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令和 7 年度 校長室より
紙ドリルから脱却・・・
計算ドリル、漢字ドリルを何度も繰り返し行うことが、学習することの典型のような捉え方があります。しかし、子供たちの様子を見ていると、計算力や漢字力がどれだけ身についているかよりも、終わらせることに注力している傾向があります。
本当に力がつくためのドリル学習は、自らの学びが見えること、それを知って自分なりに学びを調整して取り組むこと、が大切です。
そこで、学びが見えるようにということで、柏市教育委員会は「スマイルネクストドリル」というオンライン型のドリルを数年前から導入しています。今までそれを片手間のような形でしか使っていませんでしたが、今年度からは、市教委が導入するオンラインドリルをメインとして活用し、保護者金銭的負担を無くし、子供たちの学びを変えていこうと取り組んでいます。
年度末に市教委担当とスマネクの開発会社担当を招いての職員研修後に、定期的に利用方法の利便性向上に向けた打ち合わせも行いながら、子供たちの学習環境を整えています。
今日は2回目の打ち合わせ。オンラインドリルを開発している会社の営業と開発部とオンラインで接続して、学校での使い方を説明し、それに合った使い方を教えてもらったり、こちら側から製品の改良に向けた意見を伝えたりしました。
保護者の皆さんに向けても、利用についてのガイダンスを今後伝えて参ります。
2025年度が始動しました
年度末人事異動により、16名の教職員との別れがあり、18名の新たなメンバーを迎えて2025年度がスタートしました。昨年度の新採が明るく富勢小学校を紹介して、雨の中でしたが暖かな着任となりました。
3日は、学校経営グランドデザインワークショップを主幹教諭が企画しました。
最初のアイスブレイクは、「最近のマイブームを語る」。お互いにマイブームを知りあい、シャンプーへのこだわりブームがあったり、意外な面を知りながら交流していきました。
ワーク2は、富勢小の教育がめざす子供の姿「挑戦し やりぬこうとする子!」の育成に向けて、今年度の転入者がグランドデザインに書かれていることから、わからないことを質問して、それに対して今までいた職員が応えて説明する、というワーク。
R80メソッドって? 家庭学習はどのように? 3校交流って? といろいろな質問が出て、それに対して具体的に説明をして、だんだんとグランドデザインが見えてきているようです。
ワーク3は、2025年度に実践してみたいこと、2024年のここを修正していこう・・・という案を出し合います。
2025年度案をまとめるプロジェクトチームを組織して、ワークショップは1時間程度で終わりました。ワークショップで決まった
めざす子供の姿があり、その実現に向けた教育実践手段は校長が方針として示し、校長の方針をどう具体化してめざす姿の実現をめざすかを、このワークショップで固まっていきます。できあがりが楽しみです。
今日は、校務分掌のプロジェクトチームによる計画づくりを行いました。今年はプロジェクト型校務分掌組織として、Aプロジェクト(主に学習に関すること)Bプロジェクト(生活・特活に関すること)Cプロジェクト(心と体に関すること)に職員と仕事を割り振りました。
今日の会議では、プロジェクトリーダーを中心に、どんな仕事があるか、一つ一つの仕事のチーフを決めてその仕事に取り組むメンバーをプロジェクトチームの話し合いで決めました。
校務分掌表もリニューアルして、割り振った仕事のメンバーと年間でいつにその仕事をするかがわかるようにして、エクセルの校務分掌表を共有して話し合った内容を反映させていきました。
自分たちで考えて、仕事を引き受け、仕事を割り振り、スケジュール感を共有していきました。3プロジェクトの話し合いの様子を見ながら、めざす姿の実現に向けて、どうやって仕事を行っていけばよいか、前向きな発言がたくさん出てくるすごい集団になってきていると感じます。
午後からは、富勢中学校区4校の研究主任と教務主任が集まり、年間3回予定している合同研修会の内容と、教育課程(カリキュラム)の軸としていく生活科と総合的な学習の時間について、スケジュールと研究主題を決めるワークを行いました。
研究主題は「地域の担い手を育てる」となりました。
富勢小は3年生以上の教科担任制、4年生以上の学年担任制を4月から実施して、年度末までには全学年での学年担任制を実現させていく方向で、各学年が動いていきます。富勢東小は縦割りにした教科担任制を導入して、複数の教員が子供たちを育てていく体制を整えていきます。教育は大きな転換点に来ており、富勢の先生たちはそこに向かって挑戦しはじめました。
ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
スマイルネクストドリルの活用方法を研修
柏市教育委員会は、小学校全校にスマイルネクストドリルというオンラインドリルを採用し、税金から相当額をいただいて子供たちの基礎学力定着に活かしています。
本校でも活用していますが、オンラインドリルが整備されている上に紙のドリルを保護者負担で購入する利点があるのか、オンラインドリルをフル活用することにより、全ての子供たちに有益な学びができ、先生方の負担減につながる活用方法が無いのか、という観点で受講しました。
一人一人の理解度に合わせた復習ができたり、子供たち一人一人の達成状況を確認したり、個別に課題を出すことができるなど、様々な機能が搭載されており、すぐに採点されてフィードバックされる仕組みは、子供のやる気も引き出すだろうと思われました。
従来型の紙ドリルからオンラインドリルに移行する学校が増えてきているという理由も納得するところがありました。次年度ドリルの採択にあたって今後校内の検討をしていきます。
ドリルとワークテストのプロポーザルを行いました。
計算ドリルや漢字ドリル、各教科のワークテストは、年度の初めに先生方が見本を見ながらそれぞれの学年で決めている、ということがほとんどの学校の当たり前です。
でも、ドリルもワークテストも作った業者ごとに工夫があり、勉強が苦手、ワークテストの点数が思わしくなかった、というような子も、前向きに自分から取り組むような工夫がされていたり、先生方にとって採点の業務が軽減されるような仕組みがされていたり、実際にどのようにそれが作られているかという話しを聞く機会はありません。
そこで、今日は希望する11社に来校いただき、それぞれの社が作っているドリルやワークテストをプレゼンしてもらい、聞いた先生や富学協の委員に点数化してもらいました。富勢東小、西小からも先生方が来て、4時間近くのプロポーザルとなりました。
このようにして、子供たちにとって最も適した製品を選び、保護者負担が少ない製品を選び、全校で統一した指導につながるようにしていきたいと考えています。
先進校の視察で新たな視点をもらいました
2月5日と6日に、本校職員4名と愛知県の東浦町立緒川小学校と私立瀬戸SOLAN小学校の視察に行きました。
緒川小学校は、47年前から今の学習指導要領に示されているような、子供の主体性を活かし、子供自身が自分で考えて学んでいくスタイルの教育を行っている学校です。校舎もオープンスクールを真似て作られているので、壁がなくクラスも入り交じって子供たちが学んでいます。
2年生は図工の箱をつくる勉強と算数の立体の勉強を、自分でやりたい方から選んで学んでいます。こうやって2つの教科で関連するような学びは、自由進度で一人一人が自分のペースで学ぶような時間が、年に数回設けられています。
子供たちが自分から学べるような環境が、あちらこちらにあります。先生の関わり方が教える人ではなくて、案内を出してくれる人、のようになっているのです。
校内は47年前に作られたとは思えないくらいラーニングコモンズという広い空間が、子供たちの学びを支えています。
翌日は、瀬戸市にある瀬戸SOLAN小学校に、三重県教育委員会、豊橋市教育委員会と一緒に視察させてもらいました。この学校の理事長とは20年来の知人で、教育についていろいろと学ばせていただいている方です。瀬戸市立の小学校と中学校が廃校になった校舎をリノベーションして作られていますが、この学校も広い広いラーニングコモンズがあります。
普通教室も廊下との間がオープンで、グループで学び合えるような空間が・・
緒川小でもそうでしたが、子供たちが自ら学べるようにサポートをする掲示物などがしっかりと整えられています。
1年生の教室の前に、なぜ考えるわざを勉強するの?というように、学ぶことが何につながるのか、学力観が変わっていくしかけがありました。
どちらの学校も、習得・活用・探究という学習のストーリーがそれぞれの形で教職員が共有できるようになって、みんなが同じ方向に向かって共有された実践を、生き生きと行っている、私が理想とする学校の姿がありました。 4人の職員がその学校をみて、富勢小学校をみんなにとってすてきな学校にしていってくれると思います。
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