校長ブログ

何度でも(校長ブログ)

分が小学生、中学生のころはゲーム機など存在していません。退屈な時間は身近な物を手に取って遊ぶのが常でした。
↓こんなことも、遊びの一つとしてよく行いました。

今の子どもたちもやったことあるのかな。
お家のみなさんはありますよね。
紙と鉛筆とコインを使って・・・。
創造性が乏しかった自分で思いついた遊びとは思えません。親か友達か、誰が教えてくれたものかも今となっては思い出せません。ただ、最初からうまくできたわけではないことを覚えています。
字を書くように鉛筆を立てると、線が固くなってうまく絵が浮き出てこない。持ち方を変えて、鉛筆を少し傾けて、サーーッと動かすと上手に描ける。そんなことも、あれこれやっているうちにわかっていったものです。

今日1時間目に、1年生がクレヨンと紙を持って、外で絵を描いていました。

ところが、画板を使っていません。

こんなところで描いている子もいます。

よくよく眺めてみると、なるほどなるほど・・・

地面や壁のでこぼこを生かしてのお絵かきでした。
さっきの写し絵と同じですね。
ところが、ただ闇雲にクレヨンを動かしても、狙い通りにはならないのが難しいところです。

教室に戻って、写し取ってきた模様からイメージを広げて仕上げていました。

学校は、決められた時間で活動を行うので、もっとやってみたい!に応えられないこともあります。道路での活動は危険なので、場所選びが難しいところですが、またやってみてほしい活動です。








学習に限らず、どんなことでも、一度だけで身についたり上手にできるようになるものではありません。だから、何度でも、繰り返し繰り返し行うことや、家に帰ってから見直しをすることなどが大切になってくるのです。好きなことや、楽しいことなら苦にならず何度でもできるのですけどね。

今日は、須山写真事務所の須山さんが6年生の写真を撮りにこられました。卒業アルバム用の記録写真撮影です。授業風景や個人写真等を撮影してくださいました。