校長室より

令和6年度 校長室より

1年生学校探検(校長室より)

1年生の活動です。学校探検です。

2年生に連れられて学校を歩いていた1年生もだいぶたくましくなりました。

今日は1年生だけで地図やメモをもって探検でした。

「失礼します」「失礼しました」も上手に言える子が多くなりました。目の前のことにきちんと取り組みながら日々を過ごしていれば、そういった所作が身についていきます。

訳もわからず連れられて歩いたあの頃とは違って、新しい気持ちで探検したあちこちの教室で、きっと新たな発見があったのではないでしょうか。

いつの間にか当たり前に校長室の椅子に腰掛けて作業するたくましさ。担任の先生はひやひやしていましたが大丈夫ですよ。探検ですから。何でもチャレンジ!です。

探検したらその教室の入り口に用意したシールを地図にはります。

3時間目は各クラスで探検の振り返りをしました。

グループごとに集まって、しっかりできたかな。

校長室にある入学式の写真を眺めるグループ。

あれから2ヶ月。成長まっただ中の1年生の活動でした。

 

 

4年生クリーンセンター見学(校長室より)

4年生が南部クリーンセンターに見学に行きました。人数の関係で午前に1・2組、午後に3組となりました。

 

本校においては徒歩圏内であり、子どもたちにとっても日頃の風景の中にある施設です。

 

今日は、DVDで概要を聞いた後に、センター内を案内してもらい、家庭から運ばれたごみがどのように処理されているかを見せていただきました。

 

もちろん、ガラス越しの見学ではありますが、やはり本物を目にすると子どもたちの食いつきは違います。

3Dのめがねをかけて、ごみが工場内で処理されて、灰となって空へ飛んでいく様子を体感したところが一番楽しかった様子でした。

歩いて行ける身近にある施設ですが、入ってみてわかることがあったと思います。

社会科の学習に生かしていきます。クリーンセンターのみなさん、ありがとうございました。

3年生市内巡り(校長室より)

3年生の市内巡りでした。

 

お弁当持参で1日たっぷり市内を巡りました。

 

法林寺にある30mの高さの大いちょうを見学し、レイソルスタジアムではロイヤルシートで球場を見おろし、応援席では「ゴーゴーゴー」を歌ったり、レイソルの応援をしたりしました。学校へボールもいただきました。

柏の葉公園ではお弁当を食べました。その後、布施弁天、道の駅しょうなんと大きくぐるっとまわりました。

同じ柏市ではありますが、バスの窓から見える風景にも変化があります。子どもたちの目にはどううつったでしょう。

それぞれの場所で、自分の目で見たことが何より貴重な体験です。みんな何が心に残ったかな。

 

保護者のみなさん、朝早くからのお弁当の準備、ありがとうございました。

子どもたちが一番楽しみにしていたのがお弁当の時間のようでした。

 

ジュニア救命士講習(校長室より)

3時間目に5年生対象、4時間目に6年生対象でジュニア救命士講習を行いました。講師として東部消防署から4名来ていただきました。

 

小学生だったとしても、倒れている人にすぐに関わることで、その命を助けられる可能性が上がるという主旨で消防署主導での講習会です。

 

倒れている人への関わり方、助けの呼び方などを学び、「あっぱくん」という教材に一人一人触れながら、胸骨マッサージやAEDの使い方の練習をしました。

ここ数年5年生と6年生で行っているので、2回同じ講習を受けることになります。命に関わることなので同じ内容ではありますがしっかり身につけてほしいという願いがあります。

私自身、道に人が倒れている、という状況に出会ったことは実はありません。しかし、いざというときはできることをしなければなりませんし、また逆に、助けてもらう立場になることもないとは言えません。

「一番の失敗は、何もしないこと!勇気をもって倒れた人に近づいて声をかけよう」という言葉が何度となく動画から流れました。言ってることはわかりますが、言うほど簡単なことではありません。

自分もそうあれるよう心がけたいと思います。東部消防署のみなさん、本日はありがとうございました。参加してくださった保護者のみなさんもありがとうございました。

情報モラル教育(校長室より)

3日連続で「自分の身の守り方」に関わる内容です。安心、安全に暮らしていくためには気をつけておかなければならないことがそれだけあるということです。

 

今日は4年生以上の児童対象に「情報モラル出前授業」を行いました。講師は柏市教育委員会児童生徒課の小原指導主事です。

 

小原先生は、かつて本校で勤務していたこともある先生です。ご縁がありますね。

3時間目に4年生、4時間目に5・6年生向けに授業をしていただきました。

 

顔が見えない世界で、言い過ぎ(書き過ぎ)によるトラブル、誹謗中傷、知らない人との安易なつながり、など情報機器によるトラブルは大人の世界でも子どもの世界でも関係なく起こっています。

 

いろいろな経験をする中で初めてわかることもあります。何事も経験が大切です。でも、ここまでの報道や実例で、怖い結果になる可能性があることが想像できることなら、自分でストップをかけて回避することも大切です。怖い思いをわざわざすることはありません。

 

とは言え、子どもたちは好奇心の塊です。蜂の巣があれば「どこどこ?」と近づき「蜂の巣だー」と騒ぐ、危険と知っていても近づいてしまう子もいるのが事実です。

 

情報機器は、簡単に人とつながることができる、ゲームができる、動画が見られる・・・子どもたちにとってはわくわくするおもちゃ箱です。「もっと、もっとと刺激を求めていくようにできている」と『スマホ脳』という本でもその依存性について書かれています。

 

ということで、危ない使い方もあるんだなということを知ることでブレーキをかけられる子が一人でも増えてくれれば良いなという願いの元での出前授業です。

4年生のまとめ

 

5、6年生のまとめ

ここ数年、メールアプリやSNSでの本校児童の校内外でのトラブルは聞こえてきています。情報共有をしながら対応したり、指導したりすることはできますが、私物の情報機器の管理は学校では行えません。ご家庭でルールを決めたりすることで、お任せするしかありません。

今日の講師の小原先生からもありましたが、「正しく使えば便利」ということです。道具は人が使う物です。紙を切るのに便利なはさみでも、使い方を間違えたらけがをしたりさせたりすることもあります。「道具を正しく使う」ことは当たり前のことであり、とても大切なことです。今日の授業が、情報機器という便利な道具を正しく使うきっかけになりますように。自分で自分の身を守るために、です。

小原先生、子どもたちのために、ありがとうございました。