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校長雑感ブログ
5月19日(火)学校公開と3学年音楽「歌詞を理解しての歌唱」
〇昨日から1学期の学校公開週間が始まりました。午前中の1~4校時の授業を自由に参観してください。ただし20日水曜日は体育祭予行練習、22日金曜日は体育祭となりますので、ご了承ください。またQRコードから参観した感想を寄せてもらえると、今後の指導に役立てるので助かります。
〇3学年の音楽の授業に参加しました。指導者は生徒たちに、「合唱で響きのある良い声を出すためには、頭が天井から引っ張られるような正しい立ち方をベースにし、背中や脇腹も使った深い腹式呼吸を行い、喉を大きく開くことが重要です」と繰り返し伝えています。
〇音楽科の教科の目標は、「表現及び鑑賞の幅広い活動を通して学習が行われることを前提とし、音楽的な見方・考え方を働かせた学習活動によって、生活や社会の中の音や音楽、音楽文化と豊かに関わる資質・能力を育成することを目指すことである」です。
〇また音楽を愛好する心情とは、生活に音楽を生かし、生涯にわたって音楽を愛好しようとする思いです。この思いは音楽のよさや美しさなどを感じ取ることによって形成されます。そのためには、音楽が醸し出すよさや美しさなどが人々の感情に何をもたらすのか、ということに着目する必要があります。音楽活動によって生まれる楽しさや喜びを実感したり、曲想と音楽の構造との関わりや、背景となる風土,文化や歴史などを理解したりすることを通して、音楽についての認識を深めていくことが音楽を愛好する心情を育てていきます。
〇歌唱の学習では、歌唱表現を創意工夫する過程で、様々な表現を試しながら、新たな知識や技能を習得することと、既に習得している知識や技能を活用することの両方が大切になるため、知識や技能を得たり生かしたりしながらとしています。このように、新たな知識や技能の習得は,創意工夫の過程で行われるものであることから、創意工夫に必要な知識や技能を習得してから創意工夫をするといったような一方向のみの授業にはならないよう留意する必要があります。
〇さらに歌唱表現を創意工夫するとは、曲に対する自分のイメージを膨らませたり他者のイメージに共感したりして、音楽を形づくっている要素の働かせ方などを試行錯誤しながら、表したい歌唱表現について考え、どのように歌唱表現するかについて思いや意図をもつことです。また、思いや意図は,創意工夫の過程において、歌唱表現に関わる知識や技能を得たり生かしたりしながらさらに深まったり新たな思いや意図となったりします。
〇生徒たちがそれぞれ工夫しながら、自分たちの合唱を表現しようとする姿をみて、今から10月30日の合唱フェスティバルが楽しみになりました。
須藤昌英
5月18日(月)カラスの子育てと3学年理科「自由落下運動」
〇先週、数人の生徒から「通用門前に今、カラスが群れていて、攻撃されました」と訴えがありました。実際に行ってみると、何羽かが近くの電柱や木を行き来しており、人間の姿を見ると一斉に飛び立ちます。カラスも人間を恐れていますので、お互い様です。ただ今後も生徒たちに被害があってはいけないので、対策中です。
〇調べてみるとカラスの繁殖期は3月~7月で、春には公園の高木、街路樹、電柱などに巣を作りはじめ、特に5~6月は、カラスのヒナ鳥の巣立ちの時期に当たり、親鳥はヒナを守るため、特に神経質になるそうです。
〇人が巣やヒナに近づくと親鳥は、大きな声で「カッカッ」と鳴き、頭上を鳴きながら飛ぶ、枝などをつつくなどして威嚇します。それでも気づかずに人が近づくと、頭の近くをかすめて飛んだり、時には頭を蹴るなどして攻撃したりすることがあります。
〇実際に私の娘が高校生の時に自転車通学をしている最中に、カラスに頭をつつかれた(幸い怪我まではいきませんでした)ことを本人から聞きました。ただその後娘はカラスを見ると、今でもその時のことを思い出すようで、一種のトラウマになっています。
〇とにかくカラスの行動をよく観察して、適切な距離を保つことだと思います。巣立ったばかりの幼鳥が、上手く飛べず一時的に地面に下りてしまうこともありますので、親ガラスを刺激しないように、近づかないようにしましょう。
〇3学年の理科では、「運動とエネルギー」の章を学んでいます。ここでは、物体の運動に関する現象について、日常生活や社会と関連付けながら、見通しをもって観察・実験を行い、その結果を分析して解釈し、物体に働く力と物体の運動の様子、物体に力が働くときの運動と働かないときの運動についての規則性を見いださせて理解させることが主なねらいです。
〇「運動の規則性」について、物体の運動についての観察・実験を行い、運動には速さと向きがあることを知ることや物体に力が働く運動及び力が働かない運動についての観察・実験を行い、力が働く運動では運動の向きや時間の経過に伴って物体の速さが変わること及び力が働かない運動では物体は等速直線運動することを理解させます。その際、物体に力が働くとき反対向きにも力が働くことも触れます。
〇また「落下運動」については、斜面に沿った運動を中心に扱い、特に斜面の角度が90度になったときに自由落下になることにも触れます。落下運動については、斜面に沿った台車の運動を中心に調べ、斜面上の台車の運動と斜面上を動く台車に働く力の大きさについて、実験を計画して行い、その結果を分析して解釈する活動を行います。
〇その際、一定の力を加え続けた場合の水平面上の物体の運動と比較するなど探究の過程を振り返らせることも考えられます。理科の内容は身の回りの日常生活の中のこととも大きく関連していますが、物体が斜面を転がる現象と、その角度が90度の場合は自由落下となるなどの知識のつながりが面白いと感じた授業でした。
須藤昌英
5月15日(金)PTAサポーターの支援と3学年国語「小説を読む」
〇昨日の午前中、暑い中でしたが、PTAサポーターの有志の方々に、来週の体育祭を前に、グラウンドの草取りをしていただきました。ありがとうございました。学校の限られた人員だけでは対応しきれない広範囲の整備していただき、生徒たちが安全で快適に活動できる環境作りに直結する非常にありがたい活動です。
〇また今年は創立80周年記念として、今考えているだけでも、次のような行事を計画しています。それぞれを実施するための必要な経費を援助をお願いしており、年間を通して学校を支えていただいていることに感謝いたします。今後もよろしくお願いします。
〇3学年ともなると、各授業中の発言やノートへの考えの表現などが、深くなっています。学習指導要領では国語科の目標として、「言語の教育としての立場を一層重視し、国語に対する関心を高め、国語を尊重する態度を育てるとともに、実生活で生きてはたらき、各教科等の学習の基本ともなる国語の能力を身に付けること、我が国の言語文化を享受し継承・発展させる態度を育てることに重点を置いて内容の改善を図る」とあります。
〇小説を読むことは、単なる物語の追体験ではなく、登場人物の心情を理解し、作者の意図を読み解く営みです。さらに小説を読み取ることは、文章の「行間」に隠された登場人物の心理、場面の雰囲気、そして作者が隠したテーマや意味を、根拠を持って合理的に解釈するプロセスであり、スパイラル的に学年を追ってその力を高めていきます。
〇書かれていることを読んで自分の考えをもつことに関しては、第1学年では文章に表れているものの見方や考え方をとらえ、自分のものの見方や考え方を広くすること、第2学年では文章に表れているものの見方や考え方について、知識や体験と関連付けて自分の考えをもつこと、そして第3学年では文章を読んで人間、社会、自然などについて考え、自分の意見をもつことを目指しています。
〇このように国語の授業で身に付けた読解力等をいかし、学校図書館にある本なども楽しく読んでもらいたいと願っています。
須藤昌英
5月14日(木)水槽の展示と1学年数学「加減混合計算」
〇今月から正面玄関に設置した水槽で、日本の在来種でとても珍しい魚や水草などを展示しています。休み時間にその前を通る生徒たちも、中を覗き込むように観察し、「かわいいね」とか「地味な魚だな」などとつぶやいています。
〇日本の河川における在来種の減少と外来種の増加は、非常に深刻な環境問題となっています。例えばブラックバス(オオクチバス)やブルーギルなどの外来魚が、もともと日本にいた魚(在来種)を捕食したり、生息場所を奪ったりしています。こうしたことから従来の生態系が大きく変化しており、在来種の多くが絶滅の危機だそうです。
〇水槽の生き物は本校の森崎博之教諭が、ゴールデンウィーク中に自ら北海道に行き、幾つかの川や湿原で採集してきたものです。森崎教諭は以前に、国の研究機関に勤務していて、過去には南極にも研究員として行っている実績があります。理科の授業もその知識をいかし、生徒たちからの疑問にも的確に返答しています。
〇森崎教諭を通し、人が何か一つでも専門性をもって探究し続けることは、成長の基盤となり、キャリアや人生においてプラスの連鎖を生み出すと思います。生徒たちにもその専門性を感じてほしいです。
〇昨日の1学年数学は、「正負の数の混合計算」でした。小学校算数科の数についての学習では、身の回りの物を数えることに始まり、負でない整数、小数、分数について、それらの概念を理解するとともに、四則計算の意味を理解することができるようになっています。また、それらの数を用いたり計算したりすることができるようになっています。そして、数の概念を次第に広げながら、計算についての理解を深め、身の回りの事象にそれらを適用して問題解決をする学習が行われてきています。
〇中学校数学科においては、中1で負の数、中3で無理数を導入し、数の範囲を拡張します。ここでは、拡張するときの考え方を理解するとともに、数の集合と四則計算の可能性を理解させます。このようにして数の概念の理解を一層深め、これらの数を用いて、より広範な事象を一般的にかつ明確に表現して処理できるようにすることをねらいとしています。
〇また新しく導入された数の四則計算の意味と方法を理解し、その計算ができる負の数、無理数を含む数についての四則計算の意味と方法を理解し、その計算が能率的にできるようにすることを次のねらいとしています。
〇中学校1年数学における正・負の数を使った「加法・減法の混合計算」の手順は、「すべての演算の記号を、規則に従って『+(たす)』に直して、まずカッコを外す」のが基本です。そうなると式は項だけになり、あとは正の項と負の項にわけて計算して答えを求めます。この基本スキルは、今後数学を学ぶ上で、いつも必要となってきます。この時期に繰り返して練習することにより、「頭で考える」というよりも「手が覚えている」くらいまで習得することが望ましいです。
須藤昌英
5月13日(水)保護者面談と1学年英語「冠詞と三単現のs・es」
〇月曜日から保護者面談を行っています。学校で行う面談などの主な目的は、学校と家庭が連携してお子様の成長を多角的に支えることです。具体的には、担任等から生活・学習状況、友達関係、係活動での様子などを伝えます。逆に保護者の方からは、お子様の性格・傾向、趣味・特技、家庭での過ごし方、そして教育方針などを聞き取ります。
〇ともかくお子様の成長と課題の確認,、学力や生活面での成長した点(長所)を共有し合い、自信につなげようと考えています。さらにもし苦手な学習や活動の分野や生活上の課題など、悩みや困りごとがあればご相談ください。直接対話することで、お互いに協力してお子様を育てるパートナーとしての信頼を深められたら、短い時間でも有意義な時間になると思います。よろしくお願いします。
〇昨日は中学校に入って本格的に英語の学習を始めた1学年の授業を参観しました。グローバル化が急速に進展する中で、英語をはじめとした外国語によるコミュニケーション能力は、これまでのように一部の業種や職種だけでなく、生涯にわたる様々な場面で必要とされることが想定されています。
〇平成20年改訂の学習指導要領は、小・中・高等学校で一貫した外国語教育を実施することにより、外国語を通じて、言語や文化に対する理解を深め、積極的に外国語を用いてコミュニケーションを図ろうとする態度、情報や考えなどを的確に理解したり適切に伝えたりする力を身に付けさせることを目標として掲げています。そして「聞くこと」、「話すこと」、「読むこと」、「書くこと」などを総合的に育成することをねらいとして、様々な取組を通じて指導の充実が図られてきました。
〇しかし学年が上がるにつれて、生徒の学習意欲に課題が生じるといった状況や、小・中学校種間の接続が十分ではなく、進級や進学をした後に、それまでの学習内容や指導方法等を発展的に生かすことができないといった状況が課題として残っています。これらは英語に限ったことではなく他の教科でもありますが、前述の英語教育の目的から考えると、特に改善が必要だと感じています。
〇そこで中学校においては、小学校における外国語活動の成果として、英語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度が育成され、「聞くこと」及び「話すこと」の活動を行うことに慣れているといった変容が生徒に見られること等も踏まえ、授業における教師の英語使用や生徒の英語による言語活動の割合などが高くなる傾向にあります。
〇私としては、生徒が自分の関心のある事柄から日常的な話題や社会的な話題まで、一層幅広いコミュニケーションを図ることができるようになってもらいたいです。そのため、内容においては、お互いの考えや気持ちなどを外国語で伝え合う対話的な言語活動を重視するとともに、具体的な課題等を設定するなどして学習した語彙や表現等を実際に活用する活動を充実させ,言語活動の実質化を図っていくように、英語科の教員にはお願いしています。
須藤昌英
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