校長室より

富勢の街を歩きながら・・・

富勢小学校に赴任して半月。子供たちの登下校に合わせて、学区内をいろいろと歩いてみると、驚きと感動と面白さに満ちている。広い畑があり、隣接して新興住宅が建ち、昔は全面が畑だったのかなと思いながら歩き、起伏も多く、小さな川をたどっていくと、地形がよく見えてくる。

そんな中、東実健保体育センターの広大なグランドと体育館の脇の道を、下校時に歩くとのどかな道だが、朝歩くと国道6号からの抜け道になって多くの車に遭遇する危険地帯と気づく。PTAの方が立ってくださっている理由がよくわかる。

高野台公園は子供の遊び場で、多くの子供たちが集まってくる。そのすぐ近くのお肉屋さんでは子供向けの駄菓子もあつかっていて、子供たちが三々五々数十円の買い物をして公園に戻っていく。体を悪くしてしまって思うようにお肉屋さんができないが、お肉とできたての惣菜と子供の駄菓子を丁寧に売っているお話を聞かせてもらう。

 

 

ファミリーマートのオーナーらしき方に声をかけると、本校卒で中学校も富勢。昭和10年ころからお店を開き代々つないできた家業が、今はコンビニとして健在しているとのこと。路地に一軒家の食事処が多くあり、密かに大きな工場があり・・・わくわくする富勢の地域である。本校の教育活動を一緒に支えてくださる方々を少しずつお話しながら探していきたい。