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活動の様子(R04年度)

熱い夏が始まる

いよいよ総体を明日に控える陸上・テニス・野球部の生徒達。

疲れが明日に残ってしまうのでは?と心配になるほど、本日

も練習をしていました。

リレーに出場する陸上部の男子生徒は、最高のバトンパスを

実現すべく同じ練習を何度も繰り返しています。練習する

スペースが限られているため、本番さながらの練習は出来ません

が、校庭を何度も往復して練習する姿からは最後の大会にかける

熱意が感じ取れます。

2年生だけで構成される女子リレーのメンバーも同じように

練習に励んでいます。対戦相手は3年生の先輩が多いことが

予想されますが、3年生男子と比べても遜色のないガッツを

見せている2年生であれば、明日の大会でも他校の先輩達に

負けない走りをしてくれそうです。

総体だけでなく、全国中学校放送コンテストの録音を控える

2年生もいます。昼の放送ではその「聞き取りやすさ・間の

置き方・声の抑揚」3拍子揃った美声を披露してくれました。

放送後の昼休みには、アドバイスを求めて学校中の国語科の

教員のもとへと奔走していました。少しでも良い放送を追求

するため、あらゆる意見を貪欲に求める姿は、向上心の化身

と表現する他ありません。

 

 

予測できても微笑ましい

本日は、生徒達の授業中の姿を保護者の方々に見学していただく

学校公開を実施しました。入学してから初の参観日である1年生

のクラスには、特に多くの保護者の方々が集まっていたように

見えました。

ハンバーガーショップの店員に成りきり、英語での接客に挑戦する

1年生は、保護者の方々が見守る中でもはにかむことなく大きな声

で英語を発音していました。複数の英語を組み合わせる「店内で

召し上がりますか?お持ち帰りしますか?」などの難易度の高い

問題は少し自信がなさそうに発音する1年生ですが、「ジンジャ

エール」「コーラ」といった馴染み深い固有名詞が出題された時は

待っていましたと言わんばかりに元気いっぱいに発音していました。

参観していた保護者の方々も予想通りの展開であったと思いますが、

1年生の無邪気さを感じる授業になんだか安心したのではないかと

思われます。

家庭科の授業で、調理実習や裁縫といった技能教科を実施した

菜の花学級では、保護者の方々も授業に協力してくださる様子も

見られました。ほのぼのとした雰囲気に、学校側も家庭の様子を

少しだけ覗かせていただいた気分となりました。

ご来校の際はぜひ

2年生の廊下には、学習部会が開催した林間学校新聞コンテストの

作品が大量に貼り出されています。詳しく調べてある「目から鱗」の新聞

や、林間学校のちょっとしたエピソードが載せてある楽しい新聞。

デザインセンスが秀逸な目を引く新聞などなど、色々な特徴

を持った作品が並んでいます。コンテストに入賞した新聞には折紙

が貼られており、ついついその新聞ばかり見てしまいますが、それ

以外の新聞も良くできているので、隠れた名作を探すのも面白そうに

思ってしまいます。

そんな、調べたことをまとめる力に秀でた2年生の今度の調べ学習

は高校について。各班が別々の高校について調べ、学年全体で情報共有

をするそうです。林間学校新聞なみの力作が再び大量に生まれることに

期待しています。

複数の学年が一緒に活動する菜の花学級では、2年生が高校を調べている

間に、3年生は1人黙々と勉強。凄まじい集中力からは、既に進路を意識

していることが伝わってきます。身近な先輩の意識がここまで高ければ、

菜の花の2年生も自然と進路に対する意識が高まってくるのではないで

しょうか。

 

理想が違う!!

2年生が、3ヶ月間の反省と9月からの改善点を話し合っており、

早くも季節が1つの区切りを迎えようとしていることに気付きます。

話し合いは「生活・清掃・協力・礼儀・笑顔・学習」という6つの

観点から進めていました。授業や清掃に集中している姿を見る限り

満点の評価である5を付けてもよさそうに見えますが、2年生は

自分たちに厳しいのか、清掃は3点・学習は2点を付けている班が

多いように見えました。点が低いということは、まだまだ自分達

には伸びしろがあると判断しているということ。2年生の掲げる

理想の高さに驚かされます。

逆に評価が高かったのは笑顔と協力。ここさえ高ければ最早なにも

言うことは無いように思います。笑顔で協力しながらも、まだまだ

成長できると読み取れるアンケート結果は、全て満点という結果

よりもむしろ良いのではないでしょうか?

同じ土俵に立って気づく凄さ

国語科の教員でも物語を理解するのが難しいと評する「私」という

小説を勉強する3年生。おそらくは、ネットが発達したことで、

個人情報のデータが本人の証明となる現代社会において、個人情報

の捉え方とは?というテーマかと思われます。

3年生は「私」がどのような意味を持つ小説なのか話し合いをして

いる風景を何気なく見ていましたが、ホームページで「私」という

小説を言葉で説明しようとしている今、すらすらと小説について

語り合う3年生の読解力の凄さに気付きました。

 

全校生徒お客様意識0

本日の5時間目にリモート配信による部活動壮行会を実施しました。

ユニフォームに身を包んだ選手の中には、胸に手を当て、見るからに

緊張している様子の生徒もいました。「全校生徒から応援されるだけ」

という意識であれば、このように緊張した様子を見ることは出来ない

のではないでしょうか?学校の代表として、全校生徒へと自らの決意を

伝えるという強い使命感が壮行会が始まる前から伝わってきました。

壮行会が始まると、各部の志の高い目標が次々と発表されます。団体

競技の部活では、自身の持ち味を活かしてチームの勝利へと貢献すると

いう決意表明が多く、3年間の活動の中で、これだけは譲れないという

自分の長所を見つけ出したことが分かります。

日頃学校では活動していない特設部の生徒達の発表では「昨年は県ベスト

8という悔しい結果だった」や「東日本王者に今度は勝ちたい」等々、

聞いているだけでレベルの高い争いをしていることが伝わってきます。

さすが、学校からたった1人だけの出場という、ある種の孤独を感じ

そうな状況を押してまで競技に打ち込む熱意の持ち主たちと言った

ところでしょうか。

選手たちの発表が終わると、配信の会場である1階の技術室まで拍手

が聞こえてきました。これだけでも勇気づけられそうですが、会の最後

には2年生の応援団による大迫力の応援。広い体育館に10人程度で

応援しているとは思えない声量だという感想は、下の動画をご覧になれば

多くの方が共感していただけると思います。

なんとも素晴らしい壮行会でしたが、その裏には生徒会総務部の活躍が

ありました。会の進行から、配信動画の微調整まで、スムーズに壮行会

が実施されるよう、いろいろな配慮をしていました。熱中症対策により

当初の予定とは違った形での壮行会となりましたが、生徒会総務部の

活躍のおかげで一切のアクシデントもなく会が進行されました。

ありがとうございました!!

 

 

 

出来ることをやる生徒達

本日は、体育祭の「色きめ集会」を行いました!!・・・・

と書きたかったのですが、午後2時の時点で校庭での暑さ指数

(WBGT)が高かったため、残念ながら中止となりました。

涼をとるための方法として真っ先に思いつきそうなプールも

コロナ対策のため中止としており、まさに、暑さとウイルスの

板挟みとなっているような印象を受けます。

入水は出来ませんが、体育の授業では水泳について映像教材で

プールサイドは走らないなどの、人類普遍の掟について学習。

中学校生活の中で1度も柏三中のプールに入ることは叶わなかった

3年生ですが、いつかプールに入る時の為、プールのマナーを

しっかりと学んでいました。

忙しそう

昼の放送では、卓球部の部長から総体にかける意気込みや具体的な

日程などが放送され、大会まで残りわずかであることを知った本日。

昼休みには、歌声委員会の3年生が音楽の先生から、自分の

クラスのテノールやソプラノの人数を正確に把握し、それに合った

構成の曲を選ぶという「勝つための選曲方法」について説明を受け

ています。

次に3年生を待っているのは進路説明会。全てのクラスが静まり返った

状態で話を聞いていました。

放課後になっても総行会のリハーサルと、3年生の活動が終わることは

ありません。色々な行事が重なる生徒達ですが、全ての活動に全力で

取り組む姿は本当に立派です。

 

 

同時並行

1年生は、中学校生活初めての校外学習と合唱コンクールの準備

を同時に進めています。いろいろな係に分かれての活動は小学校

でも経験したことと思いますが、公共の交通機関を使用しての

校外学習は恐らく初めての1年生。柏駅から清水公園のルートを

調べるなど、バスを使用した校外学習では心配する必要のない

部分までしっかりとチェックしていました。

昼休みには、廊下に掲示された校外学習のしおりの表紙候補の絵

を見て盛り上がっています。漫画の単行本の表紙だと言われれば

騙されてしまいそうなほどの完成度の作品がいくつも並ぶところ

を見ると、この盛り上がりも納得が出来ます。

合唱コンクールの課題曲を決めるに当たっては、なんとなくこの

曲が良いという直感的な理由ではなく、自分の声域や曲の持つ

イメージを考えながら決めているように見えました。課題曲を

選んだ後は、学年全体で歌っている曲「Let's Search For Tomorrow」

を歌っていましたが、軽快に鍵盤をたたいてクラスを引っ張る

男子生徒を見かけ、1年生の合唱コンクールは相当レベルの高い

ものとなる予感がしました。

見たい

中学2年生にもなれば、オシャレにも相当関心を持っている生徒

が多いことと思います。そんな固定概念のせいか、家庭科の授業

でTPOにあった服装や、衣料品の素材などについて勉強をしている

様子は、どことなく集中力が増しているようにも見えます。

授業中に作成したオリジナルのコーディネートをデザインしたプリント

を見ると、エスパドリーユ(靴の一種のようです)などの専門用語

が当然のように書かれており、教科書には書いていないであろう

知識も習得済みのようでした。

ファッションの解説欄を見ると、見た目だけでなく体温調整も意識

していることが分かり、2年生がいかにしっかりしているかが伝わ

ってきました。

デザインプリントでも十分に2年生のコーディネートは伝わって

きましたが、ベイマックスコーデなどという想像の範疇を超える

プリントを見ると、実際に着ているところ見てみたいと思ってし

まいました。

 

技が切れてる

6月13日にも紹介した、3年生女子の体育の発表です。

前回には無かった、ダンスによる表現や、義務教育の課程

で習う技では最高峰の難易度を誇るであろうハンドスプリング

などが演出として採用されていました。

ハンドスプリングの練習風景は、生徒達が自らの動きを確認

するために撮影した動画がi padに残っていたため、何度か

みた記憶がありますが、本日のハンドスプリングは過去最高

の出来と断言できるほどに冴えわたっていました。

練習の積み重ねの重要さを思い知らされる授業でした。

 

姿を変える廊下

1年生の廊下に飾られている美術の作品ですが、少し目を離す

と作品が新しいものに変わっています。作品というよりは、

表現の幅を広げるための練習プリントという側面が強い気も

しますが、あえて作品と呼ぶのは、下の画像を見れば納得して

いただける事と思います。

小学1年生の図工でもやったであろう、折りたたんだ折り紙を

切って、広げると模様になる作品は、保護者の方が見ると生徒

の成長を実感して感慨深い気分になるのではないでしょうか?

美しい形をした作品は偶然の産物ではなく、緻密な計算により

生み出されたことがハッキリと伝わってきます。

効果抜群

6月3日の生徒総会で全校生徒に承認された「三中トラブル回避術

~いじめ根絶宣言~」ですが、教室の中だけでなく職員玄関にまで

立派な額縁に入った状態で飾られており、校内全体にいじめはダメ

だという雰囲気がかもしだされています。

生徒達だけでもいじめを防止しようと活動をしていますが、本日は

株式会社 Stand by の方を講師に招き、ネット上でのトラブル防止

について1年生が勉強をしました。

ツイッターから発生した問題が現実でのいじめにまで発展するという

例題のVTRを視聴後、1年生は自分がクラスメートだったらどうする

かを考えます。その考えをすぐさま講師の方がタブレットで集計し、

クラス全体の考えがリアルタイムで分かるという、臨場感溢れる授業

展開に、生徒達の意見交換もより活発となっているような印象を受けました。

講師の方からも、集中して取り組んでいるとご好評をいただいていました。

いじめに対して真剣に討議を交わす1年生を見る限り、三中トラブル

回避術の効果が早くも表れていると言ってよいのではないでしょうか?