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活動の様子(R04年度)

春よ来い

朝夕の冷え込みが少し和らいできたように感じる今日この頃。

花壇からは、菜の花学級の生徒が植えたチューリップの芽が

出てきており、視覚でも春が近づいていることを感じます。

とはいえ、早朝は、まだまだ寒さを感じる気温なのですが、

生活委員会の生徒と保護者の方々は寒さに負けない明るい

あいさつを「おはよう3days」で見せてくれました。

あいさつ運動のみならず、9時30分頃からは、PTAの花壇

ボランティアとして花の苗を定植してくださいました。

卒業式・入学式と、式典が続く季節が目前に迫っていますが

おかげさまで生徒達の花道が色鮮やかに彩られることとなり

そうです。寒い中ご協力いただきありがとうございました。

 

令和のレオナルドダヴィンチ

新入生学校見学会でもプログラミング発表会をしていた

コンピューター部ですが、部員数が多いことに加え、説明

するのに時間がかかる超大作の連続ということもあり、

本日も引き続き発表会をしています。

プログラミングの説明画面では、小学生でも見覚えのある

であろう、あの猫が出てきていますが、組んでいるプログ

ラミングは小学校の授業では出てこないように感じるほど

複雑です。ある生徒の発表では「ラングトンのアリという

二次元のチューリングマシンと言われるプログラムを作成

しました」という言葉が出てきます。難しい単語の連続に

説明開始数秒で置き去りにされてしまいました。

ゲームを作成した生徒の中には、映画のポスターを思わせる

タイトル画面を作ったり、作中の音楽を自作したりと、

プログラミング以外の才能も発揮していました。

 保護者用ページのコンピューター部のページを更新しました

 

疑惑の芸術?

2年生が作った一筆書きアートが職員玄関前に飾られています。

複雑に線が入り乱れた作品は、一筆書きで書きましたと説明され

なければ普通の絵に見えてしまいます。普通の絵に見えてしまう

ので、本当に一筆で書いたのか確認したい気持ちが湧くのですが、

膨大な書き込み量の作品を前にすると、確認作業に時間がかかる

ことが一瞬が分るため、その気持ちが一気に消え去ります。

作品全体の構成がしっかり出来ていなければ作れないことは明白

なので、シンプルに見える作品でも筆を動かす前に相当計画を

練っていたのではないでしょうか?2年生の芸術センスと思考力

が光る作品でした。

 

お待ちしています

本日は、来年度の新一年生が柏三中を見学しに来ました。

全体説明会では、学校の代表である生徒会総務部の生徒達

が柏三中のあらゆることを説明していました。昼休み中の

リハーサルでは、制服を披露する時のポーズで笑っていま

したが、本番には浮ついた様子は一切なし!!ファッション

モデルばりにカッコイイ表情でポージングを決めていました。

夏服の紹介で半袖になる生徒も、寒そうなそぶりを見せる事

なくモデルとしての仕事を全うしていました。その後の校内

案内でも、にこやかな表情で新一年生を案内しており、早く

も優しそうな最高学年の片鱗を見せてくれました。

主に部活動の様子を見る校内見学では、コンピューター部は

プログラミング発表会をし、吹奏楽部は輝秋祭で発表した曲

の演奏と、ここぞとばかりに見応えバッチリな活動をして

いました。インパクトのある活動風景で新一年生の心を鷲掴み

したかと思いましたが、感想を聞くと「サッカー部に入ると

決めている」との返答。既に固い決意を持っている新一年生

もいるようでした。中学校生活を見据えている新一年生達が、

卒業式を経て更に成長して入学してくるのが今から楽しみです。

 

なんでだろう?

「エーミール」「ヤママユガ」「そうか君はそういうやつなんだな」

物語のタイトルを覚えていなくとも、このキーワードは覚えている

という方は多いのではないでしょうか?

明るい物語ではないですが、深く印象に残る魅力のある作品「少年の

日の思い出」を学習する1年生は、ヤママユガの標本を盗んだ主人公

が物語の最後、大切にしていた蝶の標本を自らの手で潰してしまった

時の心情を考えていました。窃盗に手を染めてしまった以上、主人公

に非があるのは覆しようがないですが、生徒達は主人公の自業自得と

一言で断罪することなく主人公の心情に心を寄せていました。

 自分への罰・やり場のない怒り・気持ちが折れた・等々あらゆる意見

が上がり、国語科の教員も「こういう発想もあるのか」と感心してい

ました。

人の心を完璧に理解することは出来ませんが、理解しようと頭をひねる

生徒達は思いやりの塊だと思いました。