令和3年度(R4.4.11まで)

令和3年度 校長室より

温かい雰囲気(校長室より)

短縄とびの取り組みが活発になってきました。


一人一人ががんばり表を持っています。

約1ヶ月、体育委員会が下学年の技のチェックをします。月火には1・2年生対象、木金には3・4年生対象です。

今日は1・2年生でしたが、たくさんの子どもたちが跳び縄を持って外に出ていました。
体育委員会の児童だけでは回らないので、先生やたくさんの6年生が手伝っていました。

低学年への声かけや視線はとても穏やかであり、優しいお兄さん、お姉さんです。だから、低学年の子どもたちもがんばります。

日差しはあるものの、冷たい空気の中でしたが、とても温かな良い風景でした。
3学期で卒業していく6年生。具体的な行動をすることで、みなさんの姿や思いは、次へ次へと受け継がれていきます。とは言え、無理をすることはありません。毎日、自分にできることを一つずつ一つずつ積み上げていってほしいです。

寒いけれど、病気に負けないように運動で体を鍛えていこう。

さて、この活動も控えた方が良いのか考えました。学年はまたいでいますが、集団でのレクのような交流活動ではありませんし、対個人で、外で、マスク着用で、ということで続けていくことにしました。

 

今日から(校長室より)

本日より、柏市の教育現場はレベル2の拡大局面対応となります。
宣言解除から3ヶ月と2週間が過ぎたところです。

学校生活は続きますので、今まで通り、「全体で」「個人一人一人で」できる対策をとりながら、ここまでより少し意識を高くした行動をすることで、感染防止、拡大防止に努めてまいります。

新しいことはありません。今までやってきたことを緩めずに行うことでの対策です。

子どもたちには、冬のこの時期だからこそ、免疫力を落とすことのないよう、栄養、睡眠をしっかりとってほしいです。このあたりは、ご家庭のみなさんの協力も必要です。

今日も、青空の下、多くの子どもたちが昼休みに外に出ていました。おにごっこ、なわとび・・・元気いっぱい遊ぶ中で、強い体をつくっていってほしいです。

朝、「熱を測り忘れました、測ってください。」と職員室に来室する児童が若干名います。「体調良好な状態での登校」のための検温など健康観察ですので、ここはしっかりお願いします。

600人の児童、50人弱の教職員が生活する学校です。「自分くらい良いか」という部分からほころんでいくこともあります。繰り返しになりますが、ご理解ご協力をお願いいたします。

今回のレベル変更を受けて、本日、教育委員会からメールが配信されました。学校からの手紙は明日お子さんを通して配付いたします。目を通していただいて、ご心配な点があるようでしたらお問い合わせください。

席書会も今日で最後(校長室より)

3年生の席書会でした。マスク着用の上、向きの工夫をして、体育館で行いました。3年生以上の席書会は今日で終了です。

3年生なって初めて習字セットを準備し、毛筆を扱うようになった子がほとんどだと思います。しかも、書き初めには、だるま筆というさらに太い筆を使います。

普段字を書くときに使っている鉛筆とは扱い方が全く違います。思うように筆が動かないこともあります。

心を落ち着けて、緊張して紙に向きあう、そういう時間が年の初めに大切なのです、そういう昔からの行事です。いつもより大きな半紙に向かって一生懸命書き初めに取り組んだ3年生です。

各学年の力作は、校内書き初め展で体育館に展示いたします。ぜひ、その時にご覧になってください。

昨日の放課後に校長室で会議を開き、卒業式についての大枠を確認しました。今後の状況によって変更していくこともあるとは思いますが、

6年生が気持ちよく卒業できるように準備を少しずつ進めていきます。

 

さて、週末を迎えます。ここのところ、コロナウイルス関連の報道が続いています。

昨日も書きましたが、感染することは仕方がないことです。できることは、一人一人の予防対策です。

過去にインフルエンザが流行した年も、保護者のみなさんへ出していた手紙にいくつか気をつけてほしいことを書いていました。載せてみます。

1.外からの感染を防ぐため,外出や遊びに行くことなどは控える。特に電車やデパートなど,不特定多数が出入りする場所は避ける。
2.手洗いやうがいを励行する。
3.体力を回復させるため,早めに休養・就寝をさせる。
4.感染を防ぐためにマスクなどの着用を心がける。
5.寒暖の差が激しいので,気温に合わせた衣服の調節をする。
6.体調が悪くなったら,病院に行き,医師からの診断を受ける。

ウイルスによる病気ですから、今、気をつけてほしいことと大きく変わりません。できる対策をとりながら、良い週末になりますように。

(5年生廊下の七草の寄せ植え)

間接的な交流でも(校長室より)

1年生の教室で、子どもたちが映像を見ながら盛り上がっていたので、一緒に見てみました。


子どもたちが、手作りのおもちゃで遊んでいる映像でした。

このおもちゃは、2学期にさかさい保育園との直接の交流ができなかったので、1年生が園児に遊んでもらおうと協力して作り、園に送ったものです。それを使って園児が遊んでいる映像です。

1年生が協力してつくった輪投げに、園児が挑戦している姿を見て、息をのむ1年生。輪が入ったり入らなかったりする様子をみて「わー!」「きゃー!」と素直な反応を見せる1年生。


直接の交流はできなかったけれど、関わろうという気持ちと、それを形にしたことは1年生の成長につながったなあと思えました。子どもたちも、この映像を見て、「やって良かった」と感じたはずです。映像には他に「歌」「つり」「迷路」がありました。どれも、園の子どもたちの楽しそうな様子が映っていました。

こちらからの働きかけに、遊んでいる姿を映像として送っていただけたことに感謝です。これがあったことで、1年生は自分たちのしたことの振り返りが自然にできました。さかさい保育園の先生方、ありがとうございました。

 


全国的にウイルス感染者が日に日に増えています。柏市も同様です。この後、また以前のように学校での活動に制限がかかる可能性も0ではありません。大きな行事としては、6年生にとっての最後の行事「卒業式」もあります。それに向けて、歌の練習も始めています。市内の状況や校内の状況を見ながら、その都度、開催の仕方等について決定していきます。他の行事についても同じです。

世界的に流行している病気ですから、かかることは仕方ありませんし、悪いことではありません。一人一人ができる予防を丁寧にしていくことが第一であり、その上で、かかっても、かからなくても、安心して過ごせるように心構えておきたいところです。

昨年度テレビでも取り上げられた「 安心して感染したい」という題で新潟県見附市役所2020.7月発信の文章と漫画です。「温かい人でありたい」、その通り、と思います。https://www.facebook.com/city.mitsuke/posts/3283654768323433/

 

「自分がやられていやなことは人にもしない」をルールとして子どもたちに呼びかけてきました。病気を理由にした、差別やいじめにつながるようなことがないよう、教職員一同気をつけて子どもたちに向き合ってまいります。

やる気(校長室より)

各クラスの廊下の掲示物、「三学期の目標」が少しずつ増えてきました。

めあてをもって生活や学習に取り組むことは大切なことです。

担任だったときに「『がんばる』という言葉を使わずに目標を書く」ということを子どもたちには意識させました。「なわとびをがんばる」より「二重跳びを30回できるようにする」の方が具体的であるし、何に取り組めばいいかわかりやすいからです。

子どもたちの目標を見ていると個人個人それぞれに目標が違うことがわかります。コロナのことや健康のことも多かったです。何をするにも、健康は大切ですから、気をつけながら生活していけると良いです。

 

さて、話は少し変わりますが、連休明けなどに、机につっぷして「やる気が出ない」という状態の子を時々目にします。本校だけでなく、今までの学校でも時々見る風景の一つです。

「やる気」についてここ数年目にするのが池谷裕二氏の言葉です。「やりはじめないとやる気はでません。脳の『側坐核』が活動するとやる気が出るのですが、側坐核は、何かをやりはじめないと活動しないので。」というものです。池谷氏は東京大学大学院の教授である方で、薬学者、脳研究者という肩書きもあるようです。

「池谷裕二 やる気」と検索してみると、ビジネスマン向けのサイトですが、同じようなインタビューも見つけました。その中には「面倒なときほどあれこれ考えずに、さっさと始めてしまえばいい」という言葉もありました。

やる気が先で、その後に行動と思いがちですが、行動が先であるので「とにかく具体的に動く」ということが全ての始まりになるととらえてよさそうです。

せっかく書いた3学期のめあて。廊下で、自分が決めた目標を眺めながら具体的にできることを考えて、「まず、やってみる」。そんな風に取り組みながら、自分が決めた目標に近づき、達成できたら良いですね。意識して3学期を良い毎日にしていってほしいです。