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3月11日(水)あの日から15年と卒業式前日準備

〇2011年3月11日の東日本大震災から、今日でちょうど15年が経ちました。あの日を境に変わってしまったもの、一方で、長い年月をかけて少しずつ積み上げられてきた復興の歩みなど、今日はその両方に思いを馳せる、特別な節目の日です。

〇当時私は、教育委員会事務局に勤務しており、地震発生後に柏駅が閉鎖され、大勢の帰宅困難者が駅の周辺で路頭に迷っていました。そこで柏市が駅近くの小中学校の体育館等を臨時避難所に設定し、そこで避難してきた帰宅困難者の方々の受け入れをしていました。

〇まだ3月なので夜は冷え込み、暖かい飲み物や軽食、毛布やブランケットなどを配付しましたが、夜にも余震があり、眠れませんでした。ただ夜が明けると、現地での津波被害や福島原発事故の状況が明らかになり、そのまま今後の学校運営の方針を立てるために、市内の被害状況等の情報収集にあたりました。

〇警察庁の2026年3月1日時点のまとめによると、東日本大震災による死者数は1万5901人です。昨年から1人増えたのは、震災当時に行方不明となっていた女児の身元が新たに判明したことなどによるものだそうです。また、依然として2519人の方が行方不明となっています。心からご冥福をお祈りいたします。

〇今年の卒業生はまさにこの年度に生まれており、自分たちがそういう年に生まれたことは知ってはいるでしょう。ただ今後もその意味を考えながら、自分らしく生きていってほしいと思います。

〇学校では朝から、亡くなった方々への深い哀悼の意(弔意)を表すための半旗をかかげます。ただ発生時刻の午後2時46分は、卒業生は下校していますので、午前の最後の卒業式練習の中で、1分間の黙とうをしました。また午後は卒業式の準備最中で、在校生も係生徒以外は下校しており、全員で黙とうはしませんが、お互いがこの日を忘れないようにしたいものです。

〇昨日の午前中、卒業式当日に参列する卒業生と1・2学年生徒がそろって、卒業式の予行練習を行いました。他の多くの学校では、体育館のスペースの問題があるので、1年生などは参列していません。本校は生徒数の割に体育館が広いので、それだけでも有難いです。

〇1、2年生も一昨日の3年生を送る会の時とは違って、フォーマルな式の雰囲気を感じ、厳粛な顔つきで卒業生の一挙手一投足を見つめていました。先日の3年生を送る会もよい雰囲気でしたが、卒業式はまた一段高い行事であることを生徒たちは知っていますので、素晴らしいです。当日は堂々と証書を受け取ってもらいたいです。

〇式では、ステージに向かって左の壁にPTAから寄贈していただいたサブスクリーンに、「式次第」や「卒業生名簿」、「校長式辞」「送別・卒業の歌」をプロジェクターで映写します。

〇本日午後に、在校生と体育館の会場準備を行います。

須藤昌英