令和3年度(R4.4.11まで)

2021年10月の記事一覧

1・2年生わくわくまつり(校長室より)

ぶれてますが晴天です。澄み切った青空です。ぶれてますが。

今日は1・2時間目に1・2年生の交流行事をしました。

2年生が、場の準備をして、1年生を迎えます。

手作りの遊び場です。2年生はこの日に向けて各クラスで準備を進めてきました。

今週初めにリハーサルをして、イメージはばっちりです。

1年生、2年生をそれぞればらばらに見ていると、どちらも低学年として学校内では同じように幼く見えますし見られます。

しかし、今日のように、ともに活動している姿を見ると、さすが2年生。1年先輩として堂々と大きく見えます。

しっかりとしたお兄ちゃん、お姉ちゃんとして、1年生のお相手ができていました。

このあたり、人は役割で成長するものだと改めて感じます。場が育てるとも言えるでしょうか。

来週になって目の前に1年生がいなくなれば、お兄ちゃんお姉ちゃんの役割はなくなりますから、またいつもの2年生に戻ります。あの時、あんなにがんばった2年生が、いつもの2年生に戻るように見えるかもしれません。それは、1年生の前だからがんばるぞ、という役割を演じていたからです。この一瞬が大切です。やるべき時にやる、ということです。

人はずっと「気をつけ」の姿勢をとっていることはできません。「休め」も必要ですし、寝そべることもあるでしょう。だからこそ、「気をつけ」が格好良く見えます。2年生の「気をつけ」、かっこよかったぞ。

風が強かったので、自分たちの用意した物が飛んでいったり、動いてしまったり、運営は大変だったと思います。それでも、来てくれる1年生のために、という素敵な姿を見ることができました。

1年生も2年生の気持ちに応えて楽しく活動できましたね。わくわくまつり、わくわくしたかな。

先生方、今日までの準備、本当にお疲れ様でした。

情報モラル(校長室より)

柏市教育委員会 児童生徒課 指導主事の小原先生を講師としてお招きし、「事例から学ぼう情報モラル」というテーマでお話をしていただきました。(小原先生はかつて本校に勤務したことのある先生です。)

先日、PTA文化厚生部主催のSNSに関わるオンラインの講習会を6年生と希望保護者のみなさん向けに行ったところだったので、今回は5年生対象でお願いしました。

ネットの情報は正しいものばかりではないこと、一度流れてしまった情報は取り消すことができないこと、SNSを使った連れ去りのことなどを実際のニュースや市内で起こったことと絡めて、お話しくださいました。

オンラインゲームにおけるトラブルが増加しているというお話もありました。

タブレットやスマホという機械の向こう側には世界が広がっていることがイメージできないことによるトラブルや、コミュニケーション能力不足により起こるネットを介してのトラブルなど、事例をもとにした話は子どもたちにもわかりやすいものだったと思います。

子どもたちは、真剣に聴いている様子でした。

「トラブルは未然に防ぐことが大切、自分がされて嫌なことは人にはしない」ということがまとめとしての言葉でした。これは、普段の人間関係でも大切な、当たり前のことです。つまりは、だめなものはだめ、ということです。普段だめなんだから、ネット上でもだめだよ、ってことです。

小原先生、本日は本校5年生のためにありがとうございました。

 

SNSにおける誹謗中傷やいじめなどの問題は報道でも取り上げられることが少なくありません。繰り返しになりますが、道具が悪いのではなく、使い方、使う意識、つまりは使う人間の心の持ちようで問題にも発展するようなことになるわけです。

もちろん、架空請求メールのように、正しい使い方をしていても、悲しい思いや怖い思いをすることもあります。

今日のような情報モラルの出前授業をここ数年見ていますが、年々取り上げられる内容、トラブル事例が増えています。先手が取りにくい状況が続きますが、子どもたちが加害者にも被害者にもならないために、基本的なルールについてはお家でも今一度ご確認いただくとともに、子どもたちの使い方、視聴している動画等については十分ご注意くださいますようお願いいたします。

病気に負けない体を(校長室より)

朝夕の気温が低くなってきました。
寒さに負けずに持久走練習をする135年生です。

コロナウイルスの新規感染者が激減し、この冬はインフルエンザが流行するかもしれないなんて情報も聞こえます。第6波に警戒なんて情報もあります。

とは言っても、その時にそうなってみないとわかりません。

「ウイルスを体に入れない」という予防方法もありますが、栄養・睡眠・体力づくりで「病気に負けない体をつくる」という予防方法も大切です。

防御もしつつ戦うこともできるということです。「好き嫌いを言わずに食べる」「休むときにはしっかり休む」「体を鍛える」ことで子どもも大人も強い体をつくっていきたいものです。

6年生の修学旅行と、5年生の自然体験教室を行うことに決めました。それぞれ、貴重な体験になります。子どもたちとって良い学びにつながるよう、それぞれの学年で準備を進めていきます。

どちらの学年についても、これからの毎日の健康観察はご家族も含め、特にしっかり行ってください。職員自身の健康管理についても改めて呼びかけます。元気な子どもたちと元気な職員でそれぞれに良い2日を過ごしたいと思います。

校内授業研究(校長室より)

今日は4年1組での校内授業研究会でした。2時間めは他のクラスの子どもたちは自習になります。先生方、みんなで学びます。

講師は教育委員会教育研究所指導主事の大木先生です。

 

今日は、ドットの数をいろいろな方法で数えよう、という時間です。

「工夫」に試行錯誤する4年1組の子どもたち。

写真ではわかりにくいのですが、タブレット画面のドット図を丸で囲みながら立式しています。

わかりやすい式になれば良いのですが、自分がしていることが「工夫する」ことになっているのかわからない子もいるはずです。「工夫」とは基本的なことが身についている上でできることなので、大人が考えるほど簡単なことではありません。

ヒントカードなども見ながら、子どもたちは前向きに活動していました。

自分でやってみた後は、友達と考え方を共有します。

45分間、多くの先生方に囲まれながら、緊張したかな。

よくがんばりました。今日の勉強はわかったかな。

 

放課後は、この授業をもとに講師の大木先生とともに勉強会をしました。

大木先生、本日もご指導ありがとうございました。4年生の先生方、お疲れ様でした。

今日の学びは、各教室で生かしていきます。

 

学びの形(校長室より)

校庭の木々も秋めいてきました。

体育館前の銀杏はまだまだこれからです。

 

子どもたちが、だいぶタブレットの使い方に慣れてきています。

「習うより慣れよ」とことわざにもあるように、習うこと同様に慣れることはとても大切です。市の教育委員会もGIGAスクールに関してはステップ0「いつでも、ちょこっと使う」を設定しています。

柏市GIGAスクール.pdf   ←良かったらご覧になってください。

ログインの練習から始めた子どもたちが、今、先生の指示で、タブレット内のソフト(アプリ)を使って学習する姿から、子どもたちの順応性には、改めて驚きます。

これを使用することで、効率化が進み、結果として学ぶための時間を生み出すことができ、学びが深まることにつながればよいわけです。各クラス、タブレットを使っての学習が進んでいます。先生方も子どもたちも使いながら学び続けています。

(教員も、30年前までは手書きで文書を作っていました。その後、ワープロという機械が出てきて作った文書をデジタルで保存でき、簡単に再利用できるようにもなりました。文書作成にかかる時間が格段に短くなりました。通知票も手書きの頃は大変な作業でした。下書きを書いて、見てもらった後に手直しをして、本番の通知票に書く。2回書いていましたから。機械のおかげで、仕事も効率化が進んでいます。)

とは言え、学校での学習活動のほとんどはアナログ作業です。

小学校という、まだまだこれからの子どもたちの集団。先週のミシン実習もそうですが、自分の手で試行錯誤しながら行う作業、大切です。

朝から3年生の教室で、トントントントンという金づちで釘を打つ音が響いていました。

ミシン実習(校長室より)

小学校5年生になると、家庭科という教科が始まります。衣食住について学ぶものです。保護者のみなさんも間違いなく記憶にあるものですね。

いろいろな実習がありますが、今、5年生も6年生もミシン実習をしています。

慣れてしまえば便利な道具でも、そうなるまではなかなかやっかいなものです。
機械なので、正しく使えばきちんと動くのですが、「正しく使う」というところがなかなか難しい。スマホやタブレットなどは感覚的に使えるところが便利であり、分厚い説明書など見ることなく使いながら学ぶことができます。今の子どもたちにとって「感覚的に使えない」道具は敬遠されないか心配にもなります。

ミシンは使う前のセッティングがとても大切です。
ボビンの準備、上糸のセット、ボビン装着、上糸で下糸を引っ張り出す、この4つが大きな準備です。(最新のミシンならもう少しオート化しています。)

担任の頃を思い出してみると、「先生、ぬえません!」「先生、からんじゃいました!」あちこちのグループからお助けを求める声がかかったものです。行ってみると、上糸のかけ方が少し違っていたり、針に糸を通す向きが違っていたり、ボビンの向きが逆だったりと正しくセッティングできていないことが原因のトラブルがほとんどです。

子どもたちの中には、この2年間が終われば、2度とミシンに触れない子もいるかも知れません。だから、できなくても構わない、身につかなくても構わないという考え方もできそうです。でもそうではなく、1つの機械に触れることを通して、道具を正しく使うことの大切さを学んでいるのだろうと思います。

リッパーや糸切りばさみを使ってからんだ糸を切ったり、抜いたりがんばっている5年生の姿を今日も見ました。いつの時代もつまずきポイントはほぼ同じです。あきらめずに乗り越えてほしいです。

保護者ボランティアのみなさんのお力もお借りするなど、活動は工夫しながら行っています。がんばれ5・6年生!

2年生校外学習(校長室より)

とても良い天気のもと

2年生がアンデルセン公園に校外学習に行きました。10月から再開ということで公園の案内の方も子どもたちの元気な声で活気が戻ってきたことを喜んでいました。

集合写真を撮って、クラスごとにローテーションで活動しました。

私は本部待機で活動の写真は撮れなかったので、活動の様子は写真屋さんの写真をお待ちください。水分補給で戻ってきた子どもたちの様子です。

午後は、キャンドルづくりをしました。1人1人が前もって設計図を作っていたのでみんなスムーズに作業をすることができました。

午前中はグループでの活動でした。子どもは、メンバーが替わることで違った役割を演じることがありますが、今回も普段の様子とは違う子どもたちの良い面が見られたと2年生の先生方が帰校後に話していました。

教室だけでは見ることができない姿を見ることができるということは、行事の中で、場が変わったり、グループが変わったりする活動は良いものだなと感じました。

今日、朝の出発の会で、「自分の命は自分で守る」ために「1人で行動しないこと」を子どもたちに復唱させ、念を押しました。全員が無事に帰ってくることが当たり前にできて、良かったと思います。2年生の先生をはじめ引率の先生方お疲れ様でした。

昨日の1年生の様子から(校長室より)

昨日のホームページのフォトアルバムで、1年生の校外学習について載せました。その記事は、引率した教頭が書いたものです。

教頭の帰校後に、今日の1年生の良い行動について話を聞きました。とかく出先では気持ちが緩んだり、調子に乗ってしまうものです。1年生の公共の場での態度は立派だったということや、天候の心配でバスの中で食べることにしたお弁当の時間もしっかりと黙食ができていたことなどから、子どもたちの成長と、先生方の日頃のがんばりを熱く語っていました。

4月から1年生として始まり、それぞれのクラスの先生と関わり、友達の中で学び、1日1日を積み上げてきたその1つの成果として現れた姿なのだと思います。

マナーは、大人と一緒の時にこそ正しい形を身につけることが大切です。
例えば、「横断歩道のない道路を渡る」という場面で考えてみる。大人と一緒だから安全に渡らせることができるから渡る、という経験は子どもにとっては大変危険です。大人が一緒ではない時にも同じ行動をとってしまう可能性が出てくるからです。大人が一緒の時だからこそ、横断歩道を探して正しく渡る、という経験が大切なわけです。それにより、1人の時に安全に気をつけることができると考えます。

一般的に正しいと思われる形を身につけていくことは、本人の生きやすさにもつながっていくものです。

子どもでも大人でも、ずっと「気をつけ」という緊張状態でいることはできません。「休め」も必要ですし、完全に力を抜いて寝っ転がることも必要です。逆に言えば、その瞬間があるからこそ、「気をつけ」が生きてくる、格好良く見えるわけです。めりはりが大切です。

いろいろな顔を見せる1年生ですが、きっと、昨日は格好良い、素敵な姿を多くの人の前で見せることができたのだろうな、と思います。立派です。

 

 

成長のために(校長室より)

10月、今年度も後半に入り、学年の雰囲気、クラス、担任の先生に慣れてきたところで、子どもたちの中では、良いことでもそうでないことでも、いろいろな動きが出てきます。

朝に5年生が学年集会を開きました。これからの生活の中でみんなで気をつけてほしいことについて、4人の担任の先生方から話をしました。

テーマとしてはそれぞれ、全般的なこと、友達とのこと、仕事のこと、その場その場で良い選択をしていってほしいということ、4つです。

 

最後に私から、何か困ったことがあったら担任の先生、隣のクラスの先生、保健の先生、教頭先生、校長先生だれでも良いので相談をしてくださいという話をしました。

 

楽しい学校」にしていこう、は4月から子どもたちに話していることですが、「自分だけが楽しければ良い」では、みんなにとっての楽しい学校にはなりません。そのための1つの約束事「自分がされて嫌なことは人にはしない」を示したわけですが、未熟な子どもたちです。言われてできれば苦労はしません。小さなトラブルが必ず起きます。トラブルはあって当たり前、素早く・正しく対応することで必ず成長につながっていく、と考えています。

学校内で教員の目によって、子どもたちの「小さな変化」「いつもと違う雰囲気」をつかめればそれをきっかけに関わることができます。しかし、残念ながら全ての出来事に気づけるものではありません。ここではご家庭との連携がなくてはならないものとなります。

もちろん、お子さんの発達段階によっては信頼できる大人に聞いてもらうだけですっきりする、ということもあります。それを学校と家庭で共有することで「どうして他の人に言ったの?言ってほしくなかったのに。」ということはあります。それでも関わっている大人がみんなで知っているということは大切なことだと思います。

「小さな変化」「いつもと違う雰囲気」を『学校では教員が』『ご家庭では保護者のみなさんが』気づける大人でありたい、あってほしいと思います。

子どもたちの健やかな成長のために、気になることがあったときには、早め早めに情報を共有して、連携していきましょう。

何をしているのでしょう(校長室より)

朝から快晴。

気温は低く、ピリッと引き締まるような冷たい空気の中、7時過ぎ、朝早くから先生方が校庭で何かしています。

何をしているのでしょう。

体力テストの種目で校庭を使用するボールスローや50m走があります。

その場の準備をしていました。ボールスロー担当は3・4年生の先生方です。

5年生の先生方は早々と50m走の準備を終えていました。(写真が間に合いませんでした。それだけ早くから作業をしたことになります。)

子どもたちの活動がその場に来てすぐ始められるように準備をしているのです。

先生方、朝早くからありがとうございました。

その横で、子どもたちが登校してきました。

気がつくと10月も後半です。予報通り、気温がぐっと下がりました。体調管理に気をつけて、今週も1日1日を大切にがんばっていきましょう。

1時間目から50m走をした6年生です。

 

交流で(校長室より)

スポーツの秋、学校では体力テストの期間になっています。


通常は各クラスで行いますが、低学年の子どもたちは自分たちだけではできないこともあるので、高学年とペアになって進めます。

高学年は高学年だけでテストを行っているので、ペアと言っても、完全なお世話係となります。
今はまだ、学級や学年をまたいだ交流活動はしていませんが、接触が短時間であれば、今回のような活動は行っています。

感染対策中は、他学年との交流がなかったため、1人1人が自分に向き合う期間となったと思います。自分がなすべきことを丁寧に行い続けることで自分自身を成長させるということです。少し活動制限が緩和されて、できることが増えていくと、今回のように、他者・他学年との関わりの中で成長していく部分も生まれます。

6年生が1年生と併走している姿はとても微笑ましく、お兄さんお姉さんぶりを十分に発揮する、とても良い風景でした。

自分のクラスの友達に対しては厳しく接していても、低学年の子どもに対しては優しく接することができるのは、子どもの常です。言ってみれば役割をきちんと演じているわけです。そういうわけで、このような活動は、ないと困るというより、あるとありがたいものです。学校では、少しずつこのような関わり方が復活し、子どもたちの成長につながっていきます。

今週は気温の差が激しかったですね。何をするにも健康が第一です。体を壊さないようにお過ごしください。栄養と睡眠でしっかり免疫力を高めていきましょう。

今日感じたこと(校長室より)

「学びを止めない」というキーワードがあります。


言ってしまえばたった一言のキーワードですが、学校には様々な活動があり、子どもたちの動きもいろいろな中でのことです。感染症を意識しながら、改めてそれは大変なことであると感じてます。

これだけ多くの職員や子どもたちがともに多くの活動をしながら、ここまでかつてのインフルエンザのような校内での感染が起こっていません。感染対策についての先生方・子どもたちの意識・行動、そのがんばりは、それはもう大したものです。子どもたちに関して言えば、顔が隠れた先生や友達とのコミュニケーション、黙って前を向いての給食、もうその2つだけでも楽しさもおいしさも半減のはずです。えらいぞ、みんな。

現在、柏市はレベル2の拡大局面となっている状況ですから、もちろん今まで通りの対策を行いながらの学校生活は続いています。しかしながら、柏市や県内、もう全国的に、新規感染者が激減していることから、私自身、感染リスクについては1ヶ月前とは捉え方が少しずつ変わってきています。

とは言え、目に見えないウイルス感染対策ですからリスクがゼロになることはありません。校内、市内などの状況をきちんと見ながら、判断して進めていきます。

保護者のみなさんには、朝のご多用な時間帯に、検温や健康観察票の記入につきまして、ご協力ありがとうございます。通常の忘れ物は、本人が困るだけですむことが多いものですが、今の状況での「検温・健康観察忘れ」は本人のことだけではすまなくなることもあります。学校は、集団生活をする場所であることを今一度再確認いただき、引き続きご協力お願い申し上げます。

検食(校長室より)

学校での給食の時間は12時10分から12時55分となっています。
この45分の時間の中で、手洗いや配膳準備、配膳、食事、片付けを行います。

校長室には11時35分前後に給食が届きます。

まだ4時間目です。子どもが見たら、「校長先生、先に食べていいなあ」と言うかも知れません。

これは検食と言って、子どもたちのところに給食が届く前に行う検査です。学校給食法という法に基づき定められた学校給食衛生管理基準に「児童生徒の摂食開始時間の30分前までに行うこと」となっているものです。量は高学年と同じぐらいで、大人としては気持ち少なめです。検食簿とともに校長室の机に運ばれます。

いくつかのチェック項目に従って、記録をしていきます。

ひっくり返したり、表面を観察したり、物によっては切って中を見てみたり、あれこれ食べる前のチェックが終わったら、次は口に入れて、味はもちろん、温度、食感などで気になるところはないかなどを確かめます。

安心・安全な食の提供のためのものです。こうして私の昼食は、みんなより一足先に終わります。

 

給食室では、栄養士の西田先生の献立をもとにして、調理員さんたちが毎日おいしい給食を作っています。

1年生には入学式の時にお話ししましたが、1年生に限らず、好き嫌いを言わずに食べてほしいなあと日々願ってはいるのですが・・・。苦手と思って食べてない物の中にこそ、実はとっても必要な栄養が隠れているのではないかと思っています。

 

保護者のみなさんには、9月6日の校長室よりで「給食費」のことについて書かせていただきました。子どもたちにとって大切な食に関わることですので、引き続きご理解の上、ご協力をお願いいたします。

 

持久走練習開始(校長室より)

秋です。(まだ暑い日がやってくるという予報もあります。どうなっているのでしょうね。)スポーツの秋ということで、今年も持久走の季節がやってきました。


感染者が激減している状況ではありますが、レベル2の拡大局面であることを踏まえた上で練習日程を組みました。火曜と木曜が246年生、水曜と金曜が135年生、というように2グループに分けての練習です。
今日は練習スタートの日、246年生でした。

業間休みの時間に取り組みます。まずは、ラジオ体操で体をほぐします。

小トラックが低学年、中トラックが中学年、大回りが高学年というように練習で走る場所が違います。BGMによって、走る長さも変えています。

走っているときはマスクを外してもよしとしています。(元気な子どもたちが集まっていることが前提の学校ですから。)

マスクをした生活が続いているので大人も子どもも肺機能が落ちたりしているのかなと思いながら、無理のない取り組みを考えています。

日々の健康観察は持久走練習の参加の可否も兼ねています。必ずお家で検温と記入をお願いいたします。元気な子が集まっているからこそできる活動です。ご理解の上、ご協力をお願いします。

連携(校長室より)

今日は、千葉県教育庁東葛飾教育事務所から特別支援アドバイザーの松本先生に来ていただきました。

限られた時間なので、クラスは限定でしたが、子どもたちの様子や先生方の関わり方を見ていただき、アドバイスをいただきました。各クラスにはいろいろな子どもがいます。担任の先生がどのようなことに気をつけて、どのような関わり方をすることがその子にとって良い学びにつながるのか、それを、ともに考えてくださいました。

「姿勢の大切さ」など、改めて、子どもの成長には、ご家庭との連携も欠かせないと感じる内容もありました。 

また別に、柏市教育委員会児童生徒課 特別支援教育巡回相談員の小出先生も来校されました。

特別支援学級の子どもたちの様子や先生方の関わり方を見ていただき、その上でアドバイスをいただきました。

いろいろな立場の方に、学校や子どもたちの様子などを見ていただけるのはとてもありがたいことです。アドバイスを明日からの指導に生かしていきます。松本先生、小出先生ありがとうございました。

このように、学校は、県や市の教育委員会とも連携をとりながら進んでいます。

保護者のみなさんとの連携については、今年度は学校に来ていただく機会もほとんどなく、子どもたちの様子もなかなか直接見ていただけない状態が続いていることが残念です。今後、高学年のミシンボランティアなどで学校に来ていただくこともありますので、そういったときにも子どもたちの様子をご覧になっていただければと思います。

引き続き、お子さんの様子で気になることがあったらいつでもご相談ください。

 コミュニティスクール導入に当たり、地域のみなさん(保護者のみなさんも含みます)との連携についても大切なところです。学校運営協議会を2回行いましたが、「地域の力を学校に」というスローガンだけはよく口にするのですが、子どもたちの様子を見ていただけるようになったら、「地域の力」を具体的な活動に結びつけていきたいと思います。 

4年校外学習(校長室より)

4年生が校外学習で千葉に行きました。

朝から快晴でした。

4年生の保護者のみなさんにはすくすくメールでお知らせしたとおり、1号車にトラブルがあり、子どもたちを2号車に移動させて現地に向かうという措置をとることになりましたが、子どもたちもみんな元気で、臨機応変な対応にも混乱なく向き合ってくれました。ご心配をおかけしました。

その後、無事に予定通りに千葉港に到着し、クラス写真を撮ってから、遊覧船で千葉港巡りをしました。

船の上では、音声ガイダンスが聞こえないほどの大興奮の子どもたちには少々ヒヤヒヤしましたが、無事に40分の千葉港巡りを終えました。「何か流れていたけど聞こえなかった」とか「鉄鉱石って聞こえたなあ」なんて言っている子もいました。たくさんの工場があることは見てわかったと思います。

船酔いをしてしまった子たちはちょっとつらかったかな。

その後はポートタワーそばのポートパークへ移動して、お昼ご飯を食べました。

なかなかの日差しだったので、影のある斜面を選びました。斜面だったので、みんな自然に同じ方を向くことになりちょうど良かったです。

保護者のみなさん、朝早くからのお弁当作りありがとうございました。みんなもりもり食べていましたよ。

ご飯とお菓子タイムのあとは、1号車のバスも合流し、千葉市科学館・きぼーるへ4台で向かいました。

建物の中に、木でできた大きな大きなボールがあるので有名です。

1時間という限られた時間でしたが、グループごとに、体験コーナーを回りました。

全員が元気に1日を過ごし、余裕を持って、無事に時間通りに学校へ戻りました。

学校としては、市外に出る校外学習は本当に久しぶりでした。昨夜の地震のあとだったこともあり、小さな緊張の連続の校外学習でした。4年の学年主任の中村先生が最後に「お家に帰るまでが校外学習」と言っていました。その通りで、みんなが無事にお家に着いて完了です。先生方も1日お疲れ様でした。

5年体験学習(校長室より)

5年生が社会科の「米づくり」の学習がらみでの稲刈り体験を行いました。
午前2クラス、午後2クラスと分かれて実施しました。

 

現地では、米づくりの今と昔、品種などを学ぶ座学、

稲刈りなどの体験、をクラスごとに交互に行いました。

地域農家さんや手賀沼アグリビジネスパーク推進協議会のみなさんのご協力で実施できた企画で、その他たくさんのスタッフのみなさんとも関わりながら活動しました。

橋本さん         油原さん

お米は日々口にするものですし、教科書でも田んぼから食卓へのお米の流れは勉強できます。子どもたちにとっては身近なものであり、知らないわけではない世界のことです。

しかし、実際にその作業や思いをその現場で聞くことは、多くの学びを生むものであることを実感しました。子どもたちは話を真剣に聞き、また、その作業の説明に熱心に耳を傾け、鎌を手に安全に気をつけながら作業しました。

「できた!」「すごい!」「やった!」などの声があちこちで上がったり、「上手!」「うまいね!」など友達への声かけも聞くことができたり、その瞬間その瞬間に子どもたちの心が動いていると感じました。本当に久しぶりの学校外での体験活動で、子どもたちの期待もあったのだとは思います。

 

最後は、大きな大きなコンバインで一気に作業する様子を目の前で見せていただきました。

机上だけでは学べないものが体験学習にはある、本物に触れるすばらしさを改めて感じました。

あらかじめ用意していただいた新米をお土産にいただきました。

良い体験ができました。スタッフのみなさん、素敵な時間になりました。

ありがとうございました。

(活動の写真は1・2組のものです。)

スマホ安全教室(校長室より)

PTAの文化厚生部の企画で、「おしえて!こどものスマホ、SNS、通信のいろいろ」スマートフォン・SNSの危険性と安全な利用について をテーマとした講演会を開催しました。


柏市教育委員会 児童生徒課指導主事 少年補導センターの村松恵治先生を講師としてお迎えしました。

対象は6年生児童と希望保護者のみなさんです。校長室から発信し、子どもたちは各教室でオンラインで参加、保護者のみなさんはそれぞれの場所で参加という形で行いました。

言葉足らずの文字でのやりとりが誤解を生むというトラブルについて、事件になってしまった例について、流す情報について、ネット上で知らない人とつながることのリスクについて、オンラインゲームについて、脳への影響についてまで、本当にたくさんの内容のお話をうかがうことができました。

参加してくださったみなさんはどんなことを感じましたか。

私は、これだけ多くの事例の全てについて子どもたちに教えることはもはやできなくなったと感じました。それだけトラブルも多種多様です。そして、とにもかくにも「自分で考える」ということの大切さを強く感じました。

道具は正しく使用すればとても便利なものですが、正しくない使い方をすれば危険なこともあります。これは、電子機器に限ったことではなく、はさみや鉛筆などの、子どもにとって身近な道具であっても同じです。道具によってけがやトラブルがあった場合、悪いのは道具なのでしょうか。使い手がどう使うのかをきちんと考えて使うことで危険を回避することはできるということを忘れてはいけません。(9月17日の校長室より「便利な道具」にも同じ内容のことを書きました。)

今日のお話で、便利なものの後ろに隠れているこんなにもたくさんの危険について、まず知ることができたと思います。しかしながら、それがどれだけ危険なことなのかをわかるにはもう少し成長が必要かも知れません。危ないことに巻き込まれないためには、危ないことに近づかないことが一番です。楽しそう、おもしろそう、なことにすぐに飛びつかないことは自分を守ることにつながります。

 

「おやすみなさい」と家族に声をかけた後、布団の中でオンラインゲームに夢中になって、次の日の朝、起きられずに学校に来られないというような事例を聞いたことがあります。子どもに一度渡したものを管理することは大変難しいことです。本人に任せっきりでは、何が起こっているか気づくこともできません。充電は必ずリビングでとか、夜は機器を預かるなど、それぞれのご家庭でルールを作っていることもあるでしょう。大切なことだと思います。

今日は6年生向けのお話の後に、参加してくださった保護者のみなさんへのお話の時間もありました。

子どもたちの健やかな成長のためにも、今日のこの講演がお家での話し合いのきっかけになると良いなあと思います。村松先生、本日は貴重なお話をありがとうございました。

暑くても秋(校長室より)

秋を感じる香りの1つにキンモクセイがあります。少し前に、今年は例年より早めに香り始めたと報道されていました。

本校にも2年生5年生昇降口の周りにあります。オレンジ色の花です。

1年生の担任だったときに、校庭にあるキンモクセイの香りをたよりに木を探した時、「トイレのにおいだね、先生。」と言っていた児童がいたことを、必ず思い出します。きっとこの子にとっては、キンモクセイの木(花)からの香りよりも、芳香剤のキンモクセイの香りの経験の方が先だったんだろうな、おもしろいな、と思ったことを覚えています。

マスクをしていると、香りに鈍感になっている自分に気づきます。まだ、楽しめるので、花の前でぐらいはマスクを外して、香りを感じたいですね。感じてみてください。

 

音楽のリコーダーの練習を始めています。普段より気持ち隣との距離をあけて、換気をした音楽室での練習です。リコーダーを吹く子だけがマスクを外し、終わったらマスクをします。

1年生の鍵盤ハーモニカも始めています。

1人1人が感染対策を意識しながら、できる活動を始めています。

 

落ちついた週のスタート(校長室より)

朝から良い天気で、日中は8月から9月ごろの気温になるという予報の中、今日がスタートしました。

落ち着いた雰囲気で学習をする子どもたちの様子が見られました。立派です。

登校してきてから下校するまで、学校というのは指示の連続です。ノートを出す、話を聞く、6ページを開く、音読をする、ノートに書く・・・。この細かな指示による小さな活動一つ一つが学びにつながっていきます。


これが2、3歳のイヤイヤ期の子どもたちが相手だったら、一つ一つのことがなかなか先に進まずに、全体での授業は絶対に成立しません。
子どもたちが、年齢相応に成長していることはとても大切なことです。

そしてもう一つ大切なのが「教員と子どもとの人間関係」です。

「何を言うかではなく、誰が言うか」が大切であるということです。

そう考えると、各クラスでの大人と子どもとの関係が良好であることが、今の落ち着いた雰囲気につながっているのだろうと考えられます。

2学期も折り返しましたが、良い人間関係の中で教育活動を行えるよう進めてまいります。気になることがありましたら、遠慮なくご相談ください。

週末の報道の中で、各地の賑わいとともに、行き交う人たちの心構えをインタビューしているシーンを目にしました。「対策が日常になっているから、それをした上で楽しもうと考えている」という言葉を発している人がいました。その通りだと思います。

学校も、今までのように対策を取りながら、活動を広げていきます。

10月からは、延期していた各学年の校外学習も行います。本物に触れる体験は大きな学びにつながります。参加に向けて毎日の健康観察は引き続きご協力をお願いいたします。

「熱を測り忘れました」と言って職員室に来る児童が数名います。ご家庭において子どもだけでできることがあっても、任せっきりにせずに、その「できたことの確認をする」というようなまだまだ大人の目が必要な場面がたくさんあります。なんと言っても小学生ですから。