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校長日記

校長:本校の実践が紹介されています(リシード)

昨年度の4年生が行った授業が紹介されました。
これまで何度もマスコミで取り上げていただきましたが,この記事は教師の立場から学習のねらいをまとめてくださっています。

ぜひご覧ください。(校長 佐和)

「協働的な学びを通して創造力と自信を育む「プログラマッピング」

https://reseed.resemom.jp/article/2024/05/28/8834.html

 

校長:5年生 田植え体験

本校の教室の窓からは,美しい田園風景が広がっています。

5年生は,社会科の「米作り」の学習として,昨年度から,田植えや稲刈りの見学をさせてもらっており,今年度は,子供たちが田んぼにはいっての田植え体験もお願いしました。

初めて田植えをする子供がほとんどで,おそるおそるといった感じでしたが,一度はいってしまうと,泥だらけになりながら楽しそうに作業をしていました。

田植え機と手で植えることの作業効率の違いを知ることで,農業の課題について考えるきっかけになったものと思います。また,昨今はすでに精米されてパッケージされたものしか見たことがない子供が大部分です。田植えの大変さを体験することで、食べ物を大切にする気持ちが芽生えることも期待しています。

橋本社長をはじめ,沼南ファームの皆様,忙しい時期にかかわらず快く子供たちの見学を受け入れてくださり,誠にありがとうございました。(校長 佐和)

校長:1年生から端末活用の必要性

1年生の端末利用がはじまり,カメラ機能を使って写真を撮る練習をしていました。

すぐにアサガオの生長記録に端末を活用するようです。

昔から「読み・書き・そろばん」は必ず身につけなくてはならない能力とされていました。

これからは,ICT活用スキルも重要な能力になっていきます。

そのためにも,低学年のうちからICT活用になれることは必要です。

端末を,文房具の一つとして学習を効果的・効率的に進めるために,どんどん活用させたいと考えます。(校長 佐和)

校長:PTA会長と対談

19日に、教育課程説明会とPTA総会がありました。

どちらも一方的な説明が多く、形骸化している傾向があるため、PTA会長のご提案で今年は大きく形を変えました。

まず、教育課程説明会については対談形式とし、私とPTA会長でやりとりをしました。

テーマは下記の2つです。

「大津一小でどんな教育をめざすのか」

「子供たちが小学生の時に体験させたいこと」

学校を卒業して社会に出てから、自立し、豊かな生活を送れるような資質・能力を育むという論点で、意見交換ができました。

後半は、保護者からの質問でした。

「多様性を認める教育のあり方」や「放課後の過ごし方」等についてのご質問に回答しました。特に、今年度の時間割(木曜日午前中5時間授業、13:55下校)について、どういう意図をもって変更したのかを知っていただく機会を得られたことは、たいへんありがたいことです。

PTA総会でのスライドによる活動方針も、たいへん分かりやすい内容でした。。

当日は、写真のようにたくさんの保護者の皆様が参加くださいました。

これまでのカタチに固執しない、新しいやり方をPTAの皆様と考えていきたいと思っています。

ぜひ、ご意見やご要望をお願いします。(校長 佐和)

校長:PTA会長と対談

 

校長:これから目指す学習モデル

令和の日本型学校教育に関する答申では,個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実が提示されています。(中央教育審議会,2021)

しかし、その具体的な方法は示されていないため、学校ごとに学習モデルを開発する必要があります。

子供主体の学びのあり方を研究している大津一小では、日常の教科学習のなかでも、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた取組みを始めています。

 

一例を紹介すると、本日の6年1組の算数では、点対称な図形の性質を学ぶ際、子供に学び方を選択させていました。

「1人で進める」「友達と一緒に進める」「先生と学ぶ」の3つの中から、自分に合った学び方を選んで学習をスタートします。

途中で分からなくなったら、教科書や先生が用意した資料を見たり、友達や先生に相談したりすることもOKです。

終わった順番に教師のところに行き、しっかり理解しているかどうか対面で確認します。また、学習の達成度について測定するルーブリック評価も取り入れ、指導と評価の一体化を図りました。 

これまで、このような授業はあまりしたことなかったのですが、どの子も主体的に学びを進めている姿が見られました。

一斉のなかで、同じ進度、同じやり方で指導するだけでなく、自分の力で学ぶことのできる子供を育てることは、たいへん重要なことだと考えています。(校長 佐和)