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校長日記
校長:大津一小の取組が書籍で紹介されています
本日、『情報活用能力ベーシック 活用ガイドブック(東洋館出版社) 』が発刊されました。
本校の事例も紹介されてます。
下記の先生には特にオススメです
・子供主体の学びを行いたい
・情報活用能力を育む学習過程(プロセス)を知りたい
・各教科等での具体的な実践事例を知りたい
・効果的なICTの活用について知りたい
ぜひ、お読みください。(校長 佐和)
校長:式辞で述べた卒業生の活躍
5年生で取り組んだ「大津ケ丘アクティブ大作戦」。「地域の良さを伝え、交流を促進する」というテーマのもと、商店街、近隣センター、農家の三つのチームに分かれ、実際に地域に出向いて多くの方々と対話し、学んだことをWebサイトにまとめて発信しました。完成したWebサイトには、地域を大切に思う皆さんの優しさと、たゆまぬ努力の跡が鮮やかに表現されていました。
6年生では、前年度の経験と、築いてきたつながりを活かし、「大津ケ丘ふるさとPR大作戦」を進めました。十チームに分かれ、取材を重ね、意見をぶつけ合いながら、地域の魅力を伝える動画を制作しました。当初は、「自分たちの力で周囲の世界を変えることができる」と考える人は、ほとんどいませんでした。しかし、活動を重ねるうちに、多くの人が「自分たちには学校や地域をより良くする力がある」と自信を深めていきました。
また、教育委員会や市役所、企業などの皆様も、工夫を凝らした動画作品の完成度の高さと、地域を思う熱意に感動し、さまざまなメディアで作品を紹介してくださいました。その広がりは、皆さんの努力と人とのつながりが生んだ、大きな成果です。
このように、皆さんが発揮した、周りの世界をより良く変える力の源は、皆さんが持つ「創造力」と「人とつながる力」にあります。誰もがそれぞれの良さを持ち、そこから新たな価値を生み出す創造力があります。皆さんは、その力を信じ、さまざまな経験を通して磨きをかけてきました。
人とつながり、対話を積み重ねることで得た知識と発見は、皆さんの学びをさらに豊かなものにしました。わからないことがあれば、勇気を持って地域の方々に話を聞きに行く、その姿勢と行動力が皆さんの成長を支えてきたのです。
これからの社会では、「自分の創造力を信じること」、「人とつながり、対話を重ねること」、そして「その力を社会に生かすこと」が、ますます重要な力となります。皆さんが小学校で培ったこの三つの力は、これからの未来で自信を持って歩むための、大きな支えとなるはずです。
どうか、これからも自分の創造力を信じ、人とのつながりを大切にしながら、周りの人や社会に温かな変化をもたらせる人になってください。(一部抜粋)
ご卒業、おめでとうございます。(校長 佐和)
校長:観音寺の梅
週末の学校での用事を済ませた後、観音寺(正式名は安楽山誓光院観音寺)にふらっと立ち寄りました。
気温も高く、色とりどりの梅がきれいに咲きほこっていました。
いよいよ春がやってきます。
ワクワクした気分になる一方で、6年生とのお別れの時も近づいてきて、複雑な心境です。(校長 佐和)
校長:大津一小から見える山々
冬は空気が澄んでいるため、景気が良く見えます。
大津一小は高台にあり、この時期はきれいに山をみることができるのです。
富士山と筑波山(マンションで下の方は隠れていますが)、そして北の方に山脈が見えます。
おそらく、「日光連山」で、男体山が大きく見えているのだと思います。
こんな美しい風景を見ることのできる学校にいることを幸せに感じています。(校長 佐和)
校長:PTA「エンジョイ!年度末清掃」
PTA主催の「年度末清掃」が行われました。土曜日に関わらず、たくさんの保護者と子供たちが駆けつけてくれました。
「エンジョイ!年度末清掃」を合言葉に、参加者同士のコミュニケーションを取りながら楽しみながら活動してくださいました。
特に、天井の扇風機や蛍光灯、ドアの上部など、普段子供たちだけでは行えないところが、保護者の力でたいへんきれいになりました。
学校を大切に思い、力を貸してくれる保護者の皆様は、大津一小の財産です。
保護者の皆様の期待に応えるべく、きれいになった教室でしっかりと教育活動を進めていきます。
ありがとうございました。(校長 佐和)
校長:大野隆司先生より寄贈いただきました
木版画家 大野隆司(おおのたかし)先生が、大津一小のスクールカラーである「スカイブル―」の作品を寄贈してくださいました。
大野先生には、毎年4年生が版画を教えてもらっています。
大野先生はたいへん有名な方で、とてもお忙しいはずです。それなのに、なぜ学校をまわって子供たちに版画を教えてくださるのか疑問に思って、お聞きしたことがありました。
「絵を描くことが得意な子が、必ずしも版画が得意とは限らないんです。どんな子にも版画が得意になったり、好きになったりする可能性があるから、それを体験させてあげたい。」
と、おっしゃったことに感銘を受けました。そして、だから授業中あんなに楽しく学ばせているのだと納得しました。
学校は、子供たちの可能性を広げる場所です。これからも、様々な専門家から学ぶ機会を増やしていきたいと考えています。
※大野先生の作品は、来賓(職員)玄関に掲示させていただいています。ぜひ、ご覧ください。(校長 佐和)
校長:授業参加?
タイトルの「授業参加」は、誤字ではありません。
授業参観は、「教室に行って授業を見ること。」なのですが、保護者の方に見てもらうだけでなく、本日は、「参加していただく授業」がたくさんありました。
3年生は、安全マップに関する発表を行い、保護者のみなさんにアドバイスを書いてもらったり、発表してもらっていました。そのアドバイスを参考にブラッシュアップして、様々な場面で披露していきます。
4年生と6年生は、子供たちが作った学習クイズに保護者のみなさんにも参加してもらい、いつも以上に盛り上がっている様子が見られました。
他の学年も、子供たちの発表にあたたかい拍手をもらい、たいへん励みになったようです。
子供たちといっしょに授業を創っていただいたことに、感謝いたします。
ありがとうございました。(校長 佐和)
校長:入学説明会に3年生が登場
来年度の保護者向け入学説明会に3年生が登場し、総合的な学びの時間に作っている「安全マップ」を紹介しました。
4月に入学してくる1年生に、安全に登下校をしてもらいたいという願いから実現させたものです。
大津一小は、『創造性を育む学び』の単元開発をしており、周りの世界をより良く変える子供を育てることをめざしています。
「何かを作っておしまい」ではなく、それが本当に誰かの役に立つものとなるよう、ブラシュアップすることが大切だと考えています。
子供たちは、大人の前で発表することで緊張していましたが、長い時間をかけた探究活動によって完成させた成果物を紹介することで、自分たちの学びの価値を感じ達成感を味わうことができたようです。
保護者の皆様、あたたかい拍手をありがとうございました。 (校長 佐和)
校長:1a(アール)の量感を育てる
量感とは、見当をつけたり,実際の物でどれくらいになるかの見当をつけたりするための感覚をいいます。
算数では、長さ、広さ(面積),重さを学習する際に扱うのですが、学力調査の結果からは、量感は身につきにくいことが分かっています。例えば、面積の問題では、縦と横の辺の長さが示されていれば、かけ算を使って答えを出すことができるのに、1㎡(1平方メートル)や1a(1アール)の面積に近い物を選ぶ問題は多くの子供が苦手にしています。
そこで、算数支援教員が校庭に1aをラインカーで引き、昼休みに遊ぶ場を用意しました。1aの広さがちょうどいい「転がしドッチボール」や「氷鬼」で遊ぶ中で、1aの量感が養われていくことを期待しています。
量感は,日常生活を合理化する上で大切な感覚です。実感を伴った理解を促すために、体験を通して日常生活の中で学んだり、学んだことを日常生活に活かす学習が重要だと考えます。(校長 佐和)
校長:生成AIを活用した授業の感想
千教研柏支会情報部会で本校の生成AIの授業を公開しました。柏だけでなく、近隣の先生方(市川、流山、松戸)、企業や地域の方もいらして、100名近くが参加されました。
授業後に書いてもらった主な感想は、下記のようなものです。生成AIに要約してもらたものです。)
本校では、情報活用能力の育成に力を入れており、今後、情報活用能力を育む活動の中に生成AIも取り入れていこうと考えています。その中には、情報モラルも含まれますので、ハルシネーションやファクトチェックなどのリスク面についても生成AIを活用しながら指導を進めていきます。(校長 佐和)
◯児童の積極性と主体性
子どもたちが積極的に生成AIを活用し、主体的に課題に取り組む姿が多く見られた。
自分の疑問を解決するために考えながら調べ学習を進めていた。
タイピングスキルが高く、スムーズに作業を進められる児童が多かった。
◯生成AIの活用の効果
情報収集が効率的で、短時間で多くの知識やアイデアを得られた。
情報を自分の考えと組み合わせて表現しようとする姿勢が見られた。
調べた内容をスプレッドシートなどにまとめる活動や、プロンプトを工夫して使う姿が印象的だった。
◯授業方法や環境の工夫
生成AIの活用を通じて、課題解決力やICTスキルを身につけられる教育の工夫が見られた。
クラス全体でプロンプト作成の仕方を共有する取り組みが参考になった。
多様なツール(Canva、スプレッドシートなど)の活用が効果的だった。
自由進度学習や選択学習の良さが感じられた。
◯教育の可能性を感じさせる要素
生成AIを日常的に活用する姿が、今後の学びの在り方を示している。
学校全体で生成AIを段階的に取り入れる系統性が参考になった。