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本気
7月31日にコンクールを控える吹奏楽部は、本番を意識して体育館
で練習をしています。小窓から吹く僅かな風ですら涼しく感じてしまう
ほどの体感温度ですが、生徒達は練習に集中しています。
本番3日前とあれば、ひたすら演奏をするのかと思いきや、入場の
練習を3回ほど繰り返す吹奏楽部。持ち運びが大変なパーカッション
は特に細かく練習をしており、準備にかかる時間まで計測しています。
楽器の向きや配置が僅かにずれていればミスをする可能性も上がると
考えると、些細なことのようですが入念に練習をするのも頷けると同時に
慣れない会場での演奏の大変さが伝わってきます。
演奏が始まると、生音演奏なのか疑わしくなるほどの迫力と澄み切った
美しさを併せ持つ音色が体育館に響き渡ります。それでもなお妥協しない
顧問は、自前のトロンボーンを持ち出しての熱血指導。普段はユニーク
な言い回しでアドバイスをする顧問ですが、本日はそういった様子も
見られず、コンクールにかける熱意の大きさがよく分かります。
当然生徒達の熱意も負けておらず、休憩時間となっても涼しい休憩所へと
避難することなく自主練習に励みます。休憩所へと向かう生徒も、どちら
が先に付くか競争しており、暑さにへこたれない気合を感じます。
また、体育館には伊藤楽器さんが来てくださり、演奏を聴いて違和感が
あれば、その場で楽器を調整してくださいました。お忙しいところ生徒達
のためにご尽力くださりありがとうございます。
(保護者用ページの吹奏楽部のページを更新しました)