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活動の様子(R04年度)

新体制

1年生も黄色いユニフォームに袖を通し、パッと見で学年が分からなくなった

男子バスケ部。見た目からして、すっかりと部になじんだ1年生も交え、フル

コートで練習試合をしていました。

学校での試合経験の少ない1年生は、顧問の教員も未だにその実力を測り切れ

ていない未知の存在。新チームとしてスタートしたばかりの1年生にとっては

ただの練習と侮ってはいけないアピールの場といえます。そんな少なからず

プレッシャーのかかりそうな場面ではありますが、見事にゴールを決める場面

もありました。1年生は、先輩に負けないよう切磋琢磨しているようです。

 

 

教師顔負け?!

次の週末にコンクールを控える吹奏楽部は曲の最終調整に燃えています。

曲のクライマックスとなる部分に至っては、何回演奏しているのか

分からないほど繰り返し練習をしていました。大会に近い環境で演奏

しようと体育館へと移動する場面では、1年生が率先して器材の準備。

先輩達をサポートしていました。また、この短期間で演奏メンバーいり

した1年生もいるようで、既に吹奏楽部にとって欠かせない存在と

なっているようです。

昨日、防具が届いた剣道部の1年生。すぐさま先輩達と同じく実戦を

積みたいところでしょうが、2日間にわたり防具の着方について

学んでいます。防具について説明するのは、小学生から剣道を経験

していたゆえに、1年生の頃から指導係を務めていた剣道部の部長。

3回目の説明だけあり、その姿からはベテランの風格がただよって

おり、少し作業が遅れている部員がいれば声をかけるなど、細かい

配慮までしていました。また、胡坐をかいている部員がいれば姿勢

を正すよう注意している姿からは、ただ防具を着せるだけでなく、

武の礼儀や精神まで教えることを目的としていることが伝わって

きました。

師の熱血指導により、念願の防具を装備した1年生は、元気に「面」

と叫びながら打ち込みを始めていました。

夏休まず

夏休みともなると、朝寝坊のひとつでもしたくなるものですが、

本日から活動を開始した特設駅伝部の生徒達は朝の6時30分

から練習を始めています。比較的涼しい時間帯ではありますが

4㎞走り終わった生徒達は汗だくのようで、柄杓からすくった

水を頭から被っていました。本日は初回ということで、走る

距離を控えめにしたそうですが、設定タイムが早いグループでは

3年生に遅れることなく1年生も4㎞を走り切っていました。

期待のルーキーの登場に、駅伝部メンバーたちの闘志にも火

がつくようなスタートとなったのではないでしょうか。

7時頃になると、明日に市内大会決勝を控える野球部の生徒達が

校庭へと到着します。練習することしか頭になくても不思議では

なさそうですが、学校の職員を見かけると、かなり遠くからで

あろうとも、帽子をとり大きな声であいさつをしていました。

3年間の集大成ともいえる時期に、最高のチームへと成長して

いることがうかがい知れました。

夏休めず?

夏の風物詩ともいえる蝉の抜け殻を発見し、ついに夏も本番

ということを視覚で認識した本日の朝。1時間目の授業では

夏休み前最終日らしく、レク的要素のある授業で盛り上がる

生徒達の笑い声が聞こえてきて、聴覚でも夏休みを感じます。

2年生は、2学年担当の教員から出題される「クイズ大会」

でクイズ王の座を争っていました。勉強にちなんだ真面目な

問題から、ツッコミどころのある笑える問題などバラエティー

豊かなクイズに、生徒達は大盛り上がり。問題が映し出される

スクリーンを前のめりになりながら見つめていました。

3年生では、7月14日に紹介した「修学旅行フォトコンテスト」

の結果が発表されていました。日頃からパワーポイントを駆使

した授業を展開する、3学年の社会科担当教員が作った結果発表

のパワーポイントも、心なしか普段の授業よりも演出が凝っていた

ように感じました。大賞に選ばれた作品は「写真のアングル」

「空と建物と紙袋の調和のとれたコントラスト」「遠近感」

「見る者に旅先での思い出を想像させるメッセージ性」等々、

良い部分がいくつもあがる素晴らしい作品。撮影した3年生の

センスが光っていました。

本日を締めくくる夏休み前集会では、様々な大会などで結果

を残した生徒の表彰式が行われました。表彰された生徒の中

には、更に上の大会を控える生徒もおり、夏休みには入りま

したが、まだまだ生徒達の戦いは続きそうです。

 

 

目線を高くする生徒達

日頃から「五箇条の御清掃」に従い、きっちりと掃除をする

生徒達にとっては、あまり意識の違いはないかもしれませんが、

本日は休み前の恒例行事ともいえる大掃除を実施しました。

時間にして50分間というかなりの長丁場でしたが、生徒達

は最後まで掃除に集中。日頃の清掃時間では手が回らない、

天井付近の窓や扇風機までピカピカに磨き上げていました。

特別な部分は勿論ですが、日頃から自分に割り振られている

掃除場所もしっかりと掃除をしています。小さいことかも

しれませんが、最後まで責任を持ってやりきる姿勢は非常に

立派でした。

筆を振って画用紙に絵具を垂らす「ドリッピング技法」を

用いた作品を作っていた菜の花学級は、作品だけでなく廊下

にまで色を付けていましたが、掃除の時間にしっかりと

後片付け。今日の汚れを9月に持ち越すことなく授業を

終えていました。

広がってる

1年生の教室では、夏休みのしおりについて説明しており、学校

の活動も1つの区切りを迎えようとしているように思えます。

しかし、今年度から二期制に変わったことで、前期の期末テスト

が9月の初旬となっているため、夏休みのしおりにはテスト勉強

の計画表が綴じられています。楽しい予定だけでなく、部活に勉強

まで考慮した予定を立てている生徒達にとっては、まだ一区切り

という気持ちでは無い可能性もありそうです。

昼休みには、合唱コンクールのイメージ画についての説明があり、

活動が収束するどころか、更に風呂敷が広がっているようにさえ

思えます。

そんな、常に2ヶ月くらい先を読んで行動している生徒達を象徴

するかのような掲示物を作成しているのは菜の花学級3組。秋を

イメージさせれくれる物が大量に飾られたポスターを既に廊下に

掲示していました。

夏休みまであと1週間となりましたが、まだまだ目標に向かって

努力する生徒達の姿を見ることが出来そうです。

読めますか?

修学旅行学習係の手によって「修学旅行フォトコンテスト」の応募

作品が、先週の金曜放課後に3年生の廊下に貼りだされましたが、

1週間がたとうという本日も応募作品の前には投票者が集まっています。

応募作品は「はんなりで賞」「諧謔で賞」「嫋やかで賞」などなど、

写真のコンセプトにより細分化されています。恐らく授業では習って

いない難読漢字が登場していますが、生徒達は正当なジャッジを

するため、言葉の読み方や意味をしっかり調べながらどの写真に

投票するかを考えていました。

ここまで自分の1票に責任を持っているのも、放課後の時間を使って

までコンテストの準備をした学習係に対してのリスペクトなのでは

ないでしょうか?

ジェントルメン

2日連続の雨ということで、総体前にもかかわらずグランドで練習

が出来ない運動部の生徒達ですが、室内で出来る練習やミーティング

をして勝負に備えています。

筋力トレーニングをするサッカー部は、怪我をしている選手も、

ペットボトルに砂を詰めて作った手づくりのダンベルを使い、

怪我をした場所には負担をかけないように考えてトレーニング。

出来ることが限られている中で最善の練習を考えて実行しています。

また、トレーニングが盛り上がって声が大きくなってくると、どこ

からともなく部長が現れ「コンピュータ部の迷惑になるからボリューム

を下げて!!」と注意をします。大会前で闘志がみなぎっている時期

にも関わらず、他の部活動への配慮を忘れない姿は、紳士のスポーツ

とも呼ばれるサッカーをプレイする者達の手本のように思えます。

日常生活でも発揮されている広い視野は、サッカーの試合にも活か

されてくるのではないでしょうか?

体験談

音楽の授業でトーンチャイムを使い「アメイジンググレイス」を演奏

する菜の花学級ですが、とても息の揃った姿を見せてくれます。

トーンチャイムというと、楽譜を見て自分の順番が来たら音を鳴らせ

ば良いというイメージがありますが、これが意外と難しい!!

音を鳴らす順番が書いてある楽譜を見ていても、今誰がどこの部分を

演奏しているのか判断できなくなることがあります。菜の花学級の

アメイジンググレイスでは、主旋律だけでなく対旋律まで自分達で演奏

しているので、よっぽど楽曲を理解していない限りは、周りの仲間達

と息を合わせるのは難しいと思われます。

しかし、菜の花学級の演奏は、動画の通り誰が聞いても「アメイジンググレイス」

だと分かる域にまで達しています。このレベルであれば、将来結婚式場

で働くことも可能ではないでしょうか?

 

もっている男達

6月30日に実施予定だったものの、熱中症対策のために延期

となっていた体育祭の色決め集会がようやく実施されました。

司会進行を務めるのは日頃から真面目な話を生徒達にすること

が多い本校の生徒指導主任。しかし、本日の生徒指導主任は

団長を呼び出す際、格闘技の選手紹介で有名なレニーハート氏

のオマージュとおぼしき声の出し方をしており、いつもとは

雰囲気が一味違います。

生徒達を盛り上げようという生徒指導主任の気持ちを汲み取って

くれたのか、応援団長の2人も全力で入場パフォーマンスから

色決めの「あっちむいてほい」までやり抜いていました。

会場を盛り上げようという団長の強い熱意が天に届いたのか、

「あっちむいてほい」の2回戦目は7回連続のあいこという

大接戦。本番の熱闘を予感させてくれる素晴らしい展開でした。

今年の3年生は、1年生の頃から感染症対策のため体育祭が中止

となっている、体育祭を1度も経験したことの無い学年ですが、

色を決めるだけでここまで盛り上げることが出来るのであれば、

初めてであろうと体育祭を成功へと導いてくれそうです。

熱い夏が始まる

いよいよ総体を明日に控える陸上・テニス・野球部の生徒達。

疲れが明日に残ってしまうのでは?と心配になるほど、本日

も練習をしていました。

リレーに出場する陸上部の男子生徒は、最高のバトンパスを

実現すべく同じ練習を何度も繰り返しています。練習する

スペースが限られているため、本番さながらの練習は出来ません

が、校庭を何度も往復して練習する姿からは最後の大会にかける

熱意が感じ取れます。

2年生だけで構成される女子リレーのメンバーも同じように

練習に励んでいます。対戦相手は3年生の先輩が多いことが

予想されますが、3年生男子と比べても遜色のないガッツを

見せている2年生であれば、明日の大会でも他校の先輩達に

負けない走りをしてくれそうです。

総体だけでなく、全国中学校放送コンテストの録音を控える

2年生もいます。昼の放送ではその「聞き取りやすさ・間の

置き方・声の抑揚」3拍子揃った美声を披露してくれました。

放送後の昼休みには、アドバイスを求めて学校中の国語科の

教員のもとへと奔走していました。少しでも良い放送を追求

するため、あらゆる意見を貪欲に求める姿は、向上心の化身

と表現する他ありません。

 

 

予測できても微笑ましい

本日は、生徒達の授業中の姿を保護者の方々に見学していただく

学校公開を実施しました。入学してから初の参観日である1年生

のクラスには、特に多くの保護者の方々が集まっていたように

見えました。

ハンバーガーショップの店員に成りきり、英語での接客に挑戦する

1年生は、保護者の方々が見守る中でもはにかむことなく大きな声

で英語を発音していました。複数の英語を組み合わせる「店内で

召し上がりますか?お持ち帰りしますか?」などの難易度の高い

問題は少し自信がなさそうに発音する1年生ですが、「ジンジャ

エール」「コーラ」といった馴染み深い固有名詞が出題された時は

待っていましたと言わんばかりに元気いっぱいに発音していました。

参観していた保護者の方々も予想通りの展開であったと思いますが、

1年生の無邪気さを感じる授業になんだか安心したのではないかと

思われます。

家庭科の授業で、調理実習や裁縫といった技能教科を実施した

菜の花学級では、保護者の方々も授業に協力してくださる様子も

見られました。ほのぼのとした雰囲気に、学校側も家庭の様子を

少しだけ覗かせていただいた気分となりました。

ご来校の際はぜひ

2年生の廊下には、学習部会が開催した林間学校新聞コンテストの

作品が大量に貼り出されています。詳しく調べてある「目から鱗」の新聞

や、林間学校のちょっとしたエピソードが載せてある楽しい新聞。

デザインセンスが秀逸な目を引く新聞などなど、色々な特徴

を持った作品が並んでいます。コンテストに入賞した新聞には折紙

が貼られており、ついついその新聞ばかり見てしまいますが、それ

以外の新聞も良くできているので、隠れた名作を探すのも面白そうに

思ってしまいます。

そんな、調べたことをまとめる力に秀でた2年生の今度の調べ学習

は高校について。各班が別々の高校について調べ、学年全体で情報共有

をするそうです。林間学校新聞なみの力作が再び大量に生まれることに

期待しています。

複数の学年が一緒に活動する菜の花学級では、2年生が高校を調べている

間に、3年生は1人黙々と勉強。凄まじい集中力からは、既に進路を意識

していることが伝わってきます。身近な先輩の意識がここまで高ければ、

菜の花の2年生も自然と進路に対する意識が高まってくるのではないで

しょうか。

 

理想が違う!!

2年生が、3ヶ月間の反省と9月からの改善点を話し合っており、

早くも季節が1つの区切りを迎えようとしていることに気付きます。

話し合いは「生活・清掃・協力・礼儀・笑顔・学習」という6つの

観点から進めていました。授業や清掃に集中している姿を見る限り

満点の評価である5を付けてもよさそうに見えますが、2年生は

自分たちに厳しいのか、清掃は3点・学習は2点を付けている班が

多いように見えました。点が低いということは、まだまだ自分達

には伸びしろがあると判断しているということ。2年生の掲げる

理想の高さに驚かされます。

逆に評価が高かったのは笑顔と協力。ここさえ高ければ最早なにも

言うことは無いように思います。笑顔で協力しながらも、まだまだ

成長できると読み取れるアンケート結果は、全て満点という結果

よりもむしろ良いのではないでしょうか?

同じ土俵に立って気づく凄さ

国語科の教員でも物語を理解するのが難しいと評する「私」という

小説を勉強する3年生。おそらくは、ネットが発達したことで、

個人情報のデータが本人の証明となる現代社会において、個人情報

の捉え方とは?というテーマかと思われます。

3年生は「私」がどのような意味を持つ小説なのか話し合いをして

いる風景を何気なく見ていましたが、ホームページで「私」という

小説を言葉で説明しようとしている今、すらすらと小説について

語り合う3年生の読解力の凄さに気付きました。

 

全校生徒お客様意識0

本日の5時間目にリモート配信による部活動壮行会を実施しました。

ユニフォームに身を包んだ選手の中には、胸に手を当て、見るからに

緊張している様子の生徒もいました。「全校生徒から応援されるだけ」

という意識であれば、このように緊張した様子を見ることは出来ない

のではないでしょうか?学校の代表として、全校生徒へと自らの決意を

伝えるという強い使命感が壮行会が始まる前から伝わってきました。

壮行会が始まると、各部の志の高い目標が次々と発表されます。団体

競技の部活では、自身の持ち味を活かしてチームの勝利へと貢献すると

いう決意表明が多く、3年間の活動の中で、これだけは譲れないという

自分の長所を見つけ出したことが分かります。

日頃学校では活動していない特設部の生徒達の発表では「昨年は県ベスト

8という悔しい結果だった」や「東日本王者に今度は勝ちたい」等々、

聞いているだけでレベルの高い争いをしていることが伝わってきます。

さすが、学校からたった1人だけの出場という、ある種の孤独を感じ

そうな状況を押してまで競技に打ち込む熱意の持ち主たちと言った

ところでしょうか。

選手たちの発表が終わると、配信の会場である1階の技術室まで拍手

が聞こえてきました。これだけでも勇気づけられそうですが、会の最後

には2年生の応援団による大迫力の応援。広い体育館に10人程度で

応援しているとは思えない声量だという感想は、下の動画をご覧になれば

多くの方が共感していただけると思います。

なんとも素晴らしい壮行会でしたが、その裏には生徒会総務部の活躍が

ありました。会の進行から、配信動画の微調整まで、スムーズに壮行会

が実施されるよう、いろいろな配慮をしていました。熱中症対策により

当初の予定とは違った形での壮行会となりましたが、生徒会総務部の

活躍のおかげで一切のアクシデントもなく会が進行されました。

ありがとうございました!!

 

 

 

出来ることをやる生徒達

本日は、体育祭の「色きめ集会」を行いました!!・・・・

と書きたかったのですが、午後2時の時点で校庭での暑さ指数

(WBGT)が高かったため、残念ながら中止となりました。

涼をとるための方法として真っ先に思いつきそうなプールも

コロナ対策のため中止としており、まさに、暑さとウイルスの

板挟みとなっているような印象を受けます。

入水は出来ませんが、体育の授業では水泳について映像教材で

プールサイドは走らないなどの、人類普遍の掟について学習。

中学校生活の中で1度も柏三中のプールに入ることは叶わなかった

3年生ですが、いつかプールに入る時の為、プールのマナーを

しっかりと学んでいました。

忙しそう

昼の放送では、卓球部の部長から総体にかける意気込みや具体的な

日程などが放送され、大会まで残りわずかであることを知った本日。

昼休みには、歌声委員会の3年生が音楽の先生から、自分の

クラスのテノールやソプラノの人数を正確に把握し、それに合った

構成の曲を選ぶという「勝つための選曲方法」について説明を受け

ています。

次に3年生を待っているのは進路説明会。全てのクラスが静まり返った

状態で話を聞いていました。

放課後になっても総行会のリハーサルと、3年生の活動が終わることは

ありません。色々な行事が重なる生徒達ですが、全ての活動に全力で

取り組む姿は本当に立派です。

 

 

同時並行

1年生は、中学校生活初めての校外学習と合唱コンクールの準備

を同時に進めています。いろいろな係に分かれての活動は小学校

でも経験したことと思いますが、公共の交通機関を使用しての

校外学習は恐らく初めての1年生。柏駅から清水公園のルートを

調べるなど、バスを使用した校外学習では心配する必要のない

部分までしっかりとチェックしていました。

昼休みには、廊下に掲示された校外学習のしおりの表紙候補の絵

を見て盛り上がっています。漫画の単行本の表紙だと言われれば

騙されてしまいそうなほどの完成度の作品がいくつも並ぶところ

を見ると、この盛り上がりも納得が出来ます。

合唱コンクールの課題曲を決めるに当たっては、なんとなくこの

曲が良いという直感的な理由ではなく、自分の声域や曲の持つ

イメージを考えながら決めているように見えました。課題曲を

選んだ後は、学年全体で歌っている曲「Let's Search For Tomorrow」

を歌っていましたが、軽快に鍵盤をたたいてクラスを引っ張る

男子生徒を見かけ、1年生の合唱コンクールは相当レベルの高い

ものとなる予感がしました。

見たい

中学2年生にもなれば、オシャレにも相当関心を持っている生徒

が多いことと思います。そんな固定概念のせいか、家庭科の授業

でTPOにあった服装や、衣料品の素材などについて勉強をしている

様子は、どことなく集中力が増しているようにも見えます。

授業中に作成したオリジナルのコーディネートをデザインしたプリント

を見ると、エスパドリーユ(靴の一種のようです)などの専門用語

が当然のように書かれており、教科書には書いていないであろう

知識も習得済みのようでした。

ファッションの解説欄を見ると、見た目だけでなく体温調整も意識

していることが分かり、2年生がいかにしっかりしているかが伝わ

ってきました。

デザインプリントでも十分に2年生のコーディネートは伝わって

きましたが、ベイマックスコーデなどという想像の範疇を超える

プリントを見ると、実際に着ているところ見てみたいと思ってし

まいました。

 

技が切れてる

6月13日にも紹介した、3年生女子の体育の発表です。

前回には無かった、ダンスによる表現や、義務教育の課程

で習う技では最高峰の難易度を誇るであろうハンドスプリング

などが演出として採用されていました。

ハンドスプリングの練習風景は、生徒達が自らの動きを確認

するために撮影した動画がi padに残っていたため、何度か

みた記憶がありますが、本日のハンドスプリングは過去最高

の出来と断言できるほどに冴えわたっていました。

練習の積み重ねの重要さを思い知らされる授業でした。

 

姿を変える廊下

1年生の廊下に飾られている美術の作品ですが、少し目を離す

と作品が新しいものに変わっています。作品というよりは、

表現の幅を広げるための練習プリントという側面が強い気も

しますが、あえて作品と呼ぶのは、下の画像を見れば納得して

いただける事と思います。

小学1年生の図工でもやったであろう、折りたたんだ折り紙を

切って、広げると模様になる作品は、保護者の方が見ると生徒

の成長を実感して感慨深い気分になるのではないでしょうか?

美しい形をした作品は偶然の産物ではなく、緻密な計算により

生み出されたことがハッキリと伝わってきます。

効果抜群

6月3日の生徒総会で全校生徒に承認された「三中トラブル回避術

~いじめ根絶宣言~」ですが、教室の中だけでなく職員玄関にまで

立派な額縁に入った状態で飾られており、校内全体にいじめはダメ

だという雰囲気がかもしだされています。

生徒達だけでもいじめを防止しようと活動をしていますが、本日は

株式会社 Stand by の方を講師に招き、ネット上でのトラブル防止

について1年生が勉強をしました。

ツイッターから発生した問題が現実でのいじめにまで発展するという

例題のVTRを視聴後、1年生は自分がクラスメートだったらどうする

かを考えます。その考えをすぐさま講師の方がタブレットで集計し、

クラス全体の考えがリアルタイムで分かるという、臨場感溢れる授業

展開に、生徒達の意見交換もより活発となっているような印象を受けました。

講師の方からも、集中して取り組んでいるとご好評をいただいていました。

いじめに対して真剣に討議を交わす1年生を見る限り、三中トラブル

回避術の効果が早くも表れていると言ってよいのではないでしょうか?

 

 

修学旅行0日目と修学旅行ー(マイナス)365日目

修学旅行への出発は明日になりますが、宿泊先に荷物を送るため、3年生は

朝から大きなカバンを持って登校しています。いつもより大きい肩に係る

負荷に、いよいよ修学旅行という実感が湧いてきている事かと思います。

心は既に京都へ行っているかとも思いますが、5時間目の集会ではしっかり

話を聞いたり、運送会社の方へと礼儀正しく荷物の運搬をお願いしたりと、

落ち着いた行動をしていました。旅先では、学校の職員よりも地元の方々

にお世話になることが多いと思いますが、今日の態度を見ていると、生徒達

は班行動の最中でも失礼のない対応をするだろうという確信が持てます。

修学旅行出発まで後365日くらいありそうな2年生も、林間学校で学んだ

ことを修学旅行でどう生かせるかを考えており、早くも修学旅行への第一歩

を踏み出していました。

 

 

後輩の姿で分かる先輩達の軌跡

家庭科部の3年生は、輝秋祭に向けての創作活動を既に始めているようです。

1年生の中では、まだ輝秋祭の話題は上がっていませんが、家庭科部の1年生は

創作活動をする先輩を見て、一足先に輝秋祭への意欲を燃やしているのでは

ないでしょうか。創作物も、最初は自分用のピンクッションでしたが、すぐに

ステップアップして、学校に置いてあるオルガンに掛けるためのカバーを

作っており、学校に貢献するレベルの裁縫技術を身に付けています。

机に向かう3年生は、文章に書き起こすのが難しいほど複雑な作業をして

いますが、2年前に今の1年生のような作業をしているのであれば、これほど

の創作物に挑むことにも納得ができます。

 

中学校の洗礼?!

先週に中学校生活初めてのテストを終えた1年生。今週は続々と

テストの結果が返却されています。小学校のテストでは、満点を

とっている友達がクラスに何人もいたことが予想できますが、

今回のテストでは、教科によってはクラスの最高得点でも満点に

届かないという結果に。

6月9日の記事に書いた通り、相当努力をしていた1年生ですが、

想像よりも点数が取れず、少し愕然とした様子も見れました。

しかし、テスト直しの時間にはしっかりと集中した態度で臨み、

自らの間違いを確認。エクセルを活用してテストの点数をまとめる

「自己分析シート」の提出を本日中に求められても、休み時間を

活用して早速作成に取り掛かっていました。

全員が納得のいく結果ではなかったでしょうが、テスト返却後に

しっかりと復習する1年生からは、転んでもただでは起きない強い

精神力を感じました。

限られた手札で勝負する女子

新体操の動画を見ていると、同じ人間とは思えない動きの連発に

自分もここまで動けたら気持ち良いだろうなと考えてしまいます。

体育の授業で体操を勉強していた3年生の女子も、集大成として

音楽に合わせて習得した技を披露していました。

体育の授業で習う範囲なので、同じ人間とは思えない動きは登場

しませんでしたが、基礎がしっかりと固まったでんぐり返しは、

さも美しいものなのだと気づかされるほど生徒達の動きは洗練

されていました。

表現するための技の選択肢が多くはないであろう生徒達ですが、

できる動きを創意工夫して芸術へと昇華させる表現力には脱帽

してしまいます。

心配ない

本日でテストも終了した生徒達は、次の行事に向けて早速活動

を開始。1・2年生は体育祭の参加種目や係を決めていましたが

テスト明けの解放感も相まってか、非常に楽しそうな雰囲気で

活動をしていました。

いよいよ修学旅行まであと1週間となった3年生は、京都から

自宅に荷物を送る事務手続きを進めており、もうすぐ修学旅行

だという実感をより強めているのではないでしょうか。見知らぬ

土地で生徒達だけで行動する班別行動には、どの公共の交通機関

を使うかは勿論、旅程に係る時間や費用まで細かく調べていた

3年生。並々ならぬ熱意を持って準備を進めていたので、旅先

でも時間を守って行動できると断言して良さそうです。

1年生の学習内容を覚えていますか?

テスト勉強用に漢字練習のプリントを500枚廊下に置いたところ

1時間で全て無くなったという、1年生のエピソードがあります。

1年生の生徒数が約200人なので、1人で3枚ほど持って行かな

ければ、この話は成立しません。1年生の学習意欲の高さには

驚かされます。

そんな学習意欲の高い1年生でも、テストの自己採点をしましょう

という話は、今までにない発想だったのか驚いている様子でした。

採点をする際には、頼れる人に答えを聞いてもよいという話が出る

と、家族に聞こうという反応が聞こえてきました。

前述したとおり、学習意欲の高い1年生なので、明日の放課後には

家族に質問攻めをしているかもしれません。

 

命運を分ける1日

野球部にとってはテスト以上に重要であろう、夏の総体トーナメント

組み合わせのくじ引きが本日行われました。代表としてリモート会議

に出席する部長ですが、呼吸音を聞くだけでも緊張した様子が伝わって

きました。組み合わせは、机に伏せてある札を指定し、そこに書かれた

番号で決まるというもの。抽選結果は運次第であり、考えたところで

どうしようもなさそうですが、部員全員の運命を握る者として、真剣

にどの札を選ぶか考えていました。

試合中のマナーについての説明もありましたが、それにもしっかりと

耳を傾ける部長。トーナメントの組み合わせにばかり気を取られて

しまいそうですが、それ以外の重要な部分も忘れていないようでした。

日頃から活気のある練習をしているため、なんだか応援したくなる野球部。

今日の部長の姿を見ると、試合当日のマナーも完璧にして、柏三中関係者

以外にも応援される最高のチームとなっている未来が見えます。

また、本日には、地域の方々と協力しながら学校を運営していくことを目的

とした柏三中学区「学校運営協議会」が柏三中で開催されました。柏三中学区とは

柏第六小と柏第七小と柏第三中の三校で組織する協議会です。

柏三中学区の生徒達を共に支えていくため、地域の方々からのご意見を頂戴しました。

今回の会議を踏まえ、更に活性化してくる生徒達の活動を地域一丸となって

応援していきたいです。

 

始まりは静かに

テスト2日前ということで、生徒達の頭の中も勉強でいっぱい

かと思われますが、昼休みには体育祭に向けて実行委員が集ま

っており、既にテスト明けの学校行事の事を考えて行動を起こ

しています。

少し前に生徒総会という大仕事を終えた生徒会総務部も、次に

控える総体コンクール壮行会について話し合い。子どもながら

あらゆる仕事に次々と取り組んでいる姿には尊敬してしまいます。

活動している様子は机に向かっているだけで地味ですが、こう

いった活動の積み重ねが華やかな体育祭や壮行会を創っていく

に違いありません。

なむじあるしぷすしるある

タイトルは、日誌を書いている職員の元素記号第3周期の覚え方です。

「Na(な)Mg(むじ)Al(ある)Si(し)P(ぷ)S(す)Cl(しる)

Ar(ある)」という無茶苦茶な当てはめ方をした元素記号は、魔法の

呪文を覚えているかのように錯覚した記憶があります。(自分だけですか?)

聞きなれない単語が並ぶ元素記号を覚えたり、物質の足し算とも表現

できそうな化学反応式を覚えたりする2年生の理科はとても難しそう。

しかし、2年生の生徒達の授業中の姿を見ると、しっかりと学習に

励んでいることがわかります。授業では元素記号を歌で覚える方法

も教えていました。柏三中の2年生が「なむじあるしぷすしるある」を

生み出すことはなさそうです。

Feel & Action

本日の5時間目の生徒総会に向け、2日前の放課後からリハーサルを

重ねてきた、部活動や委員会の先陣を切って引っ張ているリーダー達。

本日も、給食を食べ終わると早々に会場の準備に取り掛かっていました。

初めての生徒総会に臨む1年生も全校討議内容である「三中トラブル

回避術」について学級で話し合い、最年少ながらも柏三中の生徒として

しっかりと意見を上げようと準備してきました。話し合い中の板書を

見ると、よくない行動を抑止する「やめよう」というワードにするか、

よい行動を促す「しよう」というワードにするか真剣に話し合っている

ようでした。大きな違いはないようにも思ってしまいますが、それぞれ

の言葉の持つ意味や与える影響を考え、細かい部分までこだわって学級

としての意見をまとめていました。

全員がしっかりと準備してきた生徒総会なので、当日の進行にも自然と

熱が入ります。部活動計画を話す部長会長は、台本には書いていない熱い

思いをアドリブで話しており、3年間の集大成である今年度にかける

熱意が伝わってきました。

生徒総会に向けて一番準備をしてきたであろう生徒会総務部は、ずっと

準備をしてきたスローガン「Feel & Action」をついに全校生徒の前で

提案。言葉を考えただけでなく、文字のレタリングまで生徒会がデザイン

していました。手書きでレタリングしたものですが、紙で持ってきた

完成版は電子媒体で印刷したものになっており、多くの先生方も

どうやって作ったのか全容を把握できないほど、高度な技術を駆使して

作成してきたようです。

これだけ素敵なスローガンがあれば、全校生徒が心を一つにして1年間

の活動へと臨むことができるのではないでしょうか。

主な話題は生徒総会ですが、2年生学習委員会主催の「忘れ物をなくそう選手権

~せかんどしーずん~」も本日で終了。見事ゴールまでたどりついたのは1組

のみでした。さーどしーずんでの他の学級の巻き返しに期待しています。

フロンティアスピリッツ

おとといの記事でも紹介したとおり、広大な面積の畑を持つ

菜の花学級ですが、プールと校舎の間にある僅かな隙間にも

畑を持っています。この畑は昨年度までは下の画像のような、

見るからに硬そうな地面だったのですが、「日当たりが良い

から」という理由で開拓し、今のようなフカフカの土へと変えて

しまったそうです。信じがたい話ですが、2・3時間目と

連続で土をふるいにかける作業をしていても、集中力をきらす

ことなく作業に没頭する生徒達の姿を見ると合点がいきます。

あいさつ包囲網

昨日は雨が降っていた影響で中止となってしまった、朝のあいさつ運動

通称「おはよう3Days」。2日目の本日は、朝から清々しいほどの青空

が広がっており、生徒とあいさつ運動に参加してくださった保護者の方々は、

青空に負けないほど清々しいあいさつをしていました。校門から少し離れた

場所でもあいさつをする生徒達は、柏三中の生徒は勿論ですが、通りかかる

地域の方にもあいさつをしており、地域の雰囲気を明るくすることにも貢献

していたと思います。

また、あいさつ運動が終わり生徒達が教室に入った後には、保護者の方々が

あいさつ運動の旗を丁寧にたたんでくださいました。生徒達の目の届かない

場面でも、細かい気配りをしていただきありがとうございました。

魅力を圧縮

図書委員会は全校生徒の読書に対する意欲を刺激しようと

給食の時間にブックトークを放送しています。中学生が読む

本となると1冊300ページ以上はありそうなものですが

その魅力を数行で伝えると考えると、簡単には作成できる

ものでは無いように思えます。しかし、いかにも図書委員

らしい豊かな表現力と語彙力を駆使して、作品の魅力を的確

かつ簡潔に伝えていました。

図書委員会の生徒はブックトークだけでなく、日常業務で

ある本の貸し出しも手を抜きません。本日の図書室の利用者

はあまり多いようには見えませんでしたが、本を借りたい

生徒が1人でもいるのならば丁寧に対応。小さな仕事でも

確実にこなし、図書室の運営に貢献していました。

柏第三農業学校

菜の花学級が管理する畑には玉ねぎが植わっています。食品売り場

では頻繁に見かけますが、畑に植わっている姿はこの学校で初めて

見かけ、日頃から自分が食している物を実はよくわかっていないの

ではと気付かされます。季節が変わり、今度はスイカを植えている

のですが、その周りには藁が敷かれおり、また1つ食物に関する

知識が増えました。

2年生でも、技術科の授業でさまざまな生物育成の技術を勉強して

おり、調べた事を発表する時間には「フィガロン乳剤で落果を助長

する」「隔年結果による収穫量の変動」などなど、聞いてて「?」

となるような専門用語がたくさん飛び出していました。

育成技術の知識が深まっただけでなく、作る人の頑張りや苦労を知った

ことで、食物に対する感謝の気持ちも深まったのではないでしょうか?