校長ブログ

校長ブログ(令和2年度)

持久走練習開始に伴い(校長ブログ)

いよいよ11月です。
保護者のみなさん、日々の児童の健康観察につきましては朝のご多用な時間にもかかわらずご協力ありがとうございます。集団で生活する学校が、安全安心な環境であることは大切なことであり、この健康観察がその一歩であるととらえています。

さて、今日から持久走の練習が始まりました。
ウイルス感染予防対策として行ってきた健康観察票に、持久走の項目を追加して一本化してあります。

持久走練習に関して追加した項目についてここで確認をさせていただきます。
①欠席理由は連絡事項欄に書く
②走れるか(可)、走れないか(不可)に丸をつける
③保護者印を押す(サイン不可)
本日、同様の内容をすくすくメールでも配信いたします。




今日は、初めての練習だったので、記入漏れや印漏れがあっても他の項目から健康であることを読み取って走らせるか、健康観察票に書かれているとおりの対応で走らせないか、校長・教頭・養護教諭で協議しました。今日は、カードに記入漏れ等があった児童に感しては「走らない」選択をしました。





新しいカードになったところで詳しい説明をしなかったことで、子どもたちの貴重な活動が1回無くなってしまいましたが、安全に行うことを第一に考えました。ご了承ください。

水曜日からも練習があります。内容をご確認の上、お子さんに持たせてくださるようお願いいたします。

10月22日の千葉日報に、学校からの手紙のデジタル化、脱はんこについて掲載されました。

文部科学省発の情報なので、報道でも目にした方もいらっしゃると思います。
世の中の流れで、「はんこ」というものが無くなっていくのか、押印という行為自体が無くなるのか、今のところはよくわかりません。ここまで、印鑑を押す「押印」という行為は、「責任」を表すものと認識されてきました。ペタッと押すその行為と、押された朱肉の印影は「私が確認しました」という意味で、決して軽いものではありません。
学校でもたくさんの書類に印を押します。私印であったり公印であったり、様々です。特に公印に関するその重みについては過去にお世話になった校長先生からお話やご指導をいただいたものです。今後、仕事の仕方が変わっていく中で、このあたりの捉え方も変化していくのかもしれません。
今のところは「押印」が必要です。よろしくお願いいたします。

明日は「文化の日」でお休みです。良い一日になりますように。

投てき板リニューアルに向けて(校長ブログ)

全校で取り組むことになった投てき板のリニューアル。
原画の募集を行いました。




どれも素敵で、他の学年のみんなにも見てもらえるように教室棟の1階廊下に掲示しました。保護者の皆さんも今日の参観時にご覧になりましたか。
この中から、計画委員会の児童と担当職員がいくつか代表作品を選び、その後、決定していきます。
板の準備は整っているので、原画が決まれば作業開始です。どんなものになるか楽しみです。

午前中にPTA運営委員会がありました。
検温、マスク着用の上、来校していただき、学校では名簿記入、検温のご協力をいただきました。


今年度は様々な行事が無しになったことで、保護者の皆さんの活動も激減しました。パトロールや、広報誌「ねぎぼうず」、ベルマークなどできることを中心に行っていただいています。子どもたちを支える活動、感謝申し上げます。ありがとうございます。
最後に来年度のことも話題になりました。取り組み方は例年通りにいかないにしても、行事について、早い内にお示しできるようにしたいと思います。




今日は今年度初の授業参観でした。保護者の皆さんに活動を見てもらえて、いつも良い子どもたちの姿勢がさらに良かったように見えました。
クラスの雰囲気はいかがでしたか。
子どもたちの様子はいかがだったでしょうか。気になることがあったら、いつでもご連絡ください。ともに考えていきましょう。

また急に気温が下がりました。

秋が深まってくる季節です。体を冷やさないように気をつけて週末をお迎えください。

外国の文化に触れるということで(校長ブログ)

ALTのマルチナ先生です。
今日は、何度か切られそうになりました。

グローバル社会に飛び出す子どもたちに「外国の文化に触れる」機会ということで。ハロウィンですね。

手作りのはっぴなどの衣装やおもちゃの刀を準備してくださいました。よく見ると、ひたいにメイクも。ありがとうございます。似合ってます。格好良いですね。

GIGAスクール平成3年度開始に向けて、市内の学校でいくつかの工事が入ります。
一人一台のタブレットを充電するための電源設置、保管庫の設置、無線LAN工事・・・。
子どもたちが学校にいる時間帯にはできないので、放課後や夜、休みの日などに行われることになるでしょう。

昨日は、電源設置工事がありました。
教室後方、窓側です。

昨日は夜7時半までの工事でした。教頭先生、業者の皆さん、ありがとうございました。
今後、日時は未定ですが保管庫設置にむけ、後方掲示板の掲示物は外してあります。

もの悲しい雰囲気になっていますが、しばらくこのままです。授業参観でお見えになったとき驚かないでくださいね。


外での活動が気持ちよい季節です。風邪に負けない体づくりのためにも外に出て体を動かそう。保健給食委員会のみなさん、ポスターでの呼びかけありがとう。かわいい掲示物ですね。





4年生が校外学習に行きました。テーマは「身近な自然を知ろう!手賀沼探検隊!!」でした。出張のため同行できませんでしたが、帰ってきた子どもたちは「楽しかったあ」ととびきりの笑顔でした。


良い歌声にむけて肺機能アップ中の6年生。ティッシュが壁から落ちないように息を吹きかけています。校長室でやってみたら5秒しかもちませんでした。鍛え直そう。

外部講師を招いて(校長ブログ)

6年生の版画指導のために版画家の大野隆司先生が、1年生初めてのPC・4年生プログラミング学習のために柏市教育委員会ITアドバイザー田中さん・大曽根さん2名の先生が来てくださいました。
 

多色刷りの色の付け方を学ぶ6年生


熱心に取り組む4年生。ITアドバイザーの先生がその姿に驚いていました。



午前中にオンラインの会議が入っていたので、1年生の活動を見ることはできませんでしたが、東小日記をご覧になってください。活動が終わった1年生からは「またやりたい」「次はいつやるの」という前向きな言葉があったと担任の萩原先生から聞きました。

それぞれの学年が、それぞれの活動に真剣に取り組む姿が見られました。今、目の前にあることに一生懸命取り組めるということは素晴らしいことです。特に外部の先生にご指導いただく限られた機会を大切にできるのはなおさらです。
大野先生、ありがとうございました。
ITの田中先生、大曽根先生、ありがとうございました。

いろいろな場面で見られる学びの姿は、日々の積み上げのたまものです。







今日も真面目に取り組む東小の子どもたちです。
(教室の写真を撮っていると、こちらの期待に応えて、カメラを意識したりするそぶりをするお茶目なところもとても子どもらしくて好きです。気が散っていたらごめんよ。)

いじめについて(校長ブログ)

文部科学省が22日に「問題行動・不登校調査」結果を発表しました。報道でも取り上げられて、全国の学校で認知されたいじめが61万2496件と過去最多を更新したこと、6年連続で増えたこと、が話題になりました。

いじめ防止対策推進法でのいじめの定義は「いじめとは、児童等に対して、当該児童等が在籍している等当該児童等と一定の人間関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む)であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものをいう。」という言葉で表されています。

いじめ問題への対応で大切なこととして早期発見、早期対応といわれるようになり、学期ごとのアンケート調査、必要に応じての面談など、全国の学校では早期発見のための取り組みを行っています。

調査が増え、いじめを受けたと本人が感じたらいじめ、となって、本当にたくさんの事案が出てくるようになりました。いじめ認知件数が増えているということは、すぐに解決するようなものでも表面化するようになったという望ましい傾向と捉えてよいと考えます。もちろん、最近になって増えているネットを介したやりとりの中での誹謗中傷、意地悪などについては、端末の利用方法、利用場面などを含めて常に注意が必要です。

本校では、他校と同じように、アンケートに頼らず、日々の子どもたちの様子からも早めの発見、対応を心がけています。学校の強みとして、校内の人間関係のトラブル対応で「その場で双方に話を聞き、確認することができる」ということがあります。早期発見から早期対応に向かうためには、テンポの良さは大切です。年齢が小さい子であればあるほど、時間とともに時系列はあやふやになり、思ったこと、したこと、されたことが混在することもありますから。

未熟な子どもたちです。自分の思いを上手に伝えられる子ばかりではありません。どんな子にもトラブルは必ず起こる可能性があると考え、日頃から変化に気づける大人でありたいと思います。学校では教職員、家庭では保護者のみなさん、ですね。

そして、抱え込まず情報共有のうえ早期対応。

大人でも子どもでも、人との関わりがあれば、行き違いなどのトラブルは大小関わらず必ずあります。子どものうちは自分たちだけでの解決は難しくても、周りの大人が適切に対応すれば必ず成長につながります。火は小さいうちであればあるほどすぐに消すことができます。

引き続き、気になることがあったときには遠慮無くご連絡ください。一緒に考えていきましょう。




(写真は全て本日の子どもたちの様子です。本文と直接関係はありません。)

大人の意識の大切さ(校長ブログ)

高学年の担任が、知恵を絞り、できることを模索し、合同体育を計画しました。

金曜日雨天につき延期した本日、秋晴れの青空の下、子どもたちが元気に体を動かしました。
生き生きと活動する子どもたちの素敵な笑顔を目にすることができました。

保護者の皆さん、マスク着用の上で体育の授業参観、そして拍手での応援、ありがとうございました。

須山写真事務所の須山さんも6年生の卒業アルバムに向けて活動の写真を撮りに来てくれました。


10月から、感染症予防対策はもちろん、各自の高い予防意識の上で、異学年の交流も可能としてきました。
今日の活動を見てくださった保護者の皆さんはどのように感じられたでしょうか。

子どもたちは、「良し」となれば一生懸命に取り組みますし、活動第一となって夢中になるのは当然のことであり、感染症対策への意識が薄まるのは仕方ないことだろうと思います。
となると、感染症予防に関してはそこにいる大人の意識が大きく関わってくる、と私は感じました。




10月23日(金)発行の「柏市民新聞」の第一面に「コロナ感染下げ止まり」という記事がありました。


その記事は、引き続き油断をすることなく防止策の徹底をという内容でした。学校としては子どもたちの意識を高めるためには、まずは大人からという気持ちを忘れずに事に向かわねばと改めて思いました。








10月最終週が始まりました。いよいよ、今年度も後半です。

できるようになる(校長ブログ)

読んだのがあまりに昔で出典など不明のまま話を進めます。元都内の小学校教員であった向山洋一先生が自身の本の中で紹介した「成長曲線」の話です。
(臨時休校の時期の子ども向け校長ブログ「おーい、みんな!」で紹介しようとして準備だけしながら載せていなかったものです。お付き合いください。)









これは確かにそうだな、と自分のことでも思い当たることがあります。
例えばサッカーのリフティング。
練習は毎日行うとして、今日は1回、明日は2回、あさっては3回できる、というように規則的にできる数が増えるものではない。がんばっているのに、ほんの数回しかできない日々が続く。ところが根気よく練習していると、あるとき急に30回できた!という状態がやってくる。
例えばギターの指遣い。
練習は毎日行うとして、たどたどしく、ほとんど思うように動かずにいらいらしながら楽譜とにらめっこからのスタート。うまくいかずに思うように先に進めず、もたもた。そんな日々を繰り返している内に、突然、あらどうしたことか、指が動く。なんとか最後まで曲が弾けたという状態がやってくる。
特に、楽器やスポーツなどで体験できる、この、突然飛躍的に成長が訪れるという経験、みなさんはありますか。

昨日、校庭で一輪車を練習している3年生の子どもたちの様子を見ていて、この成長曲線の話を思い出しました。

さらには、自分事ですが、28才になったわが娘が小学生の頃の話。
家にあって、ほとんど触れることがなかった一輪車。
ある時、学校から帰ってきた娘が「見て見て!」と。
私の目の前で、一輪車にすいすい乗る姿を見せてくれました。「すごいすごい、いつの間に」と問いかける私に向かって「○○ちゃんと○○ちゃんに一緒に教えてもらいながら練習したんだよ」とうれしそうに話す姿を覚えています。

その時に、子どものやる気とともに、一緒にいてくれた娘の友達の影響の大きさを感じました。


学校という場所で子どもに勉強を教えるという仕事を通して、自分では教えた気になっているだけで実はきちんと子どもに伝わっていないこともあるという経験を何度もしてきました。自分の限界を感じる中で、友達との関わりを通して成長する子どもたちの姿も目にしてきました。友達同士でともに励まし合う存在のありがたさを感じると同時に、成長に向かう学びの形はいろいろあると感じる瞬間でもありました。集団で過ごす学校ならではです。







今日は子どもたちに前期の通知票を渡しました。
子どもたちの学校でのがんばりを評価したものです。励みになる物となるよう作成しました。先日も本ブログで記載しましたが、この評価が子どもの全てではありません。今の子どもの、切り取った一部分です。これからもっともっと成長は続きます。

保護者のみなさん、気になることがあったら遠慮なくご連絡ください。そして、引き続きご協力をお願いいたします。良い週末をお過ごしください。

気になっていたこと(校長ブログ)

本校に着任して1年半。ずっと気になって、柏市にも相談していたことの一つ。それが、ここです。
あけぼの山農業公園本館駐車場に向かうT字路です。

見通しが良くないのです。来校される保護者の皆さんは感じたことありませんか。

こっちからも

こっちからも

見えにくいのです。見えないのです。
職員には、危険もあるので十分気をつけるよう話していました。
もちろん、

駐車場側からの道には線が引いてありますが、特別な表示などはなく、初めて公園に来られた方の中には、まさか、この先に学校があるとは思わなかった、車が来るとは思わなかった、と出てしまうことも十分考えられるので、
出会い頭の事故が起きないようにと願っていました。
ついに、この度、願いが叶いました。
農業公園の別の工事とあわせて、ここに「トマレ」の表示を書いてもらえることになりました。
↓イメージ写真です。

表示がついても、お互いに気をつけることに超したことはありません。運転で大切なのは「ゆずりあい」です。来校される際、帰る際は十分気をつけてくださいね。我々職員も十分気をつけて通行します。








日が暮れるのも早くなってきました。大人も子どもも交通事故には十分気をつけてほしいです。今のこの日常を当たり前に過ごしていけるよう、学校、ご家庭、それぞれで声をかけて注意喚起をしていきましょう。

地域との関わりを通して(校長ブログ)

色をつけたような朝の青空です。最高です。
学習にも、運動にも大変良い時期になりました。


昨日、富勢地区ふるさと協議会の会長である後藤さんに来校していただき、お話をしました。後藤会長さんは地域のための活動の一つとしてあけぼの山農業公園の農園営農組合の一員としてふれあい農園などのお花にも関わってくださっています。
そんなこともあり、今、風車前のふれあい農園のコスモスが綺麗に咲いている様子についてや、

来春に向けてのチューリップ球根植えについて、

弁天マラソンなどこれからの学校の行事についてが話題になりました。

お話をしながら、例えば綺麗な花がたくさん咲く場所があるとして、「そこに人が集まらないようにする」のではなく「そこへの参加の仕方を、大人が、子どもが、一人一人が考える」ことが大切になってくるのだと改めて感じました。緊急事態宣言の時のチューリップの撤去は仕方なかったのかもしれません。しかし、今回、いろいろな活動が再開されているなかで、「あなたはどう動く?」を自分たちで考えることが求められています。そのための根拠は学校としては柏市の学校ガイドラインとその時の学校事情なのだろうと考えています。(左枠のコロナウイルス対策欄に新しいガイドラインをアップしました。)












活動については、引き続き、「3密を避ける等予防対策」をとり「一人一人の高い意識」のうえ「大人の目の届く」ものを行っていきます。