柏市学校図書館紹介blog

2025年5月の記事一覧

第2回新人研修・2,3年目研修

大型連休も終わり、授業や行事での学校図書館活用が本格的に始まりました。
5/8(木)、沼南庁舎において学校図書館指導員の新人研修と2・3年目研修が行われました。

【第2回新人研修】
★実務 「選書と除籍について」(学校図書館コーディネーターより)
「読書センター」「学習センター」「情報センター」として学校図書館の機能を果たすためには、
選書と除籍を適切に行って整備することが大切です。PCを使って、選書作業を丁寧に確認しました。

 

★講義「市立図書館との連携」(指導主事より)
柏市では学校図書館と市立図書館が連携して、子どもたちの学習を支援しています。
市立図書館からの学校貸出や、協同して取り組んでいる「子ども司書養成講座」・
「市内中学生ビブリオバトル」などについて説明がありました。

 

★講義「よりよい支援のために」(教育専門アドバイザー 笹間ひろみ先生より)
1ヶ月間の勤務を振り返って、自校の図書館を知り、見通しをもって仕事ができているか、
心構えとして大切なことをお話しいただきました。
先輩指導員の授業支援の様子を写真で紹介していただきました。
学校図書館指導員は子どもたちの学びを支える役割を担っていることを改めて心に留めました。

 

【2・3年目研修】
★実務・ステップアップ研修「学校図書館の整備」(学校図書館コーディネーターより)
選書・除籍の目的と留意点について確認した後、ステップアップ研修を行いました。
まず自校の蔵書構成の課題を把握し、それらを解決するための選書方針を立てて発表しました。
選書の悩みや疑問を共有し、対処法を考えました。学んだことを前期の選書作業に生かしていきます。

 

★講義「よりよい支援のために」」(教育専門アドバイザー 笹間ひろみ先生より)
柏市の学校図書館では、年度の初めに「環境・運営チェックシート」を用いて自校の図書館の課題を知り、
改善に努めています。笹間先生よりチェック項目の趣旨をお話しいただき、学校図書館指導員は
学校職員の一員として、子どもたちの学びを支える大きな役割を果たしていることを再確認しました。

 

★グループワーク「今年度チャレンジしたいこと」
「今年度チャレンジしたいこと」についてグループで共有したあと、一人ずつ具体的な目標を宣言しました。
「読書会」や「アニマシオン」「新聞の活用」など意欲的で楽しみな発表が聞かれました。

学校図書館が子どもたちにとって楽しい場所、ほっとする場所、知識へのあこがれの場所であるために、
研修で学んだことと仲間のつながりを大切にして力を尽くしていきます。