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産みの苦しみを知る者たち
本日から体育祭に向けた準備が本格的に始まります。昼休みに体育館
に集まる応援団のあいさつでは、団長たちから「短い準備期間ですが
最高の体育祭にしましょう」といった声が聞こえてきます。夏休み後半
から練習をしていた昨年度の体育祭を知る団長達からすれば、今回の
準備期間は確かに少ないという印象を受けるのは当然のように思います。
しかし、放課後の集まりでは応援合戦の演目を団員達へと説明する姿
を見ることができ、練習時間が少ないと嘆くのではなく、限られた時間
の中で良い応援を完成させようという前向きな姿勢が伝わってきました。
応援を作り出す難しさを知りつつ、活動初日から応援の具体的なビジョン
を持つ応援団であれば、1週間程度の練習期間でも前年度に負けない
ほどの体育祭を作り上げることが出来そうです。