創立78周年目 学び成長し続ける富勢中
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校長雑感ブログ
6月14日(火)3学年修学旅行事前集会
〇金曜日から2泊3日の行程で、京都・奈良方面の修学旅行を実施します。本日の6時間目に注意事項などの確認を行いました。
〇私からは、「京都や奈良は大都会でビルも多いですが、ちょっとした脇道やあまり大きくない建物にも古い歴史を感じることができます。この2ヶ月間、君たちの姿をみてきましたので、2泊3日の旅行に関してはまったく心配していません。ただ一つお願いがあります。1日目の奈良市内(6時間)及び2日目の京都市内(9時間)の班行動の中で、予定通りに行かないことやトラブルが起きると思います。その際はまずどうしたらよいかを一人一人が考え、次にそれを出し合って班で話し合いをしてください。その上でリーダーがみんなの考えを踏まえた決断をしてほしいです。」と話しました。
〇江村実行委員長からは、「ここまでコロナの影響から見通しの厳しい状況の中、部会長や実行委員の皆さん、そして先生方のお陰で修学旅行に行くことができます。感謝して成功させましょう」とリーダーらしい発言がありました。
〇金曜日の一般生徒の集合は、北柏駅に早朝5時過ぎになります。今から体調管理に十分に留意させてください。
須藤昌英
6月14日(火)授業風景15(2学年英語)
〇言語としての英語を習得する場合、会話(カンバセーション)と文法(グラマー)の両面をバランスよく学ぶ必要があります。生徒たちをみていると、前者の会話は好きだけど後者の文法は苦手、またはその逆で文法は得意だけど会話が不得意のパターンの大まかに2通りがあるように思います。
〇その2パターンとは別に言うと、「文法を重視しすぎる生徒」と「文法を軽視しすぎる生徒」のようです。ただし文法が完璧にならなくてもどんどん会話の練習をするべきですし、反対に中学英文法もままならないのに会話の練習に傾倒しても、簡単なレベルの内容しか話せるようにはならないような気がします。
〇私はどうしても昔の英語教育を受けてきましたので、文法よりも会話の方に自信がないので、生徒と一緒に「英会話教室」にでも通っているつもりで、一緒に授業を受けました。
須藤昌英
6月13日(月)給食の食材がピンチ!
〇新聞やテレビなどでも報じられているとおり、物価高騰により給食材料の仕入れ値が上がっており、本校の鹿野栄養教諭からも、「これ以上あがるとメニューの変更をせざるを得ないかもしれません」「給食にはただお腹を満たすだけではなく、一定の栄養価を接種することが求められているので、代替用品も簡単に見つからない状況です」などの悲鳴に近い声を聞いています。特に小麦粉や食用油は、例年の1.5倍となっており、パンや揚げ物は直接的な影響があります。
〇教育委員会からは、「食材費のあがった分は市から補充していく」との支援の方向性の話がありますが、それも期限付きである可能性が高いです。日本ではこの数十年間はデフレが長く続き、それを打開するためのインフレ政策が優先されていますが、果たしてこの先、今の給食が持続できるのかどうか、いろいろと検討が必要です。
須藤昌英
【今日の給食メニューから】
6月13日(月)授業風景14(2学年家庭)
〇美術や技術・家庭など、作品制作をする授業はどれも進度の個別差が大きく、指導者もそれに合わせてアドバイスや手直しが必要となります。待ち針やミシンの操作など、普段使用していない道具を扱うのは、きちんとその目的や方法を理解していないと、失敗を繰り返すことになります。
〇失敗すること自体は大切なのですが、「なぜ失敗したか、次はどうしたらよいか」と思考することが、その失敗を次にいかすことになります。生徒達にはそのような経験をしてもらいたいと思います。
須藤昌英
6月10日(金)教育実習終了
〇先月の23日から3週間、本校卒業生の3名が教育実習を行い、本日最終日になりました。3人とも数学科という珍しいこともありましたが、昨日の授業はそれぞれ準備した内容を精一杯取り組んでいました。生徒に年齢が近いので、気持ちが通じ合うこともあったと思います。
〇全国的に教員を志望する学生が減少しているのが現状です。それに対し、彼らのように教育現場で経験を積み、生徒と一緒に成長していきたいという若者を育てていくのも学校の役割の一つです。
須藤昌英
6月10日(金)授業風景13(2学年国語)
〇林間学校の思い出を短歌にする授業です。短歌という字数を制限された中に、自分らしさや情景が伝わりやすいような「言葉を選択・精選」することにより、国語の力が養われます。
〇2学年全生徒の短歌を楽しく読ませてもらっています。私がこのクラスで一番「時間や空間の捉え方が上手」と思ったのは、次の短歌です。
「波の音 仲間の歓声 ひいていく 夢の中では 大漁だった」
〇私はこれを、「目の前が九十九里浜である夜のホテルの窓から、波の音が聞こえているが、疲れて友達の声と混じり合っているうちに眠ってしまった。その夜の夢は翌日の地引網の大漁だった」と読み解きました。生徒たちの感性は素晴らしいです。
須藤昌英
6月9日(木)授業風景12(1学年保健体育)
〇1年生はバレーボールに関してはほとんど未経験者ばかりでしたが、パスやサーブの基礎スキルを身に付け、ゲームによってその楽しさを味わいながら、スモールステップの目標を達成させようとする指導者のねらいがはっきりとした授業でした。
〇初心者がお互いに話し合いや励まし、アドバイスをしあうと、ここまで上手になるのかと感心しました。
須藤昌英
6月9日(木)野菜の栽培を行っています
〇あすなろ学級では、夏野菜のキュウリ、ナス、トマトを中庭で栽培しています。これまでもう何回か収穫しています。特にキュウリは、一晩でビックリするほど成長するので、生徒たちも驚いています。
〇またプール前の花壇ではサツマイモ(紅はるか)とこちらは食べられませんがジャンボカボチャ(アトランティックジャイアント)を植えました。ジャンボカボチャの苗は、JAちば東葛富勢支店からいただきました。今秋にその大きさを富勢中学校区の小中4校(富勢小、富勢東小、富勢西小)で競い合います。さてどのくらい大きくなるでしょうか?楽しみです。
須藤昌英
6月8日(水)授業風景11(3学年数学)
〇来週末に修学旅行を控えている3年生の授業です。その時間の学習課題を意識し、教員や生徒の説明を理解した上で、自ら問題に取り組んでみる姿勢が、「さすが最上級生」との印象をもました。
須藤昌英
6月8日(水)生徒の視点で授業をみるとわかること
〇昨日までに、10人の先生の授業を順次紹介してきました。私が1時間を通して、生徒と一緒に授業に参加していると、生徒の表情やつぶやきから、その授業への興味関心や理解の度合いがある程度わかります。
〇そのときに、次のような「あ、い、う、え、お」のような生徒の反応がよく見られます。ただしこれらは、授業をしている先生がすべて把握することは難しく、外から客観的に授業を観察している人の方がわかりやすいものです。そしてそれを授業が終わった後に、授業者に伝えるのも、私の役目です。
〇残りの先生方の授業も、これまでと同様に伝えていく予定です。
須藤昌英