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令和 6 年度給食室

5月19日 豚おろし丼 きゃべつの味噌汁 シャカシャカビーンズ 美生柑

校長検食簿より

今日は豚のおろし丼がメイン。豚肉が美味しく煮込まれたところに、大根おろしが乗って、食べやすい味加減になっている。キャベツの味噌汁には厚揚げも入って、ボリューム感のある味噌汁である。シャカシャカビーンズはひよこ豆を揚げて青のりと塩で味付けられ、ちょっとしたおかずおつまみである。

5月16日 セサミトースト ドレッシングサラダ カレースープ ゆでそらまめ

校長検食簿より

今日は子供参加型の給食で、空豆のからむきを1年生が行い、ゆでそらまめとなって給食に登場した。そらまめは1年の中でほんとうに短い旬の食材で、味わいながらいただく。セサミトーストは、黒ごまがびっしりと塗られ、バターと黒ごまと蜜の甘さがちょうどよく混ざり、美味しいパンに仕上がっている。子供たちは黒さに驚いていたようだが、ごまをたっぷりといただける。カレースープは見た目はカレー?という感じであるが、カレーの辛さがちょうどよいスープで野菜にも馴染んで美味しい。ドレッシングサラダの爽やかさもちょうどよく、パン食らしい給食であった。

5月15日 わかめご飯 新じゃがいものそぼろ煮 石狩汁 ヨーグルト

校長検食簿より

今日は和食献立で、季節の変わり目を感じる献立である。わかめの旬は冬から春先でそろそろ終わりになる、そのわかめがご飯にはいり潮の香りが初夏を、初夏は連日登場している新じゃがいもが、今日はそぼろ煮でわかめご飯によく合っている。玉ねぎも新かな?と思いながら美味しくいただく。そしてお汁は石狩汁。鮭がたっぷりと入っている石狩汁は冬の北海道を連想する味である。桜前線も最北端に到達して、北海道にも春が訪れた5月中旬は、食の環境も冬から春、そして夏へと移り変わりを感じる。今日はそんな味を楽しみながらの給食であった。

5月14日 ツナピラフ キャベツとウィンナーのスープ ポテトのチーズ焼き アーモンド小魚

校長検食簿より

今日はピラフとスープ。ピラフとチャーハンは似ているようだが、炊き込みご飯がピラフで炒めご飯がチャーハンで、お米を炊くところから具と一緒に作ったのが今日のピラフである。少し味むらがあったが、ツナやグリーンピースにはしっかりと味があり、組み合わせもよかった。キャベツとウィンナーのスープは出汁が効いていて、ウィンナーの味だしも出ているが、コショウなどを少し足すと味がはっきりしたかと思うところである。ポテトのチーズ焼きはチーズがこんがりと焼けてよい香りと味を出している。ポテトとパセリとチーズという単純な組み合わせは、素朴さもありよい味である。アーモンド小魚はカリッと旨い味づけであった。

5月13日 鯖のごま味噌煮 塩昆布和え 新玉ねぎの味噌汁 美生柑

校長検食簿より

今日は和食献立、ここ数日辛口の講評だったが、今日は美味しかった。まず、給食で食するのが一番美味しい鯖の味噌煮は、今日はごま味噌と深まりがある味で鯖にもしっかりと味が染みこみ、生姜やネギもたっぷりと入り、大変おいしく煮込まれて、白いご飯にぴったりである。塩昆布和えも、塩昆布の塩味と昆布の旨味が野菜を包み込んで、ちょうどよい味に仕上がっている。味噌煮との相性もよい。そして味噌汁は、新玉ねぎと新じゃがの競演で、一つ一つを丁寧に味わうほどに美味しい玉ねぎとじゃがいもである。味噌汁の味噌と玉ねぎとじゃがいもの甘みがちょうどよく、大変美味しい味噌汁である。美生柑は、ちょうどよい酸味と苦みと甘みのバランスであった。

5月12日 春キャベツの回鍋肉 とうふと卵のスープ メープルカシューナッツ

校長検食簿より

今日は回鍋肉と中華献立。春キャベツの美味しさは、柔らかさと甘さである。回鍋肉でキャベツの美味しさは引き出されている。豚肉もたっぷりとして美味しい。もう一つ注文を出すと、味噌風味がもう少しあってもよかったかと思う。春キャベツだから水分が出てしまったのであろうが、野菜炒めではなく回鍋肉らしさの追究は是非やってみてほしい。とうふと卵のスープは、とうふと卵のタンパク質をしっかりと美味しくいただける味である。もう少しだけ出汁が効いていてもよかったかと思う。メープルカシューナッツはカリッとして美味しいナッツに仕上がっている。

5月9日 セルフハンバーガー マッシュポテト レンズ豆のポタージュ パイン缶

校長検食簿より

今日は万博にちなんだ各国の料理が献立になっているようで、ハンバーガー=アメリカの料理である。ハンバーガーのハンバーグが冷凍食品であることが残念であったといきなり書いてしまうが、ハンバーガーの美味しさはハンバーグ自体の味とパンとの組み合わせである。給食では、本当に美味しいハンバーガーと出会うことが、その国の食習慣の理解にもつながっていくと考える。マッシュポテトとの組み合わせもアメリカらしさであるが、ハンバーガーショップでハンバーガーとフライドポテトで栄養バランスがよいと捉えがちにならないか心配をする。レンズ豆のポタージュは豆、ベーコン、たまねぎ、とポタージュのスープに合った味である。パイン缶は十分に甘いパインであった。 今日は辛口の講評となってしまった。

5月8日 揚げ大豆ごはん 鰆の西京焼き ごまあえ たけのこの味噌汁

校長検食簿より

今日は和食献立で、驚いたのはご飯。いつもは副菜の一部としてある揚げ大豆が、ご飯に入れられて揚げ大豆と一緒にご飯を食べるようになっている。味も大豆と塩加減と合わさり、うまいご飯になっている。鰆の西京焼きは、西京味噌らしさが弱かったところが次ぎへの課題である。子供向けというところもあるかと思うが、本物の味で育てることが大切だと思う。ごまあえは、小松菜、ニンジン、キャベツ、もやしがごまの風味で美味しく包まれていて、ご飯とも合う。たけのこの味噌汁は旬のタケノコがたくさん入ったお味噌汁で美味しかった。

5月7日 ハヤシライス 春野菜のサラダ カシューナッツ小魚 

校長検食簿より

連休明けはハヤシライスと春野菜のサラダ。春野菜のサラダは、春キャベツのふわっとした食感、エンドウ豆のサクサクとしたみずみずしさ、新玉ねぎの爽やかな美味しさが楽しめるサラダである。レモン果汁の爽やかなドレッシングも美味しい。ハヤシライスはトマトがたっぷりと入ったトマト寄りのデミグラスソースに仕上がって、野菜や肉もたっぷりと入り、ご飯がすすむソースになっている。ハヤシライスのハヤシは早矢仕さんの名前からという説もある。日本橋の丸善に本を買いに行き、早矢仕ライスをいただくと、明治の日本が見えてくる味だということも、つか加えて・・・・。カシューナッツと小魚は、どちらもカリッとサクッとして美味しい。