校長室より

令和 6 年度 校長室より

検診・・されど検診・・検診から見えてくる

春の検診が続いている。昨日は、教職員の健康診断結果に基づく産業医の先生からのご指導をいただいた。今日は、耳鼻科検診を行った。子どもや先生たちの健康状況の把握は管理職としてとても大切なことである。それを把握した上で、長年本校に関わってくださっているお医者様との面談は、非常に興味深い話をたくさんいただける。

昨日の先生からは、医療外交官としてブラジルに赴任した際のお話や、1920年代の車の運転、自転車のツーリング、そういう経験を元にして健康データを見ながら見えてくる身体の見方のお話。今日の先生は、富勢小学校に昭和55年から毎年みてくださり、校長だけでも私が19人目。学校の歴史に関わるお話や、学校ごとの特徴のお話、50年間に渡っての子どもたちの変化など、お医者様とのお話は多岐にわたって、子どもたちや学校の見え方が変わってくるお話をいただけます。検診から見えてくるものは・・・多岐にわたりますね。

3年生はUDCKを視察しにいきました。

運動会練習がスタートしていますが、先生たちは次の校外学習の計画も立てながら、運動会に取り組んでいます。今年は3年生の市内めぐりに柏の葉の新しい街とすぐその横にあるこんぶくろ池の昔の柏の姿と、コースに分かれて見学する場所を入れました。

柏市は、都市化した都会と自然豊かな場所が近接しており、その両方を使って暮らすことが、豊かなな暮らしにつながります。柏の葉の新しい街は16年前から創られましたが、すぐ横には昔の姿も残してあり、子どもたちが学ぶにはとてもよいものがあります。

今日はUDCK(アーバンデザインセンター柏の葉)の糸島様に、柏の葉の街作りについて3年生の職員が伺ってきました。

 

 

企業と役所と大学が協働して住みよい街作りをしていることを先生たちも初めて知って、感動をしていました。この感動が子どもたちによい学びを創るのですよね。いい市内巡りのプランができそうです。

うれしいお電話をいただきました(感謝)

本日学校あてに次の内容でお電話をいただきました。

「昭和29年ころ卒業した者です。朝、歩道のゴミをひろっていたら、マミーマート方面から来た5・6年くらいの男子児童が、『いつもゴミをひろってくれてありがとうございます』と一礼していってくれました。何かの機会に、子供をほめていただければと思い電話をしました。」

とのこと。外出中でしたので言付けをいただきました。

子供たちに伝えます。また、地域のためにゴミ拾いをしてくださっている姿に、子供たちが学んでいる瞬間でだと思います。大人の姿から子供が学んで、それを何かの機会に真似てみてくれると広がっていきますね。 

校長室だよりNo2 発行

校長室だよりの発行を行ってまいります。No2の内容は、先日のアンケートへのお礼、アンケートや学校評価を記名式で実施する理由、まもなく取組が始まる運動会の目標について、学校の最上位目標を皆様も一緒に決めていきましょう(お誘い)の内容です。

保護者の皆様にはシグフィーで配信していますので、保護者以外の方々は、校長室からの発信からダウンロードしてください。

学ぶことが先生の一丁目一番地

先生というと「教える人」というイメージが強いです。いろいろなことを子どもたちに伝えるには、先生自身の学びがとても大切です。この学ぶ時間が十分にとることができていないことが、今の学校の課題ともいえます。小学校の勉強って大人にとっては簡単だと思われるかもしれませんが、小学生が興味を持って学びたいな!って思わせるには、先生の学びが大切です。

今日は、教務主任と研究主任が開く、ちょこっとお悩み相談雑談会が開かれていました。わからないことを先輩に聞いてみる、そんな雑談がとても大事です。グループごとに、ちょっと教えて!の雑談が広がり、画面で共有されていました。

 

しいすまの学級では、アルコールインクアートの方を招いて、子どもたちが楽しみながら学べるワークショップの打ち合わせをしていました。偶然が醸し出すアート作品、インクとアルコールと空気が作り出す世界は子どもたちも楽しみながら色々な力をつけることにつながりそうです。

 

 

少しの時間をつかいながら学ぶこと、こんな時間が大切ですね。明日は柏市全体の先生方の学びの日です。子どもたちを帰して全市で学びます。富勢小学校は国語を学ぶ先生方が集まってきます。