校長ブログ

校長ブログ(令和2年度)

暑い日が続いています(校長ブログ)

朝から1日中、蝉の大合唱です。

本日の、NHK Eテレの「香川照之の昆虫すごいぜ!」では「せみ」がテーマでした。(実は、私は見逃しましたが、明日22日の午後4時半から再放送がありますので楽しみにしています。)
せみの鳴き声でも夏は感じますが、何よりこの日差しの強いこと。夏、真っ盛りですね。とても外に出て活動しようという気持ちになりません。どちらかと言うと、気持ちがあっても、してはいけませんというレベルです。熱中症に気をつけてください。

さて、いよいよ2学期が始まります。日曜日ぐらいから少しだけ暑さが和らぐ予報も出ていますが、その日にならないとわかりません。登下校の暑さが心配ではありますが、ネッククーラーをつけて元気に登校できることを祈っています。来週のことについては、簡単ではありますがすくすくメールでもお知らせいたしました。ご確認ください。

職員一同、子どもたちの登校を心待ちにしています。

保護者の皆様におかれましては、ウイルス対策として、日々の健康観察をありがとうございます。引き続き、子どもたちやご家族が健康に過ごせるよう、よろしくご協力お願いいたします。

終業式(校長ブログ)

1学期の終業式でした。

校長の話

「運動が大好きな人、運動でがんばろうと思っていた人、運動会がなくなりました。
音楽が大好きな人、ふれあいタイムがなくなりました。
がんばろうと思っていた場所がなくなり、これからもこんな状況が続きます。

6年生にとってはこの1年間は小学校生活最後の1年間です。何もない状況の中でどのように過ごすか。そんな気持ちで毎日みなさんの様子、教室での学習の様子がほとんどでしたが、見てきました。
みなさん、本当によく頑張りました。健康に気を付けて、友達や先生と過ごすという何気ない毎日をおくることができたことは本当に素晴らしいことだと校長先生は思っています。

夏休みが始まります。短い期間なので、宿題はなるべく出さないことに決めました。良い夏休みになりますように。自分の命は自分で守る、ことは忘れずに、交通事故、病気などなど十分気を付けて過ごし、2学期始業式に元気に会いましょう。」

今年度、初めて全校児童85名がそろった体育館でした。話をしっかり聞き、最後に「はい!」と元気に返事をしていました。

元に戻ることを待っているだけの日々は空しい。いつかまた、と願いながらも、今、目の前にある、自分にできることを一生懸命に行う、そんな日々を積み上げていきたいし、いってほしいと思います。我々教職員はそんな子どもたちの活動を引き続き支えていきます。


1学期にがんばったことを発表していた2年生の作文の中に、2学期にがんばりたいこととして、
「一日一日を大切に過ごしたいです。」という言葉がありました。ぐっときました。

通知表を渡さない不思議な最終日。




保護者のみなさん、地域のみなさん、1学期、本校教育活動にご理解の上、温かく見守ってくださったことに感謝申し上げます。ありがとうございました。

今の状況を受け入れて、できることをする、そんな毎日が続きます。お互いに健康管理に気を付けて過ごしましょう。


<終業式の感染症対策>
マスクを着用の上、縦の間隔を開けて並びました。

マイクは消毒しながら使いました。

マスクをしたまま、大声を出さずに校歌を歌いました。

全校での校歌も今年度初でした。元気が出ました。

75年前(校長ブログ)

75年前の今日、広島で一つの大きな出来事がありました。

「今日、全校で黙祷などありますか」
教頭が担任の先生からこう聞かれたと、朝、私に報告がありました。例年、この日に学校は夏休みなので、このことについて学校で何かすることを考えたことはありません。32年間ありません。

(6年生では社会科の教科書にも載っているので、この出来事について勉強はします。)

良いタイミングなので、全校に朝、放送で話をすることにしました。3分ぐらいの短い話です。

「80年ぐらい前に第二次世界大戦という、国どうしの大きな戦争がありました。6年生になると社会科でお勉強します。それだけ大切なことです。
その時、アメリカと戦っていた日本の、広島という町に、大きな爆弾が落とされ、本当にたくさんの人が亡くなったのが75年前の今日、8月6日朝の8時17分のことです。」


「日本は今は、色々な国と、仲良くしようねという約束をしているので戦争はありません。
ウィルスでなかなか思うように遊んだり出かけたりできないけれど、世の中が平和で、自分や家族が健康であるということはとてもありがたく、幸せなことです。」



「75年も前のことですが、二度と戦争によってたくさんの人が亡くなるようなことがあってはならないという思いは忘れてはいけないと思います。みなさんも今日がそういう日であることを頭の片隅に置いて過ごしてみてください。私もそうして過ごしてみたいと思います。」


と話しました。(写真は今日の教室での子どもたちの様子で、お話の内容とは関係ありません。窓の方を向いているクラスは、テストをしているクラスです。)

いよいよ、1学期が終わります。今日は、給食の最終日でした。湿度が高く、さらに今週に入ってからは気温も高い中、子どもたちに安全、安心な給食を作るためにがんばってくださった調理員のみなさんに教頭先生と一緒にお礼を言いにいきました。同じメンバーで最終日を迎えられて本当に良かったです。ありがとうございました。


1学期終盤(校長ブログ)

裏門

今日は、こんなところにも

長い期間、土の中にいて、出ようとしたら地面が舗装されていたらショックでしょうね。この蝉はどこから出てきて、ここに登ったのでしょう。
朝から、そこここから蝉の鳴き声。「夏だよー」っと。

8月も5日になりました。
あと少しで夏休みです。






あと一踏ん張り。

ブックルーム(高学年図書室)の机の上に、20個購入したパーティションセットを設置してあります。普通教室はクラスが少人数のため密を避けられますが、ここは必要と考えました。



6年生のエッセイ集がブックルームの棚の上にあるのを見つけました。12人が、それぞれテーマを決めて、つらつら書いた文章をとじたものです。じっくり読んでみました。6年生なりに考えていることに触れることができて、楽しい時間を過ごしました。

話のおちをつけることはとても難しいので、ゴールが決まっていないととりとめの無い文章になりますが、今の自分の思いを残す、そのこと自体にも意味はあると思います。

立体の作品は保管に困ることがありますが、平面の物は保管しやすく、また、5年後に振り返れば、5年前の自分に出会えますし、20年後に振り返れば20年前の自分に出会えます。どんな物だったとしても、自分の思いを書いた物は、とっておくと後々楽しめるものです。

夏休みに入る前にと、裏門のもう半分を塗りました。

作業中に、近隣の方が通りかかって「良い色だね」と声をかけてくださいました。
過去に3人のお子さんが本校に通っていたと、懐かしそうに校庭を眺めていらっしゃいました。お子さんの年齢が、もう50近いというお話でしたので、創立間もない頃の在校生のお父様ですね。「気持ちよいけれど、暑いですね」と話したら、笑顔で「日陰でやれば良いのに」とごもっともなご意見。おはずかしい。

心の発達(校長ブログ)

声は聞こえど姿は見えず・・・
あっ・・・

抜け殻か・・・。
姿は見えませんが朝から元気に鳴いていました。
今日も暑くなりました。

朝一番の外体育では、2年生が音楽に合わせて体ほぐし運動からのスタートです。



1年生はおおきなかぶの劇の打合せ。かぶをぬくときもソーシャルディスタンスでお願いしますね。できるかな。








5年生は保健体育です。「心の発達」

心ってどこにある?なんて問いかけから授業をしたことを思い出しました。





心の発達とはすなわち脳の発達です、というお話。

感情、社会性、思考力の3つの部分がバランス良く成長していくことが大切です。どれも、学校生活での成長が期待できます。
まだまだまだまだ成長途中の子どもたち。わかっていたってうまく行動できないこともあります。自分自身をコントロールできないこともあります。それはありますよ、大人だってあるのですから。学校では、人との関わりの中で、つまずいたりぶつかったり、日々その繰り返しです。家族ではない集団でのもみ合いは大切ですし、必ずや成長につながります。
色々なことが起こることは想定しつつ、その一つ一つを子どもたちの成長につなげていけるよう指導を続けていきます。
今日、このブログに載せた何気ない写真のその場面場面でも子どもたちは成長しています。

今日も、なかよしタイムに放送で計画委員会からコロナ対策の呼びかけがありました。


そこで、一工夫があったのでご紹介します。
五七五で呼びかけました。
「密さけて 手洗いうがい 三拍子」
「密さけて 手洗いうがい 三拍子」
うまい!お見事!
伸び続ける東っ子です。

8月です(校長ブログ)

昨日、テレビで「沖縄戦」のことを特集していました。
終戦記念日の8月15日に向けて、決して風化させてはならない戦争に関する番組がこの時期増えます。語りべが少なくなっている現状で、我々大人が事実を知って、子どもたちに伝えていくことも大切です。子どもたちにとって刺激が強い場合もあるので、番組を直接見せるかはご判断いただくとして、話題にできることがあればお話いただければと思います。

さて、土日で関東の梅雨が明け、夏に突入しました。

青い空と白い雲。
今日も良い天気です。
教室棟が森に面しているので、蝉の鳴き声を聞きながらの勉強です。冷房も効いていて快適なので、どこか、避暑地に来て合宿しているような気持ちになります。






今日のなかよしタイムは熱中症指数が「警戒」を示していたので外遊び中止の放送を流しました。
体育も同様にこの温度計と表をもとに判断していきます。

3年生が体育館で体育をしていました。担任の飯塚先生が温度計のチェックをし、確認しながらの活動です。

熱中症に気を付けて活動していきます。

さて、ご存知の通り、柏市内で小中学生の感染症感染が報道されました。
今の状況を考えれば、いつ、だれが感染してもおかしくない、感染することは仕方がない、と考えていて間違いありません。学校では、引き続き、できる限り3密を避け、手洗い・換気を行っていきます。

(ちなみに、流しやトイレの清掃・消毒については、学校再開からずっと職員で行っていますのでご承知おきください。先生方、連日ありがとうございます。)

今日から、計画委員会(児童会)の児童による「手洗い・うがいの呼びかけ」放送も始まりました。子どもたちには、「お家の人や先生から言われるから行う」のではなく、「それが大切だから言われなくても行う」という高い意識を身に付けてほしいと願っています。

いよいよ(校長ブログ)

7月が終わります。

朝、あちこちの木々から蝉の鳴き声が聞こえていました。
「夏を意識する」蝉の鳴き声と、すっきりしない空・低めの気温は何とも言えないアンバランスさを感じました。

昨夜の天気予報で、来週の週間天気予報のお天気マークが一気に雲マークから太陽マークになっていました。最高気温も30度を超えるようで、いよいよ夏本番となりそうです。

そうなると、熱中症の心配は登下校児童と給食室内です。
給食室ではどんなメニューを作るとしても大きな釜で火を使います。

冷房のない中で、季節に関係なく肌を覆った服装での給食づくりです。

4、5月がなかった代わりに、この暑い時期の給食づくりの期間が増えたことは、本当に大変なことだと思います。調理員さんのためにファンの付いたベストなども購入しましたが、一番上に白衣を着なければならないので、思うように風も回らないと聞きました。ここまで涼しい日もたくさんありましたが、それでも暑かった給食室内。来週の暑さの影響が心配です。調理員のみなさん、こまめな水分補給など健康管理をしっかりした上で、引き続きよろしくお願いいたします。

再開から2ヶ月の学校生活を送ってきた子どもたち、先生方。大きく体調を崩すことなく、元気に過ごしています。







週末を迎えます。いよいよ暑くなる毎日を元気に乗り越えるためにも、感染症予防に努め、栄養・睡眠をしっかりとって、免疫力を上げていきましょう。

毎日、下校前に、教頭先生が放送を流しています。主に、寄り道をしないで帰宅することを呼びかけています。昨日は、付け足しで、交通ルールを守ることについて話がありました。特に自転車の乗り方には十分気を付けるようお家でもお話しください。スピード出る分、危険も増えますし、歩行者との接触により怪我を負わせてしまうこともありますので。

何度でも(校長ブログ)

分が小学生、中学生のころはゲーム機など存在していません。退屈な時間は身近な物を手に取って遊ぶのが常でした。
↓こんなことも、遊びの一つとしてよく行いました。

今の子どもたちもやったことあるのかな。
お家のみなさんはありますよね。
紙と鉛筆とコインを使って・・・。
創造性が乏しかった自分で思いついた遊びとは思えません。親か友達か、誰が教えてくれたものかも今となっては思い出せません。ただ、最初からうまくできたわけではないことを覚えています。
字を書くように鉛筆を立てると、線が固くなってうまく絵が浮き出てこない。持ち方を変えて、鉛筆を少し傾けて、サーーッと動かすと上手に描ける。そんなことも、あれこれやっているうちにわかっていったものです。

今日1時間目に、1年生がクレヨンと紙を持って、外で絵を描いていました。

ところが、画板を使っていません。

こんなところで描いている子もいます。

よくよく眺めてみると、なるほどなるほど・・・

地面や壁のでこぼこを生かしてのお絵かきでした。
さっきの写し絵と同じですね。
ところが、ただ闇雲にクレヨンを動かしても、狙い通りにはならないのが難しいところです。

教室に戻って、写し取ってきた模様からイメージを広げて仕上げていました。

学校は、決められた時間で活動を行うので、もっとやってみたい!に応えられないこともあります。道路での活動は危険なので、場所選びが難しいところですが、またやってみてほしい活動です。








学習に限らず、どんなことでも、一度だけで身についたり上手にできるようになるものではありません。だから、何度でも、繰り返し繰り返し行うことや、家に帰ってから見直しをすることなどが大切になってくるのです。好きなことや、楽しいことなら苦にならず何度でもできるのですけどね。

今日は、須山写真事務所の須山さんが6年生の写真を撮りにこられました。卒業アルバム用の記録写真撮影です。授業風景や個人写真等を撮影してくださいました。

がんばったこと(校長ブログ)

1年生、2年生が同じタイミングで、作文の授業でした。
1年生、題して「1学期がんばったこと」



2年生、題して「1学期を振り返って」


どちらの学年もがんばったことを振り返っていました。かなり悩んでいる子どもたちもいましたが、いや、もう、どちらの学年も、見ての通り、この時点でがんばってますよ、ほんとに。





シンプルな毎日が続き、取り立ててがんばったことってなんだろう、ぼく、わたし、何をがんばったのだろうと思う子供心。しかし、日々、学校というお家とは違う場所で、多くの友達と生活する、勉強する。意識するかどうかはわかりませんが、緊張する場面もたくさんあると思います。みんな本当によくがんばっています。本当にそう思います。

今日「1学期がんばったこと」という題名で子どもたちと同じように文章を書いてみるとしたら、私はどんなことを書くだろう・・・。




熱中症対策・コロナ対策(校長ブログ)

子どもたちがネッククーラーを首に巻いて登校してきました。

首に巻いていない子どももいましたが、それほど暑くありませんでしたし、強制するものでもありませんので構いません。ただ、下校時に気温が上昇することもありますので、とりあえずお家で冷やしたものを持たせてくださるようお願いいたします。

登校後、中身だけ集めて、冷凍庫で冷やし、下校時渡します。

担任と養護教諭の朝の活動に一手間プラス。
ありがとうございます。

昨日の東小日記、「計画委員会」の中で「『自分たちでできることはないか。』話し合いました。」という文章がありました。

新しい生活様式という与えられた形にどう自分を落とし込んでいくか。児童会の子どもたちが自分たちでできることを考えて仲間に発信していき、それを学年に応じて受け止め、行動していく。子どもたち自身が意識を高く持つきっかけの一つとなると良いと思います。


「手を洗う」例えばこの一つのことが、自分や周りの命を守ることにつながっていくのだとすれば、「できない」より「できる」方が良いし、「言われなければできない」より「言われなくてもできる」方が良いわけです。







本校は、少人数なので、他校と比べて、気にしなくて良いこともあります。しかし、この子たちはずっとここにいるわけではありません。いつかこの場から離れたときに、「そんなことは知らなかった」「学校で聞いたことがない」となってしまわないように、我々教職員も高い意識を持って取り組まねばならないなと感じます。