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校長日記
校長:生成AIは使えるのか?
『生成AI』について学ぶ時間を、4年生と5年生に設定しました。
ご存知の通り、生成AIは世の中に急速に普及しており、これから子供たちが活躍する社会では、AIを使わないで生きていくことは、考えられなくなりそうです。
現状では、一般に普及している生成AIは年齢制限が設定されており、小学生はまだ使うことができません。今回は、教育用に開発されたものを、教師の管理下で期間(時間)限定で利用しました。
好きな動物や、昼休みのおすすめレクなどについて、プロンプト(指示や質問)を入力すると、どんどん文章が表示されます。通常のインターネット検索や図書資料を使うと何時間もかかりそうなことが、あっという間に文章化されることに、子供たちは驚いていました。しかし、物語文のあらすじなどを聞くと、あきらかに間違っている内容もあります。問題なのは、自信たっぷりに「本当っぽいうそ」が表示されることです。
間違いもあること、たんさんの選択肢が提示されるということは、ユーザー(人間)は、これまで以上に『判断力』が求められるようになります。より良い選択をするための判断力の基になるのは、様々な体験や学習によって身につけた知識であり、これまでも学校で育てようとしてきた力です。
未来を生きる子供たちには、大人以上に最先端の知識や経験が求められます。基盤となる学習を大切にしながら、新しいものにも触れさせていきたいと考えます。(校長 佐和)
校長:卒業を祝う会
6年生が大津一小に登校する日数もわずかになりました。
29日は、児童会が企画・運営する「卒業を祝う会」が行われました。
普段から全校が触れ合う機会の多い大津一小ならではの、全体的にあたたかい雰囲気のなかで、笑いと涙の溢れるステキな会となりました。
運動会や委員会活動で学校を引っ張り、おおいに盛り上げてくれた6年生。
デジタルイルミネーションや陸上大会、音楽発表会等で、活躍して輝いていた6年生。
みなさんは、大津一小の「誇り」です。
中学校での活躍を楽しみにしています。
それにしても、どの学年の発表もとてもすばらしかったです。
プレゼンテーションや歌、ダンス、劇などで堂々と気持ちのこもったパフォーマンスを見せてくれました。
お世話になった6年生に「ありがとう」という感謝の気持ちと、卒業「おめでとう」というお祝いの気持ちが、いっぱい詰まっていたからだと思います。
素晴らしい会を開いてくれた、子供たちに感謝の気持ちでいっぱいです。(校長 佐和)
校長:読み書きそろばん・タイピング
昔から「読み書きそろばん」と言われるように、文字や文章を読むこと,内容を理解して文章を書くこと,計算することは豊かに生きていくために必要な能力です。それに加え、現代社会では、タイピングも欠かせないものになっています。
学校においても、自分の考えをまとめたり、友達と話し合ったりする活動に端末を利用する機会が急激に増加しました。現在の教育において、タイピング能力を身に着けることは、「読み書きそろばん」と並んで必要な能力になっています。
そこで、大津一小では、教育ネット様の支援を受け、3年生以上で「タイピング大会」を実施しました。企画や広報は、プログラミング委員会の子供たちがやってくれています。
子供たちはたいへん意欲的に取り組んでおり、近々表彰式も行われます。
将来必要とされる能力を、しっかり身につけさせていきたいと考えています。(校長 佐和)
校長:「プログラマッピング」の授業レポート第3回
2023年12月15日に開かれた、4年生の「プログラマッピング」の授業レポート(全4回)の3回目が公開されました。
何度も取材を重ね、分かりやすく紹介されています。
ぜひ、お読みください。
第4回(最終)は、2月20日公開予定です。(校長 佐和)
第3回:「小4が挑むプロジェクションマッピング、試行錯誤と工夫の連続が育む論理的思考力 」
第2回:「学校は面白い場所がいっぱい!小4が創造性を発揮するプロジェクションマッピングが始動」
第1回:「地域の人を笑顔にしたい! 小4がプログラミング×プロジェクションマッピングの発表イベントを開催 」
校長:ボクシング教室から学んでほしいこと
本校の卒業生に、ボクシングで世界チャンピオンになった先輩がいます。
2002年の卒業生、岩佐亮佑さんです。
本日は、岩佐亮佑さんとセレス小林さん(セレスボクシングスポーツジム会長、日本ボクシング協会協会長、元世界チャンピオン)、澤田純一さん(セレスボクシングスポーツジムマネージャー、チーフトレーナー)の3名にお越しいただき、ボクシング教室を開催しました。
ねらいは2つあります。
ひとつは、 運動の楽しさを体験することです。 ボクササイズを通じて、楽しみながら体を動かすことで、運動の楽しさを感じること。そして、もう一つは、 成功への道のりの理解です。世界で成功したアスリートの話を聞くことで、夢を追い求めることの大切さを学ぶことです。
同じ学校で学び、地域で育った人が、世界で活躍していることを知って、子供たちにも大きな励みになったようです。
「夢を持ち、自分を信じ、努力を続ければ結果が出る」という、世界チャンピオンのお話を心にとどめ、大津一小の子供たちが10年、20年後に、いろいろな分野で世界で活躍してくれることを願っています。(校長 佐和)
校長:授業参観1
1年生、3年生、5年生、あおぞら、そよかぜの授業参観と懇談会を実施しました。
一年の間に子供は大きく成長します。
本日も、お子さんが成長した様子を見ていたただけたものと思います。
また、本校が進めている、子供主体の学びの様子はいかがだったでしょうか。
いよいよ、まとめの大切な時期になります。
引き続き、本校教育へのご支援・ご協力をお願いします。(校長 佐和)
校長:入学説明会でのあいさつ
来年度入学予定の保護者対象に、入学説明会を行いました。
「本校で大切なお子様をお預かります。お預かりするのは、お子様の命と未来です。安心・安全な学校づくりに努めると共に、お子様が将来、新しい社会を豊かに、たくましく生き抜くために必要な、資質・能力をしっかり育む教育を行うために、教職員一同、全力で取り組んでまいります。」
というご挨拶をさせていただきました。
お子様のご入学、楽しみにお待ちしています。(校長 佐和)
校長:北海道ぎょれん食育授業(5.6年生)
ぎょれん(北海道漁業協同組合連合会)の方にお越しいただき、食育授業を行いました。
スーパーマーケット等で、切り身になった鮭や貝柱だけのほたてを見ることがあっても、そのままの形で見る機会は少なくなくなってきています。
北海道から、秋鮭(オス・メス)と殻付きのほたて、産地の異なる昆布を持ってきてくださり、子供たちが実物を見たり、触ったり、においをかいだりしながら学びました。
「おいしそう」「食べたい」という声があちこちから聞かれました。
子どもたちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けることができるよう、学校においても積極的に食育に取り組んでいくことが重要となっています。
今回の食育授業では、「ぎょれん」さんと「和食応援団」さんのご支援により、本校の子供たちの食に対する興味関心を高めることができました。(校長 佐和)
校長:量感を育てる算数の授業(2年生)
算数での量感とは、計器を使わずにある量の大きさの見当をつけたり,ある単位で示された量が実際の物でどれくらいの大きさになるかの見当をつけたりするための,およその感覚をいいます。
量感は,計器の選択を適切にしたり,日常生活を合理化したりするために,大切なものです。
しかし、全国学テや柏市学テの結果からも、「およそ」とか「見当」といった量感に関する問題に課題があることが分かっています。
つまり、教科書だけの学習では、量感を身につけることは難しいということです。
そこで、本日の2年生の学習では、量感を育むことをねらいとして下記のような授業を行いました。
1 校内の好きな場所で、長さが気になる物をみつけます。
2 自分でどれくらいか予想します。
3 実際に図って確かめます。
4 その結果を端末で撮影します。
5 教室に戻り、画像を見せながら全体で発表します。
教科書で見るだけでなく、このような体験を繰り返すことで、量感が育っていくものと考えます。
また、共有の場面で1人1台の端末が効果的に活用されました。
今後も、データを基につまずきを分析し、改善する授業を工夫していきます。(校長 佐和)
校長:プロから学ぶ意義(Web作成)
5年生が公開しているWebページを、「プロ」にアドバイスしてもらいました。
大津ケ丘アクティブ大作戦ポータルサイト https://sites.google.com/g.kashiwa.ed.jp/active
講師は、柏市内でも活躍されている、株式会社フィルズリンクス代表取締役の舟山様です。
一番大切なのはゴールであり、ターゲットに合わせた表現の重要性を教えてもらいました。
また、子供たちの作ったサイトをじっくり見ていただき、細かいところまで改善点を指摘してくださいました。
子供たちは、ページを見直し、
・ターゲットを意識して、面白いと思ってもらえる工夫を考える
・文字の色を絞ったり、サイズをそろえたりして見やすくする
・写真や動画をとりいれて、分かりやすくする
・スマホでも見やすいようにコンテンツを整理する
などの、意見が出ました。
自分たちは「良くできた・完璧」と思った作品でも、プロの眼には「まだまだのところがある」ことが分かり、あらためてプロ(大人)のすごさを実感すると共に、さらに学びを深めていこうという機会となりました。
学校での学びは、子供たちが将来生きていく社会で、たくましく、豊かに生き抜く力を育むためにあります。
そのために、社会とつながり、専門家から学ぶ学習をこれからも推進していきます。(校長 佐和)