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校長日記

校長:CHIBA CODER CUP 2023で本校児童入賞

当コンテストはプログラミング作品をただ集めるのではなく、想像が膨らみやすいテーマを設定することで千葉県の未来を考える・より良くするきっかけになるようなコンテストを目標としています。

作品のクオリティだけでなく、意図や過程・未来像にも目を通しながら将来活躍が期待される千葉県の子供を発掘することをめざしています。

今年で3年目となり、応募数も年々増加しています。

 

今年のテーマは、「みんなを元気に!」です。

そのファイナルプレゼンテーションの様子が2023 年 12 月 4 日(月)12:00から千葉テレビで放送されました。

大津一小の5年生の石井花歩さんが、123 作品の応募の中から、ファイナリスト5名に選ばれ、見事に「Cygames 賞」に輝きました。

おめでとうございます!

 

大津一小は、創造力に対する自信(クリエイティブ・コンフィデンス)を持ち、よりよい未来の創り手となる児童の育成を目指しています。

石井花歩さんのように、創造力を持ち、周りの人を元気にできるような子供をたくさん育てていきたいです。

 

詳細は、下記のチバテレ公式 YouTube チャンネルでご覧ください。

(ちなみに、私も毎年、審査員として出演しています。)

(校長 佐和)

 

チバテレ YouTube チャンネルにて

 https://www.youtube.com/watch?v=a3z3MUdJOBE&t=1944s

 

校長:インフルエンザによる学級閉鎖

久しぶりの更新です。

最近は、子供たちや教職員が積極的に発信してくれるので、安心して任せていました。

校長日記も、もう少しマメに更新するようにします。

 

さて、昨日から急にインフルエンザで欠席する児童が増え、今日は5学級が学級閉鎖になっています。

急なご連絡に対応いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。

また、心配をおかけしてすみません。

 

コロナ禍前は、学級閉鎖になると、

「やったー!」

と、喜ぶ子供がいました。

学校に来ないで、家でゆっくりできると思ったからでしょう。

しかし、今は、学級閉鎖を嫌がる子供が多いです。

それは、学級閉鎖中も、しっかりオンラインで授業をするからです。

学級閉鎖を終えた子供からは、

「学校で友達と一緒に学んだり、遊んだりした方が楽しい」

という声が多く聞かれます。

 

学校に登校できない状況が起こったは、学びの保証をしていきますが、り患したお子さんは、はやく回復することを第一に、お大事になさってください。

また、ご家庭での感染予防(うがい・手洗い・換気)もよろしくお願いします。(校長 佐和)

校長:音楽集会で成長させたかったこと

たくさんの保護者の皆様にもご来校いただきまして、ありがとうございました。

また、子供たちがお互いの発表を聴き合うことを大切にしたため、保護者の皆様は「立ち見」となってしまったことをお詫びいたします。 

学校行事は、当日すばらしい発表をすれば良いというだけでなく、取組を通して子供ひとりひとりの成長がともなってこそ価値があると考えます。

音楽集会で、子供たちに成長してほしかったことは、下記の3つです。

〇音楽で表現する楽しさや喜びを感じること

〇友達を思いやる気持ちが高まること

〇力を合わせて創り上げるすばらしさを体感すること 

この後、オンラインアンケートを実施しますので、ご回答をお願いします。(校長 佐和)

校長:大津ケ丘ふるさと祭りに参加します

今週末(11月4日)に本校を会場として開催される、「大津ケ丘ふるさと祭り」に本校の音楽部が参加します。

柏市音楽発表会で披露した楽曲の他に、お祭りらしい楽しい歌も練習しています。

地域のたくさんの皆様が、模擬店等で参加する予定です。

地域とのつながりを深める機会をたくさん作っていきたいと思います。(校長 佐和)

校長:大津ケ丘商店会のイベントで農作物を販売しました

10月28日(土)に開催された商店会の「ハロウィン」イベントに、5年生が参加しました。

本校は、コミュニティ・スクールの活動として、子供たちが地域について学び、より良くするために働きかける学習を行っています。

そのなかで5年生は、学習テーマを「大津ケ丘アクティブ大作戦」とし、「アクティブな地域=地域の方々が積極的に交流し合う地域」を目指し、①「商店街チーム」②「ひまわりプラザチーム」③「農家チーム」に分かれて活動をしています。

今回は「農家チーム」が、これまでの学習でお世話になった地域のブルーベリー、カブ、米農家さんを広報し、地域のみなさんに知っていただくことを目指し、農作物の販売会を企画・運営しました。

ご来場された皆様にたくさん買っていただき、1時間もかからずに完売しました。

地域の農作物のおいしさを伝えることが目的ですので、食べた感想をお渡ししたQRコードを読み取って、ご回答いだけると幸いです。

子供たちのこれからの学習に役立てたいので、ぜひご協力ください。

また、2学期の後半は、地域に子供たちが出向いたり、学校に地域の方をお迎えする企画が盛りだくさんです。

地域の皆様、ご支援・ご協力をお願いします。(校長 佐和)

校長:ゲストティチャーのすばらしさ

月曜日(16日)は、4年生の国語に、落語のゲストティーチャー(外部講師)がみえました。

楽亭じゅげむさんです。

9月に、オンラインで指導をしていただいた後、待ちに待った対面となりました。

火曜日(17日)は、5年生の総合的な学習の時間に、お米のゲストティーチャーがみえました。

田植えと稲刈りでお世話になった、沼南ファームの橋本さんです。

どちらも専門的な立場で、分かりやすくお話をしてくださいました。

ゲストティーチャーを招聘するメリットしては、以下のようなことが挙げられます。

今後も、学校の先生や家庭だけでなく、専門的な知識や技能をお持ちの方々による学習の機会をどんどん増やしていきます。(校長 佐和)

 ・子供の関心や意欲を喚起することができる。

 ・専門的な知識・技能を学ぶことができる。

 ・新たな課題を発見し、学びを深めることができる。

 ・様々な職種を知ることで、キャリア教育につながる

校長:今年の運動会で目指すもの

今年度の運動会は、9月30日(土)に予定しています。

全校児童がそろって、表現運動や団体競技、応援合戦等を行うのは、4年ぶりとなります。

本日、初めての全体練習があったので、子供たちに「なぜ、運動会を行うのか」について話しました。 

一つ目は、「運動に親しみ、楽しさを感じること」です。

当日、何着だったとか、何色が勝ったという結果だけでなく、「去年より速く走ることができた」「最初はうまくできなかったダンスが上手になった」など、自分自身の成長を感じてほしいと思います。

二つ目は、「協働して運動会を創ること」です。

同じ学年だけでなく、他の学年の友達とも関わり、一緒に競技や演技をすることの楽しさや達成感を味わう機会にしたいです。また、係活動(応援も含む)では、責任をもって仕事をやりどけることの大切さを学ばせたいと思います。

 

コロナ禍に行った発表は、主に個人としての成長を見ていただくことができたと思います。

それに加え、今年の運動会では、「仲間と協力して大津一小の運動会を創った」という実感を持ってくれるような運動会を目指しています。

「勝ち負け」だけでなく、「力いっぱい応援をしている姿」「係活動をしっかり行っている様子」「友達と声を掛け合い、励まし合っている様子」などにも注目して、子供たちを励ましていただきますようお願いします。(校長 佐和)

校長:出版社のインタビューが掲載されました

小学館「みんなの教育技術」とEDUPEDIAのコラボインタビューを受けました。

テーマは、「子供の創造性とクリエイティブ・コンフィデンスを育む1人1台端末活用」です。

変化の激しいこれからの社会を、子供たちがたくましく生きていくために、校長として、どんな教育を目指しているのかを話しました。

お読みいただけると幸いです。(校長 佐和)

インタビュー記事はこちらから

https://kyoiku.sho.jp/258348/

校長:夏休みにプログラミングをしたい

先日紹介した「プログラミングコンテスト「CHIBA CODER CUP 2023」」に出品したいという5年生と2年生が、校長室に相談に来てくれました。

これまでに作った作品もみせてもらいましたが、とてもよくできていることに驚かされました。

コンクールに向けた作品を考えるにあたり、私からは、

・「みんなを元気に!」というテーマにふさわしい作品を考えましょう。

・なぜ、その作品を作ろうと思ったのか、自分の思いをしっかり持ちましょう。

・全体を通してストーリー性のあるものを考えましょう。

・「千葉県」を意識してみましょう。

という、アドバイスをしました。

千葉県のみんなを元気にする作品を作ってくれることを楽しみにします。(校長 佐和)

 

校長:CHIBA CODER CUP 2023に参加しませんか

「CHIBA CODER CUP 2023」のチラシが千葉県内の子供たち全員に配付されます。

CHIBA CODER CUPは、小学生を対象としたプログラミングコンテストで、千葉県教育委員会も加わり、産官学が一体となって千葉県の未来を考える・より良くするきっかけになるようなコンテストを目標としています。

私は第1回から審査員をしていますが、応募作品数が増え、作品のクオリティも良くなっていることを実感します。

今年のテーマの「みんなを元気に!」

最終審査ではプレゼンテーションも予定されており、技能面だけでなく、「どういう思いで作品を作ったのか」、アイディアや創造性も問われます。

周りを笑顔にさせるような、楽しい作品を期待しています。

小学生のみなさん、どしどしご応募ください。

 

詳細は、下記をご覧ください。

https://techkidsschool.jp/grandprix/regions/chiba/

 

校長:船橋市で講演しました

船橋市の研究会に呼んでいただき、講演をしました。

たくさんの先生方がご参加くださり、さまざまな意見交換もできました。

船橋市と柏市は学校を取り巻く環境が似ており、「1人1台端末によるこれからの教育」に向けても、同じような課題を抱えていることも分かりました。

これからも情報交換をしながら、お互いの自治体(学校)の子供たちが伸びるような教育をしていきたいです。

船橋市の皆様、ありがとうございました。(校長 佐和)

校長:着衣泳と熱中症予防

以前、水の事故から自分の命を守ることは、水泳指導の大きなねらいの一つであることを書きました。

https://kashiwa.ed.jp/otsu1-e/blogs/blog_entries/view/103/a146f9e34a877f2e7dc55ef03b4f1418?frame_id=120

 

海や川、湖、沼などの自然環境において事故にあうときは、水着でないことが多いです。

着衣による水泳指導では、プール等での水着で泳ぐときと違う難しさを身をもって体験させ、そこから事故にあったときの対応の仕方を学ばせることにあります。

あわてて泳ごうとせず、助けが来てくれるまで長く浮いていることと、見ている人は泳いで助けにいかず、浮くもの(ペットボトルやクーラーボックスなど)を投げて助けることなどを体験しました。

 

一方、今日の水泳指導で指導者側が注意したのは、熱中症予防です。

暑さ指数(WBGT)が、31以上の場合は、運動は原則中止となりますので、状況を確認しながらの指導となりました。

子供たちはプールが大好きですが、熱中症のことを考えると、『暑いからプールで涼む』というわけにいかず、判断が難しい日々が続いています。

これから夏休みにかけて、ご家庭でも、熱中症には十分注意させてください。(校長 佐和)

暑さ指数(WBGT)については、下記から

https://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php

 

 

校長:データ分析による教育

今年度より、1~3年生を対象にMIMを導入します。

MIM(ミム)とは、初期の「読み」の指導における難関である「特殊音節」に焦点を当て、文字や語句を正しく読むことをめざした指導モデルです。

ゆっくりなら読める、ではなく、なめらか(流暢)に読めることが目標です。

それは、なめらかに読むことができないと、教科書の内容の理解に時間がかかったり、読書をしても楽しめないことがあるからです。

今月、初めてのアセスメントテストを実施しました。

今後は、月一回のアセスメントテストと、トレーニングにより、子どもがつまずく前に、またはつまずきが深刻化する前に支援したいと考えます。

1人1台端末により、教育にデータを活用しやすくなりました。

今後も、タイピング検定や、健康観察などでデータ分析を行っていく計画です。

なお、MIMの導入は、株式会社Gakken 様にご支援いただいています。(校長 佐和)

校長:日本の学校には、なぜプールがあるのか?

10年位前の話ですが、シンガポールの学校に視察に行きました。

当時、日本の学校では実現されていなかった、1人1台端末(保護者負担)や教室の冷房もはいっており、充実した設備を持つ学校でした。

シンガポールの学校の先生方と話している際、日本の学校のことを聞かれ、何気なく「ほとんどの学校にプールがある」ということを話したら、たいへん驚いていました。

シンガポールは一年中暑いですし、校庭が狭い学校が多いので、うらやましいといわれました。

日本は、まわりを海で囲まれている島国で、川も多いので、昔から「水練」という泳ぎ方を学習をしていたそうです。

しかし、海で「水練」をしているときに子供が溺れたり、船の衝突により大勢の子供が亡くなる事故(※)が起こったことから、全国の学校にプールが作られるようになったのだそうです。

水泳指導は、万が一の時、水難事故から身を守るために必要です。

また、それだけでなく、「水に慣れて、水と親しむ」ことをめあてに、楽しい水泳の学習を行いたいと思います。(校長 佐和)

※紫雲丸事故(1955年)

旅客船が沈没する事件。修学旅行中の中学生168人が泳ぐことができなくて死亡する最悪の事故になった。この事故をきっかけに、日本政府が学校に補助金を与えてプールを建設し、水泳授業を義務化させた。

校長:ツバメが巣を作ると縁起が良い

昔から、ツバメが巣を作ると縁起が良いといわれます。

大津一小では,今年もツバメが巣を作りました。

なかよしトンネルの巣は、ヒナが生まれました。

ツバメは、人の出入りが多い、栄えている家を選ぶそうです。

毎年ツバメが来てくれるような、みんなが仲よく、発展していく大津一小を創りたいと思います。(校長 佐和)

 

校長:不思議な植物をもらいました

以前、登校してきた子供から、お花をもらったことを紹介しました。

今日は、不思議な植物を手渡されました。

プロペラのような形に、丸い実のようなものがついています。

おもしろいと思って持ってきたようです。

調べてみると、楓(かえで)の種のようです。

このプロペラ状の種のことを翼果(よくか)と言い、少しずつ乾燥して茶色くなった頃、風に乗ってくるくると回転して着地するのだそうです。

楓が種を飛ばすのは知っていましたが、こんな時期から種があるとは思いませんでした。

植物が子孫を残すための工夫はすごいものです。

また、子供の好奇心や発見力もすごいです。

調べたことを印刷して持っていったら、「知ってたよ」と言われてしまいました。

参りました。(校長 佐和)

校長:校長室に子供が訪問

昼休みに、5年生の子供が校長室に来ました。

林間学校の計画を立てていて、お願いがあるとのこと。

キャンプファイヤーの「マルバツゲーム」に、私に関する問題を出したいのでインタビューさせてほしいという内容でした。

林間学校では、主体性を育みたいと考えています。

当日だけでなく、準備の段階から自主的に活動できることはとても素晴らしいことだと思います。

これなら多くの学びがある林間学校になりそうです。

なお、問題については、当日のお楽しみにします。(校長 佐和)

校長:6月の全校朝礼 思いやり算

6月の全校朝礼で、下記のような話をしました。

※タブレットで動画を再生し、子供の発言をかきこみながら進めました。

 

テーマ 『おもいやり算』を得意になろう 

算数の学習では、たしざん、ひきざん、かけざん、わりざんができるように学びます。

※タブレットに + - × ÷ をかく

今日お話しするのは、算数の計算とはちょっと違うものです。

算数の計算ができるように努力することは、とても立派なことです。

それと同じように、この計算もとても大切なものです。

では、動画を見てください。

※https://www.youtube.com/watch?v=hAP1PBhWrRM

(ACジャパンのCM)

「+」は、何でしたか?

『たすけあう』

「-」は?

『ひきうける』

「×」は?

『声をかける』

「÷」は?

『わけあう』

※子供の発表を聞いてタブレットにかく

よく聞いていましたね。

これは『おもいやり算』というものです。

大津一小のみなさんは、みんな優しいですが、もっと『思いやり算』を得意になってほしいと思っています。

もう一度動画を流します。

途中で一時停止をしますので、自分ならどんなことができるか考えてみてください。

※一時停止を繰り返しながら、動画を見せる。

この動画の最後は、「それは人を笑顔にする算数」と言っています。

みんなが、『思いやり算』が得意になると、大津一小はますます笑顔がいっぱいの学校になりますね。

※笑顔の顔文字を描く。

お友達や家族、地域の方に、どんな思いやり算をしたのか、校長先生に教えてくださいね。

 

今回、教材にした「おもいやり算」の動画は、2012年にACジャパンから発表されたものです。テレビで見た記憶のある人もいらっしゃるでしょう。

思いやりの心を持つことに加え、思いやりの気持ちを「表現すること」ができる子供になってほしいと願います。(校長 佐和)

 

校長:包丁は必要?

家庭科の学習が始まった5年生が、包丁を使ってジャガイモの皮をむく学習をしていました。

包丁を使うことは、危険なこともあります。

だから、基本をしっかり学んで、安全な使い方を身につけることが必要になります。

最近は、包丁は使わないで、ピーラーやはさみだけで料理をする人もいるそうですが、包丁を使えた方が効率的で、便利な場面はありそうです。

道具は使い方しだい。

「危ないから使わせない」だけでなく、将来を見据えて子供に身につけさせたい技能の一つだと考えます。

5年生は、林間学校でカレーライスを作る予定になっています。

ご家庭でも、お子さんと一緒に料理を作ってみるのは、いかがでしょうか。(校長 佐和)