校長ブログ

校長ブログ(令和2年度)

本との出会い(校長ブログ)

今日は、年に1度のオープン読み聞かせでした。
9名の教職員が前もって本を選びます。
1年生の担任で司書教諭でもある萩原先生が取りまとめてリストを作ります。
リストに書かれた本の題名を手がかりに、前もって子どもたちが聞きたい本を選びます。読み手の先生が誰なのかは当日のお楽しみです。
こんな流れで今日を迎えました。

1年生から6年生までという年齢の幅や、限られた時間の中での本選びは悩ましいところですが、私は「あんなになかよしだったのに」という、かさいまりさんの作品を選びました。


私の場所はブックルーム(高学年図書室)でした。1、4、5、6年生7名が集まりました。本の題名がつないでくれた出会い、ご縁だなあと感じます。

それほど長い本ではないので、時間を見ながら子どもたちと本について話題にしてあれこれ話す時間もとりました。

今、子どもたちが興味を持っている本のことを聞かせてもらった後、私と本の出会いについても話しました。大学生になって電車通学中に始めた読書がきっかけで本を読むようになったこと、高校卒業までは本を読むのが好きではなかったのでほとんど読んでこなかったこと、などを話しました。
また、これは聞いた話で、私自身が「その通り」と思ったことなのですが、「読みたいと思って手にした本でも、途中で『合わないな』『おもしろくないな』と思ったら、最後まで読まなくても良い」ということも伝えました。
興味が薄れている中で、絶対最後まで読まなければ、というような苦行になってしまっては、本嫌いになるきっかけとなるかもしれないからです。しかし、親御さんとしては、お金を出して買ったのですから、最後まで読んでほしいと思うのは当然です。
お家ではお家ルールで取り組ませてください。子どもたちよ、お家ルールに従って読書を楽しむのですよ。そう考えると、学校の図書室や市の図書館で借りられるようにしておくことはとても便利ですね。
色々な本を手に取って、本当に自分の好きな世界に出会えたら最高です。

9つの場所で読み聞かせを行いました。どの教室でも、子どもたちが静かにお話を聞く穏やかな時間になったようです。








千葉県でも学校図書館活用は推進しているところで、読書に対する意識は私が子どもだった頃より高くなっていると思います。とても良いことだと思います。私としては、ただただ、子どもたちが、今回のオープン読み聞かせも含めた色々な場面で、本とは良い出会いを通して、長く付き合っていってほしいと思っています。

遊び(校長ブログ)

今日はロング昼休みでした。暖かさが戻ってきて、過ごしやすい気温でした。普段の昼休みより多くの子どもたちの元気な姿が見られる時間です。






太陽の光を浴びて、元気いっぱいに活動する子どもたちからは大きなエネルギーを感じます。
入学式の時に、1年生に「まじめにべんきょう」「たくさん遊び」「好き嫌い言わずに食べる」をできるように、という話をしました。基本的なことで、どれも大切なことですが、やはり、小学生には、子どもの時にしかできない「遊び」をたくさんすることを通して多くのことを学びながら、大きくなってほしいと願っています。こんな風に遊べるのは小学校までですからね。


ここのところ、1年生が縄跳び練習をしている姿が見られます。学校で寒い季節の運動と言えば、持久走と縄跳びです。

縄をうまく回して、タイミングを合わせてジャンプするという行為は、とても難しいものです。たかが前跳びというなかれ。同時にいろいろな動きをしなければならないので大変なのです。今は、練習台でそれぞれの力に応じて頑張って練習しています。

根気よく続ければ必ずいろいろな跳び方ができるようになります。あきらめずにがんばってほしいです。

その横で、委員会の児童が落ち葉はきをしていました。なかよしタイムの様子です。この時期たくさんの木々から、たくさんの葉っぱが落ちるので、限界はありますが、できるところから少しずつ作業をしています。

担当の高学年のみなさん、ありがとう。

教育長のメールを受けて(校長ブログ)

金曜日の夕方に柏市教育委員会教育長からのすくすくメールが配信されました。
6月に学校が再開し、各学校で対策をしながら様々な活動が行われる中で、まだまだ変わらない市内での感染状況をふまえて「今ここで改めて」という思いでのメールだと思います。




目に見えないウイルスによる
病気ですから、対策をしてもかかることはあります。何度も繰り返しになりますがかかることは悪いことではありません。8月25日の校長ブログ「誰がかかっても」に書いた思いは変わりませんし、そこに載せた新潟県見附市役所の公式フェイスブック(7月14日の投稿)のように、ウイルス禍において、人が人を傷つけるようなことはしてはならないという思いも変わりません。
様々な活動を進めていく中で、我々人間にできることは、「できる限りの感染症対策を行うこと」「調子の悪いときに無理をしないこと、させないこと」「いじめ・差別を許さないこと」です。大人も子どももです。



考えてみれば、特別なことではありません。昨年までの風邪やインフルエンザなどの感染症に対する心構えと同じです。マスクの着用に慣れてきたように、必要以上にぴりぴりすることなく生活できると良いと思います。


持久走練習が終わり、子どもたちが担任の先生のところに集まります。
2年生担任の山内先生の声が聞こえてきました。

「はい、両手感覚を広げて1mぐらい離れて集まるよ。」
いつもの指示プラスこの一言。大切です。大人の意識としてこれが当たり前になって、さらに聞き手の子どもたちも意識できれば良いなあと思います。

引き続き、本校では、
不特定多数と接触しない」「3密を避ける」「できる限り個人の予防」を念頭に置き、学校における新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインVer3を判断基準として活動を行っていきます。

昨日の日曜日の新聞の折り込みに「まなふる第2号」がありました。


広報かしわの別冊です。
「頑張る柏の先生たち」という題で何校かの低学年における取り組みや先生方の思いが掲載されていました。どの学校も、あれこれ工夫をしながら活動をしている様子がわかります。
最後のページには改めての感染症対策について掲載されていました。

家庭数で配付できるよう、学校に届いていますので、後日ご確認ください。

子どものすること(校長ブログ)



山・・・

学校に続く道路のあちこちに文字や記号

落書きです。

落書きは良いことではないとわかっているはずです。しかし、やってしまう。いけないと知っていても、わかっている、できているとは限らない。「わかっちゃいるけど・・・」という学校では日常的にあることです。



「廊下を走ったら危ないから歩こう」なんて言葉は、私が子どもの頃からずっとあるものです。でも、なくならない。世の中が情報化社会になろうが、グローバル化が進もうが、あり続ける。



それは、いつの時代も「子どもは子どもである」からです。先に生まれた先生やおうちの人が先回りしてどんなに豊富な知識を与えたとして、立派なことが言えるようになったとしても「わかる」「できる」とはかぎらない。全く別のことです。それが「子ども」です。だからこそ。やってみて初めてわかる・わからない、できる・できないという体験とつながることが大切。失敗は次に生かすことができれば財産です。そうやって少しずつ成長していくものです。

さて落書きの件です。
現場の写真を撮りに行って、正門に戻ったところで、担任と該当児童と会いました。担任にうながされて、口々に謝ってきたので、道路は危ない、寄り道はいけない、悪いとわかったらもうしない、という話をしました。その後、担任と一緒にたわしと水の入ったペットボトルを持って、消しに行きました。自分たちのしたことです。反

出発前に改めて自分の気持ちで「もうしません。」と言いにきた子がいました。「悪い事ってわかったね、もうしないんだよ。」と改めて伝えました。こういうやりとりも大切です。

「僕は1回しかやってない」
「僕は1個しか書いてない」
「僕は最初は注意した」
というような言葉も聞こえましたし、放課後になって、友達から指摘されて謝りに来た子もいました。
ね、このあたりは子どもですよね。


いずれの児童も、日頃教室で頑張っている姿を目にしています。当然です。やればできる子たちですから。一時が万事ではありませんから。

今日の、大人の反応、たわしの手触りや水の冷たさを忘れずに、次へ進んでほしいです。
全校には、放送で今回のことも含めて、寄り道をせずにまっすぐ帰ることなどを教頭先生が呼びかけました。

昨日の校内研修で指導主事の北村先生が用意してくださった資料にあった言葉で「子どもは小さな大人ではない」というものがあります。北村先生は小児科医の先生からうかがった言葉であると言っていました。私は、全く別の書籍でこの言葉を目にした経験があります。

成長途中の子どもたちです。良いこともそうでないことも起こります。しかし、一日も早く物わかりの良い大人になることを推進する必要はありません。大人になる、その時は必ずきます。それまでは、当然起こるトラブルに慌てるそぶりを見せず、どう次に生かすか考えていける大人でいたいです。


今日も、本文の内容とは直接関係のない写真をはさんだ箇所があります。今日頑張った子どもたちの姿です。保護者のみなさん、地域のみなさん、引き続き、子どもたちの成長のためにご理解ご協力をお願い申し上げます。


大人として(校長ブログ)

今日は、教育委員会児童生徒課指導主事の北村大明先生を講師としてお招きして研修会を行いました。

たんぽぽ学級の国語の授業を通しての研修です。キーワードは「ユニバーサルデザイン」です。困っている一人のためのわかりやすさは、全体のわかりやすさにつながります。本校では、ここ数年、この言葉をキーワードに研修をしてきました。


放課後には理論研修を行いました。
日々子どもたちに向き合う上での貴重なお話を伺うことができました。

今日学んだたくさんのことは、明日から各クラスの実態に合わせて生かしていきます。

北村先生、ご多用の所ありがとうございました。

さて、今日の朝日新聞にも載っていましたが、大人にも子どもにも大人気の最近話題のアニメ映画について、「(一見)残酷なシーンを含んでいること」に不安を抱えている親御さんが出てきたという報道をここ数日でいくつか目にしました。

教育者として、また、子どもを持つ親として、このような状況に直面した時、どう子どもに向き合ってきたか、向き合っているかを、教頭先生と養護の福谷先生と話しました。


教頭先生はこのアニメの内容を知っているので、物語の中での残酷と言われるその行為の意味について話題にするであろう、と言っていました。福谷先生はこのアニメの内容は知らないので、これは物語の中のことで現実とは違うよ、という話をするであろう、と言っていました。


考えはいろいろなのだと思います。しかしながら、共通していたのは、その瞬間を「見過ごさない」という所でした。大人として「不安だ」「心配だ」「気になる」という状況が生まれたなら、その気持ちを遠慮無く素直に目の前の子どもに話すことだろうね、ということです。

子どもは、危ないもの、怖いもの、いかがわしいものなど、いわゆる、大人が「できれば避けてほしい」と願うものにうっすら関わりながら大きくなっていきます。この、「うっすら」が大切なポイントです。昔は、そういったものに、経験が伴わないうちにどっぷりはまることは少なかったのですが、今は情報があふれている中で生活しているので、特に端末を自由に使える環境では、興味があることにどんどん突き進んでいくことが危険につながることもあります。

だれかが規制してくれるのを待っている間にも子どもたちは成長を続けます。昔から「だめなものはだめ」「よそはよそ、うちはうち」という言葉もあります。自分が気になったら自分が発信することが大切だろうと思います。「お父さんはこう言ってたな」「お母さんがああ言ってたな」そういう日常が子どもたちの心を育んでいきます。

これは我々教員も意識すべきところです。「その言葉遣いどうだろう」「今の態度は気になるなあ」などなど声をかけられる場面はたくさんあります。お互いに、気になることは遠慮せずに伝えていける大人でありたいですね。
(後半の話題と写真は直接関係ありません。本日の子どもたちの様子です。)

コミュニティスクール(校長ブログ)

本年度から、学校・家庭・地域が一体となって「地域とともにある学校づくり」の推進を図るために、富勢中学校区4校の富勢中学校・富勢小学校・本校・富勢西小学校がコミュニティスクールになりました。

ホームページ左側に新しく作った「富勢中学校区学校運営協議会」枠に貼ってあるイメージ図は、昨年度から4校学校長で話し合いを重ねて、共通の思いで作成したものです。作成に当たっての思いも掲載していますので、お時間のあるときに左枠内のコミュニティスクールになりました、をクリックしてぜひご覧になってください。

「地域の子どもたちを育てていく」ために、保護者のみなさんも含めた地域からの支援を生かしつつ、地域と学校のより強い連携・協働体制の構築を図っていくことになります。

その基板となる学校運営協議会のメンバーは約30名の地域の方で構成します。地域の団体で活動されている方々が多くいらっしゃいます。地域のために様々な活動をしてくださっている各団体とのつながりを生かしながら進めていくことになります。

コミュニティスクールのスタートとして、「学校を」「子どもたちを」見ていただくことから始めたいところでしたが、今年度は、保護者のみなさんや地域のみなさんに自由に学校に来ていただくことができない状況です。
来年度になったら、全て解禁、ということでもないので、できることから少しずつとなっていくとは思います。

第1回学校運営協議会は8月29日(土)に富勢中で行われました。私が印象に残った言葉は「子どもをおいてきぼりにしない」というものです。大人の思いだけで進めないようにということです。それぞれの学校の良さや子どもたちの姿を生かしながら丁寧に進めていきたいです。

今日、3年生のパソコンの授業がありました。

ローマ字入力の練習です。柏市教育委員会のITアドバイザーの伊藤先生から、子どもたちの様子について「ローマ字自体に慣れているわけではない状態で、それでも真面目に取り組んでいた。できないことがあっても諦めずに頑張る姿がすばらしかった。」というコメントをいただきました。

富勢東小の子どもたちの良さの一つを感じていただけたことをうれしく思いました。こういった子どもたちの良さを見ていただく、知っていただく、そして、富勢地域みんなで伸ばしていく、そんなことに1日も早く取り組めたらいいな、と思います。
(最後の3枚の写真以外は、本文とは直接関係のない本日の子どもたちの様子です。)

コミュニティスクール資料
①文部科学省関連サイト
コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度) - 学校と地域でつくる学びの未来
②千葉県関連サイト
千葉県のコミュニティ・スクール/千葉県
②-1千葉県市町村立学校用リーフレット
市町村立学校用リーフレット.pdf













健康第一(校長ブログ)

「本日の欠席児童はいません。」朝一番、養護教諭の福谷先生からの報告がありました。

学校に来た子どもたちが心身ともに健康であることはうれしいことです。それが全員であれば、なおのことです。うれしいスタートでした。

学校には、出席簿という公簿があります。そこには月ごとに出席率というものがパーセントで出ます。
あるクラスで月に一人も欠席がなければ、その月の出席率は「100%」となります。
100という数字は達成感につながる数字です。結果としてそうなったらクラス内でみんなが健康であることに感謝したりと何かしら反応しても良いところです。

しかし、それを目指して、先生や子どもが無理をするようなことは絶対にあってはなりません。無理をするような空気になりそうなら、最初から出席率のことには触れない方が無難でしょう。(これは学校職員に言うことですね。)

健康であることは大切なことです。しかし、体調が崩れてしまったときにその状態をきちんと受け止めることはもっと大切なことです。



なんとしても出席にカウントするために、熱があるのに朝だけ登校したり、放課後に顔を出したりするなんてことがあってはいけません。自分の不調をきちんと受け止められる子どもであってほしいし、お子さんの不調をきちんと受け止められる大人であってほしいと願います。


特に今年度は、自分のために、周りのために、調子が悪いときは無理をせず積極的に休みをとる、という考え方に世の中が変わっています。健康が何よりも大切であるということです。「自分の命は自分で守る。」大人も子どもも同じですね。(写真は本文の内容とは直接関係のない本日の子どもたちの様子です。)

今朝は今年度一番の冷え込みだったそうですね。それにしても、子どもたちは元気です。長袖で過ごす子が増えてきましたが、半袖の子どももいます。


先週末に立冬を迎え、気温も低くなってきます。とは言え
気温の感じ方は人それぞれですから、脱ぎ着のタイミングも人それぞれだとは思います。寒いと感じたときには羽織れるような、活動の妨げにならない脱ぎ着しやすいものがあると安心です。


並べ方と組み合わせ方(校長ブログ)

昨日は暖かな日曜日でした。天気は今日の方が良かったですね。綺麗な青空の1日でした。

今日はまず、裏門の左側(校庭から見て)にある桜の木の枝下ろしをしていただきました。
かなり太い木が、道路の方に伸びてました。
市内の学校の桜は4、50年経っているものが多く、立派な花を咲かせてくれる反面で大風で太い枝が折れることもあり、注意が必要です。

朝からありがとうございます。

6年生が算数の学習で「並べ方と組み合わせ方」という学習をしています。


3つのものから2つ選ぶ場合の話。
例題A
 1、2、3の数字が1つずつ書いてあるカード3枚から2枚選んで、2桁の数字を作る。何通りできるか。

例題B
 バニラ、チョコ、いちごのアイスクリームの中から2つ選んで買います。買い方は何通りあるか。

例題Aは

と考える。
例題Bは

と考える。同じ事をしているようですが、Aとの違いは「2つの並び方に関係ないBの方はだぶっているものを省くから3通りになる」というところです。

しかしながら、ふと、思いました。
2つのアイスを選ぶという場面の捉え方が、生活体験によって異なるかもしれない。下のように縦に積んだ場合を思い浮かべた子がいた場合、この2つを同じと考えるだろうか、ということです。

この2つは別物だろ、ということです。先にチョコに触れるか、いちごに触れるかは子どもにとって大問題だ。となれば、例題Bも6通り?と考えるのか。

そんなことを、近くにいた子を交えて話しました。「うん、これは対話的な深い学びだ、うん、子ども同士ではなく、相手は校長だけれど」などと考えていたら、一人の児童が教科書を見せてくれました。文章問題のそばに挿絵がありました。

あっ、アイスが横に並んでる!
じゃ、「チョコといちご」「いちごとチョコ」は同じ物としてカウントだね、この場合なら3通りでよし、となりました。挿絵で混乱を避けるあたり、さすが教科書、というところです。

子どもたちの捉え方によって、混乱が起きないように、答えが変わることが無いように、教科書は本当に良く考えられて作られているなあ、と思います。







子どもたちよ。
寒い朝は起きづらい。しかし、寒さに負けることなく張り切っていこう。

深まる秋(校長ブログ)

日帰り修学旅行の日に、太陽の下でお昼ご飯を食べました。その時、風が冷たかったのですが、あれが木枯らし1号だったようです。秋が深まっていて、朝の冷たい空気で身が引き締まります。


本校正門方面のあけぼの山農業公園駐車場から出たT字路の道路に「トマレ」の表示を書いていただけるということを10月22日にお知らせしましたが・・・

ありがとうございました。できあがりました。

表示が何もなければ素通りするところでも、一つ表示があることで、「?」と気になるものです。表示はありますが、どちらから通る場合でも、なお一層気をつけての通行を心がけてまいりましょう。

また、本日すくすくメールにてお知らせいたしましたが、このT字路斜め前方の畑の一部が、バスの転回場所になります。バス停も新設されます。

今、あけぼの山公園入口バス停から入口までは少し距離がありますが、ここにバス停ができれば公園へのアクセスが便利になります。本校へのバスでのアクセスも同様です。

ただ、完成後は歩道をまたいでのバスの進入になるため、歩行者はバスに注意が必要になります。

工事期間3ヶ月の間も、歩道が使えない期間も出てきます。車道にはみ出す形で歩道を仮設し、ガードマンもつけてくださることになっていますが、十分に気をつけて通行する必要があります。実際、工事が始まったら、子どもたちには説明をします。

冷たい空気の中、曇り空のもと、持久走の練習をしました。



自分のペースで元気に力一杯走る子どもたち。








ここのところ、北海道や東北地方などの寒い地域でのウイルス感染増加の状況を鑑み、寒くても部屋の換気を呼びかける報道がされています。学校も、暖房をつけてはいるものの、換気をしながらの学習です。窓際やドア近くは冷気を感じます。着る物での調節が必要になります。動きやすい格好であることが大切ですが、暖かく活動できるよう考えていきたいと思っています。

日帰り修学旅行を終えて(校長ブログ)

昨日、6年生といくつかの体験学習をしてきました。
お天気に恵まれ、何をしていても気持ちが良い一日でした。
活動中に「このまま、泊まりたいな・・・」そんな声も聞こえました。
子どもたちにとって、おうちから離れて、友達と過ごす時間はとても楽しみなものだったと想像できます。私の今までの経験からも、「夜、みんなで寝ないで話したこと」を思い出の一つとする子どもは少なからずいました。
しかしながら、今の状況がわからない子どもたちではありません。受け入れるしかないことはわかっているのでしょう。いつまでもそれを口にするわけではありませんでした。目の前にあることに一生懸命取り組んでいました。

昨日の6年生のめあては「チャレンジすること」であり「協力しながら楽しい思い出を作ること」でした。(活動の写真は、昨日の東小日記を見てください。)
6年生は学校にいるときは最高学年という役割を演じるわけですが、一人一人はまだまだ11才、12才の子どもです。そんな子どもたちが、やったことのないことに取り組む姿は、学校ではあまり見られない姿です。どの活動にしても、ちゃんとできるかどうか不安を抱えているわけです。そんな中で、友達と協力し、先生方の話を聞き、少しずつ良い顔になっていく場面を何度も目にしました。

到着の会で「楽しみは、自分で行うことで感じるものであること」「みんながチャレンジし、協力したことで一人一人にとって楽しい一日になったと言えること」「卒業までの4ヶ月と少し、自分で行うことにより楽しい日々を積み重ねてほしいこと」を伝えました。
さみしい気持ちもあるでしょうが、子どもたちはとても良い1日を過ごせたと思います。みなさんの笑顔がそれを感じさせてくれました。

お迎えに来てくださった保護者のみなさん、寒い中、ありがとうございました。
担任の永井先生、例年と違う中での準備、ありがとうございました。引率してくださった先生方、お迎えに出てくださった先生方、ありがとうございました。
そして、活動を支えてくださった手賀の丘少年自然の家のみなさん、ありがとうございました。

今、私たちは、過去と比べても仕方がないという思いを胸に、毎日を積み重ねています。そんな中でも、できることはなんだろうと考えているはずです。何をしていても、何を考えていても時間はどんどん過ぎていきます。今、目の前のことに一生懸命取り組める心身の健康に感謝して、前へ歩いていきたいものです。






東小の子どもたちよ、明日もはりきって行こうではないか!