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剣の道に終わりはない
まだギリギリ柏三中の生徒である昨年度の最終日まで稽古をしていた
剣道部の卒業生ですが、本日も武道場で汗を流しています。面により
素顔は見えませんが、中学生よりも鋭い打ち込みとやや野太い雄叫び
により、すぐにその存在に気付くことが出来ました。また、素早いのは
打ち込みだけではありません。防具の装着も以上に早く、三中生と同時
に準備を始めると一足先に装着が完了しており、細かいことではあり
ますが、剣道に向き合ってきた時間の違いが伝わってきます。
総体は終了しましたが、昇段審査を控える3年生も武道場で型の練習
をしています。総体が他人との闘いだとすると、昇段審査は自分との
闘いといったところでしょうか?自身の技術の向上のため、同じ動き
を繰り返し練習して動きの精度を高めていました。型の練習が終わると
後輩達と打ち込み稽古に励んでいましたが、そこでは見事な一本を決めて
おり、引退してもなお、後輩たちにとって良い目標であるように感じました。