校長ブログ

校長ブログ(令和2年度)

今日の子どもたち(校長ブログ)

1月は「く(行く)」2月は「げる(逃げる)」3月は「る(去る)」と言われます。

2月が終わりそうです。
1日1日を大切に、大切に・・・。

今日もからっとした良い天気でした。ただ、空気は冷たかったです。

学校での感染症対策も当たり前に行えるようになってきているなあと感じます。

特に、学校で一番小さな1年生が、きちんとマスクをして鬼ごっこや縄跳びをしている姿を見るとそう感じます。

冷たい空気の中、太陽の下で子どもたちが遊んだり、走り回ったりしていました。みんな自分にできる対策をきちんとした上で、元気に、楽しそうに過ごしています。えらいね。





授業中だってがんばっていますよ。
1、2、3年生です。




4、5、6年生です。



なるべく真面目に学習している様子を写真に収めようとするのですが、カメラを意識してさりげなくこちらを見たり、Vサインをしたりする子がいて日々そのかけひきを楽しみながら回っています。勉強の妨げにならないように気をつけてはいます。
今日は、課題が終わった5年生が思い切りVサインで写っていますがご愛敬ということで・・・。

昨日の作業で美しくなったのり面の様子です。


のり面の中腹に引っかかっていたビニール袋を取りに、試しに上がってみたのですが、乾燥している上に、なかなかの角度で、滑り落ちそうになりました。やはり、作業はプロに任せて正解の領域です。

何をしてるのでしょう2(校長ブログ)

3年生が6年生の教室にいます。
何をしているのでしょう。

3年生は、何やら、緊張している様子です。

何かを渡しに来たようです。

6年生を送る会の招待状を渡しに来たのです。
マスクをして、短時間で渡しました。
受け取った6年生もうれしそう、そしてちょっぴりはずかしそう。マスクでお互いの口元は見えませんが、どちらも笑顔です。


その後、6年生から3年生にお礼の言葉が伝えられました。

今年度の「6年生を送る会」は、緊急事態宣言下のレベル3であり、ガイドラインでの「一同に集める活動は行わない」に従い、準備開始の時点で、オンラインでできる方法を担当者が考えました。
集まらなくても、6年生への思いを伝えることはできます。関わりが少なかった1年ではありましたが最高学年である6年生が気持ちよく卒業できるように、
それぞれの学年が一生懸命に心を込めて準備をしてきました。いよいよ、明後日です。どんな会になるか楽しみです。

冬の寒さが戻ってきました。風が冷たい朝でした。







今日は、敷地内ののり面の整備(草刈り)をしていただきました。高いところなので職員では危険です。プロの力が必要です。


1年間で伸びに伸びた草を刈っていただき、

こんなにスッキリ。
やはり整った環境は大変気持ちが良いものです。業者のみなさん、
ありがとうございます。

春のような(校長ブログ)

先週末から、春のような気候が続いています。
暖かく、思わず外で体を動かしたくなる、そんな感じです。
今日も、なかよしタイムに子どもたちが外へ出てきました。






実は、元気な子どもたちは気温に関係なく外に出てくるんですけどね。それでも、気温が上がってくると、楽しそうに見えます。体の動きが軽やかに感じるからでしょうか。

2月も最終週となり2月の終わりが見えてきました。それでも子どもたちはそわそわするような所はなく、落ち着いて学習に取り組んでいます。






明日の祝日を過ぎると、また水曜日から冬の寒さに戻るとの予報です。子どもたちも大人のみなさんも体調を崩さないように気をつけて過ごせると良いですね。

成長はそれぞれ(校長ブログ)

寒い朝が続いています。

1年生の水やり、習慣になっています。
鉢植えではパンジーが咲いています。その土の中にはチューリップの球根がじっと春を待っています。
ここのところ、チューリップの芽が出てきている鉢もあります。もちろん、全ての球根が「イッセーのドン!」と同時に発芽するわけではありません。
子どもたちも、自分の球根の芽が出ていないと焦る気持ちが生まれるかもしれませんが、芽が出る時期、のび方には個体ごとに差があるので、今はじっと我慢です。

学校は、ご存じの通り、4月生まれから3月生まれの子が同じ学年になります。私は3月25日生まれです。私のクラスにいた4月生まれのA君は、私が生まれておぎゃーおぎゃーと泣くことしかできなかった3月末に、すでに1才目前です。言葉を発していたかもしれません。歩き始めていたかもしれません。スタートの時点でそれだけの差があります。それから期間として縮まることはない約1年での生活体験で当然生まれる「差」が小学校入学までに縮まるとは思えません。
また、同じ4月生まれの子が2人いたとして、全く同じように成長するとも限りません。
同じ学年、同じクラスと言っても成長は本当に人それぞれです。大人が思うようなスピードで成長していない、そういうことに不安や不満を持つことはその時々であるかもしれません。それでも、人は必ず日々成長していきます。また、お家での顔と、外での顔は違います。役割も違います。お家で見ていると「もっとしっかりしてほしい」と思ったとしても、学校では「とてもがんばっている」ということはよくあることです。がんばっている場所があるということは素晴らしいことなのです。(お子さんが、お家でがんばるか、外でがんばるかだったらどっちでがんばってほしいですか。)

そして、何かの芽が出るタイミングも花が咲くタイミングも人それぞれです。(人生100年、という長い期間でみると大船に乗った気持ちでいられますが、正直言うと、人生の前半の受験や就職が他の人たちと同じタイミングで訪れるので、周りの大人が心配になる気持ちもわかりますし、本人もそこで苦労することはあるでしょう。)

将来なりたいもの、したいことなどは今決められるものではありません。夢を持って生きることは大切なことですが、その時々で自分の力を思い知って、夢が変わることもあります。何にしても、ちょっと先、ちょっと先の目指すところを見つけながら進んでいってほしい、今を大切にいろいろな基本を知って、身に付けていってほしいなと思います。子どもたちは今日も成長を続けています。


土日も健康管理に努めて、ご家族にとって有意義な時間になりますように。

ご飯で言うと(校長ブログ)

ここ数日、職員との面談をしています。「ここまでの1年間を振り返って」ということが内容になるのですが、どうしたって「感染症対策の1年」「行事のない1年」「交流のない1年」というような言葉が共通ワードとして出てきます。

ご飯で言ったら「いつも同じおかずの毎日だった」ということになるでしょうか。(ならないかな。)「えー、またこれ?」と言ってしまって、「しょうがないでしょ。」と言われて終わる、そんな感じでしょうか。



どんな状況でも、その時に口にできるもので、お腹を満たすしかないし、その中から取れるだけの栄養を摂取しなければ倒れてしまう。不平不満を言っていても食べないわけにはいかないし、食べないことには何も始まらない。「日々、出されたものをよくかんで食べるしかない」ということが一番大切なことなのでしょう。ご飯に例えるなら。




学校生活の話に戻せば、特別なことはないけれど「日々、目の前のことに一生懸命取り組むしかない」ということになるでしょう。今、目の前にあることに一生懸命取り組む、それは実は一番シンプルで一番大切なことであり、それができる力はこれから先も必ず必要だと思います。




子どもたちは、淡々と過ぎているような毎日を「
目の前のことに一生懸命取り組み」ながら、地道に積み重ねてきました。その成長は今年度は特に目には見えにくかったかもしれませんが、精神的な部分で一回りも二回りも大きくなったと言える1年になったのではないか、学校の中で不平不満を口にせず過ごしている子どもたちを見ているとそう感じます。本当に子どもはたくましい。