校長ブログ

2020年12月の記事一覧

寒さ対策(校長ブログ)

来週の天気予報を見てみると・・・
千葉県北西部(千葉)の天気
ぐっと冷え込むようです。
弁天マラソンの日はかなり寒そうです。当日はどの学年も現場での待ち時間があるので、

寒さ対策の一つとして、学校で使い捨てカイロを一人1個ずつ分購入しました。当日児童に配ります。

今年度の弁天マラソンでは大きな声を出しての応援をしませんので、

こんな物を作っています。

色塗ってますね。何でしょう、これ。

手作りの応援旗です。
体育主任の仁道先生が形を作ったものに色をつけ、柄をつけてできあがり。

当日は自分で作った旗を振って応援します。1時間ぐらいなら持ちこたえるかな。

今日は朝からの霧がなかなか晴れず、太陽の光が届かない中、持久走練習がありました。見るからに子どもたちは寒そうでした。


「(寒いと感じている)子どもの気持ちがわかるから、校長先生も脱いでください」なんて口にしてた子どもたちも、走り出せば元気いっぱい。さすが「子どもは風の子」です。




子どもたちの表情を観察するために反対回りの先生も、滑りやすいカーブのところを見守っている先生も、寒い中ありがとうございます。

今日も、寒い中、一人一人自分のペースでがんばった子どもたち。お疲れ様。


私が小学生の時もマラソン大会はありました。
柏五小だったのですが、もうかれこれ45年ぐらい前のことです。昔話ですね。
当時は、学校を出て、地域の住宅街がコースになってました。のどかな時代です。練習は校庭で、試走と本番は道路を走りました。しかも、速い子・普通の子・遅い子3人一組で跳び縄のようなロープを持って、ゴールまで離さないことが約束で走りました。↓こんな感じです。

遅い子への配慮なのか、児童数が多かったからなのか、わかりませんが、考えてみると妙な形でした。
今でもその時の様子が壁画として柏五小の体育館後方に飾られているはずです。今の人たちは、それを見てマラソン大会の絵だとはわからないかもしれません。
走るのが苦手で、本当に遅かったので、運動会などこの手の行事はとにかく嫌でした。このあたりの話は折を見てまた。

千葉の感染者数が3桁になったと、千葉日報一面に大きく載っていました。






かかることは仕方のないことです。ただ、どんな病気でもかかるとつらいのはその本人です。かからないに超したことはありません。引き続きできる限りの予防対策(手洗い、マスク、換気)を行っていきましょう。健康で良い週末になりますように。

感染症対策(校長ブログ)

校長室の机上、いつでも手に取れる場所に、ピンク色の紙ファイルがあります。

この中には、文部科学省からの「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル」~「学校の新しい生活様式」~」2020.12.3Ver.5、千葉県教育委員会からの「新型コロナウイルス感染症 学校における感染対策ガイドライン」令和2年8月1日版、柏市教育委員会からの「学校における新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」2020.10.9Ver.3がとじてあります。
その他にも、ネットで入手した

公立陶生病院感染症内科の武藤先生の資料なども参考資料としてとじてあります。
今は、様々な情報が飛びかっていますし、自治体ごとに日々状況は変わっています。柏市立学校として、学校教育を進めていく上での根拠は柏市教育委員会発のガイドラインです。


本校は1クラスあたりの児童数が少ないことで、教室での席の感覚を広くとることができます。教室では密を避ける状況を作りやすいので、予防に努めた活動がしやすいと言えます。
左は授業風景、右は給食風景です。


しかしながら、色々な場面を改めて見てみると、「全く課題はありません」ということもありません。その場のスペース、教職員の意識、声かけ、子どもたち自身の意識によって、密を避けられたり、避けられなかったり・・・、ということはありそうです。










子どもと対面する上で、表情が見えるため「これは良い」と活用していたマウスシールドも、文科省のマニュアルでは「マスクに比べ効果が弱いことに留意」とあり、活用する際も「身体的距離をとりながら」となっています。
学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~:文部科学省(P42)

マスクだけにするか、併用するか考えていくことになります。情報は状況と共に変わっていくものですね。

今現在の柏市の状況を踏まえた上で、学校における色々な場面をよく観察してみると、「人数が少ないからできる」と簡単に判断できるものではないことを思い知らされます。
改めて、「手洗い、マスク、換気」この3つをまずきちんと行うことを予防のスタートとして、引き続き取り組みます。学校でもお家でも、穏やかな声かけのもとで子どもたちの予防意識が高まると良いと考えています。

本との出会い方(校長ブログ)

数字というものを使えなかった時代のことです。ある牧場で牛をたくさん飼っていました。朝、その牛全てを放牧し、夕方小屋に戻します。逃げてしまった牛がいないかどうかの確認をする(朝と夕方で数が合っているかの確認ということですね)方法を考えなさい。
数字が使えるなら、例えば朝32匹いたから、夕方も数を数えて32匹いればオッケー、となるわけですが、数字が使えないと、この当たり前の処理ができないわけです。
さてどうする?

遠い昔に、高学年担任だった時の子どもたちに問いかけたことがある問題です。私自身は、先輩教師から聞いたものだったと記憶しています。なぜ、そんなことを思い出したかというと・・・。

今日、ブックルーム(高学年図書室)をのぞいてみたら

こんな表示がありました。


そして、該当図書が並べられたコーナー。

で、そのうちの1冊をぱらぱらめくってみたのです。そうしたら、上の問題が載っていたのですよ。昔からある数の問題なのでしょうね。そんなわけで、たまたま手にした初めての本で、その問題に関わる小さな思い出がよみがえってきたというわけです。(ちなみに、問題の答えは、このコーナーの本のどれかに書いてあります。)


本との出会いについては以前にも書きましたが、本にとっても、手に取られるかどうかが出会いです。棚の中でじっとその時を待つしかありませんから。
今、このコーナーにあるのは、残念ながら本校では10年間貸し出しまで至らなかった本たちです。「10年間、誰にも借りられなかった、ある意味貴重な本」として手に取ってみたら、そこにものすごい発見があるかもしれませんよ、みなさん。それも出会い。縁です。

日差しの届かない寒い1日でしたが、元気に持久走練習に励む子どもたちです。




走り終わったら、顔は真っ赤っかです。

よくがんばりました。

さて走った後は手洗いです。
水は冷たくても、予防には大切なことです。
教頭先生が持久走後と昼休み後、2回放送で手洗いを呼びかけました。指先だけちょっと濡らして「洗いました!」ということはないように、冷たさに負けず、思い切って洗いましょう。しつこく呼びかけていきます。

遊ぶことは学ぶこと(校長ブログ)

日差しの暖かさが心地よい中で、ロング昼休みでした。

通常の日は、給食→昼休み→掃除と続きますが、本校の火曜日は給食→昼休み→掃除の時間も昼休みとなります。昼休みが掃除の時間分長くなるので「ロング昼休み」と呼びます。火曜日は、遊ぶ時間が増えます。

ロング昼休みにはクラスレクをするクラスが多いので、校庭が賑やかになります。

走ったり、ボールを蹴ったり、ボールを投げたり、元気いっぱいに遊ぶ様子が見られました。


小学生にとって「遊びと学び」は直結しています。特に複数で遊ぶときは、その遊び方をはじめ、楽しく過ごすために気をつけなければならないことがたくさんあります。みんなが楽しく過ごすためにはルールが必要ですし、それを守ることも大切です。そういったルールだけでなく、人とのつながりや関わりの中で学ぶべきことがたくさんあります。

もちろん学校で子どもたちにとって学ぶ場面はたくさんありますが、特に「遊び」という、子どもにとって好きなもの、楽しいものを通して「学べる」ということが大切です。ルール1つにしても他のことをしている場面より、身につきやすいはずです。楽しく過ごしたいですからね。

今日も子どもたちはたくさん遊びました。つまり、たくさん学びました、ってことです。

もちろん座学もいつも通りがんばる子どもたちです。







気温が低くなり、感染症対策で大切な手洗いがおっくうになる季節です。水がとても冷たいところですが、流水での手洗いの大切さはずっと言われているものです。寒さに負けずに手洗いもしっかりと行っていきます。明日、放送で「ちゃんとできてる?」と呼びかけます。

12月2週目スタート(校長ブログ)

1週間のスタート。
空は快晴。気持ちの良い冬晴れでした。

朝晩の冷え込みが激しくなるとの今週の予報でした。
今朝もなかなかの寒さでしたね。

ちば県民だより12月号の一面の記事が「防ごう 冬の感染症」でした。
ちば県民だより(令和2年12月号)/千葉県

インフルエンザ、ノロウイルスなどなどこれからの時期は例年でも感染に注意を呼びかけられる時期です。「人混みを避ける」「無理をしない」など、感染症の種類に関係なく注意すべき点は大きく変わりません。今年、冬から、春、夏、秋とずっととってきた対策を引き続き行い、感染症を防ぎたいものです。

学校でも、距離を保ててもマスク着用で授業。

距離を縮めての作業ならもちろんマスク着用です。

どの教室もきちんと換気。






今日も、しっかり感染症対策を意識した上で、学習に取り組んだ子どもたちです。

さて、本日この場をお借りして。
おととい、
富勢地区青少協会長として、富勢地域ふるさと協議会体育部部長として、また近隣センターでのはらぺこさんなどで、子どもたちのための活動を支えてくださった方の告別式に参列してきました。
デニムのベストがトレードマークで、会うときはいつもお元気な方でした。富勢西小の通学路で毎朝旗を振っていた姿も印象的でした。小学生だけではなく、高校生やサラリーマンの方々にも笑顔で挨拶をしている姿を毎日車の中から眺めながら横を通り過ぎていました。本校にも時々顔を出してくださり、9月の末には、奥様と一緒にふるさと協議会の広報誌「ふるさと富勢」の原稿依頼でお見えになり、お話をしました。思えば、それが最後となってしまいました。
(ふるさと富勢294号 本校紹介ページ)
地域のために長きにわたり本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました。
(2017八朔相撲にて)
天国で富勢地区の子どもたちのがんばる様子を見ていてください。