創立78周年目 学び成長し続ける富勢中
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校長雑感ブログ
6月24日(金)1学期期末テスト2日目
〇昨日の期末テストは3教科でしたが、今日は2教科です。1教科50分ですが、生徒たちには、準備(復習)してきた学習を精一杯いかして頑張ってもらいたいです。
〇先日はテストの準備に関して、「短期記憶から長期記憶へ」にするためには、繰り返しアウトプットをした方がよいことを書きましたが、一方で「記憶」をまた別の視点で、「経験記憶」と「知識記憶」と分けることができます。これについても先日と同じく、東京大学大学院の池谷裕二教授の著書から引用させてもらいます。
〇「相手に説明するのは、決して相手のためだけでなく、自分のためでもある」とは昔から言われていますが、脳科学からもそのことは正しいことがわかります。
須藤昌英
6月23日(木)1学期期末テスト1日目
〇今日と明日で、今年度初の定期テストを行います。本日は給食を食べて下校、明日は給食はなしで下校になります。
〇みんな真剣に取り組んでいます。勉強の成果を発揮してくれるように祈っています。
須藤昌英
6月22日(水)短期記憶から長期記憶へ
〇生徒たちは今、主に4月からの授業内容を復習し、明日からの期末テストの準備に追われています。授業をまわっているとよく、「私はあまり覚えることが得意ではありません」とか反対に「僕は自分で覚えやすい方法を考えて勉強しています」という生徒の声を聞きます。つまり授業で学んだことを、正確に「記憶」するということを重視しているということでしょう。
〇ところで「記憶」とは、脳科学的に言えば「脳内で新たな神経回路が形成されること」だそうで、ヒトの脳には、一説には1000億個もの神経細胞があるようです。そして記憶には、「短期記憶」と「長期記憶」の2種類があり、短期記憶とは、「脳の中に短期的に記憶しておく能力のこと」で、情報を一時的に保管することです。それに対して、長期記憶は、「情報を長期的に記憶すること」です。パソコンで例える(記憶とパソコンの仕組みはよく似ている)と、短期記憶がRAM(パソコンの中のデータを活用しパソコンにデータ保存するための領域)、長期記憶がHDD(パソコンの中にたくさんのデータを保存しておくための領域)といえます。
〇東京大学大学院の池谷裕二教授(日本の薬剤師、薬学者、脳研究者)は、その著書「受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法」で、次のような指摘をしています。少し長いですが、引用させてもらいます。
「人の脳の海馬という部分は、神経細胞の結合をつくる役割を果たしていており、『短期記憶から長期記憶』へと情報をつなげる中期記憶を担っています。海馬に入ってきた情報が溜まっている期間は、情報の種類によって異なりますが、短いと1か月程度です。海馬は情報を1か月かけて整理整頓し、『何が本当に必要な情報なのか』を選定しています。一日のうちに、新しい知識をあまりにもたくさん詰め込むのは避けたほうがよいですし、そもそも勉強は「復習」に主眼をおくべきで、覚えられる範囲をストレスなく覚えること、これが記憶の性質に適した学習方法です。比でいうと、『予習:学習:復習=0.5:1:4』が理想的です。」
「心理学者ビネーは、脳は入力よりも出力を重要視しています。海馬に『この情報はこれほど使用する機会が多いのか、ならば覚えねば』」と判断させること、つまり「詰込み型」よりも「知識活用型」の方が効率的だということです。ならば教科書や参考書を何度も見直すよりも、問題集を何度も解く復習法の方が良いでしょう。」
「ポイントは、『脳を上手くダマす』ことです。短期間の間に、同じ情報が何度も脳に入ると、海馬は『こんなに短期間のうちに何度も入ってくる情報なら必要なものに違いない!』と勘違いします。つまり、一定期間の間に何度も復習を繰り返すことで勉強した内容が長期記憶になるということです。」
〇要するに、授業で得た知識をただ漫然と覚えようとするだけでなく、口で言ったり手で書いたり、問題集でおさらいすることで、短期記憶の中から繰り返しアウトプットしたものだけが、長期記憶となり、すぐに忘れにくいものになっていくようです。
須藤昌英
6月21日(火)全日本種目別選手権(体操)で第2位!
〇先日、東京体育館で行われた第76回全日本体操種目別選手権で、2年生の齋藤夏菜子さんが、女子跳馬部門で第2位となりました。全日本ですから、社会人や大学生に混じっての大会で、中学生によるまさに快挙です。おめでとうございます!
〇齋藤さんは、土曜日の予選を5位で決勝へ進み、その決勝で13.916の点数を出し、見事第2位。それも優勝した選手との差は、わずか0.03しかありませんでした。私は修学旅行中に、教頭先生からの連絡でその結果を聞き、「全日本の大会ということは、日本人で第2位ってことだよね?」と今考えるとトンチンカンな質問をしたほどで、想像を超えた凄い結果だと思います。
〇一つのことを突き詰めて練習に励んだ結果だと思います。中学生恐るべしです。
須藤昌英
6月20日(月)テスト前の部活停止期間
〇週末の期末テストに向けて、昨日から部活動等の朝や放課後の活動は行っていません。朝も普段なら多くの生徒が活動していますが、今朝は静まりかえっています.
〇特に1年生は、初めての定期テストですので、準備に戸惑いがある生徒もいるかもしれませんので、学年の職員で丁寧に指導しています。
須藤昌英
*3年生がいないので、朝の登校も少なめでした。
学校到着、解散
富勢中前にバスが到着しました。この二泊三日の話を家庭で聞いてあげて下さい。月曜日と火曜日は休みとなりますが、木曜日と金曜日は期末テストになりますので、身体を休めつつ、テスト準備もお願いします。それでは三年生の皆さん、お疲れさまでした。さようなら。須藤昌英
東京駅到着17時24分 バスへ移動、乗車
バス出発が17時50分頃ですので、学校到着は19時 前後になります。学校到着後は、そのまま解散になります。
京都駅到着 京都駅出発 15時13分
ハトヤ瑞凰閣到着 昼食(黙食)
洋風のお弁当とお茶です。
全クラスが集まって最後の昼食。終わりましたら、京都駅前まで歩いて移動します。
クラス別行動
日曜日の嵐山の渡月橋は、人が多くまさに観光地です。
実行委員による退館式 バス乗車
二泊三日お世話になった平新の支配人にお礼をしました。
3日目スタート
六時半起床、朝食、部屋の片付け、荷物の積み込みとあわただしく始動しました。本日は天気の問題はありませんが、気温が30℃を超える予報です。午前中のクラス別行動は、疲労もあるので、熱中症に留意させます。今朝の朝食は、パン、目玉焼き、サラダ、牛乳、スープ、ヨーグルトです。
2日目を振り返って
昨日の6時間と本日の9時間の班別行動学習に、生徒達は迷ったり戸惑ったりしながらも前向きに取り組んでいました。全く初めての土地で、初めての電車やバスを乗り継ぎながら、目的地をめぐるという経験は、今後何かしらの場面で、彼らの背中を押してくれるのではないかと期待しながら見守っていました。そして明日の最終日は、クラス別行動となり、みんなで安全に帰ることが目標となります。ひとまわり成長した姿を保護者の皆様にみせてくれることを信じています。
クラス会議とリーダー会議
今日の成果と明日への課題を確認しました。明日の連絡事項や自分の荷物をまとめる指示を班員に伝えることが確認されました。
体験学習『京扇子の絵付け』
夜の8時より、京都を身近に感じることが出来る体験を行いました。係の方の作り方の説明を聞き、各自のデザインを考えました。
個性溢れる作品たち
全班が無事に帰って来ました
この後は、夕食と入浴、学級会議、さらには8時から宿舎内の大広間で、扇子作りの体験学習があり、昨晩よりも忙しい日程になっています。
待ちに待ったすき焼きに生徒は大喜びです。
京都市内班別行動
各ポイントにいる先生方から写真が送られてきました。曇り空であまり暑くなく、熱中症の心配はなさそうです。清水寺からの京都市街。
京都市内班行動へ出発しました。
ロビーでチェックを受けてから、宿舎から出発しました。今日は土曜日ですので、何処も一般の観光客が、大勢いることが予想されます。
朝一番の清水寺参道にて。
朝食。。
部屋食で楽しそうです。。
2日目が間もなくスタートします
今朝の京都の天気予報では、降水確率は1日を通して、20%、最高気温29度です。蒸し暑さはありますが、何とか良い条件で、1日中の京都市内班行動をさせてあげたいです。生徒たちの起床は6時半です。
本日、多くの班が訪れるのは、清水寺、二条城、金閣寺、銀閣寺、祇園、錦市場、嵐山の渡月橋などです。生徒は市内のバスや地下鉄が乗り放題の「一日フリー乗車券(800円)」を効率的に使って、まわるように自分たちで計画しています。