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校長雑感ブログ
1月26日(月)令和7年度学校評価の結果より(その1)
〇上野動物園の双子のジャイアントパンダのシャオシャオ(オス)とレイレイ(メス)に会えるのは昨日で最後だったと、ニュースが伝えていました。1972年の日中国交正常化にあわせてパンダが来日して以来、54年ぶりに日本からパンダがいなくなります。
〇初めてパンダが日本に来た時は、私は小学校3年生でしたので、テレビで大々的に紹介しているのを見て、「早く観に行きたい」と思っていました。今後いつパンダが日本に来るかは未定らしく、昨年12月の校外学習で観ることのできた1年生はラッキーでした。
〇そもそもパンダは中国から期限付きで借りている動物です。調べると、中国と日本間での「パンダの貸借契約」は繁殖研究が第一目的であり、日中関係の改善やパンダの「外交カード」としての利用が、今後日本へパンダが来るかどうかの鍵となるようです。
〇上野動物園もパンダのために、立派な施設を維持してきましたので、今後はそれらをどう活用するのかも注目です。来年度の新1年生の校外学習場所も、「今から検討に入らなければ・・・」と思っています。
〇昨年末にご協力いただいた今年度の学校評価の結果を、現在分析中です。学校評価の目的は、「学校運営と教育活動の状況を評価し、その結果に基づいて継続的な改善を図る」ことで、教育水準の向上を実現することにあります。
〇具体的には、学校として「諸活動の成果と課題」についての説明責任を果たすこと、保護者や地域との連携を深め協力体制を築くこと、さらに学校の課題を保護者や地域と共有し、支援を得ることなどがあります。
〇生徒と保護者の皆様には、同項目でのアンケートに回答してもらい、すぐに改善すべき点と長期的な視点で改善を検討すべき点とに分け、「何をいつまでにどうして改善するか」を教職員と議論しています。
【学習・行事面】
〇「授業がわかりやすい」と回答している生徒を増やすのは教職員の一番の目標です。ただわかりやすい授業とは本来、学習者が「わかった!」「できた!」という達成感を得られるように、目標を明確にし、興味を引き出し、具体的な活動や多様な工夫(視覚化、反復、個別最適化など)を通じて、思考を深め、自力で解ける「生きた力」を育む授業のことです。
〇また「わかる」も色々あります。漢字で書くと、「分かる」、「判る」、「解る」ですが、2つ目と3つ目は少し特別な「わかる」です。授業で教師や友達の説明を聞いて内容が「分かる」のは、それまで無かった知識が新たに身についたり、今まで考え方と異なる考えで視野が広がったりすることです。
〇難しいのは、そのわかりやすさには個人差があることです。文部科学省が提唱する「個別最適な学び」とは、生徒一人ひとりの個性、学習進度、興味・関心に合わせて、学習内容や進め方を最適化する学び方を指します。これは「誰一人取り残さない」教育の実現を目指し、もう一つのポイントである「協働的な学び」の一体的な充実が重要とされています。
〇具体的にはオンラインドリルなどのICTを活用したり、つまずいている生徒には補習をしたり、理解が早い生徒には発展的な課題を提供するなど、個別に対応することで、全生徒の能力向上を図っていきます。
〇特に授業で疑問を持つことは、単なる暗記から脱却し、理解を深め、知識を応用する「使える力」を養う上で非常に重要です。疑問を持つことで学習へのモチベーションが向上し、問題解決能力やコミュニケーション能力も高まり、主体的な学びへとつながります。教師や教科書、資料に「なぜ?」と問いかけることで、受動的な学習から能動的な探求へと転換し、本質的な思考力が身につきます。
〇一方で学校行事の意義は、「集団への所属感を深め、人間関係を構築し、社会性や自主性、協働性、計画性といった生きる力を育む」点にあり、日常の学習では得にくい体験を通して学校生活を豊かにし、心身の成長を促す重要な教育活動です。入学式や体育的・文化的行事祭、修学旅行・林間学校・校外学習など、儀式的・体験的な活動を通じて、伝統の継承や社会とのつながりを意識させ、公共の精神を養う役割も果たします。
須藤昌英
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