柏市学校図書館紹介blog

2016年8月の記事一覧

第5回学校図書館指導員研修会

一学期の終わり,7月20日に第五回指導員研修会が行われました。柏市では、現在,年に10回の研修会と2回の自主研修会が行われています。「一人仕事」になりがちの学校司書の中では恵まれている体制です。さて,今日の研修は・・・・。

まず、最初は 梅津指導課長からの挨拶です。

続けては、「グループワーク」の打ち合わせです。柏市では、例年,指導員を15のグループに分けて,すぐに授業で使えるような指導員の支援を発表する取り組みをしています。今日は,その打ち合わせです。

発表することも大事ですが、実はこうした指導員同士の打ち合わせがとても重要です。グループごとに話をしながら他校の実践例を聞くことができ,話しながら学ぶことも多く,勉強になります。

午後からは、小・中学校に分かれて研修を行いました。指導主事の岩田先生より,授業と学校図書館のかかわり・新設教科「道徳」についてのお話をいただきました。


この講義以外では、選書や一学期の実践発表や二学期に向けての話し合いが行われました。

学校図書館の現場では,多くの授業が行われています。こうした研修を通して,さらに授業がより良いものになるように,自校での図書館活用に生かせるように日々努力重ねています。

本をたくさん読もう 松葉第一小学校

今年度は,子どもたちにたくさんの本を読んでもらおうと新しい試みをはじめました。

      




「本の宅急便」
図書委員といっしょに本を選び,毎月ブックトラックにのせ各学年の廊下に運びます。
朝読書やちょっとした空き時間にも利用されています。






「読書の記録」

松一小では,冊子をつくり全校で取り組んでいます。
学校で借りた本も,家で読んだ本も書きとめています。
                                                                                    





「としょかんクイズ」は人気!

毎月「まちがいさがし」や「書名(本のなまえ)当てクイズ」などを掲示し
正解者にはミニしおりをプレゼント。
さまざまな興味へのきっかけになればと思います。






昨年度,本棚のレイアウトを変え,できたスペースにベンチを置きました。
子どもたちがゆっくり本を楽しむ空間になりました。
また,図書の時間の読み聞かせもここで行います。





これからも足が向いていしまう松一小図書館に,
「ほんがだいすき!」な子どもが増えるように,楽しい工夫を重ねていきます。

私たちの図書館は私たちの手で使いやすく 柏八小

柏八小の図書館は3つに分かれています。
おもに3年生以上が使う第1図書室。


1,2年生が使う絵本中心の第2図書室。


そして一番の自慢、パソコン室と直接つながっている情報センターです。


3つの図書館どこからでも貸出、返却ができます。
ということは・・・図書委員さんの活躍なしには成り立ちません
本が大好きな柏八小の子ども達の対応を、朝、大休憩、昼休みと頑張っています。


環境づくりも図書委員、子ども司書のメンバーが力を合わせています。
図書委員は「おすすめ本のコーナー」を作り、POPとともに飾ります。
おすすめの本はすぐに「貸出中」になります。
毎月「図書新聞」を書いて配布、お知らせやクイズなどを載せています。
毎週木曜日は「本の福引」を行い、当たった人への本の配達も図書委員の仕事です。



子ども司書認定者は「子ども司書おすすめ本」に毎月当番がポスターを作り廊下に掲示します。1年生にはクラスごとに人数分の本を選び、「本の宅配便」をしています。
朝読書の時間や休み時間にとても活用されています。時々読み聞かせにも行きます。
その他「子ども司書新聞」作りも始め、子ども司書ならではの本の紹介中心の記事を
書いています。


その他、1,2年生も図書館づくりに参加してくれています。
第2図書室は、1、2年生の作品が壁を飾っているのです。
1年生は「おはなしどうぶつえん」の動物たち。
2年生は「おなはしびじゅつかん」の主人公たち。
どれも子ども達の力作ばかり。
「この本知ってる!」「どの本だろう?」と読書の興味につながっています。