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活動の様子(R04年度)

小学生に見てもらいたい記事

下の画像は1年生と2年生の地理の授業の板書ですが、数式が書いてあります。

その数式はおそらく小学生でも問題なく解けるものです。

簡単な掛け算や割り算が、少し形を変えて中学校の勉強でも出てくると考えると

基礎となる小学校の算数は大切なのだと思います。

時差について勉強する1年生では、円=360度と、1日=24時間という概念

を知っているか知らないかで、経度15度で1時間の時差が発生するということ

の理解がだいぶ変わってくると思います。立派に発表する1年生の姿を見ると

小学校の勉強はしっかりと頭に入っていると確信が持てました。

 

ついにきた

本日からテスト2週間前となりました。初めてのテストに臨む1年生

は、テスト計画表の作成に挑戦しています。小学校よりも多いテスト

範囲に、計画を立てるだけでも悪戦苦闘している様子でしたが、教科書

と計画表を見比べながら、どうすれば2週間で満遍なくテスト範囲を

勉強できるか考えていました。完成した計画表の中には、2週間で77

時間勉強をするという、やる気に満ちた生徒までいました。計画した

だけで、実行は出来ないのでは?と疑ってしまいそうですが、昼休み

にも自主学習をしている姿を見かけると、先ほどの疑念が晴れていきます。

そんな生徒達の学習をサポートするのは学習委員会。「one day one page」

という、恒例となっている1日1ページの学習をするという運動も、

1年生の学習委員はその必要性について検討していました。今まで

やっているから今年もやるという、先輩たちの活動に胡坐をかく姿勢

ではなく、自ら学習をすることの意義を考える姿勢が素晴らしいです。

その中で、柏三中の合言葉ともいえる「自立」が登場しているのも、

生徒が学校の想いを汲んでくれているようで、なんだか嬉しくなります。

 

 

 

印刷機を使う15歳

ある日、基本的に職員しか使うことのない印刷機を生徒が使っており

驚いたことがあります。誰が何の目的で使っているのかと思えば、

生徒会のメンバーが生徒総会の資料を印刷しているようでした。

企画立案だけでなく、全校分の資料印刷まで自らこなす姿は、「自立

と貢献」を目標に掲げている柏三中の理想の生徒像そのもの。さすが

生徒達の代表といったところです。

他の3年生達も、生徒総会に備えて完成した資料の読み合わせをして

います。生徒総会での議題の内容について真剣に討議する姿に、生徒会

のメンバーでなくとも最高学年として学校を引っ張っていく意識を感じ

られました。本番当日も活発な議論が交わされることを期待します。

8点じゃダメですか?

砲丸投げの選手が玉を投げる際、大声で叫ぶのはご存知でしょうか?

あれはただ叫んでいるだけではなく、「シャウティング効果」といって

体を活性化させる効果が科学的に証明されている、記録を延ばす1つの

方法らしいです。

体育の授業でハンドボール投げと走り高跳びに挑戦する3年生の男子も

その効果をしっているのか、大きな雄たけびを上げながら授業を進め

ています。シャウティング効果のおかげか、スポーツテストであれば

8点はとれる記録である、30mは超えてそうな距離を飛ばしていま

したが聞こえてきたのは「クソ~」という悔しそうな声。

部活動に打ち込む年齢だけあり、スポーツに掛ける情熱は凄まじいもの

があります。

ついていきたくなる

日曜日に控える林間学園に向け、いくつあるのかわからないほど

様々な係に分かれて活動をしてきた2年生。林間前最後の登校日

である本日も、キャンプファイヤー係やバスレク係は仕事をしています。

最終確認で、キャンプファイヤーの台本を読み合わせしている風景

を見ていましたが、非常に凝った演出が散りばめられており、台本

を見るだけで絶対盛り上がるという確信が持てます。舞台の主役

となる生徒達は、本日は練習ゆえか棒読みで台本を読み進めて実力

を隠していましたが、本番には本気が見られると思うと、引率しない

教員が可愛そうにさえ思えてきます。

昼休みには楽しい雰囲気で最後の打ち合わせをしていましたが、

6時間目の集会では点呼確認の練習や、細かいルールの確認に

真面目に取り組む生徒達。楽しむところは楽しみ、しっかりと

すべき場面ではしっかりと出来る2年生であれば、最高の林間

学校を繰り広げてくることに違いありません。

泥臭い根性を持った女子

体育の授業でマット運動をする2・3年生の女子生徒達ですが

倒立や倒立前転、倒立からのブリッジ等々、高難易度の技にも

果敢に挑戦していました。体操が得意な生徒が集まっている訳

ではないので「ドスン」と音がなるほど豪快に失敗する場面も

ありますが、生徒達は挫けることなく何度も技に挑戦していました。

自分の動きを研究しようと動画を撮影する際には、見事なロンダート

からのバク転!! につながりそうな勢いで助走をつけて前転

をしていました。

人生の中で、最も運動しているといっても過言ではなさそうな

時期だけあり、体育に臨む女子生徒の姿はガッツに溢れています。

 

可能性の扉を開け

部活動見学の時「絶対にパーカッション希望だ」と確信を持てる

ほど、熱心な眼差しで吹奏楽部パーカッションの先輩達の練習を

見ている1年生がいました。正式入部した後にはフルートの練習

をしており自分の勘違いかと思いましたが、なんと経験者にも第4

希望の楽器まで練習させているようでした。小学校から吹奏楽部

の生徒にとっては愛着が湧いているであろう楽器も、中学生になれば

変更となる可能性があるようです。

希望通りのパートとなるかどうかを左右するのは、音楽科の教員二人

が待ち構える教室でのオーディション。入室後、自己紹介をしてから

実技を始める様子は完全にオーディション会場そのもので、緊張しない

のは無理だと断言できるほどの空気でした。オーディション前の1年生

が演奏の練習だけでなく、入室後の自己紹介の練習までしていたこと

からも、その緊張感がうかがいしれました。

そんな試練を乗り越え、ついに1年生もパートが決まったようで、

先輩達と一緒に演奏を始めていました。令和4年度の吹奏楽部の活動

が本格化していきそうです。

 

 

夫婦円満のコツを勉強する時代

黒板に「男女共同参画社会」のワードを目にすると、公民の授業

をしているかと思いそうですが、実際に登場していたのは1年生

の家庭科の授業でした。

「男性は仕事。女性は家事育児」という固定概念をくつがえすべく

家庭で出来る家事の分担について考える1年生。授業が発展すると

「新婚の夫婦が家事と仕事を両立しつつ、自由な時間を作るには

どうすればよいか?」という題目で新婚生活をシミュレーション

していました。まだアルバイトも出来ない年齢でありながら、女性

の社会進出と新婚生活を真剣に考えていました。

3年生は更に発展し、結婚後に子どもが生まれたことを見越して、

幼児の視野を体験していました。幼児視野体験メガネという、子ども

の視野を体験出来るメガネを付け、身長もしっかりと100㎝に調整

すれば気分はすっかり幼児そのもの。毎日過ごす教室を少し違う視点

で大冒険していました。

この年齢から家事と育児についてここまで勉強しているのならば、

生徒達には家庭円満な未来が待っていそうです。

勝って兜の緒を締める

職員室と武道場の距離は目測で100m以上は離れている

ように見えますが、それでもなお、放課後には剣道部の

掛け声と竹刀のぶつかる音がはっきりと聞こえてきます。

14日の土曜日に大会に出場したばかりにもかかわらず

これだけ迫力のある練習をするバイタリティーには関心

してしまいます。

大会の結果はというと、ベスト8に入賞するという、多少

浮かれてしまっても不思議ではない結果。防具を付けている

ため、表情からは一切読み取れませんが生徒達の練習する姿

からは、結果に満足しているような様子は微塵も感じられ

ませんでした。

大会に出ていない1年生達も、そんな先輩達に近づこうと

打ち込みの練習に励んでいます。男子生徒の打ち込みは

先輩の構えた竹刀が振り落とされそうなほど強烈です。

 

心は繋がっている

約1週間後に林間学園が控えている2年生は、体育館で

キャンプファイヤーの定番「マイムマイム」の練習を

していました。

現在、まん延防止措置や緊急事態宣言は発令されていませんが

感染症対策は欠かせないということで、直接手は繋がないよう

ですが、大きく円を描く2年生の動きには一体感があります。

一体感は掛け声にも表れています。男子生徒達の低温ボイスによる

掛け声が、楽し気な曲調のなかにも迫力を加えており、

学年全体の勢いが何割か増しているように感じました。

体育館の練習でこの迫力であれば、いざ火を囲んだ本番には

さらなる大迫力となることは間違いありません。

 

廊下で始まる自主学習

4月当初から2年生の廊下に飾ってある「2年生の目標川柳」

ですが、1月が経過しようという本日にも、昼休みには川柳を

鑑賞している生徒がいます。

身の引き締まる思いになる川柳や、クスッとくる川柳が多く

あるため、未だに鑑賞会が自発的に開催されることもうなずけます。

1つ上の階では、美術の授業で作成した「クネクネ点々ART」

を1年生が鑑賞しています。指先を細かく動かす練習として

実施した授業らしいですが、完成した作品はなんとも芸術的。

作品を作る際の、それぞれの思惑が感想欄には書かれており

美の価値観が人によって違うことがよくわかります。