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校長雑感ブログ
2月23日(月)国民の祝日と福祉フェスティバル(ふるさと協議会)
〇今日までの3連休は晴天が多く、春本番のようなあたたかさです。学校近くのあちこちにある梅林からは、上品な香りが漂っています。自転車で走ると、川の土手や手賀沼周辺の畑には、一面にモフモフした菜の花の黄色いジュータンが敷き詰められ、とてもきれいな風景が楽しめます。
〇今年の東京の桜(ソメイヨシノ)は、3月21日頃に開花し、3月末から4月上旬にかけて満開を迎える予想が出ています。平年よりやや早く、全国に先駆けて開花がスタートする見込みです。
〇明日で、ロシアがウクライナへ軍事侵攻して丸4年が経過します。その他でも世界では戦争や紛争が終結せず、未だ多くの人々の心は癒えません。平和な日本にいて春を楽しむばかりでなく、「この瞬間にも亡くなっている人がいるのか・・」と心の何処かでそのことも忘れずにいたいものです。
〇今月は先々週の建国記念の日と本日の天皇誕生日と、祝日が2日あるので、授業日が週4日ずつとなります。2月はもともと短いので、その分余計に授業時数が少なくなります。定期テストは終了していますが、学校としては来月までに各学年の履修内容をきちんと終えるようにしていきます。
〇現在の国民の祝日は、79年前の憲法施行に伴い、国民の中からその生活に光明をもたらし、潤いを与えるような真の意味での国民的祝日を望む声が高まり、2年後の昭和23年、国会で制定されました。したがって憲法の精神に則り、平和日本、文化日本の建設の意義にあうものであることが重要です。
〇現在は以下の16日と定められています。
【1月】元日(1日) 成人の日(第2日曜)
【2月】建国記念の日(11日) 天皇誕生日(23日)
【3月】春分の日(21日前後)【4月】昭和の日(29日)
【5月】憲法記念日(3日)みどりの日(4日)こどもの日(5日)
【7月】海の日(第3月曜)【8月】山の日(11日)
【9月】敬老の日(第3月曜) 秋分の日(21日前後)
【10月】スポーツの日(第2月曜)
【11月】文化の日(3日) 勤労感謝の日(23日9
〇個人的には海と山の日があるならば、「空の日」や「川の日」などもほしいところです。この日本は世界的にみると災害は多いですが、その分自然に恵まれています。すでに人口減少が始まっているのであれば、これまで以上に山、川、海、空などをもっと保全して、これからこの国で生きていく子孫に残してやりたいと思っています。
〇祝日には、祝日にちなんだ各地の行事・イベント等に足を運ぶ方々や、旅行などを計画する方々も多いことでしょう。また自治体によっては「ラーケーション」という「ラーニング(学習)」と「バケーション(休暇)」を組み合わせた制度を導入している場合があります。
〇保護者等の休日や有給休暇に合わせて子どもが平日でも学校を休み、校外で体験・探究的な学習活動を行う制度で、家族との時間や地域での特別な学びを推奨する新しい教育の形として注目されています。しかし現時点で柏市ではその実施の予定はありません。
〇本日は増尾近隣センターで、「増尾地域ぎゅっと!福祉フェスティバル」が行われます。テーマは「増尾地域の共生社会~地域住民の支え合いの団結に向けて~」です。地域にある各福祉事業所がブースを出し、活動内容等を発表します。
〇中学生にもボランティア参加の依頼を受けていましたが、残念ながら定期テスト前後のインフルエンザ感染が急増し、大事をとって自宅休養をしなければいけない生徒も多く、一部の生徒のみの参加となります。
須藤昌英
2月20日(金)AIが事実をゆがめて消す➡ファクトチェック
〇昨日は、「後生畏るべし」の例として、若いクリエイターなどによるAI生成コンテンツの利用について書きましたが、SNS上にある動画の多くが、人間が実際に撮影や編集したものよりもAI(人工知能)がいろいろな動画の切り抜きを使って、加工作成しているという現実があります。
〇たとえば、有名な名画のレオナルドダヴィンチのモナ・リザが動き出したり、ライオンなどの猛獣と人が不自然に戯れていたり、もっと過激になると爆撃場や戦争現場の悲惨な状況で人が殺されたりする動画などが平然とアップされていたりします。どれも「本物か!?」と見間違えるほどのリアルさがあり、観た人はそれを信じきってしまうこともあります。
〇これは見方によっては、「AIによって事実がゆがめられたり消されたりすることが可能である」ことを示しています。これまでもたびたび報道によって、事実が都合よく切り取られて配信されることも問題視されてきました。メディアによる「印象操作」といって、言葉、服装、態度、表情などを通じて、他者に与えるその印象を意図的にコントロールし、望ましい方向へ管理しようとしていることが指摘されています。
〇これは人間にとって、画像による説得力は大きく、画像の切り取りなどは、多くの人に影響を与えやすいことが背景にあります。心理学者のアルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」により、人の第一印象は、視覚(55%)、聴覚(38%)、言語(7%)の3要素で決定されると言われています。特に視覚と聴覚の非言語情報が9割以上を占めるため、表情、態度、声のトーンが重要です。
〇このように虚偽情報が視覚に訴える形で拡散されることがAIの抱える問題です。そこでAIで加工された画像や動画の真偽を見極める力を身につけることが必須となります。「こんなことがありえる?」「もしかしてこれはフェイク?」などと疑って、いろいろな角度からみたり調べたりしようとするクリティカルシンキング(批判思考)が重要です。
〇AIにあえて「AIが事実をゆがめて消すとしたらその対処法を教えて」と質問してみたところ、次の答えが返ってきました。
1.AI生成画像・動画を見破る視覚的ポイント
AI生成コンテンツには、細かい部分に不自然な点(アーティファクト)が残りやすいです。
手・指の異常➡ 指の数が多かったり、不自然に曲がっていたり、融合していたりする(AIが特に苦手とする部分)。
目の不自然さ➡両目の光の反射が一致していない、視点が合っていない、瞳が不自然に輝いている。
文字や背景の崩れ➡看板やTシャツなどの文字が解読不能な文字になっている、背景の建物や階段が途中で途切れる・歪む。
不自然なテクスチャ➡肌が「エアブラシ」をかけたように滑らかすぎる、髪や毛皮の質感が均一すぎる。
影と光の矛盾➡光源の方向と影の向きが合っていない。
2. ディープフェイク動画を見破るポイント
人物の顔を入れ替えた動画(ディープフェイク)では、動作の不自然さに注目します。
瞬きの回数➡瞬きが極端に少なかったり、不自然に多かったりする。
唇の動きと音声のずれ➡口の動きが言葉と合っていない(リップシンクの不整合)。
顔の輪郭のブレ➡顔と髪、顔と首の境界線が不自然にぼやけたり、ちらついたり(フリッカー)する。
表情の不自然さ➡感情と表情が一致していない、顔の表情の変化が滑らかではない。
3. 真偽を見極めるための具体的なアクション
技術的なチェックに加え、情報を精査するプロセスが重要です。
「逆画像検索」の活用➡Google画像検索やTinEyeなどを用いて、その画像が過去に別の場所で使われていないか、元の画像が存在しないかを確認する。
情報源の確認・ダブルチェック➡信頼できるニュース機関が報じているか、他の情報源はあるかを確認する。
情報の文脈を確認➡あまりに衝撃的すぎる、または極端に感情を揺さぶる内容は偽情報の可能性を疑う。
検出ツールの活用➡「Deepware Scanner」や「Microsoft Video Authenticator」などのAI検出ツールを活用する。
〇瞬時にこのような詳細な回答を示すことは、「さすが」と思わざるをえません。今後は大人も子どもも何かを知りたい時には、まず「AIに尋ねてみよう」がスタンダードになるでしょう。このようにAI技術は急速に進化している反面、それがまた逆に真偽の見極めを困難にさせています。
〇論語に「道聴塗説(どうちょうとせつ)」という言葉があります。意味は「道端で聞いた話を、その内容を深く理解しないまま、すぐに他の人に話すこと、根拠のない知識やいい加減な受け売りの話など」です。人の話やSNSを鵜吞みにせず、批判的思考(クリティカルシンキング)で、事の真偽を確かめる姿勢が重要です。
〇たとえば事実が書かれているとされる原書や出典、データなどを調べたり、必ずあるはずの反対の立場の意見と比較してみたりして、最後は自分の言葉でまとめたり語ったりすることが、学ぶ人の基本であるでしょう。
〇市の教育委員会からも昨年、「児童生徒による生成AI(Gemini)の 利用開始について」という通知が出され、小学3年生からを目安に「はじめての生成AI」という授業パッケージを参考に、児童生徒生成がAIを使う時の注意点や禁止事項について指導した上で活用していく旨が示されています。
〇生徒に指導する前に、今後は私自身が目にする画像や動画に対し、常に「これは本当に本物か?」と疑う意識を持とうと思います。そして今以上に自分で見たり聞いたりしたことを大切にし、客観的な自分の意見や考えを優先させていきます。
須藤昌英
2月19日(木)後生畏るべし(こうせいおそるべし)
〇校外の公立入試と校内の期末テストが終わりました。それぞれの結果はこれから出ますが、とりあえず生徒たちにはゆっくりとしてもらいたいです。インフルエンザの再流行で、全国で2週連続警報レベル超えがあり、特にB型の感染者目立ちます。
〇40年前、まだ教員として歩みだしたばかりの頃、教員としての経験はなくてもその分やりたいことや希望はたくさんありました。そこで先輩の教員をつかまえては、「〇〇をやってみたいのですが、どうでしょうか?」「今の生徒たちには●●をしてあげた方がいいと思うのですが・・」のような相談をよくしていました。
〇しかし先輩の多くは「やる気はわかるけど、まずは□□をできるようになってからやってみた方がいい」とのアドバイスでした。当時は納得がいかなかったものですが、確かにその他にやるべきことが多かったので、いつの間にか後回しになっていました。
〇その経験から私は、「若いから未熟だからと出来ないと決めつけるのはおかしい」と思い、後輩にはむしろ「それをやってみたら」と助言するように心がけてきました。そしてその後輩が挑戦する姿をみながら、こちらもその刺激を受けて自分の糧にしていました。
〇「後生畏るべし(こうせいおそるべし)」ということわざの由来は、『論語』にある孔子の言葉で、「若い世代(後輩)は無限の可能性を秘めており、努力次第で将来どれほどの人物になるか計り知れないため、年長者が侮るべきではなく、畏敬の念を持つべきだ」という教訓です。
〇原文は、「子曰く、後生(こうせい)畏(おそ)るべし。焉(いずく)んぞ来者(らいしゃ)の今に如(し)かざるを知らんや。」でその現代語訳は、「孔子が言った、後から生まれてくる若者は恐るべき(将来が楽しみな)存在だ。これからの人が、今の自分たちに及ばないなどと、どうして分かるだろうか(いや、そうとは限らない)。年が若く精力がある後進は、努力しだいでどれほどの力量を身につけるか計り知れない。畏敬の念を持つべきだ。」です。
〇この教訓は現代にこそ当てはまっている気がします。情報化社会がますます進み、特にAI技術の急速な進化に伴っての若い人の起業家やクリエイターなどが、既存の常識を覆すようなことをやっていることこそ孔子の言葉そのものです。
〇10代・20代の若手クリエイターがAI生成コンテンツを自在に使いこなし、プロ顔負けの映像や作品を瞬時に作成することで、伝統的な制作手法を凌駕する事例も当たり前に見聞きします。また社会課題に対して、新しい発想で解決しようするビジネスを若い起業家が起ち上げ、生活の質の向上が実感できることも多いです。
〇さらに将棋などの勝負の世界で、最年少でタイトルを総なめにする若い棋士や、今行われている冬季オリンピックで世界と肩を並べる実力を備えたアスリートが台頭してくるなど、若者の将来を期待・称賛する文脈で、「後生畏るべし」は使われています。
〇本校の卒業生でも、秋の創立80周年記念集会に来校してもらう東京大学大学院教授で哲学者の國分巧一郎さん、車いすテニスの世界ランキング1位で元プロ選手の国枝慎吾さんなど、目覚ましい活躍をしている方もいます。また保護者の方々にも本校のOBやOGがいて、学校をバックアップしてくださっています。
〇これまで一万五百人以上の本校卒業生がいます。その中にも、注目されるようなスポットライトがあたらずとも、各界において社会に大きく貢献している方々も大勢います。卒業生の活躍はその学校の在校生のモチベーションをあげ、学校のブランドイメージの向上にも繋がります。
〇来月12日の卒業証書授与式では、「後生畏るべし」3年生60名が巣立ちます。堂々と胸を張り、希望をもって卒業していってもらいたいです。学校としては、式準備を着々と進めています。
須藤昌英
2月18日(水)後期期末テスト(1・2学年)と「ガチ」と「マジ」
〇昨日の3年生の千葉県公立高等学校入学者選抜では、大きなトラブルの報告はありませんでした。今朝の廣幡八幡宮も厳かで、引き続き今日の無事も祈ってきました。その日程に合わせて、昨日から1・2年生は今年度最後の定期テストに臨んでいます。少し体調不良者も多いので、テスト終了後の放課後の諸活動は中止する予定です。
〇朝の登校時間にも参考書などを手に抱えている生徒も多く、「やるしかない」との意気込みが感じられます。中学生期は一生の中で一番、知識や技能を脳に蓄えたり身につけたりすることが出来きますので、物忘れが徐々に多くなった今の自分を考えるとうらやましい気がします。
〇自分自身を振り返っても、「人間は物事に対してなかなか本気になれないもの」と痛感しています。「本気になれない」のかそれとも「本気にならない」のかの違いはありますが、人間は状況によっては切羽詰まり、そのことが今まで想像もつかなった自分の本気を引き出さしてくれることがあります。
〇以前に「火事場の馬鹿力」について書きました。人間の身体は普段は持てる100%の力を出さないよう制御されており、ただその逆で緊急時にはいわゆる「火事場の馬鹿力」という普段の力の何倍もの力が出して、身の危機を回避しています。
〇テストが迫っていることは身の危険ではありませんが、生徒の心にプレッシャーを与えていることは間違いないです。本来の学ぶことの本質とは少しズレていますが、「テストがあるから本気で勉強する」という面も人間には確かにあります。今の言葉で言えば「ガチ」や「マジ」に近い感覚です。
〇「ガチ」とは、本気、真剣、本物、または「本当に(マジで)」を意味する若者言葉(スラング)です。もともとは相撲用語の「ガチンコ(真剣勝負)」が短縮された言葉で、手加減なしの真剣な状況や、嘘偽りない本物の状態を強調する際に使われます。
〇一方で「マジ」は、「真面目(まじめ)」の略で、「本当」「本気」「真剣」「嘘ではない」という意味を持つ俗語です。嘘偽りのない様子や、真剣に取り組む様子を指す際に、形容詞的に「マジな話」などと使われています。私もこれはよく言ってしまいます。
〇生徒と話していると、「今回のテストはガチです」「マジ勉強しています」など、主語もなければできるだけ簡潔に話そうとしているいのに気が付きます。「マジ」でも「ガチ」でも、生徒たちが真剣に取り組んでいる心境を短く表しているのであり、悪いことではありません。
〇若者が略語や感嘆表現のみという短い言葉を好んで使う背景には、彼らのコミュニケーションのスピード感、極端な感情の強調、そして仲間内での一体感を重視するといった要素が強く関係していると思います。
〇若者が本気になる場面は、テストなどで「自分の力」が試される時や今まで出来なかったことが一人で出来るようになった時、目標を達成した際に自分の成長を実感できた時、信頼できる仲間や大人に出会いそのことで認められたと感じられた時などがあると思います。
〇よく現代の若者は「失敗したくない」という心理から、打算的に確実な成功が見込める時や、自分の価値観に一致する時にしか自分の力を最大化しない傾向があると言われます。でもよく考えれば、私も含めた大人も過去には同じ経験をしているのではないでしょうか?決して若者だけの特徴とは言えないと思います。
〇もう一つの特徴として、「マジでヤバい!」が口癖の生徒も多いです。ただこの「マジでヤバい!」という心境は、聞いているとその文脈によって、二つの両極な使い方があります。本来の「危険・不都合」という意味での否定的な状態と、現代的な「驚き・感動」という意味での肯定的な状態です。これはその人がどちらの意味で使っているのかは、よく吟味しないとすぐにはわかりません。
〇否定的な「マジでヤバい!」は、心理的・状況的に追い詰められ、余裕がない状態で、時には強烈な焦り・パニックから、「終わった」「どうしよう」という逃げ場のない危機感を含んでいます。また強いストレスや不安から限界を感じたり、自分の想定を超えた悪い結果(あるいはミス)をしことで、困惑・絶望を抱いたりする心理を表します。
〇一方でその反対の肯定的な「マジでヤバい!」は、良い意味での衝撃を受け、心が感動し大きく揺さぶられている状態のことです。「凄すぎる」「言葉もない」という感情で、時には推し活に対するファンとしての興奮や熱狂の限界を突破した心境も入ります。中学生はどちらかというとこちらの意味で使っている場合が多いと感じます。
〇私も初耳でしたが、実は「マジ」は江戸時代の芝居小屋の楽屋でも芸人たちに使われていたそうで、こうした短縮や強調の言葉は時代を超えて形を変えながら使われ続けているようです。
〇現代の若者は、これらの短い言葉を駆使して、あいまいで複雑な感情を、むしろ「直感的に」伝えていると言えます。彼らの素直な感覚も大切にしてあげたいです。
〇今回の期末テストを受けた後の生徒たちの中では、さきほどのどちらの「マジでヤバい!」が多いのかもリサーチしてみたいです。
須藤昌英
2月17日(火)千葉県公立高等学校入学者選抜&ゴミ拾いボランティア活動
〇昨日の朝は、1・2学年の複数の学級で、複数の生徒が感染症(インフルエンザA型及びB型)と診断されたり、その他も発熱により欠席するとの連絡があったりしました。そこで感染症等の蔓延防止として、給食後の早帰りにしました。
〇ただ1・2学年は予定通りに、後期期末テストを実施しますので、体調不良の場合には、早めに休養や受診をしてください。
〇いよいよ本日と明日、千葉県立及び柏市立高等学校の学力検査が行われます。昨日の給食の時間は、いつもよりもどことなく大人しく緊張感をもっていることを感じました。無事に自分の力を出し切れるように祈っています。
〇今朝6時過ぎ、通勤路を少し遠回りし、廣幡八幡宮に参拝しました。「今日、千葉県公立高等学校入学者選抜に臨む3年生全員が、本来の実力を出し切れますように!」と祈願してきました。雨上がりのしっとりした空気で、いつも以上に厳かな雰囲気に包まれました
〇3学年は昨日までの事前指導として、確認事項(時間、持ち物や身だしなみなど)に加え、「トラブル対応」なども指導してきました。
【受検票を忘れた】
・慌てずに受付に『学校名、氏名、受検番号等』を申し出て相談する
・受検票は合格発表の際も必要なので、受検後も大切に保管する
【電車やバスを乗り間違えた】
・できるだけ公共交通機関を利用する(ただし感染症対策で車の場合は保護者判断)
・もし待ち合わせの相手がいてもその場所に時間とおりに来なければ、自分一人で予定通りに高校へ向かう
・もし間に合いそうになかったら、直接志望校に公衆電話等や近くのコンビニにお願いして連絡する
【体調不良(感染の疑い)】
・前日までに判明した場合には、土中に連絡する
・当日の場合には、直接志望校に連絡し、その後土中にも連絡する
・もし追検査(26日)を受けることになった場合、はやい回復を目指してしっかりと休養する
〇千葉県の入学者選抜の歴史をさかのぼると、今から40年前くらいまでは、一部の専門学科を除きすべての普通科では、1回のみ(2日間で行う学力検査等)でした。その後当時の文部省の通知で「受験機会については、同じ高等学校においても定員の一部を留保して、入学者選抜を2回にわたって実施するなど、受験生に複数の機会を与える工夫をすることが望ましい」とあったのを受けて、昭和61年度から平成14年度までは、「推薦」と「一般」に分かれ、徐々に募集定員に対する推薦枠を拡大(普通科で最大40%)していきました。
〇さらに平成15年度から22年度は、「推薦」に変わり「特色ある入学選抜」が導入され、生徒の多様な能力・適性等を多元的に評価するようになりました。そしてその理念を継承しつつ、4年前までは、「前期選抜(2月中旬)」と「後期選抜(2月下旬)」の2回行っていました。確かに受験生にとっては2回受けられるという精神的な安堵感や受験パターンを戦略的に構築できるなどのメリットはありました。
〇上記のような入学者選抜の推移をみると、単純に言えば今の制度は40年前に戻っているということですが、中学校の校長としては、「この感染症が蔓延しやすい時期にいつまでこのような選抜を行うのか・・、志願者はすべて入学させるような制度はいつになったら構築されるのか・・、少なくともそうなるための選抜方法の議論を不断に継続してほしい・・」などの疑問や要望があります。
〇学力検査(国語・社会・数学・理科・英語:マークシート解答)以外の検査については、各高等学校が決めて実施しています、いくつかを紹介します。
・面接(複数の面接官と受検生の個人面接や集団討論など)
・適性検査(作文・小論文を書く、運動・音楽の技能の検査など)
・自己表現(当日にパフォーマンスや実技等を行うなど)
・思考力を問う問題(論理的思考力や表現力などを問う内容)
〇過去には2月は雪の影響などで、受検会場に行くことを心配したことがありましたが、今日と明日はその心配はないので、防寒対策をしっかりして、全力を出してほしいです。ガンバレ!39名!!
〇公立高等学校を受検しない3年生は、5月に実施しようとして大雨で出来なかった「ゴミ拾いボランティア」を行いました。学校から増尾駅、商店街方面までの2㎞を1時間かけて行いました。私立高等学校へ入学内定をもらっている生徒がほとんどですが、かれらも仲間の健闘を心から願いながら、真剣にゴミを拾いました。
須藤昌英
出席停止の感染症にかかったら、こちらをご確認ください。
【通知】治癒証明書等の取扱いの変更について.pdf
柏市立土中学校
〒277-0033
千葉県柏市増尾1-23-1
TEL:04-7172-4809
FAX:04-7174-5846