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給食日記(平成29・30年度)
北海道献立 ~全国学校給食週間その1~
今日から全国学校給食週間がスタートしました。給食は、明治22年に始まって以来、広がり、一時期戦争の影響などによって中断されました。戦後、昭和22年1月から学校給食が再開されました。その後昭和25年度から、学校給食による教育効果を促進する観点から、1月24日から1月30日までの1週間を「学校給食週間」としました。三中では、「プチ日本縦断献立」を行います。1日目の今日は北海道献立です。
さて、今日の献立は、
牛乳
豚丼
ごま和え
石狩汁
ヨーグルト
小魚アーモンド です。
北海道献立と言いましたが、北海道、といえばどんなイメージですか?北海道は、農業や畜産業が盛んで、食料自給率は200%前後となっています。ちなみに日本の平均は約39%と北海道のすごさがわかると思います。
今日の献立の豚丼と石狩汁は北海道の郷土料理です。特に石狩汁は、その始まりは、明治初期です。石狩市のサケの地引網漁は有名でした。当時、漁師飯として味噌汁にサケのぶつ切りや、野菜を入れ、食べられていた「だいなべ」を、その観光客らに提供したことで料理として確立、「石狩鍋」と呼ばれ、その後定着しました。
そんな北海道の郷土料理を今日はしっかり味わってもらえたらと思います!
鶏肉と大豆のトマト煮
2月も近くなり、インフルエンザもかなりピークになってきました。柏市内で患者数1000人を越え、近くの学校でも学級、学年閉鎖がでています。手洗いうがいや、うつらない・うつさないためにもマスクを着用していきましょう。
さて、今日の献立は、
牛乳
胚芽パン
鶏肉と大豆のトマト煮
イタリアンスープ
グレープゼリー です。
今日は洋食です。主食は胚芽パンです。胚芽とは、小麦粉をつくるときに削られてしまう部分になります。小麦胚芽にはタンパク質や脂質、食物繊維のほか、ミネラルなど、通常小麦粉へ加工する段階で減ってしまう栄養素が、小麦胚芽にはたっぷり含まれています。特にビタミンB1は疲労回復効果、ビタミンEは手先、足先の毛細血管を広げて全身に新鮮な血液や栄養を運んでくれるので体を温める効果などがあります。そんな胚芽を含んでいるパンをしっかりした味の鶏肉と大豆のトマト煮と一緒にしっかり食べてもらえたらと思います。
そして、明日からは給食週間がスタートします。日本各地の料理を毎日だしていくので、楽しみにしていてくださいね。
リクエスト1位(魚料理)鯖の味噌煮
牛乳
ご飯
鯖の味噌煮
辛し和え
カレーきんぴら
ごま仕立てのみそ汁 です。
題名にあるとおり、今日の主菜は鯖の味噌煮です。魚料理のリクエスト1位でした。三中の鯖の味噌煮は味がしっかりしみており、身がほろほろとしてとても美味しいです。
また、カレーきんぴらは副菜部門のリクエスト1位でした。カレーとお肉が入ることで食欲をひきたて、もりもり食べられる副菜になっています。
どちらも今日も丁寧に仕上げたので、ぜひしっかり食べてもらえたらと思います。
キムタク炒飯
今日の献立は、
牛乳
キムタク炒飯
バンサンスウ
中華コーンスープ
みかん
スパイシー大豆 です。
今日の主食は、キムタク炒飯です。リクエスト給食のアンケートをとると、上位にキムチ炒飯が入ってきます。そこにたくわんを入れるとキムタク炒飯になります。たくわんのポリポリした食感とその風味がキムチ炒飯と違ったおいしさになっています。お肉もたっぷり入っており、適度な辛味もあるので、食欲を誘う一品になっています。
エビピラフ
今週に入って三中でもお休みが増えてきました。そして、全国的にはインフルエンザ流行の警報がでました。この間もお伝えしましたが、予防として、手洗いうがいは食べる前にしっかり行いましょう!
さて、今日の給食は、
牛乳
エビピラフ
ごぼうサラダ
ボルシチ
みかん
いり大豆 です。
さて、今日の給食は洋食です。汁物はボルシチです。ボルシチとは、ウクライナの伝統的な料理になります。ボルシチは、日本では馴染みが少ないビート、たまねぎ、にんじん、キャベツ、牛肉などの材料を炒めてから、スープでじっくり煮込んで作ります。ボルシチの素材は地域によって異なり、特にウクライナでは地方ごとに40種類以上のバリエーションがあるそうです。今日はじゃがいも、かぶ、にんじん、たまねぎ、きゃべつなど具だくさんにして煮込みました。野菜たっぷりなので、栄養もとれます。特に免疫力アップの働きがあるビタミンCは水に溶けやすいのですが、スープにすることで、しっかりとることができます。
給食をもりもり食べて風邪にもインフルエンザにも負けない体を作りましょう!