令和3年度(R4.4.11まで)

令和3年度 校長室より

1・2年生わくわくまつり(校長室より)

ぶれてますが晴天です。澄み切った青空です。ぶれてますが。

今日は1・2時間目に1・2年生の交流行事をしました。

2年生が、場の準備をして、1年生を迎えます。

手作りの遊び場です。2年生はこの日に向けて各クラスで準備を進めてきました。

今週初めにリハーサルをして、イメージはばっちりです。

1年生、2年生をそれぞればらばらに見ていると、どちらも低学年として学校内では同じように幼く見えますし見られます。

しかし、今日のように、ともに活動している姿を見ると、さすが2年生。1年先輩として堂々と大きく見えます。

しっかりとしたお兄ちゃん、お姉ちゃんとして、1年生のお相手ができていました。

このあたり、人は役割で成長するものだと改めて感じます。場が育てるとも言えるでしょうか。

来週になって目の前に1年生がいなくなれば、お兄ちゃんお姉ちゃんの役割はなくなりますから、またいつもの2年生に戻ります。あの時、あんなにがんばった2年生が、いつもの2年生に戻るように見えるかもしれません。それは、1年生の前だからがんばるぞ、という役割を演じていたからです。この一瞬が大切です。やるべき時にやる、ということです。

人はずっと「気をつけ」の姿勢をとっていることはできません。「休め」も必要ですし、寝そべることもあるでしょう。だからこそ、「気をつけ」が格好良く見えます。2年生の「気をつけ」、かっこよかったぞ。

風が強かったので、自分たちの用意した物が飛んでいったり、動いてしまったり、運営は大変だったと思います。それでも、来てくれる1年生のために、という素敵な姿を見ることができました。

1年生も2年生の気持ちに応えて楽しく活動できましたね。わくわくまつり、わくわくしたかな。

先生方、今日までの準備、本当にお疲れ様でした。

情報モラル(校長室より)

柏市教育委員会 児童生徒課 指導主事の小原先生を講師としてお招きし、「事例から学ぼう情報モラル」というテーマでお話をしていただきました。(小原先生はかつて本校に勤務したことのある先生です。)

先日、PTA文化厚生部主催のSNSに関わるオンラインの講習会を6年生と希望保護者のみなさん向けに行ったところだったので、今回は5年生対象でお願いしました。

ネットの情報は正しいものばかりではないこと、一度流れてしまった情報は取り消すことができないこと、SNSを使った連れ去りのことなどを実際のニュースや市内で起こったことと絡めて、お話しくださいました。

オンラインゲームにおけるトラブルが増加しているというお話もありました。

タブレットやスマホという機械の向こう側には世界が広がっていることがイメージできないことによるトラブルや、コミュニケーション能力不足により起こるネットを介してのトラブルなど、事例をもとにした話は子どもたちにもわかりやすいものだったと思います。

子どもたちは、真剣に聴いている様子でした。

「トラブルは未然に防ぐことが大切、自分がされて嫌なことは人にはしない」ということがまとめとしての言葉でした。これは、普段の人間関係でも大切な、当たり前のことです。つまりは、だめなものはだめ、ということです。普段だめなんだから、ネット上でもだめだよ、ってことです。

小原先生、本日は本校5年生のためにありがとうございました。

 

SNSにおける誹謗中傷やいじめなどの問題は報道でも取り上げられることが少なくありません。繰り返しになりますが、道具が悪いのではなく、使い方、使う意識、つまりは使う人間の心の持ちようで問題にも発展するようなことになるわけです。

もちろん、架空請求メールのように、正しい使い方をしていても、悲しい思いや怖い思いをすることもあります。

今日のような情報モラルの出前授業をここ数年見ていますが、年々取り上げられる内容、トラブル事例が増えています。先手が取りにくい状況が続きますが、子どもたちが加害者にも被害者にもならないために、基本的なルールについてはお家でも今一度ご確認いただくとともに、子どもたちの使い方、視聴している動画等については十分ご注意くださいますようお願いいたします。

病気に負けない体を(校長室より)

朝夕の気温が低くなってきました。
寒さに負けずに持久走練習をする135年生です。

コロナウイルスの新規感染者が激減し、この冬はインフルエンザが流行するかもしれないなんて情報も聞こえます。第6波に警戒なんて情報もあります。

とは言っても、その時にそうなってみないとわかりません。

「ウイルスを体に入れない」という予防方法もありますが、栄養・睡眠・体力づくりで「病気に負けない体をつくる」という予防方法も大切です。

防御もしつつ戦うこともできるということです。「好き嫌いを言わずに食べる」「休むときにはしっかり休む」「体を鍛える」ことで子どもも大人も強い体をつくっていきたいものです。

6年生の修学旅行と、5年生の自然体験教室を行うことに決めました。それぞれ、貴重な体験になります。子どもたちとって良い学びにつながるよう、それぞれの学年で準備を進めていきます。

どちらの学年についても、これからの毎日の健康観察はご家族も含め、特にしっかり行ってください。職員自身の健康管理についても改めて呼びかけます。元気な子どもたちと元気な職員でそれぞれに良い2日を過ごしたいと思います。

校内授業研究(校長室より)

今日は4年1組での校内授業研究会でした。2時間めは他のクラスの子どもたちは自習になります。先生方、みんなで学びます。

講師は教育委員会教育研究所指導主事の大木先生です。

 

今日は、ドットの数をいろいろな方法で数えよう、という時間です。

「工夫」に試行錯誤する4年1組の子どもたち。

写真ではわかりにくいのですが、タブレット画面のドット図を丸で囲みながら立式しています。

わかりやすい式になれば良いのですが、自分がしていることが「工夫する」ことになっているのかわからない子もいるはずです。「工夫」とは基本的なことが身についている上でできることなので、大人が考えるほど簡単なことではありません。

ヒントカードなども見ながら、子どもたちは前向きに活動していました。

自分でやってみた後は、友達と考え方を共有します。

45分間、多くの先生方に囲まれながら、緊張したかな。

よくがんばりました。今日の勉強はわかったかな。

 

放課後は、この授業をもとに講師の大木先生とともに勉強会をしました。

大木先生、本日もご指導ありがとうございました。4年生の先生方、お疲れ様でした。

今日の学びは、各教室で生かしていきます。

 

学びの形(校長室より)

校庭の木々も秋めいてきました。

体育館前の銀杏はまだまだこれからです。

 

子どもたちが、だいぶタブレットの使い方に慣れてきています。

「習うより慣れよ」とことわざにもあるように、習うこと同様に慣れることはとても大切です。市の教育委員会もGIGAスクールに関してはステップ0「いつでも、ちょこっと使う」を設定しています。

柏市GIGAスクール.pdf   ←良かったらご覧になってください。

ログインの練習から始めた子どもたちが、今、先生の指示で、タブレット内のソフト(アプリ)を使って学習する姿から、子どもたちの順応性には、改めて驚きます。

これを使用することで、効率化が進み、結果として学ぶための時間を生み出すことができ、学びが深まることにつながればよいわけです。各クラス、タブレットを使っての学習が進んでいます。先生方も子どもたちも使いながら学び続けています。

(教員も、30年前までは手書きで文書を作っていました。その後、ワープロという機械が出てきて作った文書をデジタルで保存でき、簡単に再利用できるようにもなりました。文書作成にかかる時間が格段に短くなりました。通知票も手書きの頃は大変な作業でした。下書きを書いて、見てもらった後に手直しをして、本番の通知票に書く。2回書いていましたから。機械のおかげで、仕事も効率化が進んでいます。)

とは言え、学校での学習活動のほとんどはアナログ作業です。

小学校という、まだまだこれからの子どもたちの集団。先週のミシン実習もそうですが、自分の手で試行錯誤しながら行う作業、大切です。

朝から3年生の教室で、トントントントンという金づちで釘を打つ音が響いていました。