ブログ

活動の様子(R05年度)

ミクロ

顕微鏡でなければ見れない花粉管について学んでいた3年生。

既に肉眼では観測できない世界のことを学習していましたが

染色体の学習に入り、学校にある顕微鏡では視認できない

ミクロの世界まで踏み込みはじています。

目では見ていないので想像するのが難しそうですが、生徒達

は染色体がもたらす遺伝の法則について紙にまとめて発表。

法則を図に表して説明するほどしっかりと理解しています。

生徒達が図で解説した「3対1の比率で遺伝的な特徴が現れる」

ことを確認する実験では、染色体に見立てた2色のビーズを

ひたすらフィルムキャップから出しては戻してもを繰り返す

ことで染色体の動きをシミュレーションします。クラス全体で

力を合わせて400回ほどのデータを取り、見事に3対1に

近い数字を算出して法則の正しさを確認していました。

生の声

次年度の制服の在り方について、生徒会役員と生活委員会で意見交換を

しました。ジャージ登校を経験した生徒達の口からは「着替えるのが楽

だった・動きやすい・体温調節しやすい」とプラスの意見ばかりが出て

いました。逆に制服については「肌触りが気になる・冬場のスカートは

寒い」とマイナスな側面を挙げる意見ばかり。こうなると、もはや制服は

必要ないように思えてしまいますが、制服は無くても良いのかと生徒に

尋ねると、誰一人として無くして良いと答える生徒はおらず「式典には

必要・受験を意識した服装の練習」といった意見が出てきます。全ての

生徒達がTPOの概念を持っていることがわかり、その精神年齢の高さに

驚かされます。

自分達だけでここまで建設的な話し合いを展開できる生徒達であれば、

子どもの主張を中心に新たな校則を作り出していくことにも問題が無い

ように思えてきます。

難しい

平和主義を憲法に定めつつも世界10位の水準で軍事費に予算を割いている

という情報が出てくる日本。自衛隊や集団的自衛権について学習している

3年生は、これらの事柄が平和主義に反していないのかを考えています。

生徒達も色々と悩んで自分の意見を出していましたが、日本を取り巻く国際情勢

の説明を聞くと考えが変わっている場面もありました。

正解がなさそうな難問ですが、こうした問題についてしっかりと考えている

子ども達がいれば、未来の地球は今よりも良くなっているかもしれません。

風が吹いても大丈夫

今週の月曜日に菜の花学級が種を蒔いた「リナリア」と「大根」が

早くも発芽を始めています。10月に入り涼しくなり、植物にとっても

過ごしやすい天候になってきたと言ったところでしょうか?

大根の栽培では、新たな試みとしてマルチングシートを敷いています。

シートが飛ばないほどの溝を掘るのは大変ですが、生徒達は根気よく

掘ってはシートに土をかぶせる作業を繰り返します。その結果、昨夜

のやや強い風にも飛ばされない頑丈なマルチングシートとなっていました。

上手くいけば100本くらいは大根が出来そうな規模の畑に、今から

収穫の時が楽しみでなりません。

 

意識しすぎ

修学旅行のリハーサルを意識しているという1年生の校外学習は

準備の段階で3年生と同じ旅程表を使って計画を立てています。

校外学習当日にはカメラを持って行動するようで、準備だけでなく

活動内容まで修学旅行を意識していることが伝わってきます。

廊下には3年生の修学旅行新聞コンテストで優秀な成績を収めた

新聞がお手本として既に貼りだされており、校外学習実施後の

活動まで考えて生徒達は動いています。

授業が少し早く終わった時間には写真撮影の練習までしていた

ので、明日の校外学習で心配することは何もなさそうです。

いいね

社会に貢献する建築を信念として活動している建築家「板 茂さん」が

書きおろした「紙の建築」という題材で勉強する2年生。文字通り

教科書に出てくるお手本と言える、働くためのモチベーションを学んだ

2年生は、学習のまとめに「働くことでどうやって社会に関わって

いきたいか?」を発表しています。「どのような仕事でも社会の歯車

の1つであるので、小さなことから貢献していきたい」といった、

板さんが乗り移ったかのような発表もあれば、賃金を効率よく稼ぎたい

という労働の本質を追求する発表もありました。教科書を読んだ後だと

後者の発表が間違っているようにも感じてしまいますが、発表後には

どんな意見にもクラスメートからの前向きなコメントが寄せられていました。

本格的歌声

本日から合唱特別日程が始まり、帰りの会の時間に本格的に合唱の練習

をしています。さすがに2・3年生は初動が早く、既に指揮者と伴奏者が

曲の進行をリードしています。声変わりが来ていない幼さが残った歌声

も相まってか、元気一杯に歌っているように聞こえる1年生。先輩達に

負けないやる気をひしひしと感じます。

練習全体を見回っているのは、吹奏楽部の東関東大会出場に一役買った

若き名将である吹奏楽部の顧問。ふらりと現れては一瞬で歌のポイントを

把握して改善点をアドバイスしていました。本番までの1ヶ月弱で、生徒

達はどこまで上達するのでしょうか?

真摯

受験対策として、3年生の生徒達は小論文と面接の練習をしています。

好きな漢字をとその理由を述べる小論文では、1つの漢字から自分の

夢・力を入れてきたこと・人生観・知識の広さ等々、あらゆる話題に

話を広げています。自分なりの信念を持って中学校生活を送ってきた

3年生だからこそ出来る芸当ではないでしょうか?

面接はというと、入退室の所作は既に校長から100点満点の評価を

受けるほど洗練されています。受け答えをする際にも、その手に資料

等は一切なく、志望動機や自らのアピールポイントは完全に頭の中に

入っているように見えました。また、高校進学後の未来も既に描いて

いることも生徒達の凄いところ。面接官に柏三中の生徒が夢に向かって

努力するビジョンを浮かばせるに十分な迫力で夢を語っていました。

声色から緊張している様子はありありと伝わってきましたが、ただの

練習にもそれだけ真剣に向き合っている証拠でもあります。緊張を悪

と思わない陽転思考で練習を続けてほしいですね。

見どころがありすぎる選挙

本日は生徒会役員立候補者の立会演説会がありましたが、前日の

リハーサルでは演説が制限時間の2分を超えてしまうケースもあり

立候補者達も若干の不安を残したまま演説へと臨んでいることが

予想されます。しかし、リハーサル終了後にすぐさま立候補者

と推薦責任者が演説内容を見直している姿を見ると、本日の演説

までにしっかりと軌道修正してくるのではないかという期待もあります。

3年生の応援責任者が2年生の立候補者の演説時間を確保するため

自らの演説内容を削るという調整をしているペアもあり、憧れの

先輩が自分を立てるために一歩引いてくれる姿を見て、やる気と

プレッシャーが倍増している姿もありました。遅くまで残っている

立候補者と応援責任者ですが、その決選方法は信任投票であり、

「よほどのことがない限り落ちないだろう」と高をくくっても

不思議ではなさそうですが、自らの思いを全力で伝えるべく最後

まで演説内容を考え抜いていました。もはや選挙前から最高の

生徒会が誕生することを確信してしまいます。

いざ本番では、候補者・応援者ともに熱い思いを感じる名演説の

連続。応援者も生徒会で力を発揮してほしいと思ってしまうほどの

傑物ぞろいでした。話を聞く生徒も、面接の順番待ちかと思うほど

素晴らしい姿勢をキープしています。

そんな素晴らしい選挙を運営したのは選挙管理委員会の生徒達。

立候補者の演説が終了した途端に拍手が沸き上がり、次に控える

応援責任者の話すタイミングが数秒遅くなるという突然の事態にも

素早く反応してタイマーを止めます。2分間の演説のために膨大な

準備を費やしたした生徒達に対し、公平な選挙を提供しようと徹底

していました。演説会終了後も票数をトリプルチェックしており

1票たりとも漏れがないように細心の注意を払っていました。

(保護者用のページを更新しました)

美化委員会が1日でやってくれました

2年生が臨時の清掃見直し会議を開いています。会議の最初には、2年生美化委員会

が撮影・編集した動画が流されます。臨時の会議ということで十分な準備時間はなかった

はずですが、ここまでの動画を作る美化委員会の仕事の速さには驚かされます。

動画から美化委員会の熱意を感じたのか、掃除について話をする担任の声にも自然と熱が

こもっているように聞こえてきます。その場で掃除用具を取り出し正しい箒の使い方を

確認しだすクラスもありました。掃除担当者の最適な編制まで見直しており、正に基礎

に立ち返っての確認という印象を受けます。

広がる選択肢

現在生徒達が力を入れて勉強しているであろう国語・数学・理科・社会・英語

の5教科。これらの知識が満遍なく活かされる職業があるのかと考えると、意外

と思いつくものがなく、世の中の職業の多くは専門性が求められているように

思えてきます。

このように書くと勉強が必要ないもののように思ってしまいそうですが、

本校の研究主任が若手職員に配付している研修用の広報誌に載っていた

「学ぶことで人生の選択肢が広がる」という言葉を聞くと、あらゆる教科を

学ぶ必要があるように思えてきます。

進路学習で職業について調べている2年生も、マーシャラー(航空機の着陸を誘導する係)

などの、聴き馴染みの無いような仕事まで調べて自らの将来の選択肢を

増やしていました。世の中の働く人たちがどんな仕事をしているか勉強

すれば、勉強に対する意義を今以上に見いだせるかもしれません。

蘇る夏

朝晩がだいぶ涼しくなり、夏の終わりを肌で感じる季節となってきました。

しかし、2年生の廊下に飾られている「夏休みの思い出川柳」を見ていると

楽しかったり、部活に燃えていたりと、生徒達の色々な夏休みが脳裏に浮かん

できます。

部活動を題材とした川柳では涙というワードが出てくるものがあります。

同じ涙でも流した時の感情には違いがあり、生徒達が酸いも甘いも経験した

夏となっていることが伝わってきます。旅行先や何気ない日常の景色に感じた

心の動きを詠んだ「これぞ川柳」という作品もあり、夏休み中の経験を通して

生徒達の人生に深みが増しているように感じます。

未来へと繫がる訓練

ネットで地震について検索すると「南関東でマグニチュード7クラスの地震が

今後30年以内に起こる確率は70%になる」といった情報が出てきます。30年

以内という大きな括りで見れば、生徒達が人の親として災害に直面する可能性も

十分にあります。そう考えると、防災に対する教育というものは、生徒達の子ども

にまで影響を与える重要なもののように思えてきます。

本日の避難訓練では、一時避難の後、生徒達へと事前に取ったアンケートの結果

を共有しました。アンケート結果は下の動画で確認できますので、ご家庭でも

防災対策について話し合いをしていただけたら幸いです。

勝負は一瞬

本日から生徒会立候補者の街頭演説が始まりました。有権者である生徒達は

校門から下駄箱までの道すがら立候補者達の前を一瞬横切るだけなので、

立候補者達はその一瞬に自らをアピールしなくてはなりません。立候補者達も

そのことを理解しているようで、元気な声で自分の名前とあいさつを朝の校舎に

響かせます。爽やかで頼りがいのありそうな声には、多くの有権者達が好印象を

受けたのではないでしょうか。

立候補者達の隣に立つ推薦責任者の生徒達を見回してみると、生徒会役員

応援団長・各部の部長などなど、先頭に立ち学校を引っ張て来たカリスマ達

が勢ぞろい。もはや傍にいるだけで有権者達の心を引き寄せる効果がありそう

ですが、現役生徒会長にいたっては街頭演説のコツまで伝授していました。

朝の時間はあいさつだけでしたが、帰りの会の時間では自らのマニュフェスト

をクラスに訪問して発表します。3年生のクラスに訪問する候補者達は先輩の

前で演説することになりますが、物怖じする様子なく、自らが学校を引っ張て

行く意思を表明していました。学校を引っ張っていくための具体的な政策も

きっちりと発表しており、中学生ながら本格的な選挙となっています。

ターニングポイント

テスト返却時間の生徒達は、テスト本番と同じくらい集中して問題用紙

を見つめています。1年生の英語では、アメリカ英語では「on」を使うが

イギリス英語では「in」を使うという指摘が生徒から飛び出してきます。

教科書には載っていませんが、辞書にはしっかりと載っている鋭い指摘に

1年生英語科の教員も緊急で話し合いを始めていました。生徒達の幅広い

知識には教員も驚かされていたように見えました。

委員会活動の時間では、多くの委員会が前期の反省をしていましたが、

他の委員会と違い輝秋祭が終わるまでが任期の歌声委員会は、これから

が勝負の時だと気合を入れています。生徒会選挙を控え、引継ぎを考える

時期となっている3年生の生徒会総務部の生徒達は、新しい生徒会役員達

のことを考えて生徒会室を大掃除。立つ鳥跡を濁さずという言葉がピッタリ

です。

二期生だと、いまいち前期と後期の切り替わるタイミングが掴みづらい

ですが、今回の委員会活動で生徒達の気持ちにも少し変化が生まれたの

ではないでしょうか?

価格破壊

既に何回も収穫したにもかかわらず、未だに畑に青々と茂る菜の花

学級の空心菜。以前も職員に販売をしていましたが、本日は保護者会

に参加する保護者の方々に1束50円という破格の値段で販売をしました。

3年生が進学を希望する高校でも駅前で販売会を開催しているようで、

本日の活動は生徒達にとって良い体験になったと思われます。初対面で

あろう保護者の方々に、少し照れた様子を見せながらも、しっかりと声を

出して購入を呼び掛けていました。

保護者会が始まる前のお忙しい時間に足を止めてくださった保護者の方々

ありがとうございました。

第29回東関東吹奏楽コンクール

9月16日、神奈川県の横須賀芸術劇場で実施された、令和5年度第29回東関東吹奏楽コンクールに吹奏楽部が参加しました。3年生の先生方も応援に駆けつけてくれました。演奏を終えた3年生の達成感あふれる笑顔が印象的でした。

 

 

ことわざの否定

1年生はテスト前から校外学習に向けて準備をしていますが、テスト

終了後の本日も放課後に集まって会議を開いています。テストから

解き放たれた開放感を味わう間もなく始まる会議ですが、生徒達は

しっかりと集中して話し合いを進めていました。

1年生が準備を進めなくてはいけないのは校外学習だけではありません。

輝秋祭に生徒会選挙と、中学校生活初めての行事が怒涛のように押し

寄せてきます。一度に全部を成功させるのは至難の業のようにも思い

ますが、校外学習実行委員を担当する教員は「三兎とも捕まえましょう」

と有名なことわざを真っ向から打ち破るよう生徒達へと呼び掛けていました。

異次元バトル

本来であれば部活動停止期間ですが、16日に東関東吹奏楽コンクール

に出場する吹奏楽部だけは特例で午後練習をしています。

2月頃から練習を始めているということで、かれこれ8ヶ月近く同じ楽曲

を演奏し続けている吹奏楽部。音楽に精通している者でなければ、もはや

改善する部分など思いつかない異次元のレベルに達しており、練習を聞いて

いるだけでも鳥肌が立ちっぱなしになります。鳥肌が立つ要因の1つである

迫力ですが、吹奏楽部の演奏は音というものが空気の振動であるということを

理屈ではなく肌で理解させてくれるほどで、まさに大気を震わすほどの勢い

があります。

ここまでの演奏をしながらも、生徒達は慢心することがないようで、トランペット

のパートリーダーは、わずかな休憩時間も後輩と改善点を確認。顧問から何かしら

の指示が出た際、逐一返事をする誠実さも、些細なことのようでも人の話をよく聞く

向上心の現れのように思います。

残りの練習は2日後の1回のみですが、吹奏楽部の生徒達であれば、その1回で

演奏を更に良いものへと昇華させてくれるのではないでしょうか。

リベンジ

テスト2日前なので勉強をする必要がありますが、だんだんと近づいてくる

合唱コンクールの準備も同時に進めなければいけないのは中学生の大変な所

かと思います。クラスの歌のイメージ画を考えたり、合唱のスローガンを考え

たりと、歌の技術以外の部分にも力を注いでます。こうした活動も協力しな

がら進めている様子を見ると、いざ歌い始めても一致団結した歌声を響かせて

くれるような予感がしてきます。

昼休みの3年生の教室を覗くと、既に自主練習をしている伴奏者と指揮者

の姿が。練習をしている生徒は、1年生の時には伴奏者賞を受賞しましたが

2年生の時には惜しくも受賞を逃したということで、今回のコンクールに

かける意気込みは相当なものかと予想されます。合唱コンクールに情熱を

燃やす生徒は、既に水面下で努力を重ねているようです。

健全な政治

2年生の社会科では、自分だったらどんな政策を立てるか考える授業

をよく展開しています。

現代社会の授業では大分県の豊子海峡ルートの必要性を考えていました

あれば便利そうな海峡ルートですが、様々な視点で考えてみると、建設

に対して100%全員が納得することは難しいような気もしてきます。

正解がなさそうなグレーな課題に対し、生徒達は費用対効果などを考慮して

自らの考えを述べていました。意見を聞く生徒もしっかりとメモを取り

相手の主張の是非を考えていました。

2年生のロールプレイングは現代社会の政治家だけではとどまりません。

江戸時代の将軍の気持ちになって外国との付き合い方についての方針を

決めています。他の班の政策に「~の活用」という言葉があれば、どう

やって活用するのかを質問し、具体的な政策について聞き出す2年生。

曖昧な表現で政策を決定することを決して許しません。

様々な角度から考え、具体的な手法を導き出そうとする2年生であれば

あらゆる課題に対してより良い答えを見つけていくことが出来るのでは

ないでしょうか?

対象年齢0~15歳の玩具

台風接近の影響により外はどんよりとした天気ですが、家庭科の夏休みの

宿題である「幼児向けおもちゃ」の発表会をする3年生の教室は非常に

賑わっています。おもちゃで遊んでいるのは幼児とは程遠い3年生ですが

丁寧に作られた作品の数々を見ていると、ついつい盛り上がってしまう

のも頷くことができます。

作品は身近なものをリサイクルして作られたものが多く、生徒達のアイディア

が光っています。楽しさの追求だけでなく、安全面の配慮も忘れておらず

作品の角にある尖った部分はしっかり削ったようです。その際には、技術科

の授業で習った技術を活用したらしく、他の授業で学んだことが生徒の中に

定着していることが確認できました。

素敵なおもちゃに囲まれた生徒達は相当気分も乗っていたようで、普段は

カメラを向けるとソッポを向くクールな生徒が自らの作品とのツーショット

を撮るようお願いしてくるほどでした。

他人任せにしない生徒

本日の昼休みから、新たな生徒会役員の立候補受付が開始されました。

受付の列に最初に並んだのは、今年度に初出馬する2年生。昨年度の

同級生生徒会役員の活躍を見ている今の2年生であれば「今年も同じ

メンバーに任せておけば大丈夫」という思考に偏っても不思議では

無いように思います。頼れる同級生を知ってなお、自分で学校を良く

するために行動を起こす2年生の熱意は凄まじいとしか言いようが

ありません。

2年連続で立候補の受付をする選挙管理委員会の3年生の対応は

ベテランの風格が漂っています。2年連続とはいえ、1年に1回

あるだけの選挙管理委員会の仕事を何故ここまで熟知しているのか

不思議に思ってしまうほど見事な対応をしていました。1年生の

選挙管理委員会は、そんな最高のお手本である3年生の背中をジッと

見つめて勉強。2年生の選挙管理員会は「選管だより」を発行する

ため休み時間返上で原稿作成と、多くの選挙管理委員会の生徒達が

選挙運営のために努力をしています。

 

美徳を捨てろ

3年生の中には、今年の夏休みは必死に勉強に打ち込んだという生徒も

いる事かと思います。そんな生徒達にとって、期末テストよりも出題範囲

の広い実力テストにかける意気込みは高いのではないでしょうか?

5時間連続の長丁場ですが、しっかりと集中して問題を解き続けています。

正しい入退室の動画視聴や資料作成など、面接についての準備も着々と

準備を進めています。謙虚が美徳とされる風潮がある日本人にとって、自分

の長所を挙げる面接資料の作成は苦手意識を持つ方も多いかもしれません。

3年生の中にも、文字通り頭を抱えながら自分の長所を考えている姿が

ありました。高校受験以外でも求められるであろう自分の長所を分析する力。

ナルシストや自惚れ屋といった少し否定的な印象を受ける言葉があるため、

自分に良い評価を下すというのは気恥ずかしさや抵抗があるかもしれませんが

学校生活のあらゆる場面で活躍をしてきた3年生達が思いついた長所であれば

決して自惚れや誇大表現では無いはずです。

価値が解る1年生

夏休み前に植えた時はとても小さかった、菜の花学級が育てている

空芯菜ですが、夏休み明けには通路にツタがはみ出してきそうなほど

大きくなっています。いざ収穫すると、昨日と今日の2回収穫しても

未だに畑には青々と空芯菜が残っているほどで、1カ月程度でここまで

成長する植物の強さには驚かされます。

収穫した空心菜は菜の花学級の生徒達だけでは食べきれないため

職員に向けて販売をします。あまり馴染みのない空心菜の購買意欲

を搔き立てるため、おススメの調理方法を紹介しながら販売するなど

一工夫した販売方法を実践していました。

販売スペースに通りかかった1年生は、その安さに驚いていましたが

こちらは生徒が野菜の相場を理解していることに少し驚いてしまいました。

 

切り替え

先週の金曜日には学習委員会の生徒達が各教科担任に授業の持ち物

やテスト範囲などを確認し、夏休み明け早々授業再開の準備をしている

姿が見られました。

そんな学習委員会の仕事のおかげもあってか、どの学年も久しぶり

の授業とは思えないほど集中をしています。10日後に前期期末テスト

3年生に至っては2日後に実力テストがあるとなっては、この集中力

も頷けるようにも思えますが、生徒達の気持ちの切り替えの早さには

驚かされます。

 

壁を壊せ

いよいよ夏休みも終わり、校内では夏休み明け集会が開かれています。

学校長からは「三日坊主は脳科学的には正しい」という話がありました。

慣れないことに挑戦する際に人間はストレスを感じ、無意識に脳が「嫌」

という防衛反応を起こすことが三日坊主のメカニズムらしいです。

脳科学的には正しいからといっても、三日でやめてしまっては力にならない

ということで、三日坊主を超えるための5つの壁と習慣化することの重要さ

についても話がありました。

学校長の話の後には生徒達の表彰式がありましたが、待機室である理科室

の席は満席状態。数多くの生徒達が活躍していることが一目で解ります。

三日坊主の話の後に、三日坊主の壁を越えて来たであろうお手本のような

生徒達がズラリと勢ぞろいし、全校生徒の気持ちも夏休みから日常へと

切り替わったのではないでしょうか?

そんな、練習を習慣化させてきた3年生ですが、日に日に近づく受験のため

自らが築き上げた習慣を壊す覚悟も決めているようで「部活から勉強に切り

替える」という目標を立てています。運動から勉強に努力のベクトルを

変えるのは大変そうですが、一度壁を乗り越えた生徒達であればどんな壁

でも再び乗り越えることが出来るはずです。

余談ですが、「部活から勉強に切り替える」という目標を立てた3年生は

明日予定されている高校の部活動体験に参加するようです。まだまだ部活

に対する情熱の炎は消えていないことが伝わってきました。

 

表彰一覧

令和5年度柏市中学校バスケットボール春季大会 3位 県大会出場 ベスト16
柏市民剣道大会2年女子個人戦準優勝・3位
第69回全日本中学校通信陸上競技大会千葉県大会 共通男子800m出場
第69回全日本中学校通信陸上競技大会千葉県大会 共通男子110mH出場
第69回全日本中学校通信陸上競技大会千葉県大会 共通女子200m出場
柏市中学校総合体育大会 陸上競技の部 2年男子100m第4位
柏市中学校総合体育大会 陸上競技の部 3年男子100m第8位
柏市中学校総合体育大会 陸上競技の部 共通男子200m第5位
柏市中学校総合体育大会 陸上競技の部 共通男子400m第3位
柏市中学校総合体育大会 陸上競技の部 共通男子800m第3位
柏市中学校総合体育大会 陸上競技の部 共通男子1500m第7位
柏市中学校総合体育大会 陸上競技の部 共通男子110mH第2位
柏市中学校総合体育大会 陸上競技の部 共通男子4×100mR第2位
柏市中学校総合体育大会 陸上競技の部 3年女子100m第3位
柏市中学校総合体育大会 陸上競技の部 共通女子200m第1位
柏市中学校総合体育大会 陸上競技の部 共通女子800m第8位
柏市中学校総合体育大会 陸上競技の部 共通女子4×100mR第4位
柏市中学校総合体育大会 剣道競技の部 3位
柏市中学校総合体育大会 卓球競技の部 男子ダブルス 準優勝(県大会出場)
柏市中学校総合体育大会 バスケットボールの部 3位
柏市近隣中部地区研修大会 団体戦 準優勝
第77回千葉県中学校総合体育大会陸上競技の部 共通男子800m出場
第77回千葉県中学校総合体育大会陸上競技の部 共通男子110mH出場
第77回千葉県中学校総合体育大会陸上競技の部 共通女子200m第7位
第77回千葉県中学校総合体育大会陸上競技の部 共通男子4×100mR出場
千葉県吹奏楽コンクールB部門 予選大会 金賞 本選大会出場
千葉県吹奏楽コンクールB部門 本選大会 東関東大会出場
松戸市陸上競技選手権大会 中学男子円盤投第3位
第41回佐倉市長杯中学生レスリング選手権大会110kg級 優勝
柏市中学校総合体育大会 水泳競技の部 200Mバタフライ3位 200M個人メドレー3位 (県大会出場)
柏市中学校総合体育大会体操競技の部 あん馬 第3位、鉄棒 第3位、跳馬 第3位、ゆか 第3位、個人総合第3位
第72回千葉県小・中・高校席書大会 特選 

 

解禁

本日のテニス部の活動は豊四季中学校との練習試合です。

豊四季中学校の生徒達は強敵だったようで、なかなか思う

ような試合運びが出来ないようでした。しかし、試合後に

反省点を述べる場面では、試合で見えた自分の改善点を

しっかりと分析して話を進めていました。

プレーの練習だけでなく、1年生はライン審判などの

練習もしており、2年生は1年生のそばにピッタリと

くっ付いてマンツーマン指導をしています。土日には

練習の合間にコートの整備もしていたようで、テニス部

の生徒達は大会などの運営能力も磨かれているように

思います。

テニス部の生徒達の練習意欲は凄まじく、豊四季中が

帰った後にもチームメート同士で球を打ちあいます。

1年生が試合をしている際中には、コロナ対策が緩和

されたことで解禁された声出し応援をする2年生。つい

最近解禁されたことなので、2年生といえど慣れている

応援では無いはずですが、バリエーション豊富な応援

を場面ごとに使い分けて試合を盛り上げていました。

預言者

土日に記録会が予定されている陸上部は、朝早くから体を動かして

最終調整をしています。1年生には新品のユニフォームが届いた

ようで、いよいよ陸上部の正装を身にまとっての記録会ということで

やる気も倍増しているのではないでしょうか?バトンパスの練習を

何度も繰り返しています。練習をする部員の中には3年生も混ざって

おり、練習のかたわら、1年生へとアップやリレーのアドバイス。

県大会にも出場するほどの大先輩のアドバイスは1年生達にとっては

何よりも心強いものだと思います。

3年生になると、進学後に陸上を続けるかどうかも考えているようで

陸上部の顧問と進路について話をする場面もあります。実業団で活躍

する教え子を輩出するほど、選手の才能を見抜く力にたけた顧問から

練習環境次第では相当成長すると太鼓判をもらう3年生。1度しかない

高校生活なので、何に重点を置くかはパッと決めることは難しいこと

かと思いますが、運動の中でも比較的苦しい部類に入る中長距離を

自ら進んで練習している生徒であれば、何に対してもストイックに

努力をし続けるのではないでしょうか?

目指せ下克上

夏休みも残すところ僅かとなり、名残惜しさを感じてしまいそうな

時期ですが、新人戦のシード枠を勝ち取るために全力でプレーを

する各校の女子バスケットボール部の生徒達からは、前述したような

後ろ向きな様子は全く感じません。

新チームとして歩み出して1ヶ月程度ですが、試合では1年生も

しっかりと活躍しており、先輩と後輩が連携しながら戦う姿からは

夏休み中の練習の成果が出ていることがうかがえます。全部で5試合

というかなりの長期戦でしたが、生徒達は試合だけでなくTOの時も

しっかりと集中。「夏休み中はだらけていた」という言葉は、女子

バスケットボール部の生徒達には無縁のものだと断言できます。

試合結果は4勝1敗と大健闘ながらも、惜しくもシード権は逃して

しまいましたが、シード枠を逃したチームの中では一番勢いがある

ことが予想できるような結果となりました。

応援に来ていた男子バスケットボール部の生徒達も、素晴らしいプレー

が出るたびに大きな拍手で女子バスケットボール部の部員を盛り上げて

いました。午前中に応援をして、大会終了後の3時30分からは自分達

の練習と、男子バスケットボール部の生徒達も大会当日ではないにも

関わらず忙しい1日を過ごしていました。

職員も勉強

俗に言う若年層に該当する職員は、学校内のベテラン職員を講師として

校内研修を実施しています。9月から活動がより本格化してくる合唱

コンクールに向けた研修では、近隣の中学校から合唱コンクールの審査員

を依頼されるほど音楽に精通した1学年の音楽担当教員の講話がありました。

音楽科の教員でなくとも、生徒達へと的確なアドバイスを出すため、

かなり専門的な話もしっかりと聞いていました。

中学生にもなると、音楽に対する専門的な知識がある生徒もいること

が予想されるため、担任を持つ職員も合唱コンクールの指導にはある程度

プレッシャーのようなものを感じているかもしれません。

勿論、行事だけでなく、授業づくりについての研修もグループワークを

交えながら実施しています。

 

再確認

令和4年度の千葉県の教職員による不祥事の件数は23件であり、その

内容を見てみると、部活動中の体罰・現金の横領・SNSを通じた私的な

やりとり等、様々なものがあります。不祥事の事例から、どういった危険

要素があり事件が発生したのかを考えてみると、本校の管理状況でも不祥事

へと繋がりかねない危険要素があるように思えてきます。

決して他人事ではない不祥事について、柏第六小学校と柏第七小学校の

先生方と合同で研修を行いました。講師である柏市教育委員会児童生徒課の

課長石井さんの講演内容を聴いていると、柏三中の生徒達も講演を受けた

SNS集会で出て来た「SNSは使い方次第」という言葉を思い出します。

細かい講演の内容は当然違ってきますが、問題を防ぐためには己の自制心が

必要であることについては、大人も子どもも共通している部分かと思います。

夏休み明け前に、仕事や生徒に対する向きあい方についてしっかりと考えなおす

非常に良い機会となりました。

午後には、本校を会場にして柏三中校区コミュニティー・スクールが行われました。

地域の方や保護者の方、本校と六小、七小の教員が集まり、地域の学校に通う

子どもたちが活躍できるために何ができるかを話し合いました。

締めのうどん

夏季休業中も部活動で登校している生徒達ですが、家庭科部の夏休み

前半の活動は本日が最終日。普段は輝秋祭に向け机の上からはみ出る

ほど大きな布を加工していますが、本日は本格的な手打ちうどんと

ゼリーを作っていました。

食べる時は気に留めたこともありませんが、1玉のうどんとは一体

何本のうどんの塊なのでしょうか?巨大な生地を均等になるよう少し

ずつ丁寧に切り、切ったうどんを一本ずつ広げる家庭科部を見ていると、

安いものでは100円以下で買えるあの1玉にも相当な労力がかかって

いるように思えてきます。なかなか時間のかかる大変な作業ではありそう

ですが、日頃から鍛えている手先の器用さと部員達の連携により、短時間

で数えきれないほどの本数のうどんを量産していました。ちょっとした

空き時間に調理器具をどんどん洗っていく気配りも素晴らしかったです。

ピッチングの極意 ~下半身偏~

現在は卓球部の顧問ですが、学生時代は大阪屈指の強豪校でピッチャーとして

活躍し、バッテリーを組んでいたキャッチャーはプロ野球選手になっているほどの

活動実績を持つ2年1組の担任。野球を見ていると昔の血が騒ぐのか、本日は

野球部のピッチャー達にピッチングにおける下半身の使い方をレクチャーして

いました。

最初のトレーニングは、遠くから見るとブランコにでも乗って遊んでいるかの

ように思う、見たこともないもの。日頃とは違う練習に生徒達も刺激を受けた

のではないでしょうか。慣れない練習にもガンガン挑戦していきます。

俗に言う「球に体重を乗せる」重心移動と足の使い方という、難しそうな解説も

聞いていましたが、徐々にコツをつかみだし特別講師からも認められる球を

投げていました。

(保護者用ページの野球部のページを更新しました)

剣の道に終わりはない

まだギリギリ柏三中の生徒である昨年度の最終日まで稽古をしていた

剣道部の卒業生ですが、本日も武道場で汗を流しています。面により

素顔は見えませんが、中学生よりも鋭い打ち込みとやや野太い雄叫び

により、すぐにその存在に気付くことが出来ました。また、素早いのは

打ち込みだけではありません。防具の装着も以上に早く、三中生と同時

に準備を始めると一足先に装着が完了しており、細かいことではあり

ますが、剣道に向き合ってきた時間の違いが伝わってきます。

総体は終了しましたが、昇段審査を控える3年生も武道場で型の練習

をしています。総体が他人との闘いだとすると、昇段審査は自分との

闘いといったところでしょうか?自身の技術の向上のため、同じ動き

を繰り返し練習して動きの精度を高めていました。型の練習が終わると

後輩達と打ち込み稽古に励んでいましたが、そこでは見事な一本を決めて

おり、引退してもなお、後輩たちにとって良い目標であるように感じました。

場数が違う!!

夏休みに入ってからは生徒が運動する姿ばかり見ていますが、本日は

8月25日に控える英語スピーチコンテストの練習をする姿を見ること

が出来ます。3年連続でスピーチコンテストに出場する3年生は「自分

の進路は自分で決めるしかない」といった、難しそうな内容のスピーチ

をします。それでも特段詰まることなく流暢に話し切り、本番の制限時間

である5分にかなり近い、4分45秒で原稿を読み切っており3年連続

出場の実力を見せつけてくれます。

「不思議の国のアリス」の朗読をする1年生の出場者は、英語科の教員

からのアドバイスを小さな紙に逐一メモをしています。彼女「She」

と海「Sea」の発音の違いなど、かなり細かいことまで教えられて

いましたが、しっかりとコツを覚え、二回目の練習ではしっかりと

指摘された部分を修正していました。

どちらも本番では原稿なしでのスピーチということで、出場する生徒達は

日常会話なども英語でこなせるくらいのレベルへと到達している猛者達

であることがうかがい知れました。

本気

7月31日にコンクールを控える吹奏楽部は、本番を意識して体育館

で練習をしています。小窓から吹く僅かな風ですら涼しく感じてしまう

ほどの体感温度ですが、生徒達は練習に集中しています。

本番3日前とあれば、ひたすら演奏をするのかと思いきや、入場の

練習を3回ほど繰り返す吹奏楽部。持ち運びが大変なパーカッション

は特に細かく練習をしており、準備にかかる時間まで計測しています。

楽器の向きや配置が僅かにずれていればミスをする可能性も上がると

考えると、些細なことのようですが入念に練習をするのも頷けると同時に

慣れない会場での演奏の大変さが伝わってきます。

演奏が始まると、生音演奏なのか疑わしくなるほどの迫力と澄み切った

美しさを併せ持つ音色が体育館に響き渡ります。それでもなお妥協しない

顧問は、自前のトロンボーンを持ち出しての熱血指導。普段はユニーク

な言い回しでアドバイスをする顧問ですが、本日はそういった様子も

見られず、コンクールにかける熱意の大きさがよく分かります。

当然生徒達の熱意も負けておらず、休憩時間となっても涼しい休憩所へと

避難することなく自主練習に励みます。休憩所へと向かう生徒も、どちら

が先に付くか競争しており、暑さにへこたれない気合を感じます。

また、体育館には伊藤楽器さんが来てくださり、演奏を聴いて違和感が

あれば、その場で楽器を調整してくださいました。お忙しいところ生徒達

のためにご尽力くださりありがとうございます。

(保護者用ページの吹奏楽部のページを更新しました)

伸び伸び

体育館や校庭で活動する部活は一つではないため、各部活とも日頃から

限られたスペースで練習していますが、本日の校庭は野球部が独占して

おり、広い校庭に向かってガンガン球を飛ばしています。打球の飛距離や

方向が解る練習はやっている生徒達も楽しいのではないでしょうか?

体育館では、男子バスケットボール部がフルコートのゲームをしています。

頼れる先輩がいなくなり、プレーの幅をより広げていきたいであろう1・2

年生にとっては、色々なプレーを試す最高のチャンスかと思います。

ナイスプレーだけでなく、今のうちにたくさん失敗もして来年の夏へと

つなげてほしいですね。

 

 

トップを譲らない3年生

昨日は3年生がいなくなったという内容の記事を書きましたが、駅伝部

では3年生が先頭を切って走っており、まだまだ後輩達を引っ張ています。

3㎞のペース走終了後に計測した1㎞では、先頭を走るサッカー部の元部長

が3分1桁台の好記録を叩き出します。次の600m走では、陸上部長距離

の3年生が粘り強い走りでじわじわとサッカー部の部長との距離を縮めて

いきます。3年生の息もつかせぬ先頭争いは、確実に練習の質を上げており

一緒に走る2年生達の成長にも一役買っていることは間違いありません。

同じ校庭で走る生徒達の中には、県大会前日の最終調整をする陸上部の

3年生もいます。こちらは疲れを残さないようにゆったりとした練習ですが

時折ペースを上げた瞬間のスピードは流石県大会に出場する選手。圧倒的

な瞬発力を見せてくれます。明日のレースでは、3年間で培った全てを

数十秒の競技時間の中で出し切ってくれるよう願うばかりです。

体育館で練習試合をする卓球部では、日曜日に県大会を控えた3年生が

試合の得点を記録しています。重要な1戦の前に、ひたすら練習したい

気持ちがあるはずですが、裏方仕事もしっかりとこなす姿勢は素晴らしい

の一言につきます。

気合十分

3年生が引退して部員数が減った運動部。20人程度の3年生が引退した

ソフトテニス部では、特に人数が減ったことがひと目で分かり、なんだか

コートも今までよりも広く感じます。

頼れる3年生がいなくなり少し寂しい気もしますが、どの部活もその寂しさ

を吹っ飛ばしてくれるほどの気合で練習をしています。声を挙げながら素振り

をする剣道部やフットワークトレーニングをする女子バスケットボール部に

ボールの確認と練習試合の振り返りをする野球部と、基礎的な練習も手を抜かず

にこなしています。新チームとしての走り出しは上々なのではないでしょうか?

身勝手の極み

本日の朝の校庭では、多くの生徒達が活動する平日には練習できない

陸上部の円盤投げを見ることができ、学校に来て早々「今日から夏休み」

ということを実感します。短距離専門の3年生が投げた1投は、2年生

の記録よりも頭一つ抜けている印象があり、中学校生活最後の夏を最高

のコンディションで迎えているように見えました。

明日に大会を控える卓球部も最後の練習を実施しています。小さくて

早い球を自在にコントロールするため、体が勝手に球を打ってくれる

ような次元になるまで、ひたすら反復練習を繰り返していた卓球部。

ゆっくりであればいつまでもラリーを続られるレベルまで到達している

であろう卓球部ですら、そう簡単には返せないレベルの球をガンガン

打ちあって気持ちを高めています。

無意識に打ち返すようになるほど長い時間卓球に向き合ってきた卓球部の

生徒達であれば、明日の大会でも大健闘してくれるはずです。

(保護者用ページの卓球部のページを更新しました)

戦いの夏

三中は二期制のため、夏休み前最後の登校日である本日に通知表

を渡すことはありませんが、3年生では実力テストの結果が配れて

おり、生徒の努力を賞賛する声が聞こえてきます。配られる順番を

待つ生徒達も心なしかそわそわしているように見え、3年生の進路

に対する意識も相当高まっているように思えます。結果配付後には

高校見学の説明まであり、夏休みが始まるといえど、進路関係の

ことで悩む時間は増えるかもしれません。1・2年生でも前期期末

テストの範囲が伝えられており、こちらも夏休みと言えども気は

抜けなさそうです。

しかし、下校後も再登校して部活動に励む生徒達を見ていると、

元から夏休みに入ったからといってすぐに気を抜くつもりはさら

さら無いようにも思えてきます。美術部では輝秋祭に向けて黒板

アートを書き進めており、作成中の黒板からは、既に昨年度の作品

にも負けないほどのオーラを感じます。

県大会出場をかけた大事な一戦を控えたテニス部には、昨年度の

部長が応援に駆けつけてくれています。部員を圧倒する強烈な

スマッシュを打つ場面もあれば、審判をして選手達の練習をサポート

してくれる場面もありました。偉大な先輩の応援は、生徒達にとって

は何よりも励みになるのではないでしょうか?

夢はでっかく

いよいよ明後日から夏休みが始まりますが、体力自慢の生徒達が

集められた昼休みの体育館では夏の駅伝練習についての説明があり

まだまだ生徒達の活動は続いていくようです。説明が終わり「練習

に参加しない人は声をかけてください」という指示が出ると、多く

の生徒が一切の迷いもない様子で担当教員の元へ近づいていきます。

駅伝練習を辞退する理由は地域でのクラブ活動に専念したいためだ

というものが多く、学校外でも生徒達は努力をしているのだと妙な

安心感を得ることが出来ます。

新チームでの活動が始まったサッカー部では、既に1年後の総体を

見据えて目標を立てています。顧問からは適切な目標設定が大切との

アドバイスがありましたが、ミーティングの結果生徒達が立てた

目標は「市内優勝」。比較的学校数の多い柏市内で優勝というのは

簡単なことではないかと思いますが、今から目標に向かい1日1日

を大切に練習をしていけば、決して夢物語では無いはずです。

実に難しい

物事を数値化するのは、多くの人が同じ指標を持って何かを考えるのに非常

に便利かと思います。3年生の理科では仕事の大きさや運動エネルギーと

いった、目には見えない力を数字で表そうと色々な計算式を学んでいます。

荷物を持って運ぶという重労働に思える動作も、理科の世界では働いていない

扱いになるようで、なんとなくのイメージで回答すれば正解へはたどり着け

ない難しそうな単元です。生徒達は、時に黙々と計算し時に友達と相談しな

がら、理科の新たな世界の扉を開いていました。

運動エネルギーの授業では、速さが2倍になると衝突するエネルギーは二乗

となり4倍になるという解説があります。運動エネルギーの計算式と共に交通

事故の恐ろしさも学べる一石二鳥な授業となっていました。

運動エネルギーの恐ろしさを学んだ3年生であれば、夏休み中は自転車事故

に注意して生活をしてくれるのではないでしょうか。

終身名誉応援団長

明日から3連休ですが、総体を控える部活動に所属する生徒達は浮かれる

ことなく最終調整に勤しんでいます。

とにかく声を出して雰囲気を盛り上げているのはテニス部の生徒達。練習

の最後には、輪になって三中の応援をしており、全体の士気はかなり高まって

いるように思います。

男子バスケットボール部には、昨年度の体育祭で応援団長を務めたOBの

生徒が激励に駆けつけてくれています。在校生を引き立てているように

見えるプレーをしつつも、時折見せる鋭い動きはさすが高校生という印象

を受けます。柏市選抜でプレーした経験もあるうえ、高校でも研鑽を続け

ているOBと練習したとあれば、総体でどんな選手とマッチアップしよう

とも気後れすることはないと思われます。色々と忙しそうな高校生活の

合間を縫って後輩の応援に駆け付ける姿は、終身名誉応援団長と言っても

過言ではないと断言できます。

良い雰囲気で練習を終えていった生徒達であれば、総体では周りから応援

されるチームとして活躍してくれそうです。

(保護者用ページの「部活動」のページを更新しました)

最高の先生

保護者参観でご覧になった保護者の方がはご存じのことかと思いますが、

体育の授業で体操をする1年生は、思わず心配してしまうほど勇猛果敢

に技の練習をしています。失敗する姿すら、見ていて気持ちよくなるほど

豪快です。

体操の県大会に出場する生徒がいるクラスでは、最高のお手本を間近で

見ることができます。友達の雄姿に刺激を受けた生徒達は技のコツを

あっという間に掴んでしまったのか、難しい技にも関わらず、あと一歩

で出来そうに見えるほど急激に成長していました。

 

悩み多き年ごろ

3年間の集大成である夏の総体が近づいている3年生ですが、同時に

進路についても今まで以上に向き合う必要のある夏が近づいてます。

担任と面談をする生徒達の話を聞くと、夢を叶えるための免許を取得

できる大学まで進学するビジョンを持っていたり、安くはない諸経費

を払って塾の夏季講習を受けるかどうか、家庭の事まで考慮して夏の

勉強方法を考えていたりと、各々がしっかりと受験と向き合っている

様子が伝わってきました。

部活動に燃える生徒にとっては部活に専念したい時期かとは思いますが、

生徒達は自分の将来のため、高校のリサーチや実力テストの自己採点

など、テストの点数を延ばす以外のことも力を入れています。

スポーツ医学も学べる技術科

ミニトマトの栽培というと、小学校2年生というイメージがありますが

中学校2年生も技術科の授業でミニトマトを栽培しています。育てている

場所は生徒達の自宅であるため、細かく観察している姿を保護者の方々も

目の当たりにし、生徒達の成長を実感しているかもしれません。

観察日記には「大きな鉢に植え替えたら大きくなった」「日光に当てたら

元気になった」などなど、生徒達が試行錯誤してミニトマトを栽培している

様子がうかがえるとともに「母親に世話をお願いした」「兄にいたずら

をされた」などの家族との関わりも分かる面白いものになっています。

トマトの縦の成長を抑え、横に大きくして収穫量を多くする技術「摘芯」

を「関東中学生陸上競技選抜合宿」のコーチを務める技術科の教員が解説

する時には、子どもが過度な筋力トレーニングをすると身長が伸びづらく

なるメカニズムも交えて説明していました。(筋肉の修復にエネルギーが

取られ、骨の成長に十分なエネルギーが行き渡らないという説があるそう

です)

生徒達のマメな観察記録によって、色々な気付きや面白さに溢れた楽しそう

な授業となっています。

 

生きてる

答えは1つだけですが、そこに至るまでの過程や考え方は何通り

かある数学。1年生では、6本の棒で構成された図形が100個

連続で並んでいる時の計算式を考えていました。

過程や考え方が何通りかあれば、生徒達の考えのまとめ方にも

いくつか方法があります。考えをまとめたタブレットには、文字

による解説だったり図による解説だったりと生徒達の個性が溢れて

おり、同じ計算式で答えを求めた生徒でも、同じように解説をした

タブレットのデータは無いのではないでしょうか?

生徒達により違った発表をするため、クラスによってまったく違う

展開が繰り広げられる、生きた授業となっていたのではないでしょうか?

風流

菜の花学級では短冊に願い事を書いて黒板に張り付けており、季節に

あった活動をしています。学級の人数じたいは少ない菜の花ですが、

1人で何枚も短冊を書いくことで、とても見栄えのする賑やかな笹

となっていました。願い事といえど、いくつも上げるとなると意外

と考える必要もあるため、自分や周囲の物事をしっかりと見つめる

ことが出来た証拠のようにも思います。

 また、願い事は自分達だけでなく教室に訪れた職員にまで書かせて

くれるという優しさを見せてくれます。後から来た職員が図々しくも

笹のセンターの一番上という、一番良さそうな位置に短冊を貼っても

笑って許してくれる、懐の深い菜の花学級でした。

心のこもった壮行会

本日行われた部活動壮行会では、全校生徒による応援がありましたが、練習は

本番前に実施した3回のみでした。まさに「ぶっつけ本番」という表現が正しい

ように感じる応援でしたが、体育祭でも活躍した2年生の応援団が3年生すら

引っ張るほどの堂々としたリーダーシップを発揮して見事に成功を収めていました。

練習すら全力で声を出していたため、体育館の外で待機していた選手達には

丸聞こえだったかと思いますが、練習すら全力を出す応援団の心意気は、ある

意味本番の声援よりもグッとくるものがあるようにも思います。

生徒会としての進行役と吹奏楽部としての入退場のBGM演奏の二足の草鞋を履く

生徒は、体育館前面で閉会の言葉を言ったとたん、体育館後方までダッシュして

演奏の準備をします。学校代表の選手達のため、多くの生徒が奮闘する素晴らしい

壮行会でした。

(選手達の決意表明は「保護者用ページ」の各部活動のページをご覧ください。)

関西の未来を憂う2年生

言葉のイントネーションから関西出身であることが一瞬で解る2学年

の社会科担当教員から「大阪が今後発展するかどうか?」という学習

問題を出される2年生。衰退しますとは言いづらい雰囲気に感じますが、

生徒達は交通や自然といった条件から大阪の強みや問題点を想像して

忌憚のない意見を発表しています。意見の中には2年後の大阪万博の

影響を考慮しているものもあり、生徒達が時事的な話題もしっかりと

勉強していることが伝わってきます。

大阪についての学習が終わると次は京都についての勉強となりますが

黒板に書かれた学習問題は「京都の伝統を守り続けるべきか?」という

もの。修学旅行の定番であり外国人旅行客も多く訪れる京都は、守って

当然という、ある種の崇拝のようなものが日本人にはあると思います。

しかし、観光地としてにぎわう一方、現地で暮らす人には不便なことも

あるということが学習を進める中で解ってきます。すると、少数ながらも

京都の建造物に手を付けるべきではないかという意見も上がってきました。

色々な立場から物事を見て、当たり前を疑える2年生ならば、日本の未来

を変えてくれるのではないかと思わせてくれる授業でした。

迷える学習委員

3年生の廊下には「修学旅行新聞」が貼られています。修学旅行終了後は

体育祭・中間テストと行事が続き、なかなか集中して新聞づくりに取り組む

時間が少なかったようにも思えますが、完成した作品はそんなことを微塵も

感じさせない傑作ばかりです。

完成した新聞が揃うと、学習委員会の生徒達による厳正なる審査の元に様々

な賞が贈られる「新聞コンテスト」が開催されます。学年トップクラスの

作品は甲乙つけがたいようで、学習委員会が集まる審査室では「どっちも

同じ(くらい上手)に見える」という声が聞こえてきました。それでも

審査員としての役割を果たすべく1枚1枚の新聞を丁寧に読み込み、時に

相談しながら仕事を進めていました。

学習委員会の心を掴み見事に受賞を果たした新聞には特製の勲章が付け

られていますが、確かにどの新聞も惚れ惚れしてしまうほどの美しさを

放っています。

ありがとう小魚

理科の授業で生物の体の仕組みについて勉強する1年生は、煮干し

を解剖して骨・筋肉・臓器などが体のどこにあるかを調べていました。

大きさは異なるものの、給食にもよく出てくる「小魚」は生徒達にも

馴染みのあるものかと思いますが、食べるのではなく解剖するとなると

話は変わってきます。小さい体の中から、該当すると思われる臓器を

摘出してプリントに貼るのですが、全ての臓器を見極めることには

苦戦しているようにも見えました。しかし、よく目を凝らして解剖を

進め、課題である9つの部位を摘出する器用な生徒もいました。普段

は一口で食べてしまう小魚ですが、こうした実験を見ていると、自分達と

同じ生き物なのだと実感が湧き、小魚への感謝の念がこみ上げてきます。

解剖をしない教室での授業でも生徒達は見事な集中力を発揮し、生物の

体の構造についてのプリントに合格スタンプをもらおうと、プリントの

解答欄が埋まった瞬間に挙手をしていました。

銃火器より危険?

本日の6校時、株式会社 Stand by の方を講師に招き、ネット上でのトラブル

防止について1年生が学習しました。1年生は講演を聞きながら「STAND BY」

という相談用のアプリの登録をしていましたが、どの生徒も比較的スムーズに

登録作業を済ませているように見えました。1年生の理解力に驚かされますが、

多くの生徒が日常的にスマートフォンアプリなどに触れている可能性が高いことも

この授業風景から予想することが出来ます。

犯罪につながる道具といえば銃火器などが思い浮かびますが、それを入手する

経路は簡単には思いつきません。比較的簡単に購入できる、ネットにつなぐことが

可能な電子媒体が犯罪につながる道具となっている昨今、子ども達が最も巻き

込まれる可能性のある犯罪は、ネットによるトラブルであると言えそうです。

電子媒体の正しい使い方については、丁寧に教えていく必要がありそうです。

 

知的財産の共有

新しい書籍を入荷した学校の図書室では「新刊展示会」が開かれており

国語の授業で訪れてきた生徒達でにぎわっています。新刊を試し読みする

生徒達は非常に静かで、自分に合う1冊を真剣に探している様子がうかがい

知ることが出来ました。

展示会の目玉は新刊ですが、作品の魅力を短く簡潔にまとめた文章と人目

を惹くデザインを併せ持つ図書委員会が作ったポップが付いている本にも

ついつい注目してしまいます。図書委員会の文章の構成力とデザインセンス

のおかげで、新しい本にも既にあった本にも魅力を感じることが出来る展示会

となっていたように見えました。

十人十色

一体何年ぶりなのかパッと出てこないほど久しぶりにプールの授業

を実施しました。プールの授業の名物ともいえる、最初に浴びる冷たい

シャワーに悶える生徒達の声もずいぶん懐かしく感じます。シャワー

を浴びている時は若干寒そうな様子をしていた生徒達も、プールに

入ると楽しそうに泳いでいました。

数年ぶりのプールであることに加え、蒸し暑い天気でもあったため、

生徒達も大満足かと思いきや、「gimkit」を使って社会の勉強をする

2年生の中には「プールやだ」という名前を登録する生徒がいます。

本日の2時間目、温熱条件の至適範囲を勉強する3年生の保健体育で

快適と感じる温度は活動内容や個人で変わるという趣旨のワードを

偶然見かけましたが、正にこういう事かと一人で勝手に納得してしまい

ました。(温度以外の理由かもしれませんが)

 

タコと化した1年生

音楽の授業でハンドクラップを学ぶ1年生。手拍子でも叩き方を変える

ことでソプラノ・アルト・テナー・バスを表現できるという、万人が知ら

ないようなハンドクラップの深い世界を体験しています。

ハンドクラップで実際に演奏をする場面では、4人組で1つの楽曲を

作り上げるという、1人で演奏するよりも難しそうな課題にチャレンジ。

しかし、1年生は息の合ったコンビネーションを発揮して4人の音を

しっかりと調和させたメロディーを生み出しており、その一体感たるや

8本の腕を1人の人間が操っているのではないかと錯覚させられるほどです。

これだけの一体感があるとなると、今から合唱コンクールでの1年生の

活躍が楽しみになってきます。

 

料理の鉄人

食料品店で買い物をしている時「期間限定フレーバー」と書かれたお菓子

に購買意欲をそそられるというのは、よくある話かと思います。頻繁に

クッキーを作っている菜の花学級も、プレーン・ココア・紅茶・ゴマ等々

新商品を次々と開発しており、企業に負けないほどの商品を展開しています。

テニス部にとっては、コートを汚す悩みの種でありそうなコート脇に生えて

いるプラムも、菜の花学級の生徒達が収穫してジャムへと加工。コートが

汚れるのを未然に防ぐと同時に食料品を生み出すという一石二鳥な活動を

していました。

あらゆる料理に精通した菜の花学級は、以前収穫したジャガイモの調理

方法も一味違く、北海道の郷土料理「いももち」を作っていました。

醬油ベースの甘じょっぱいタレに包まれて輝くいももちは、一目見た

だけで美味しいと確信を持てるほどの出来でした。

 

悪条件に負けない精神力

本日の放課後に、体力テストの救済措置を実施しました。テスト期間中は運動部

の活動も停止していたうえに、食後という悪条件の中ですが、1000mを走った

女生徒は見事に10点の記録を出していました。前述した2つの要因に加えて、

マスク着用・1人で走る・というマイナスポイントのオンパレードような状況で

満点を出す生徒の底力には驚く以外ありません。

「NHK放送コンテスト テレビ部門」に作品を出展予定のコンピューター部の

生徒達は、7月中旬の応募締切に間に合わせるべく、テストが終わって一息つく

間もなく作品の制作を再開します。編集作業をしている画面は難しそうでよく

解りませんが、制作班が話している会話の内容から、効果音の編集をしている

ことが解ります。仮に効果音がなくても動画としては成立しそうですが、より

ハイクオリティな動画にするべく、細かいところまで丹精込めて編集をしている

コンピューター部。周囲があっと驚くほどの作品を完成させる予感がします。

消しゴムの概念を壊す

クロスハッチングという線の重なりによって陰影や空間を表す技法を勉強

した1年生の廊下には、数々の名作が並んでいます。授業中にはクロス

ハッチングの他にも、消しゴムを使って薄い色を塗るという既存の使い方

に囚われない革新的な技術も教えられていました。

基礎を学んだ後に書いた作品第二弾である自分の腕は、かなり立体的に

仕上げられており、目を凝らしてみると影の濃い部分にはいくつもの線が

クロスしていることが分かります。

入学から3ヶ月程度でここまでの作品を仕上げる1年生であれば、卒業まで

には更にたくさんの技術を吸収し、よりハイレベルな作品を生み出すように

なっていそうです。

 

足掻け!!

テスト前日とあって、授業に臨む生徒達の集中力も日頃より研ぎ澄まされて

いるように見えます。あまりに集中しすぎてて、昼休みに、いつも通りサッカー

を楽しむ1年生も「運動と健康」という体育の座学をしっかりと覚えているから

こその姿だと思えてくるほどです。また、生徒会総務部と各部活動の部長は

部活動壮行会に向けた準備をしています。多忙な時期にも学校のために活動

する姿は、さすが各部活動の代表といったところでしょうか。

6時間目の1年生は、明日のテストの注意点を最終確認。テスト終了後には

終わった問題の答えを確認するのではなく、次の教科の最終確認をするよう

アドバイスがありました。過ぎたことを後悔するのではなく、次の課題に

向かって最後まで足掻くという、人生の哲学のようなものをテスト説明を

通して感じることが出来ました。

ビューティーアンドヘルス

化学反応について勉強する2年生の生徒達は、理科室でいろいろな

物体を加熱しています。成人してからは食品くらいしか火を使って

加熱した記憶がない自分からすると、この実験を将来活かせる生徒

が何人いるのかなどと考えてしまいますが、実験後に身近な酸化反応

について発表している授業風景を見ると、科学者などにならなくとも

理科の知識を活かす機会があることに気付かされます。

発表では食品や人間の酸化を防ぐ知識を次々と出してくる生徒達。

お菓子の袋の中によく同封されている脱酸素剤は酸化を防ぐ役割が

あるなど、日常生活に隠れる化学反応をしっかりとリサーチしていま

した。体の老化を促進するといわれている、体の酸化を防ぐ方法は

なんだか美容や健康のための知識のように思えます。人生100年

時代とも言われる現代社会では、こういった知識も必要不可欠なの

かもしれません。

175cmはイケメン

直射日光のもとで運動をするのは少々抵抗を感じ始めるほどの

気温となってきましたが、体育の授業で陸上に取り組む3年生

の女子生徒達は動画の通り非常に楽しそうです。

走り幅跳びで3m50cmの記録が出ると「イケメン二人分だ!!」

というワードが飛び出してきます。生徒達の豊かなボキャブラリー

と発想も授業を盛り上げる要因のように思えてきます。

約束された更なる発展

結団した当初は「押忍」をいう時の声や表情にやや恥ずかしさを

にじませていた応援団。しかし、本日の応援合戦ではそんな様子

は微塵も感じられませんでした。1週間程度でここまでの成長を

遂げるほど、体育祭に対して本気になれる応援団は本当に輝いて

いました。解散式では、応援団で発揮したリーダーシップを今後

の学校生活でも活かしていくという発言が聞こえてきます。1週間

の準備期間しかない体育祭をここまで盛り上げた応援団達が常に

リーダーシップを発揮するとなると、柏三中は更によい学校へと

進化していくに違いありません。

応援団以外の生徒達も、閉会式終了後には休む間もなく体育祭

の後片付けを始めます。日曜日に県大会に出場するテニス部の

ペアは、6人の部員を代わる代わるに相手取り激しいラリーを

繰り広げており、放課後の生徒達の様子は、つい先ほどまで体育祭

に打ち込んでいたとは到底思えません。

柏三中は、本当に多くのやる気に満ちて輝いている生徒で溢れ

かえっています。

忙しい

体育祭が中止となった本日ですが、生徒達は通常の授業を普段通りの

様子で受けています。体育祭練習が続いて気持ちが昂ったところで

通常の授業となると、モチベーションも下がりそうですが、そんな

気配は微塵も感じません。それどころか、合唱コンクールの学年合唱

の楽曲を練習しており、行事が終わる前から次の行事の用意をして

いました。

他にも林間学校の事後学習である新聞づくりに、テスト1週間前の

計画表の見直しと、生徒達はあらゆる課題を抱えているようです。

これだけ多忙でありながらも、学校内で生徒達は課題に対して真摯

に取り組んでいます。

そして伝説へ

残念ながら体育祭の延期が決定となった本日の午後ですが、校庭

では野球部が野球場以外の場所も整備をしてくれています。10人

程度で整備するには広すぎるうえ、本番3日前となるとやる気も

削がれそうですが、学校のために延々とトンボを引っ張っています。

その傍らで応援練習をする応援団は、明日に向けて練習をしてきた

だけあって、既に動きは完璧に見えるほどの一体感です。筋骨隆々

のラガーマンが披露するイメージが強い「ハカ」を取り入れた白組は

練習開始時には「安心してください。女性用の動きもあります」と

女生徒に配慮していた団長でしたが、蓋を開けてみれば男女関係なく

同じ動き。自らの上腕二頭筋をアピールするかのような猛々しい動き

も見事に全員揃っています。

「昨年度の団長がカッコよかったから」という理由で自らも団長と

なった紅組団長が引っ張る紅組は、基本的な応援は昨年度のものを

踏襲しているイメージがありますが、一番の見せ場であろう演舞は

昨年度とは違ったもの。憧れた先輩に勝るとも劣らない一糸乱れぬ

紅組の動きを見ていると、今年の団長も三中に新たな伝説を刻んで

くれるという予感がしてきます。

外は雨でも心は快晴

体育祭では開会式や表彰式での生音演奏を担当する吹奏楽部の生徒達は

体育祭予行練習の本日も朝から練習を重ねています。予定通りの実施が

危ぶまれる週間天気予報となっていますが、晴れた青空を想像させる

吹奏楽部の演奏を聴いていると、そんな不安が何処かへと吹き飛んで

行きそうなほど爽やかな気分となります。

体育祭での大役を任されている身である吹奏楽部ですが、放課後には

コンクールに向けた練習と、3年間の集大成である大会に向けた準備

にも余念がありません。壮大かつ重厚感のある演奏は、聞いていると

鳥肌が立ちそうになるほどの迫力を既に纏っており、パーカッション

パートでは1年生まで演奏を奏でるのに一役買っています。現段階で

ここまでの演奏をする吹奏楽部であれば、約2ヶ月後のコンクール本番

では、鳥肌どころでは済まない演奏をしてくれそうです。

 

三中を揺らせ

雨のために体育祭練習が室内で行われている本日は、1階の職員室にいると

応援練習をする生徒達のズシンズシンという足音と共に天井付近の窓ガラス

まで揺れる音が聞こえてきます。練習中は地震でもきたかと思うほどの大音量

を発生させる生徒達ですが、教室を移動する際には、クラスメートの「静かに

移動して」という呼びかけに応じ、物音を立てずに目的地まで移動しています。

授業3時間分連続で体を動かし、疲れの色も見えてきそうな4時間目には

教室で話し合いをしていましたが、その内容は勿論体育祭に関係すること。

一通り話が終わり、周りが小休憩している場面でも、白組団長は1人紙と

にらめっこをして応援の隊形を考えており、常に体育祭の事を考えている

様子でした。

体育祭中心の日程がようやく終わったかと思いきや、放課後にも各係の集まり

に参加する生徒達。用具係の生徒達は、パソコンで配られた説明資料を読み

ながら競技に必要な道具と係の人数を話し合っていました。説明書を基に

適切な人員を配置していた用具係の生徒達は、かなりの読解力の持ち主だと

思いました。

農家の皆さんありがとうございます

菜の花学級の生徒達が植えていたジャガイモは、掘り出さずとも

地面から身をはみ出すほど巨大に成長しています。地面を掘る前

から大豊作が予感されますが、実際に収穫作業にかかった時間は

授業2時間分程度と、生徒達の予想も遥かに上回る結果となった

のではないでしょうか。

収穫後には、泥を落とす作業が始まります。縮小した画像からでも

解るほど大量のジャガイモ全ての泥を落とすとなると、気が遠く

なりそうですが、生徒達は一つ一つ手作業で丁寧に仕事を進めて

いきます。

全てのジャガイモを洗い終わっても作業はまだ終わりません。

最後にはジャガイモを袋詰めにする仕事が待っています。大小様々

な大きさのあるジャガイモを均等に袋詰めし、バッグシーラーを

使って封をしてようやく仕事が完了。菜の花学級の生徒達を通して

日頃食べている食品のありがたみを再確認しました。

やらなくても分かる

柏三中の校舎には、早朝から練習をする応援団の声が響いています。

3年生の団員に至っては、朝の会の時間まで応援練習をしているため

1時間以上は大きな声を出し続けているのではないでしょうか?

登校したとたんに感じられる応援団の気迫は、他の学年の生徒達の

やる気にも火をつけているのか、朝一番から体育祭練習に向けた話し

合いをしている姿があちらこちらで見ることが出来ます。

そんな入念な準備のお陰か、競技説明の際には生徒達が主体となって

話を進めています。動作やルールを言葉で説明するというものは想像

以上に難しいことかと思いますので、ここに至るまでには1人1人が

相当な努力をしたのではないでしょうか。

昨日の放課後、3年生が教室に残ってチームの編成を考えていた

「ローハイド」も、昨日考えられたチームとは思えない見事な連携で

一斗缶をなぎ倒しています。騎馬を組む前から個々の特性を理解した

最適な編制を導き出すという偉業も、3年間の付き合いのある学年の

仲間達であれば簡単といったところでしょうか?

体育祭練習

体育祭の練習が始まりました。応援団を中心に紅白ともに、大きな声を出して頑張っています。3年生のリーダーシップに期待したいです。熱中症対策をしっかりしながら、実施していきます。

誰でも最初はチャレンジャー

1年生の社会科の授業では、世界各地の生活について調べたことをパワー

ポイントにまとめて発表しています。各班が違った地域を調べているので

生徒同士によって学び合う授業となっているように見えます。

学び合いという観点で見ると、学年内でも重要な役割を担う学習委員会の

生徒達は、自分達も中学校生活初めての中間テストにもかかわらず、テスト

の予想問題を作るための説明を放課後に受けています。また、昼休みの

教室には、英単語テストの再テストを自主的に受ける生徒達の姿が見られ、

色々な場面で1年生が学業に励んでいることが伝わってきます。

初めての体育祭と中間テストと、慣れないことの連続ですが、1年生は

しっかりと努力して乗り越えようとしています。

おはよう3Days

生徒会総務と生活委員会が合同で行っている挨拶運動。おはよう3Daysと名付けられ、かつては地域の方や学区の小学校とも一緒に行っていたようですが、コロナ禍で縮小されながら継続しています。今年度は、6月の5日、6日の2日間の実施とし、名称の3Daysは残しました。挨拶が響く学校を目指します。

産みの苦しみを知る者たち

本日から体育祭に向けた準備が本格的に始まります。昼休みに体育館

に集まる応援団のあいさつでは、団長たちから「短い準備期間ですが

最高の体育祭にしましょう」といった声が聞こえてきます。夏休み後半

から練習をしていた昨年度の体育祭を知る団長達からすれば、今回の

準備期間は確かに少ないという印象を受けるのは当然のように思います。

しかし、放課後の集まりでは応援合戦の演目を団員達へと説明する姿

を見ることができ、練習時間が少ないと嘆くのではなく、限られた時間

の中で良い応援を完成させようという前向きな姿勢が伝わってきました。

応援を作り出す難しさを知りつつ、活動初日から応援の具体的なビジョン

を持つ応援団であれば、1週間程度の練習期間でも前年度に負けない

ほどの体育祭を作り上げることが出来そうです。

林間学校⑰

最後の昼食は御坂農園グレープハウスさんで、バーベキューです。学年を2つのグループに分けて、お土産とローテーションしました。お土産の一番人気は、何と言っても桔梗屋信玄餅。2つ入りのセットが750個も売れていました。その他、上限の5000円ギリギリまで、お土産を選んでいました。相変わらずの土砂降りですが、これで全ての日程を終え、帰校します。ホームページをご覧いただきありがとうございました。

林間学校⑯

風穴洞では、まだ氷が残っていました。土砂降りの中でしたが、ガイドさんの説明を聞きながら、見学しました。

 

 

林間学校⑮

退館式を終え、バスに乗車しました。雨はどんどん強くなってきて土砂降りの状況です。樹海散策と氷穴は中止して、早めの帰校としたいと思います。雨の中、生徒たちはとても頑張っています。

林間学校⑭

林間学校2日目は雨のスタートとなりました。このあとさらに強くなる予報。天気の状況を考慮して、風穴洞のみの見学として、帰校を1時間早めることにしました。朝ご飯をしっかり食べて出発します。

 

林間学校⑬

1日の最後はリーダー会議です。各学級の反省から、成果と課題を確認し、明日に生かすための会議です。一人一人のリーダーが、自分の思いをしっかり伝えようとしていました。学年主任の平原先生からは、リーダーたちの声かけに対して、感謝の言葉がかけられました。さらなる成長を期待したいです。今日1日お疲れ様でした。おやすみなさい。

※写真無くてすいません。

林間学校⑪

心配していた天気もなんとか持ち、キャンプファイヤーを実施することができました。オープニングのファイヤーセレモニーでは、趣向を凝らした演出で盛り上げてくれました。フォークダンスは、ジェンカ、マイムマイム、オクラホマミキサーと、どこかノスタルジックな選曲でしたが、楽しく踊っていました。

 

林間学校⑨

富士緑の休暇村に到着しました。これからオリエンテーリングです。地図の読み方やコンパスの使い方のレクチャーを受け、37班が時間差でスタートしました。各ポイントの記号を全て集めて一番早くゴールするのはどの班でしょうか?

 

 

林間学校④

談合坂サービスエリアに全号車揃いました。トイレ休憩もおわり、渋滞の遅れもリカバリーできました。サービスエリアでもマナーよく活動できており、バスレクの盛り上がりとしっかりメリハリついています。

林間学校③

首都高速が混んでいていますが、車内はバスレクで盛り上がっています。渋滞の関係で、約30分遅れで最初の休憩の石川PAに到着しましたが、やはり混んでいて6台の大型バスを駐車するスペースがないため、号車ごとに別れて、談合坂SAで集合することに変更しました。お楽しみのおやつタイムが始まっています。

 

林間学校②

出発式では、実行委員長から「楽しむことはもちろん、一人一人が役割を果たし、スローガンである自己統治を実現しましょう。先生方に頼らず、自分たちでメリハリをつけた行動をしましょう」と力強いメッセージが伝えられました。バスに乗り込み、いよいよ出発です。

林間学校①

おはようございます。2年生は今日から山梨県に林間学校に向かいます。今日は、ほうとう作り、オリエンテーリング、キャンプファイヤーを実施する予定です。明日の天気は心配ですが、安全にたくさんの思い出を作ってきたいと思います。