【図書とネットで調べ学習】

パソコン室のパソコンのディスプレイを取り外し,タブレット状態にして持ち込むと,図書とインターネットを併用した調べ学習が可能です。今年度は,1年国語「ベンチ」,社会「古代文明」,総合学習「職業調べ」,3年国語「無言館の青春」などの単元で利用されました。

生徒たちは熱心に取り組み,求める答えを探して時間が足りない様子……。休み時間に来館して資料を読む姿もありました。


 

【図書委員と図書ボランティアのおかげです!】

メディアセンター開館を支えているのが,図書委員と図書ボランティアの存在です。

図書委員は昼の貸し出し当番だけでなく,毎月,おすすめ本の紹介をしています。POPつきで展示した本は,やはり貸し出し回数が多くなります。

また,前期に行った「図書委員による昼のブックトーク」(毎週金曜日)も効果があり,紹介した本をめあてに来館する生徒もいました。

そして,学校図書館では珍しい朝と夕方の開館を可能にしてくださっているのが図書ボランティアのみなさんです。現在,保護者と地域の方,計22名が登録されています。朝は710800,放課後は下校時刻の15分前まで,曜日で分担して生徒の利用を見守ってくださっています。本の貸し出しだけでなく,自習の場としても使用されています。「開いているのが当たり前」とは思わずに,感謝の気持ちをもって利用したいですね。


【ビブリオバトルで本を知り,お互いを知る】

高柳中では,新年度の図書館オリエンテーションや文化祭でビブリオバトルを実施しています。

読んだら人に伝えることでお互いに読書の幅が広がり,また,伝える力(プレゼンテーションの力)も鍛えられるのではないでしょうか。

9月末に行われた図書委員会主催のビブリオバトルでは,6名がおすすめ本を発表し,『学校では教えてくれない!空想科学「理科」読本』(柳田理科雄 大和書房)がチャンプ本に選ばれました。


10月30日の高翔祭(文化祭)では,体育館ステージでビブリオバトルを行います。
今年で3回目となる図書委員会の活動です。全校生徒だけでなく保護者の方々など来校者も投票してチャンプ本を決定します。6名の発表者はどんな本を紹介してくれるのでしょうか。とても楽しみです。
(結果は,高柳中のホームページをご覧ください。)

 

ちょっと覗いてみたくなる,なんだか癒される,そして,新たな発見がある。そんなメディアセンターを目指して今日も開館しています!

図書館が結ぶ本との出会い 大津ケ丘中学校

読書の秋!只今、昼休み・放課後、そして授業でも図書館が活用されています。


↑ こちらは、理科の授業。
本とタブレットPCを使い、人のかだらの内臓について、グループに分かれて調べ、発表します。
ためになるマメ知識や、内臓の歌♪を取り入れたり、クイズを盛り込んだりと、それぞれの班が発表に向けて、工夫しながら張り切って調べています。


↑ こちらは家庭科の授業。
千葉県の食材や郷土料理を調べて1食分の献立を作成します。
「どれも美味しそう~」「お腹がすいてくる~」と楽しそうな生徒たち。


校長先生も飛び入り参加で、生徒と一緒に調べ学習中。

この他、社会では<日本の諸地域>について、国語では<故事成語>など、たくさんの授業で図書館が使われています。

食欲の秋。おいしい本を召し上がれ。


図書委員さんたちも、イチオシ!のおすすめ本をPOPをつくって紹介しています。


心に残るたくさんの本と出会えるように、知識にも心にも居心地のよい図書館であるように、一人ひとりと一冊一冊を大切に、これからもずっと皆さんを全力で応援しています。