令和3年度(R4.4.11まで)

令和3年度 校長室より

交通安全2(校長室より)

梅雨空です。雨はあがっていたので長い昼休みである土南タイムはいつも通りでした。

元気に遊んでいる子どもたちの様子とともに。


今まで行っていた「あたりまえ」のことが同じようにできなくなった2年間。「あたりまえ」と思っていた毎日が、とてもありがたいものだったと感じることが多かったこの2年間。

そして何かたんたんとした毎日だけれど、そこに友達がいる、先生がいる、みんなと勉強ができるっていう普通のことができている毎日。それも一人一人が元気でいればこそ。

今日、目を通した教育委員会からの文書で、ここ3年間の市内の児童生徒に関わる交通事故数が載っている物がありました。4月から6月までの3ヶ月の数字です。


令和元年15件、令和2年11件、令和3年20件。増えてる、減ってるというより、これだけ事故があるんだ、ということです。今年度はすでに20件。


今日も無事に登校できたことがありがたい。無事に帰宅できることがありがたい。下校の放送でも「寄り道をせずにまっすぐお家に帰りましょう」と呼びかけています。油断せずにできる限り気をつけてほしい。


気をつけ始めるのは「明日から」でも「○年生になったら」でもない。今日できることから始めよう。どんなことだって、やっぱり
今を大切に。そんな毎日を積み上げていってほしいと願っています。

交通安全(校長室より)

昨日、7月の職員会議を行いました。
7月の21日から夏休みも始まるので、提案文書の中に「夏季休業」という文字が多く見られました。7月の登校日数は14日です。この期間に、1学期のまとめや夏休み前の事前指導などを行っていきます。

夏休みのしおりも各学年から出します。学習のことや生活のことで気をつけてほしいことが載っています。お金の貸し借りをしない。おごったりおごられたりをしない、夜更かしをしない・・・どれも大切なこととして載っています。

しかし、やはり、命に関わることが一番大切です。

昨日、県内で大変痛ましい交通事故が起こりました。学校で子どもたちをお預かりしている立場として、これほど悲しいことはありません。


交通事故について考えてみると、歩行者として、運転手として、どんなにルールを守っていても、相手の出方で事故になってしまうことがあります。
交通安全について子どもたちに話をする場面は何回かありますが、全ての事故例を話すことはできないので一例で話すことになります。例えば「信号が青の横断歩道であっても周りに気をつけながら歩くことが大切」です。例えば「横断歩道や信号ない道路を渡らない、つまりは自分から危険なことをしないことが大切」です。そういう話を自分事としてとらえ、行動につなげてほしいと願いつつ。


そして我々大人は、細心の注意を払って、運転するときは運転に集中。

夏休み前だからということではなく、いつでも誰もが被害者にも加害者にもならないために、大人に対し、子どもに対し、声かけ、指導を続けていきます。お家でも自転車の乗り方等、放課後の過ごし方などとからめて話題にしてくださいますようお願いいたします。
(写真は今日の子どもたちや学校の様子です。本文の内容とは直接関係ありません。)

音楽(校長室より)

ウイルス感染対策における活動制限の影響を大きく受けている教科は音楽科であると思います。


学校での活動は、マスクをすることが前提ですので、外さなければできないリコーダー等の楽器演奏では苦慮します。
前にもお伝えしましたが、ミニキーボードを購入し、楽器演奏という点では活用してきました。

このキーボードは、音階だけでなく、パーカッションの音も入っているので、リズムの学習もできます。値段も手頃で、大変役に立っています。


柏市のレベルが2に下がったので、いよいよリコーダーの練習もスタートします。
また、1,2年生の鍵盤ハーモニカの活動も始めます。
今日は6年生の3クラスでリコーダーに取り組ませてみました。(写真はありません。)一人ずつ、ベランダで音階を吹いてみるというちょっとした活動でした。
いずれも、隣同士で同時に音を出さないように一列ずつ吹くなど、感染対策を意識して取り組ませるよう気をつけて行います。

ミニバス引退試合(校長室より)

私が教員になる前、柏の小学校には水泳教室という何校かでの大会みたいなものがあったそうです。柏の教員になった頃はもうなくなっていました。

当時、柏の小学校には器械体操部があり、市内の大会もありました。跳び箱、高鉄棒、マットの3種目で技を競い合いました。今考えると、なかなか高度な技にも挑戦させていたことを思い出します。若かりし頃の私も顧問でしたが、練習中に子どもを支えるだけでもなかなか体力を使ったものです。そして、ある年に、市内の体操大会が終わることになり、体操部もなくなりました。

そうやって、柏市の学校における運動への取り組み方も少しずつ形を変えてきました。

コロナの状況の中で結局大会はできませんでしたが、去年を最後に市内で取り組んできたミニバス教室がなくなり、各小学校の運動系の部活も陸上1本になりました。

本校のミニバスケットについては、対外試合もないまま、それでも練習を積み上げてきた本校5・6年生のために引退試合を行いました。シュートの瞬間に密にならないように「台形の中ではシュートを打たない」などソーシャルディスタンスを意識したローカルルールも取り入れて行いました。


子ども同士の試合もありましたし、職員との試合も行いました。

何かに夢中になってがんばる姿はすばらしい。

最後、6年生から「感謝の気持ち」という言葉と「ミニバスでつけた力を生かしたい」という言葉がありました。大切なことだと思います。

5、6年生の部員のみなさん、応援に来てくださった保護者のみなさん、子どもたち、先生方、お疲れ様でした。週末ゆっくり体を休めてください。

朝顔(校長室より)

曇り空のもと、今日も子どもたちが元気に登校してきました。朝から委員会の仕事もがんばっています。


1年生が「校長先生、2組の朝顔が咲いているよ。」と声をかけてきました。
どれどれと覗いてみると、

きれいに咲いている鉢が3つほどありました。
その他大勢の鉢は花が咲く日を待っています。
同じ日に植えた種でも、芽が出るタイミングが違うように、花が咲くタイミングも違います。でもやがて必ず花が咲きます。

そのために欠かせないことは毎日の水やりです。「いつかきっと」「いつか必ず」という思いを込めて、根気よく水をやる、その結果、開花につながります。小さなことの積み重ねです。

1年生は、自分の鉢にたくさんの花がつくように、毎日毎日登校したら水やりをしています。

何気ない日々の積み上げが成長につながるのは、子どもたちも同じです。



さて土南部小学校も今年度で創立53年目となります。
校庭にある遊具については定期的に点検をしていますが、かなり老朽化が進んでいるものもあります。

使用不可の鉄棒もあり、表示もしてあります。また、謎のポールもあり、つかまって揺らしたりする子どももゼロではないので、危ないことが起きないように表示をしました。

教育委員会とは情報を共有しながら、今後、撤去していく予定です。