令和3年度(R4.4.11まで)

ミニバス引退試合(校長室より)

私が教員になる前、柏の小学校には水泳教室という何校かでの大会みたいなものがあったそうです。柏の教員になった頃はもうなくなっていました。

当時、柏の小学校には器械体操部があり、市内の大会もありました。跳び箱、高鉄棒、マットの3種目で技を競い合いました。今考えると、なかなか高度な技にも挑戦させていたことを思い出します。若かりし頃の私も顧問でしたが、練習中に子どもを支えるだけでもなかなか体力を使ったものです。そして、ある年に、市内の体操大会が終わることになり、体操部もなくなりました。

そうやって、柏市の学校における運動への取り組み方も少しずつ形を変えてきました。

コロナの状況の中で結局大会はできませんでしたが、去年を最後に市内で取り組んできたミニバス教室がなくなり、各小学校の運動系の部活も陸上1本になりました。

本校のミニバスケットについては、対外試合もないまま、それでも練習を積み上げてきた本校5・6年生のために引退試合を行いました。シュートの瞬間に密にならないように「台形の中ではシュートを打たない」などソーシャルディスタンスを意識したローカルルールも取り入れて行いました。


子ども同士の試合もありましたし、職員との試合も行いました。

何かに夢中になってがんばる姿はすばらしい。

最後、6年生から「感謝の気持ち」という言葉と「ミニバスでつけた力を生かしたい」という言葉がありました。大切なことだと思います。

5、6年生の部員のみなさん、応援に来てくださった保護者のみなさん、子どもたち、先生方、お疲れ様でした。週末ゆっくり体を休めてください。