柏市学校図書館紹介blog

市内小中学校63校の学校図書館活用の様子を紹介しています

第1回司書教諭・学校図書館指導員合同研修

5月24日(火)ひまわりプラザ大ホールにて第1回司書教諭・学校図書館指導員合同研修が行われました。

①指導課太田真子指導主事より「3つの視点から学校ができるアプローチ」として、

 読書・学力・GIGAについて講義を受け、生徒の読む力を伸ばす資料の大切さを学びました。

②笹間ひろみ学校図書館コーディネーターより「司書教諭と学校図書館の役割」の講義を受けました。

「選書Q&A」で学校図書館指導員共通の疑問にもご指導をいただきました。

③グループワーク(中学校区)で「学校図書館を活用した取り組み」について各校の「全体計画」を持ち寄り

 話し合い、交流する時間を持ちました。

④今年度から活用が始まる「Sagasokka!」の活用方法をポプラ社の上原てるみさんにご指導いただきました。

新しい授業のあり方について多くのことを学び、充実した研修となりました。

それぞれの勤務校で実践していきたいと思います。

みんなの知りたい!学びたい!意欲のお手伝いをします! 酒井根小学校図書館

 酒井根小学校図書館は,2・3年生の教室の階にありみんなが気軽に立ち寄れる環境にあります。

0類から7類の調べ学習の部屋と8類から9類の絵本の部屋が並んでいます。絵本の部屋には

絨毯が敷いてあるので,読み聞かせを行ったり休み時間には本を読みながらくつろぐ姿が見られます。

 

年間を通しての,さまざまな取り組みを紹介します。

 

◆学校図書館には欠かせない図書委員会

 ゴールデンウィークが終わり,新年度の図書委員会が本格的に始動しました。

今年度は,6年生10人,5年生10人,計20人の図書委員で活動します。毎日の貸し出し・返却から

始まり,おはなし給食,秋の読書まつり,図書新聞の発行など今年度もみんなが本を好きになり

図書館に足を運んでもらうための楽しい企画を,図書委員の子どもたちと共に準備していきたいです。図書委員会の活動の様子おすすめ本のポップ作成

 

◆読書センター・情報センター・学習センターとして

 1年生から6年生までのさまざまな単元の学びを支えています。

単元に沿った並行読書や調べ学習もさかんに行われています。

   

 <写真左>

  6年生 本の書評を小学校生活の集大成として作成しました。

 <写真右>

  5年生 「情報ノート」を作ろうの単元で新聞を使い著作権や要約の学習をしました。

チーム松二小図書館 松葉第二小学校

 昨年度、松葉第二小学校は、創立40周年を迎えました。

柏市北部に位置し、児童数は628人です。松二小図書館は校庭に面した2階にあり、

日差しがたっぷり入る明るい図書館です。

【新年度が始まりました】

①校長先生と学校図書館の連携

 学校が発行する『学校図書館だより』では、学校図書館館長である校長先生から

子ども達へ向けてメッセージをいただいています。

 

 

【学校図書館オリエンテーション】

②先生と学校図書館の連携

 最初の授業は、学校図書館オリエンテーションです。図書館の使い方やマナーについて学んだあと、

国語での学校図書館活用単元で、学校図書館での調べ方や情報活用を学びました。

 

 

2年生「図書館で本をさがそう」図書館案内図を見ながら、書架を確認しよう。(左上)

5年生「情報ノート」を作ろう(右上)

 

【委員会活動】

③子ども達と学校図書館の連携

 今年度初めての委員会活動です。委員長、副委員長を決めたあと、図書委員会の仕事内容を

確認しました。明日から休み時間の貸出返却や、おすすめ本の紹介などを実施していきます。

 1年間がんばります!!

 

【創立40周年を記念して、PTAから本を寄贈していただきました!】

④PTAと学校図書館の連携

 百科事典や国語辞典に加え、絵本の買い替えなどを中心に、109冊の本を寄贈して

いただきました。きれいな本を手に取り、喜ぶ子ども達の姿が多くみられました。

ありがとうございました。

 

 

 松二小図書館は、子ども達の「知りたい、調べたい、学びたい!」に応えるために、

学校と地域が連携し、学校図書館を推進していきます。

第1回学校図書館指導員研修

2022年4月5日。柏市学校図書館も小中63校、新学期がスタートしました。

GIGAスクール構想も2年目。

学校図書館でも今年度の重点として図書資料とインターネット資料を併用し、それぞれの特性を

生かした課題解決型の学習を支援することを定めています。

 

令和4年度スタートの研修もオンラインでの実施となりましたが、対面での研修と変わらない

内容の濃い研修となりました。

今年度は「柏市学校図書館指導員ハンドブック」が新たに導入され、学校図書館指導員が迷うことなく

学校での業務を遂行できる指針ができました。

 

 

学校図書館指導員は、柏市の各小・中学校に一人ずつ配置されていて、

それぞれの学校の学校図書館支援で、大きな役割を果たしています。

経験年数によって各自が目標を定め、学校図書館活用がスムーズにできるように日々

奮闘しています。

 

 

これからも柏市の学校教育になくてはならない存在であり続けられるように精進していきたいと

思います。

 

 

 

第12回学校図書館指導員研修

3月22日(火),今年度最後の学校図書館指導員研修が,Teams(Web)で実施されました。

研修①学校図書館活動報告発表

小学校4グループ,中学校2グループに分かれて,令和3年度の「学校図書館活用実践記録―学校図書館指導員編―」をもとに,自校の学校図書館の様子や授業実践について発表しました。
コロナ禍でも工夫を凝らして行った読書活動の様子や,図書とインターネットを併用した調べ学習の授業支援など,
図書館指導員の一年間の活動の成果を共有しました。

  

 

研修②インターネット百科事典「Sagasokka!」について

 ポプラ社の吉原麻依子氏より,「Sagasokka!」の特長と使い方を教えていただきました。
従来のポプラディアネットが,さらに充実した内容で使いやすくなっています。
柏市では児童生徒が使用する端末のクロームブックでも「Sagasokka!」を利用できます。
新しい確かな情報を得られるので,図書とインターネットの併用学習にとても有用だと実感しました。

 

研修③図書館オリエンテーション実演

図書館指導員のリーダーが,総合百科事典「ポプラディア」と「ポプラディアネット」の活用を組み入れた「図書館オリエンテーション」の実演を行いました。

小学校3年生のオリエンテーション「本で調べよう」
〇目次と索引の説明
〇図鑑・百科事典を使って調べる

  

中学校1年生のオリエンテーション「図書館で調べよう」
〇「図書」と「インターネット」の情報の違い
〇「インターネット」で調べる時の注意点

GIGAスクール構想で学校図書館が果たす役割を意識して,図書とインターネットの特性を生かした学習支援を確認しました。

雪が降る寒い一日でしたが,研修は熱く充実したものになりました。学んだことを,今後の学校図書館づくりと支援に生かしていきます。

 

知るって楽しい! 中原小学校

 中原小学校は,柏市南部の緑豊かな環境にあります。時々,珍しい虫が来訪!

その度に,図鑑で特性などを調べる子どもの姿もみられます。不思議だな?と思ったこと,

もっと知りたいと思ったことは,学校図書館で解決!たくさんの本が待っています。

 

【2つの図書館で学習します】

 『第一図書館』

  3年生~6年生が使用します。

 

   秋の読書月間に合わせて,新着本展示会を

  行いました。今年は,主にSDGsや理科,

  社会で調べる本,国語や道徳の関連本などが

  入りました。全クラスが来館し,味見読書で

  多くの本と触れ合うことができました。

  

 

 

          

 

  

 『よむよむランド』

  1,2年生が使用します。

 

   低い書架が新しく入り,少しリニューアル!

  入口には,きちんと脱いで揃えた上履きが並び,

  よむよむタイムが始まります。小さいながらも

  0類~9類が配架された図書館で,学年に合わせた

  テーマを持った授業が展開されています。  

    

  【楽しかったね!読書会】

  柏市では,読書会用の本として数種類,各40冊を借りることができます。ひとり

 1冊の本が手元に渡り,ゆっくりページをめくりながら,読み進めていきます。挿絵で

 気が付いたこと,好きな場面,主人公や友だちの気持ちの変化など,感じたことを

 伝え合うことができました。この経験が,学年が上がり『おすすめ本の紹介』や

 『ビブリオバトル』につながっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【大好評!図書委員の読み聞かせ】

  1~3年生向けに,本の紹介も兼ねた読み聞かせの企画です。読む本は,自分が読んで

 おもしろかった懐かしい本や,今年購入の新しい本など,よく選ばれていました。読み

 聞かせ方を学び,リハーサルを重ね,本番です。少し緊張の様子!聞き手の子どもたちも

 心の中で盛り上がっていたのかな?とても楽しんでいました。

 *翌週からは,校内のクラス配信で行いました。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

【蔵書点検】 

  今年は3年ぶりに図書館全冊の蔵書点検を行いました。図書館ボランティアの方々の

 ご協力を頂いて,2つの図書館に分かれて1冊ずつ本のバーコードを読み取っていきます。

 この作業で不明本を把握し,校内に伝えることで,学校のみんなの本が正しい場所にある

 ことの大切さがわかりました。また,ボランティアの方々から「この本を子どもに読ませたい」

 との声も。学校の蔵書を知ってもらう機会にもなり,ご家庭で本の話題になったようです。

 

  

 

      

 

 

 

 

 

 

 

  分散開館など,学校図書館も制限がある中,教室では,並行読書や調べ学習が進んでいます。

 多くの本が学年の廊下のブックトラックに並び,PCとの併用で単元の理解も深まっています。

 調べたことをまとめる力もついてきました。読んで知ることは,とても楽しいですね!

  いつも中原小学校図書館は,興味や好奇心を持って学ぶ子どもたちを応援しています。

               

GIGAスクールの役割を担う学校図書館  手賀中学校

手賀沼の南部に位置する手賀中学校は,開校75年を迎えた歴史と伝統がある中学校です。

学校図書館は2階のほぼ中央にあり,蔵書数は約8,000冊,館内を見渡せる明るい図書館です。

★パソコンと図書の特性を生かした授業★

GIGAスクール構想が始まり,一人一台端末が配られた今年度,手賀中学校はGIGAスクール研究校として,

パソコンを積極的に活用する授業が行われています。

調べ学習では,パソコンだけでなく図書も併用することで,より確かな情報を得ることができます。

「図書館を使った調べる学習コンクール」には40人以上の生徒が作品を応募し,

図書とインターネットを上手に活用して調べました。

 

★NIEの取り組み★

全校生徒が通る2階の共有スペースに,新聞が配架されています。

毎日,日直の生徒が気になる記事を選び,要点や感想を記入して掲示します。

新聞活用学習として昨年度より継続しての取り組みです。

新型コロナウイルスやSDGsに関する記事が多く取り上げられます。

北京冬季オリンピックの期間は嬉しいニュースが並びました。

 

★図書委員会の活動★

図書委員は各学年2人,計6人で活動しています。

日々の貸出当番・学級文庫の管理のほか,「今日は何の日?」(記念日)を調べて廊下に掲示しています。

どの日も様々な記念日があり,何を選ぶか図書委員のセンスが光ります。

 

3年生が卒業する日が近づいてきました。

新しいステージへ進む3年生に,エールを送る本を図書委員と一緒に選びました。

「勇気が出る本」「社会を知る本」「悩んだ時に支えになる本」が並びます。

 

うれしい時もつらい時も,読書は自分を支えてくれます。

人生をより豊かにする本や情報と出会える場となるように,

時代の変化に合わせて手賀中学校図書館も成長していきます。

夢と不思議を見つけよう,広げよう! 藤心小学校

◆ようこそ,藤心小図書館へ!◆

 藤心小は児童数361人,まわりを緑に囲まれた静かな環境にあります。

 図書館は1階の職員室の向かいに位置しています。

◆しげったかな?読書の木◆                      

 読書の記録の枚数によって,「読書の木」の葉の色が変わって

 いきます。

 たくさん読んだ人は,「殿堂入り」に掲示されます。

 自分のおすすめ本を持ってにっこりポーズ!みんなの笑顔が新鮮です。

 

 

  

 ◆給食コラボ◆

  栄養士の先生と相談して行っているおはなし給食のほかに,

  1月の「全国学校給食月間」では,地域の特色あるメニューに

  合わせて,地理関連の本を展示しました。

  立ち止まって読んでいる児童も多かったです。

 

 

 

◆活躍しています,図書委員会◆        

 委員会の開催回数は限られてしまいましたが,図書委員は

 貸し出し返却の他に,各学年のブックトラックへの本の移動,

 学習に使った本の返却,POP作り,本の修理と活躍しています。

 

 

 

 

 

◆調べ学習◆

 4年生国語「『便利』ということ」では,本とクロームブックを並行して

 自分の調べるテーマについてまとめました。

 6年生国語「伊能忠敬」でも,自分の読んだ伝記の人物について,

 年表や生き方,残した言葉などをわかりやすくまとめて発表していました。

 これからも,”夢と不思議”を見つける手助けのできる図書館をめざしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

第3回司書教諭・学校図書館指導員合同研修

・1/18(火)に,TeamsによるWEB研修が実施されました。

【研修①】

・柏市学校図書館コーディネーターの笹間先生より,「本とインターネットの併用について」の

講義がありました。

 

【研修②】

講義「学校図書館における著作権について」

教育出版株式会社 第二営業部 竹村 尚 氏

・著作権の基礎基本,著作権法第35条についてご講義をいただいた後,

実際の教育現場の事例を基に,演習問題の回答を丁寧に教えてくださいました。

 5つのキーワードの視点を考慮することが大切だと学びました。

貴重なお時間をありがとうございました。

【研修③】

調べる学習コンクール総括

・指導課太田真子先生より,柏市のエントリー情報や審査の様子,来年度に向けてより良い

調べ学習のアドバイスをいただきました。速報として,文部科学大臣賞を受賞した作品の紹介

がありました。

【研修④】

・中学校区ごとに用意されたチャネルを使用し,司書教諭の実践報告会が実施されました。

学校図書館を活用した授業を発表したり,自校の取組を紹介したりしました。報告後は交流の時間

があり,様々な質問や意見を交換できる,貴重な機会となりました。

 

・一人一台端末での学びが始まり,日常的な活用の中で,著作権の取扱いを意識していかな

くてはならないと実感した研修でした。

 

トレジャーハンター土っ子

 土小は2021年大規模工事が終了し,学校図書館もリニューアルしました。

新しい昇降口を入ってすぐ右に進み白木の引き戸を開けるとそこは教室3つ分の

広さがある明るい図書館です。

25年ほど前に,これからは図書館が大事だ,という事から3つの教室を一つにする

ように改装されました。

小上がりになっている畳敷きには絵本が並んでいます。上履きを脱いでのんびりと

読書を楽しむことができます。土っ子デッキ(ウッドデッキ)にもつながっており

日当たりがとてもよく,晴れた日にはデッキでのんびりと本を読む姿もあります。

 

 

真ん中の部屋は主に物語の本,

さらに進むとテーブルと椅子のある調べ学習の部屋があります。

今年度より一人一台の端末を持って図書館に来る姿も当たり前になりました。

パソコンで調べながら本でも調べてみることで情報の裏付けができます。

中には「本のほうが早くてわかりやすい。」という声も聞こえてきます。

 

本を活用した授業の作品も図書館に並んでいます。

 

 

その中で土小の特徴の一つに「こどばの宝箱」があります。

本を読んで「だれかに伝えたい言葉」「つらい気持ちが消える言葉」「心があたたかくなる言葉」

「勇気をもらえる言葉」を見つけたらカードに記入,

せっかく見つけた素敵な言葉を土っ子のみんなで共有しようという取組です。

毎学期末に各学年ごとに優秀賞を選び表彰します。

本には知識の宝,心を豊かにする宝がたくさん詰まっています。

図書館にあるこの宝物を探す,トレジャーハンターたちトレジャーハンターたち,今度はどんな宝物をみつけるかな?

 

読んでみよう!調べてみよう! 光ケ丘小学校

光ケ丘小学校は,今年度創立65周年を迎え児童数893人,歴史ある大きな学校です。

 

図書館は4階校舎の2階。1年生の教室と同じフロアにあります。

学級ごとの図書の時間や休み時間は「読書」・「調べ学習」・「本を探す」等々で

「感染防止対策」を守りながら,多くの子どもたちが利用しています。(先生方の利用も多いです。)

 

                    

★ 授業活用 ★

 本は,各学年での「並行読書」・「調べ学習」にも活用されています。

・図書館で図鑑を使っての調べ学習。

・教室で学年貸し出しの本を使っての調べ学習。

・国語の単元内容に沿った本の並行読書。

 

   「図鑑を使っての調べ学習」                   「本を読んで作成」(どうぶつクイズ)

 

 

 

 

 

 

 

 

・今年度はタブレット端末と本を併用しての学習も始まりました。

【5年生 国語 「古典を楽しむ」】

・本を活用

 古典作品(絵本)を読む。

・タブレット端末を活用

 情報収集。

 挿絵や現代語訳等を確認し,作品の良さや現代に読み継がれている理由をまとめる。

 POPを作成する。

 今後は,このような授業支援が増えてくるでしょう。

 

★ 図書委員会 & 子ども司書 大活躍!!★ 

 今年度は,図書委員24名・子ども司書9名が活動しています。

「秋の読書フェア」では,子ども司書が朝読書の時間に1・2年生の教室へ読み聞かせに伺い,

図書委員は3年生に向けて「ビブリオミニバトル」を2つの部屋に分けて実施しました。

どちらも好評で,今後も続けていきたいと思います。

もちろん,日々の活動にも積極的に取り組み,図書館活動を盛り上げていくために頼りになる存在です。

 

     「光小ビブリオミニバトル」(図書委員)  

             「ブックトーク」(子ども司書)

 

 

 

 

 

 

 

                                       

これからも「読みたい!」・「調べたい!」に応えられる,学校図書館を目指していきます。

第11回学校図書館指導員研修

12月14日(火)に,学校図書館指導員研修が行われました。

今回も午前・午後に分かれて,対面での研修です。

【研修①】

笹間コーディネーターより,手賀東小学校,柏中学校での授業の実践報告がありました。

小学校6年国語『言葉は時代とともに』
中学校1年国語『持続可能な未来を創るために』

小・中学校それぞれの授業に沿った図書館指導員の支援のあり方を学びました。

 

【研修②】

来年度に向けて,リーフレット「学校図書館活用単元例」の改訂作業を行いました。

今年度も,多くの学校図書館活用が報告されました。

 

【研修③】

選書検討会・おすすめ本の紹介では,より良い選書を目指して,情報を共有しました。

 

【研修④】

「GIGAスクールにおける学校図書館の変化や課題」をテーマに,情報交換を行いました。

今年度から一人一台端末を使った授業が始まりました。

変わっていく授業に対応できるように,これからも研修を続けたいと思います。

「読みたい本がある」そんな気持ちを大切に  柏第五中学校

 

               柏第五中学校は,全校20学級の規模の大きな学校で,図書館は,2階3年生

                         のフロアにあります。昨年から,感染防止対策のため,週3日・昼休みのみの

                         開館になっています。

  図書館入口

                        図書館入口

                                                                                                                                                                         

                                           

    ☆図書館活用として,授業で一斉読書・並行読書を行うこ

    とがあり,そのために単元に沿った本を揃えるようにして

    います。普段,あまり手に取らないような本を授業で読む

    ことで,その作家や作品に興味を持ち,本を借りていく生

    徒もいます。

     調べ学習では,タブレットとの併用も行っています。イ

    ンターネットで概要をつかんでから,本で深く掘り下げて

    調べたり,逆に本で調べてみたいテーマを見つけて,関連

    することをタブレットで検索したりしています。

 

 

 

                                     

                    1年生家庭科「郷土料理」調べ

 

 

 

 

    2年生国語

「ライブラリーナビでおすすめの本を紹介しよう」作品展示

 

 

  

  

    ☆図書委員会の活動は,緊急事態宣言下,なかなか思うよ

    うにできませんでしたが,ようやく,カウンター当番に加

    えて,利用者を増やそうと様々な取り組みを始められるよ

    うになりました。12月の委員会では,ビブリオバトルを開

    催する予定です。

 

 

 

                           

 

 

 

                      図書委員会新聞                    

 

     

   

      ☆「本が並んでいる」それだけで図書館には独特の雰囲気

      があります。学校のなかでも特別な場所,だれでも利用で

      きる居心地の良い場所。そんな図書館を目指して,五中の

      皆さんとともに,これからも頑張ります。

 

    今月のおすすめ本のコーナー

 

キラキラ・ワクワクの気持ちをもって~西原小学校

◆ようこそ!西原小図書館へ◆

 柏市の北部に位置し,すぐ隣は流山市という所に西原小学校はあります。

今年で創立50周年を迎え,11月12日には盛大に式典が行われました。

 

 児童数は577名(令和3年11月現在)。3年生以上が使用する第一図書室と

1,2年生が使用する第二図書室の2つの図書室があります。

 

     第一図書室でのよみきかせ                   第二図書室前 掲示

第一図書室でのよみきかせ

 

◆給食コラボとハロウィン◆

 10月の最終週に,読書週間のはじまりに合わせ,栄養士の先生と相談して,給食の献立や野菜などの

食材に関連した本を紹介する「給食コラボ」を実施しました。

 献立表でも紹介した本について,「今日の給食」というメニューを書いたPOPとともに,本を図書室に

展示しました。また,図書の授業では,関連本の紹介や読み聞かせを行いました。

 

 「11ぴきのねことあほうどり」を読んだ日には,すぐに「今日の給食はコロッケだ!」と,子どもたちから

うれしい声が上がっていました。

 

                                   

 外国語授業支援員の先生から,ハロウィンの 

ランタンは,もともと「カボチャ」ではなく「カブ」

だったという話を教えてもらいました。そのことを

子どもたちに伝えるために,図書室に「カブ」とともに

ハロウィンのコラボさせ,掲示しました。                               

 多くの先生方から,掲示や展示のヒントをいただき,

図書室がキラキラしています。

 

 

◆今年の読書イベント◆              

 昨年から引き続き,感染症対策として入室前後の

手洗いや消毒,休み時間の学年別利用など,工夫を

しながら図書室を活用しています。

 秋の読書週間のイベントとして,新刊展示会を

実施しました。また,各クラスの図書の時間に

新刊本を紹介することで,今まで手に取ることが

少なかった分野の本にも興味をもってくれる児童

がいました。

 

 11月中旬からは「よむよむラリー」が始まりました。各学年が条件にあった本を読むと,スタンプを押すことが

でき,すべて達成できたらプレゼントがもらえるイベントを行っています。

 

 コロナ禍で図書室に来る機会は以前より減っていますが,それぞれの教室で,本を読む時間と本に支えられる

機会は増えていると感じています。

 西原小の学校教育目標に「挑戦する子,楽しく学ぶ子」があります。「ひとみキラキラ こころワクワク」を

テーマに図書室は,これからも活動していきたいと思います。

第10回学校図書館指導員研修

11月9日(火)に,学校図書館指導員研修が実施されました。

今回も午前・午後に分かれての実施ですが,久しぶりの対面での研修です。

 【研修①】

 笹間コーディネーターより,MMGの授業実践報告,また各校での指導員の

 支援について報告がありました。さらに前回のオンライン研修でのブックトークの

 講評も頂きました。

 

【研修②】 

 大野アドバイザーには,パスファインダー作成に関する質問や疑問にお答え頂きました。

 11月末の最終提出まで,より良く使い勝手の良いパスファインダー作成に力を注ぎます。

【研修③学校図書館紹介】

 一人五分の持ち時間で,自校の魅力あふれる図書館の紹介をしました。

 図書館入口は季節感でいっぱい!(発表例)

 普段見ることのできない,他校の図書館は工夫や魅力があふれていました。

 

【研修④近況報告・質問】

 3時間の研修は盛りだくさんで充実した時間となりました。それぞれの発表が良い刺激になり,

学校図書館を支える役目を再認識した一日となりました。

                  

「この本よみたい!」がた~くさん!柏第六小学校

  柏第六小学校の校歌の1番は,  

「まど まど まど 光る窓 本を読む声 うたう声 手をとりあって 学ぶ窓 明るい顔が いっぱいに」  

という歌詞です。

その歌詞にあるように,光がすべてのクラスに注ぎ込みます。そんな光に満ちた校舎の1階に,図書館があります。
9類が中心の図書室と,調べる本が集まった調べ学習室の,2つの教室が並んでいます。

 10月11月は図書委員会が大活躍の月です。  
読書の秋の真っ最中!図書委員会,子ども司書も手伝って大忙しの毎日です。

 

「たくさん本を読もう!」

の目標をかかげ,全校朝会で図書委員長と副委員長がmeetで秋の読書フェアの紹介をしました。

 

 

 

コロナで様々なイベントが延期や中止になっていますが,そんな時こそ楽しいことが出来ないかな?と,図書委員会でハロウィンにオバケ探しのイベントを開催しました。
密にならないようにルールを決め,声を掛け合いながら図書委員が大活躍。
楽しくオバケを探しました。
図書館にいるオバケをみんな全部見つけられたかな?

  

 タブレット端末を使った図書の授業も,先生たちとアイデアを出し合い, 著作権について確認し,学びながら情報共有し行っています。
子どもたちは慣れたもので,タブレットやパソコンを使った授業も板についてきました。

   

 

第六小の生徒は読みたい本がたくさん!
いつも「この本はどこにありますか?」「こんな本ありますか?」と質問してくれます。
これからもみんなの「これ読みたい!」に答えられるような,学校図書館を目指していきます。

いつもそばに本を!

柏第五小学校は,生徒数921人,31クラスの,R16桜台交差点にある小学校です。

★ふたつの図書室

第一図書室(1階)3年生以上が使用,第二図書室(2階)1・2年生が使用。
約15,000冊所蔵。2クラスが同時に図書室を使用出来ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第一図書室前のスポットライトのある展示スペース。
いつも季節感が感じられ,時には,テーマに沿った本の紹介コーナーになったりします。

★読書通帳 

合言葉は「通帳たまってきた?」すべての本を記録する,読書通帳をすすめています。

★図書委員・子ども司書の活躍

30名の図書委員と17名の子ども司書さん。知恵を出し合い,本の魅力を発信し続けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★言語活動

Good morning! 放送委員の元気な英語の挨拶で一日が始まる五小。英語活動が盛んです。
外国語ルームの英和辞典,図書室の国語辞典・漢字辞典をフル活用。
辞書引きに慣れ,語彙を増やし,コミュニケーション能力をアップします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★おはなしのじかんです

読み聞かせボランティアさんによる,放送での郷土のおはなしの朗読が始まりました。
静かな給食時,優しい語り口のおはなしが,心に沁みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『いつもそばに本を!』五小の図書室の読書活動は,これからも続きます!

調べる学習コンクール1次審査&2次審査

 図書館を使った調べる学習コンクールが今年度も実施されました。調べる学習コンクールとは「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて学校図書館を活用・推進する目的で開催され,今回で5回目を迎えます。

 校内審査を通過した作品の1次審査(10/8)と2次審査(10/12)の様子です。11点の作品が柏市代表として,この後の3次審査に進みます。

みんなとつながる図書館♪ 柏第四小学校

柏第四小学校の図書館は,3校舎の3階にあります。
廊下には,読書ボランティアさんが作られたカーテンがあり,
その前で座って本を読んだり話したりすることが出来ます。

図書館の机は,グループの人と本の感想や調べたことを話し合うのに
便利な机でしたが,昨年からこんな状態に…。

でも,これがあるから図書館の利用が出来るようになりました。


休み時間の利用が制限されているので,学級文庫とは別に図書館から
本を貸し出すことにしました。
教科書で紹介されている本を3つに分け,学期ごとにスライドしていきます。

1年たつと全部読み終わる予定。だからその名も「教科書マスター」。
さて,どれくらいの人が「教科書マスター」になれるかな?


「他の学校でこんなの作ってたよ」と話したら,6年生たちが作ったのがコレ‼
動物の足型編から本のクイズ編まで盛りだくさん。

図書館のカウンター前だけでなく,1年生の手洗い場の前にも貼ってあり,
ソーシャルディスタンスを守る手助けをしています。


5年生も負けてはいません。本のPOPを一生懸命書いていました。

POPを見て「わぁー,この本おもしろそう」なんて言って,
借りていく他学年の姿を見るとうれしくなります。


コロナのせいで,他学年と接する機会がなかなかありませんが,
高学年の「四小を盛り上げていきたい」「お手本になりたい」という気持ちは,
きっと他学年の子たちに通じているはずです。

第9回学校図書館指導員研修

・9月7日(火)に,学校図書館指導員研修がWEB(Teams)で実施されました。
〇笹間コーディネーターより,二学期の授業支援についてお話しいただきました。探求的な学習の支援は,課題設定からまとめ・発表まで,一連の学習に関わることが大切だと確認しました。

また「秋の読書フェア」について,チャットを使って情報交換をしました。各校とも感染防止の対策を行いながら,楽しい読書活動ができるよう企画しています。


〇大野アドバイザーより,「学校図書館の選書」・「パスファインダーの更新」についてお話しいただきました。今年度は中学校の教科書改訂に合わせて,さらに多くの単元でパスファインダーを作成します。良い資料を揃えて,子どもたちの学びを支える学校図書館づくりを目指します。


〇後半は2グループに分かれて,ステップアップ研修を行いました。各グループ5名の指導員が国語単元に沿ってブックトークの実演をしました。どの本も「読んでみたい」と感じる,実践的な発表でした。

WEBでの研修も相互やり取りができ,充実した研修になりました。
学んだことを日々の実践に取りいれ,支援していきます。