令和3年度(R4.4.11まで)

令和3年度 校長室より

10月スタート(校長室より)

10月になりました。
職員室には、職員が出勤とともに押印する出勤簿というものがあります。
今日から裏面になりました。令和3年度の後半がスタートしたことになります。

1ヶ月の短縮日課も終わり、通常日課が開始です。今までお家で勉強をしていて今日から登校してきた子どもたちの姿も見ることができてホッとしています。

事情があって登校できない場合は1日2時間の授業配信を続けていくので、引き続きお家で取り組んでみてください。

午後まで子どもたちがいて、勉強している姿を久しぶりに目にしました。通常に戻ったことを実感しました。校長室掃除の6年生に聞いてみたら、「午後までは大変」というような感想を口にしていました。すっかり短縮日課に慣れた様子がわかります。きっと今日1日、みんな疲れたかもしれません。

月曜日からの通常を過ごしている内に元のリズムを取り戻すことでしょう。子どもたちの順応する力は大人よりよっぽど高いですから。土日しっかり休んで、また来週からがんばりましょう。

台風が日本に接近中ということで、朝から雨でした。傘をさして登校する児童、雨合羽を着て登校する児童、どちらもいました。風であおられることを考えると、台風のような時は、雨合羽は良いなあと感じました。

天気図とにらめっこをして過ごし、時々傘をさして校庭を歩いて風雨の様子を確認したりもしながら下校時の判断についてあれこれ考えました。

その時になってみないとわからないのが天気ですが、最終的には風が思ったほどではなかったこと、雷がなかったことから、通常通りの下校としました。子どもたちは、しっかり傘を握りしめて下校していきました。気温もぐんと下がった気がしました。温かいお風呂に入って、冷えた体を温めてくださいね。

昨日書いた記事「ミニミニアンケート」をアップし忘れて、あわてて朝にアップしたのでこの記事は今日2つめとなります。連投失礼しました。

ミニミニアンケート(校長室より)

学校は子どもたちにとって楽しいところであってほしい。できることやできないことはあっても「学校が子どもたちにとって安心できる場所」であってほしい。という願いはあったとしても、実際に子どもたちは、学校という家族とは違う人の中で日々生活しています。本人にとって居心地が良い時もあれば、そうでない時もあります。

 子どもたちが何か困っていることがないかを知るための手立ての1つとして、本校では「ミニミニアンケート」を実施しています。月に1回、全校児童対象です。(学期の最後には少し内容の違う調査をします。)

子どもたちとともに過ごしているご家族、我々教職員。日々の関わりの中で「ん?何かいつもと違うな」と気づくことがあります。そんなときは「何かあった?」と聞くことから始めれば良いと思います。

しかし、なかなか気づけないこともあるのが現実です。このアンケートを改めて実施することで、気づかなかった、気づけなかったことに目を向けることができる場合もあります。これが全てではありませんが手立ての1つとして生かしていきます。

子どもの周りに起こるいろいろな問題は、最後の最後はその子自身が乗り越えていかねばなりません。もちろん、まだまだ未熟な子どもですから、ご家族や我々教職員が、そばにいる大人として話を聞いたり、環境を整えたりすることは大切なことです。気になることは情報を共有しながら進めてまいりましょう。

子どもたちには、この9年間という長い義務教育期間で、多くの経験を積みながら、乗り越える力をつけていってほしいです。

体温を測り忘れずに、今日も元気に学校に来られますように。 

感謝(校長室より)

昨日、午後の職員会議にて、10月1日からの学校生活や学習活動、行事のことなどを職員に伝えました。本日、学校の対応についてお手紙を配付いたしました。ご確認ください。左のコロナウイルス対策のコーナーにも貼り付けます。

子どもたちは、ここまで、自分たちにできる感染症対策を続けてきました。家庭での約束事であったり、学校での約束事であったり、細かいことはたくさんありますが、6歳から12歳の子どもたち1人1人が、自分を、友達を初めとする周りの人を守るために、小さいなりにがんばってきたのだと思います。学校内においてマスクを外す唯一の活動である給食を安全に進めてこられたのも、黙食の徹底ができた、子どもたちのがんばりです。みんな本当によくがんばっています。

おかげで、ここまで、学校内で感染が広がるようなことはありませんでした。

これは職員についても同じです。教室の床面積や児童数の関係で、密を避けられない状況はありながら、活動の工夫や、子どもたちの動きに目を配ることで、ご自身の心身ともの健康に留意しながらここまで取り組みを進めてきました。ありがとうございます。

また、学校生活を安全に進めていく上で、健康な子どもたちが集まるという部分については、毎日の健康観察がよりどころとなるため、保護者の皆様の意識や毎日の健康観察にも感謝です。ありがとうございます。

今後、校外学習を初め、活動を広げていく上で、継続的な健康観察は本当に大切なことです。子どもたちだけでなくご家族の健康管理も、となりますが、ご理解ご協力をお願いいたします。

目に見えないウイルスによる病気なのですから、かかることは悪いことではありません。しかし、病気にかかるよりかからない方が良いし、病気をうつすよりうつさない方が良い、というということでの対策なわけです。これは宣言が解除になろうとも引き続き行っていくことになります。いつか、コロナウイルス感染症の薬ができたり、コロナウイルス感染症という病気の扱いレベルが下がるまでは変わらないのだろうと思います。

いつもいつもお願いばかりで心苦しいのですが、引き続き本校学校教育にご理解ご協力をお願いいたします。
不明な点や不安な点がございましたら、遠慮なくご相談ください。

10月に向けて(校長室より)

本日、柏市教育委員会からのすくすくメールで、10月からの日課についてお知らせがありました。

給食後下校の短縮日課から通常日課になります。生活の仕方は大きく変わることはありません。詳しくは、明日、学校からお知らせのお手紙を配付いたしますのでご確認ください。

10月になるタイミングで緊急事態宣言が全面解除となったとしても、突然いろいろなことができるようになるとは考えていません。

マスクは引き続きですし、給食は黙って食べます。

できる限りの感染症対策を続けながら、できることを探っていきます。

縁(校長室より)

40歳を超えた頃から、自分が高学年の担任になったときに、学級目標とは別に教室に張っていた掲示物です。「みどり」と読み間違えないように青色にしたのを覚えています。「えん」です。

どうしてこのクラスなんだろ、どうしてクラスメイトはこのメンバーなんだろう、どうして担任はこの先生なんだろう、そもそもどうして私はこの学校で勉強しているんだろう・・・。

それは、そこで学ぶべきことがあるから、そこでしか学ぶことができないことがあるから、この人から学ぶ必要があるから・・・そんなことを当時の子どもたちには伝えていました。自分にとって良いことばかりではないかもしれないけれど「今いる大人や友達から学ぶ」ことを大切にしてほしい、という話をしてきました。人と人の出会いを大切に考えてほしいという願いからです。

これらは通常「」と呼ばれるもので、「」とは違います。

最近は「○ガチャ」なる言葉があるようで、選べない自分の境遇を「運が悪い」ように言うようですが、「運ではなく縁だろうなあ」と思って聞いています。

縁なのだから、前向きに捉えて、そこで学んで、いろいろなことをつかんでいけば良いのに、「運が悪い」という言葉であきらめてしまうのはもったいないし、出会いを人のせいみたいに言うのは良くないなと私は感じています。

今日も子どもたちは、縁で結びついた友達や先生と生活をして帰って行きました。学校はいろいろなことを学ぶ場所であってほしいと願っています。

さて、10月が見えてきました。引き続き、手洗い、マスク、換気を基本とした対策を続けながら学校生活を続けていくと同時に、行事の可否についても考えていきます。

誰もが不安を抱えながら日々を過ごしているのだろうと思います。気になることがありましたら、遠慮なくご連絡、ご相談ください。