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活動の様子(R04年度)

修学旅行0日目と修学旅行ー(マイナス)365日目

修学旅行への出発は明日になりますが、宿泊先に荷物を送るため、3年生は

朝から大きなカバンを持って登校しています。いつもより大きい肩に係る

負荷に、いよいよ修学旅行という実感が湧いてきている事かと思います。

心は既に京都へ行っているかとも思いますが、5時間目の集会ではしっかり

話を聞いたり、運送会社の方へと礼儀正しく荷物の運搬をお願いしたりと、

落ち着いた行動をしていました。旅先では、学校の職員よりも地元の方々

にお世話になることが多いと思いますが、今日の態度を見ていると、生徒達

は班行動の最中でも失礼のない対応をするだろうという確信が持てます。

修学旅行出発まで後365日くらいありそうな2年生も、林間学校で学んだ

ことを修学旅行でどう生かせるかを考えており、早くも修学旅行への第一歩

を踏み出していました。

 

 

後輩の姿で分かる先輩達の軌跡

家庭科部の3年生は、輝秋祭に向けての創作活動を既に始めているようです。

1年生の中では、まだ輝秋祭の話題は上がっていませんが、家庭科部の1年生は

創作活動をする先輩を見て、一足先に輝秋祭への意欲を燃やしているのでは

ないでしょうか。創作物も、最初は自分用のピンクッションでしたが、すぐに

ステップアップして、学校に置いてあるオルガンに掛けるためのカバーを

作っており、学校に貢献するレベルの裁縫技術を身に付けています。

机に向かう3年生は、文章に書き起こすのが難しいほど複雑な作業をして

いますが、2年前に今の1年生のような作業をしているのであれば、これほど

の創作物に挑むことにも納得ができます。

 

中学校の洗礼?!

先週に中学校生活初めてのテストを終えた1年生。今週は続々と

テストの結果が返却されています。小学校のテストでは、満点を

とっている友達がクラスに何人もいたことが予想できますが、

今回のテストでは、教科によってはクラスの最高得点でも満点に

届かないという結果に。

6月9日の記事に書いた通り、相当努力をしていた1年生ですが、

想像よりも点数が取れず、少し愕然とした様子も見れました。

しかし、テスト直しの時間にはしっかりと集中した態度で臨み、

自らの間違いを確認。エクセルを活用してテストの点数をまとめる

「自己分析シート」の提出を本日中に求められても、休み時間を

活用して早速作成に取り掛かっていました。

全員が納得のいく結果ではなかったでしょうが、テスト返却後に

しっかりと復習する1年生からは、転んでもただでは起きない強い

精神力を感じました。

限られた手札で勝負する女子

新体操の動画を見ていると、同じ人間とは思えない動きの連発に

自分もここまで動けたら気持ち良いだろうなと考えてしまいます。

体育の授業で体操を勉強していた3年生の女子も、集大成として

音楽に合わせて習得した技を披露していました。

体育の授業で習う範囲なので、同じ人間とは思えない動きは登場

しませんでしたが、基礎がしっかりと固まったでんぐり返しは、

さも美しいものなのだと気づかされるほど生徒達の動きは洗練

されていました。

表現するための技の選択肢が多くはないであろう生徒達ですが、

できる動きを創意工夫して芸術へと昇華させる表現力には脱帽

してしまいます。

心配ない

本日でテストも終了した生徒達は、次の行事に向けて早速活動

を開始。1・2年生は体育祭の参加種目や係を決めていましたが

テスト明けの解放感も相まってか、非常に楽しそうな雰囲気で

活動をしていました。

いよいよ修学旅行まであと1週間となった3年生は、京都から

自宅に荷物を送る事務手続きを進めており、もうすぐ修学旅行

だという実感をより強めているのではないでしょうか。見知らぬ

土地で生徒達だけで行動する班別行動には、どの公共の交通機関

を使うかは勿論、旅程に係る時間や費用まで細かく調べていた

3年生。並々ならぬ熱意を持って準備を進めていたので、旅先

でも時間を守って行動できると断言して良さそうです。

1年生の学習内容を覚えていますか?

テスト勉強用に漢字練習のプリントを500枚廊下に置いたところ

1時間で全て無くなったという、1年生のエピソードがあります。

1年生の生徒数が約200人なので、1人で3枚ほど持って行かな

ければ、この話は成立しません。1年生の学習意欲の高さには

驚かされます。

そんな学習意欲の高い1年生でも、テストの自己採点をしましょう

という話は、今までにない発想だったのか驚いている様子でした。

採点をする際には、頼れる人に答えを聞いてもよいという話が出る

と、家族に聞こうという反応が聞こえてきました。

前述したとおり、学習意欲の高い1年生なので、明日の放課後には

家族に質問攻めをしているかもしれません。

 

命運を分ける1日

野球部にとってはテスト以上に重要であろう、夏の総体トーナメント

組み合わせのくじ引きが本日行われました。代表としてリモート会議

に出席する部長ですが、呼吸音を聞くだけでも緊張した様子が伝わって

きました。組み合わせは、机に伏せてある札を指定し、そこに書かれた

番号で決まるというもの。抽選結果は運次第であり、考えたところで

どうしようもなさそうですが、部員全員の運命を握る者として、真剣

にどの札を選ぶか考えていました。

試合中のマナーについての説明もありましたが、それにもしっかりと

耳を傾ける部長。トーナメントの組み合わせにばかり気を取られて

しまいそうですが、それ以外の重要な部分も忘れていないようでした。

日頃から活気のある練習をしているため、なんだか応援したくなる野球部。

今日の部長の姿を見ると、試合当日のマナーも完璧にして、柏三中関係者

以外にも応援される最高のチームとなっている未来が見えます。

また、本日には、地域の方々と協力しながら学校を運営していくことを目的

とした柏三中学区「学校運営協議会」が柏三中で開催されました。柏三中学区とは

柏第六小と柏第七小と柏第三中の三校で組織する協議会です。

柏三中学区の生徒達を共に支えていくため、地域の方々からのご意見を頂戴しました。

今回の会議を踏まえ、更に活性化してくる生徒達の活動を地域一丸となって

応援していきたいです。

 

始まりは静かに

テスト2日前ということで、生徒達の頭の中も勉強でいっぱい

かと思われますが、昼休みには体育祭に向けて実行委員が集ま

っており、既にテスト明けの学校行事の事を考えて行動を起こ

しています。

少し前に生徒総会という大仕事を終えた生徒会総務部も、次に

控える総体コンクール壮行会について話し合い。子どもながら

あらゆる仕事に次々と取り組んでいる姿には尊敬してしまいます。

活動している様子は机に向かっているだけで地味ですが、こう

いった活動の積み重ねが華やかな体育祭や壮行会を創っていく

に違いありません。

なむじあるしぷすしるある

タイトルは、日誌を書いている職員の元素記号第3周期の覚え方です。

「Na(な)Mg(むじ)Al(ある)Si(し)P(ぷ)S(す)Cl(しる)

Ar(ある)」という無茶苦茶な当てはめ方をした元素記号は、魔法の

呪文を覚えているかのように錯覚した記憶があります。(自分だけですか?)

聞きなれない単語が並ぶ元素記号を覚えたり、物質の足し算とも表現

できそうな化学反応式を覚えたりする2年生の理科はとても難しそう。

しかし、2年生の生徒達の授業中の姿を見ると、しっかりと学習に

励んでいることがわかります。授業では元素記号を歌で覚える方法

も教えていました。柏三中の2年生が「なむじあるしぷすしるある」を

生み出すことはなさそうです。

Feel & Action

本日の5時間目の生徒総会に向け、2日前の放課後からリハーサルを

重ねてきた、部活動や委員会の先陣を切って引っ張ているリーダー達。

本日も、給食を食べ終わると早々に会場の準備に取り掛かっていました。

初めての生徒総会に臨む1年生も全校討議内容である「三中トラブル

回避術」について学級で話し合い、最年少ながらも柏三中の生徒として

しっかりと意見を上げようと準備してきました。話し合い中の板書を

見ると、よくない行動を抑止する「やめよう」というワードにするか、

よい行動を促す「しよう」というワードにするか真剣に話し合っている

ようでした。大きな違いはないようにも思ってしまいますが、それぞれ

の言葉の持つ意味や与える影響を考え、細かい部分までこだわって学級

としての意見をまとめていました。

全員がしっかりと準備してきた生徒総会なので、当日の進行にも自然と

熱が入ります。部活動計画を話す部長会長は、台本には書いていない熱い

思いをアドリブで話しており、3年間の集大成である今年度にかける

熱意が伝わってきました。

生徒総会に向けて一番準備をしてきたであろう生徒会総務部は、ずっと

準備をしてきたスローガン「Feel & Action」をついに全校生徒の前で

提案。言葉を考えただけでなく、文字のレタリングまで生徒会がデザイン

していました。手書きでレタリングしたものですが、紙で持ってきた

完成版は電子媒体で印刷したものになっており、多くの先生方も

どうやって作ったのか全容を把握できないほど、高度な技術を駆使して

作成してきたようです。

これだけ素敵なスローガンがあれば、全校生徒が心を一つにして1年間

の活動へと臨むことができるのではないでしょうか。

主な話題は生徒総会ですが、2年生学習委員会主催の「忘れ物をなくそう選手権

~せかんどしーずん~」も本日で終了。見事ゴールまでたどりついたのは1組

のみでした。さーどしーずんでの他の学級の巻き返しに期待しています。

フロンティアスピリッツ

おとといの記事でも紹介したとおり、広大な面積の畑を持つ

菜の花学級ですが、プールと校舎の間にある僅かな隙間にも

畑を持っています。この畑は昨年度までは下の画像のような、

見るからに硬そうな地面だったのですが、「日当たりが良い

から」という理由で開拓し、今のようなフカフカの土へと変えて

しまったそうです。信じがたい話ですが、2・3時間目と

連続で土をふるいにかける作業をしていても、集中力をきらす

ことなく作業に没頭する生徒達の姿を見ると合点がいきます。

あいさつ包囲網

昨日は雨が降っていた影響で中止となってしまった、朝のあいさつ運動

通称「おはよう3Days」。2日目の本日は、朝から清々しいほどの青空

が広がっており、生徒とあいさつ運動に参加してくださった保護者の方々は、

青空に負けないほど清々しいあいさつをしていました。校門から少し離れた

場所でもあいさつをする生徒達は、柏三中の生徒は勿論ですが、通りかかる

地域の方にもあいさつをしており、地域の雰囲気を明るくすることにも貢献

していたと思います。

また、あいさつ運動が終わり生徒達が教室に入った後には、保護者の方々が

あいさつ運動の旗を丁寧にたたんでくださいました。生徒達の目の届かない

場面でも、細かい気配りをしていただきありがとうございました。

魅力を圧縮

図書委員会は全校生徒の読書に対する意欲を刺激しようと

給食の時間にブックトークを放送しています。中学生が読む

本となると1冊300ページ以上はありそうなものですが

その魅力を数行で伝えると考えると、簡単には作成できる

ものでは無いように思えます。しかし、いかにも図書委員

らしい豊かな表現力と語彙力を駆使して、作品の魅力を的確

かつ簡潔に伝えていました。

図書委員会の生徒はブックトークだけでなく、日常業務で

ある本の貸し出しも手を抜きません。本日の図書室の利用者

はあまり多いようには見えませんでしたが、本を借りたい

生徒が1人でもいるのならば丁寧に対応。小さな仕事でも

確実にこなし、図書室の運営に貢献していました。

柏第三農業学校

菜の花学級が管理する畑には玉ねぎが植わっています。食品売り場

では頻繁に見かけますが、畑に植わっている姿はこの学校で初めて

見かけ、日頃から自分が食している物を実はよくわかっていないの

ではと気付かされます。季節が変わり、今度はスイカを植えている

のですが、その周りには藁が敷かれおり、また1つ食物に関する

知識が増えました。

2年生でも、技術科の授業でさまざまな生物育成の技術を勉強して

おり、調べた事を発表する時間には「フィガロン乳剤で落果を助長

する」「隔年結果による収穫量の変動」などなど、聞いてて「?」

となるような専門用語がたくさん飛び出していました。

育成技術の知識が深まっただけでなく、作る人の頑張りや苦労を知った

ことで、食物に対する感謝の気持ちも深まったのではないでしょうか?