校長雑感ブログ

校長雑感ブログ

4月2日(水)新年度を迎えるにあたり

〇4月になってあちらこちらの桜の花は満開ですが、昨日からの寒さと雨が季節を逆戻りさせています。ただそのおかげで花は長持ちするので、週末の天気回復を待ちたい気持ちです。

〇私が教員になった昭和の終わりは、3月に桜の花が咲くことはありませんでした。4月の中旬に満開になることもしばしばで、むしろ入学式に咲いていればラッキーくらいだったことを覚えています。

〇普段の学校ですとグラウンドやテニスコート、武道場や体育館から、各部活動の練習する声が響き渡っていることでしょうが、今はひっそりしています。

〇昼食後雨が止みましたので、初めて通用門から坂道をくだってみました。土中の桜は控えめなのか、まだ7分咲きくらいでまだ多くのつぼみが残っています。

〇坂下にコンクリートの屋根に守られたお地蔵さんがあり、石碑には「明和8年(1771年)」とありますので、今から250年前に建立されたことがわかります。江戸時代の中期のこの地の様子は想像できませんが、当時から今土中があるこの丘の付近は、人々の生活の中心であったことがわかります。

〇教員として一番の喜びは、自分の好きなことを極めようとする生徒の姿を目の前にみることができ、それによってこちらも学ぶべき点が多いことです。「教えることは教えられること」は我々教員の中では昔から言い伝えられていますが、理科の「作用・反作用」に似ていると思います。

〇学校概要の校長挨拶に「己事究明」という言葉があります。もとは「自分とは何かを明らかにしていくこと」の意ですが、自分と向き合い自分らしさを見つめていくことは、中学生という青年前期にはとても重要であると思います。そこから将来自分がどんな形で周囲や社会に貢献していけるかを模索し、自己肯定感を高めていくのです。

〇世の中は常に「便利さ」を追求し、コンビニでは何時でも欲しいものが手に入り、わからないことはスマホで検索すれば、必要な情報が得られます。ただその「便利さ」に慣れると、面倒なことを避ける傾向が現代人にはあります。

〇逆にある程度の「不便さや窮屈さ」があるから、それを克服しようと自分の能力が引き出され、成長できるということを今こそ大人も生徒も再認識していく必要があります。

〇これから始まる学校生活で注意しなければならないのは、「集団に働く『バイアス(bias):偏りや偏見や先入観』です。特に狭い学級集団で考えてみると、「アンコンシャスバイアス:直訳『無意識の偏見』」が顕著になってきます。具体的には同じ環境で同じ集団の中で一定期間生活していると、知らず知らずの間に各個人の意識に刷り込まれる「価値観の偏り」が発生します。

〇例えば、「〇〇さんはいつも~のような行動をしている」とか「〇〇くんは~が好きなようだけど~は苦手なようだ」のように、その人の個性や特徴を言葉にして表します。これも決して悪気があるわけではなく無意識なのですが、これが少し危険です。

〇集団の中で様々な「思い込み」や「決めつけ」などが強くなると、その集団内で過ごすことに不快や不安に感じる生徒も出てきます。それによりコミュニケーションの価値を損なったり、人々の信頼関係をお互いに低下させ、正しい関係の構築を妨げたりするおそれがあります。

〇人は一人では生きていけませんが、中学校時代は他の人と適度な距離感を保ちながら生きていく術を身につける時期でもあります。

須藤昌英

【通用門坂下のお地蔵様】

 

4月1日(火)土中に着任しました

〇今日は寒い雨模様となりましたが、心は躍るような晴れやかな気持ちで、土中学校に着任しました。今年度から私も含めて13名の職員が、「チーム土」の一員として働くことになりました。

〇朝、校長室で一人ひとりに千葉県教育委員会からの「辞令」を交付しました。校長にとって、職員は「人材」ではなく、「人財」です。職員の力を最大限に引き出すことが、生徒の学びを支援することにつながります。

〇続いて職員室で職員へ自己紹介をし、早速最初の職員会議を行い、今年度の目指す方向性を確認しました。校長としては1年間のテーマを「学び成長し続ける土中」としたいと思っていますが、まだ生徒たちに会っていないので、数週間は学校の様子を観察したいと思います。

〇教員には、授業担当や学級担任などの役割に加え、学校全体を運営する係り分担(校務分掌と呼んでいます)を割り当てています。このことは「学校全体を支えている」という意識を醸成し、一つの組織として仕事をしていくことにつながります。下記が一例です。

・教務部(年間計画、月計画、週計画、学校行事、教科経営、日課表など)

・研究部(校内授業研修計画、各年代に必要な研修の推進など)

・生徒指導部(生徒の生活のきまり、一日の生活の流れ、生徒へ寄り添った支援など)

・管理部(施設管理、環境美化、備品管理など)

・庶務部(教科書管理、学籍管理、各種会計、各種証明など)

〇上記に加えて、学年ごとの会議もありますので、今日は朝から夕方まで会議尽くしでした。同じ中学校でも運営していることは異なるので、前任校との違いを頭にいれることで精一杯の一日でした。

〇本日から課業日を中心に、校長からみた土中の様子やその日に気づいたことなどを発信していきます。あまり期待なさらず、どうぞご気楽にお読みください。また気がついた事があれば学校へご連絡くださればありがたいです。

〇辞書では調べると、「雑感」とは「雑多な感想」のことであり、まとまりのない感想のことです。普通、文章や口頭で感想を述べる時は一旦頭の中で話をまとめて、整理してから述べますが、それとは逆に、思いつきのままにまとまりのない文章となるので、校長の雑感とさせていただきます。

〇「ブログ」という用語は、「Web log」(ホームページの履歴の意味)から派生した言葉であると言われています。そこからブログという言葉は、明確に決められた使い方をされているわけではなく、このホームページに日記風の情報を掲載していきたいと思います。

〇前任校でも「毎日の様子を書くという意識」をもって校内を巡回していますと、「これは生徒たちの大きな成長面であり、保護者や地域の方々にお知らせした方がよいだろう」などの気づきがよくありました。

〇外からみるとわからないいわゆる学校内の裏事情なども、伝えられる範囲で書いていきます。「こんなことをホームページに書いてあるけど、実際にはどうなの?」等、お子様との会話のきっかけにしてください。

〇赴任した1日目が終わりました。新しいメンバーで同じ方向を向いて生徒たちのために働くことは、何よりもやりがいを感じます。帰りの車の中では、心地よい疲労を感じました。生徒たちが登校してくるのが楽しみです。

須藤昌英

【職員玄関前の花壇】

 

 

校長室より 3学期がスタートしました。

令和6年になりました。本年もよろしくお願いいたします。

 令和6年を迎えた0時ごろにテレビを見ていましたが、今年が穏やかな年でありますようにと願うアナウンスが流れ、睡魔とともに聞き流して翌日を迎えました。

 夕方知人の家に向かう途中で緊急地震のアラームがスマホから流れ、テレビでも大きく報道され、これはただ事ではないなと感じました。その後様々な情報を聞くにあたり、本当に多くのことを考えさせられました。

ご親戚やお知り合いが被災されたりなどあると思います。お見舞い申し上げます。

  昨日の始業式では、生徒一人一人が顔を上げて立派な態度で臨んでいました。心の中には、今回の災害や事故などまたは、休みが終わってしまった・・など複雑な心の中の生徒もいたことと思います。

 それでも前を向き、生徒会代表者の3学期の決意などにしっかりと耳を傾けていました。私の方からは、各学年に期待することを話し、特に3年生には進路を決定するとの強い思いをもってみんなで頑張ってほしいと話しました。

  3学期は、本校の最大行事である第77回卒業証書授与式が3月8日(金)に予定されています。3学年全員、そして保護者の皆様、学校運営協議会の方などを招き実施できるようにと、大きな災害が起きると考えてしまいます。インフルエンザ、コロナなど感染症の心配もあります。引き続き感染予防もよろしくお願いいたします。

校長室より 11月も終わります。

早いもので、2学期もスタートし残すところ1か月弱となりました。

今学期は、2年生の林間学校、1年生の校外学習、合唱フェスティバルなど

感染症の影響を受けたものもありましたが、おかげさまで無事に終えることができました。

 

生徒は一つ一つの行事を経験し、その中で教師や友達と議論を様々に行いながら

成長をしています。

 

学習面においては、自主学習ノート(土の音)を活用し積極的に取り組んでる生徒も多く

見受けられ、主体的に学習に取り組む態度も向上してきています。

また、知識として覚える学習とともに、その知識や資料などをどのように

活用をしていくかといった、思考・判断・表現といった部分が今後も求められてきます。

本校においても、学校教育活動全般、各行事、授業などを通して培っていきたいと

考えています。

 

1年生は先日終わった校外学習の振り返りを行いながら、今後に生かす活動に取り組んでいます。

2年生は12月5日に控えた職場体験学習に向けて、様々な取り組みを行っています。

本校においても、体験学習を実施するのは久しぶりになりますが、きっと良い経験をして

学校に戻ってきてくれることと思います。

3年生は、いよいよ本格的に受験の準備に入ってきました。校長による面接においても

多くの生徒が、自分の将来、進路進学について自分の考えを伝えることができました。

今後も学習が続きますが、体調管理を第一に自分の目標に向けて、焦らず、コツコツと

継続して取り組んでもらいたいと思います。

 

今後とも、ご理解ご協力をよろしくお願いたします。

 

校長室より  9月1日(金)

 異例の暑さの8月が終わり、2学期の始業式が無事に終了いたしました。

 おかげさまで、大きな事故もなく2学期をスタートすることができました。夏休みは、暑さが起因とする悲しい事故も全国で起こり、心が痛みました。まだまだ、暑さが続く予想も出ていますので、引き続き学校、家庭、地域で連携し注意をしていけたらと思います。

 

 さて、2学期のスタートに際し以下の話を生徒にいたしました。2学期は1学期以上に様々な教育活動に取り組み、生徒の成長を支えていきたいと思います。来週には早速、学力テスト、薬物乱用防止教室、避難訓練など行われます。引き続き、ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

 

 2学期に向けて、始業式の話

 

夏休みはどうでしたか?

一人一人に忘れられない思い出ができていれば、それが大きな財産になりますね。そしてこの夏休みで、今までと大きく環境などが変わった人もいると思います。例えば2年生は、部活動において3年生が引退し、二年生が部活動の中心になりました。1年生も練習できる時間が増えたことと思います。

3年生は本格的に自分の進路に向け、高校見学や学習に意欲的に取り組んだ人が多くいると思います。

 さて、今日から2学期が始まりますが、本校の学校教育目標を知っていますか? 「人間性豊かな生き生きとした生徒」ですね。

でもこれは、とってもふわっとしていて、難しいですよね。それで、本校では目指す生徒像として3つあります。

1.          自ら考え創造する生徒

2.          誠実で思いやりのある生徒

3.          健康でたくましい生徒

この3つですね。そして、もちろん3つ全て大事ですが、この中で昨年から継続しているのが、1番目をより具体化した

 

「よく話を聞き、自分の頭で考え、相手に伝わる言葉で説明する」です。

 1学期の授業や行事の中でも、ずいぶんこういった場面があったことと思います。これからは、物事を自分で考え創造し、それを仲間と協働して取り組んでいくことが求められてきます。

ぜひこのことを意識して2学期を送ってほしいと思います。

2学期はまさに今年度の中心の学期になります。学校においては授業をはじめ行事などにおいてもみんなが考え発信し、協働する場面を先生方にたくさん作っていただいています。ぜひみんなも前向きに取り組んでほしいと思います。