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2025年6月の記事一覧
6月6日(金)体育祭前日準備
〇昨日の前日準備は、午後2時から行われました。本朝、係生徒を中心に会場を完成します。
〇本日の体育祭のプログラムについては、ホームページのトップで確認してください。
〇午前8時30分開会式、午前11時55分閉会式の予定です。真夏日の予報ですので、暑さ対策をしてご来校ください。
須藤昌英
6月5日(木)体育祭予行練習
〇昨日は当初の予定では朝から体育祭に向けた予行練習を行うつもりでしたが、火曜日の大雨でグラウンド状態がよくないため、時間を遅らせて午前11時から行いました。
〇予行練習を行う一番の目的は、係になっている生徒たちが実際の動きを確認することです。体育祭実行委員及び生徒会役員以外の主な係は、
・放送・救護・招集・用具・記録・得点・出発合図・決勝審判 などがあります。
〇すべての行事は見えないところで多くの係分担をする生徒たちがいることで成立します。よく「裏方がいるから表舞台でスターが活躍できる」といいますが、体育祭もまさにその通りだと思います。
〇表向きには競技などに取り組む生徒たちの姿ばかり目立ちますが、その裏で表舞台を支えている生徒たちも大勢いることも知っていただき、当日はそれにも注目してください。
〇予行を終えた後、係別会議の中に当日に向けた改善点を洗い出し、修正や再度の確認を加えました。我々教職員は、表や裏で活躍する生徒たちのサポートに徹していきます。
須藤昌英
6月4日(水)前期中間テスト3週間前
〇雨があがり、今日は体育祭の予行練習を行います。ただし明後日の体育祭当日までは気温があがり、真夏日30℃になる予報が出ていますので、熱中症予防が最優先になります。
〇一方で今日は前期中間テストまで残り3週間となります。生徒たちには主に4月からの授業内容を復習し、テストの準備に入るように指導しています。特に1年生は初めての定期テストで、テスト範囲を計画的に復習する経験はこれまでありませんので、丁寧に指導しています。
〇授業をみてまわっているとよく生徒たちから、「私はあまり覚えることが得意ではありません」とか、逆に「僕は自分で覚えやすい方法を考えて勉強しています」という声を聞きます。要するに生徒たちの意識も「授業で学んだことを正確に記憶し、それをいつでもどこでも再生できるようにする」ということを重視しているということです。
〇ところで「記憶」とは、脳科学的に言えば「脳内で新たな神経回路が形成されること」だそうで、ヒトの脳には、一説には一千億個もの神経細胞があるようです。
〇そして記憶を大きく2つにわけると、「短期記憶」と「長期記憶」の2種類があり、短期記憶とは「脳の中に短期的に記憶しておく能力のこと」で、情報を一時的に保管することです。それに対して、長期記憶は「情報を長期的に記憶すること」で、テストに向けてはこちらの比重が高いです。
〇人間の記憶とパソコンの仕組みはよく似ているそうで、パソコンで例えると、短期記憶がRAM(パソコンの中のデータを活用しパソコンにデータ保存するための領域)、長期記憶がHDD(パソコンの中にたくさんのデータを保存しておくための領域)に当たります。
〇東京大学大学院の池谷裕二教授(日本の薬剤師、薬学者、脳研究者)は、著書「受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法」で、次のような指摘をしています。参考になりますので、少し長いですが引用させてもらいます。
「人の脳の海馬という部分は、神経細胞の結合をつくる役割を果たしていており、『短期記憶から長期記憶』へと情報をつなげる中期記憶を担っています。海馬に入ってきた情報が溜まっている期間は、情報の種類によって異なりますが、短いと1か月程度です。海馬は情報を1か月かけて整理整頓し、『何が本当に必要な情報なのか』を選定しています。一日のうちに、新しい知識をあまりにもたくさん詰め込むのは避けたほうがよいですし、そもそも勉強は「復習」に主眼をおくべきで、覚えられる範囲をストレスなく覚えること、これが記憶の性質に適した学習方法です。比でいうと、『予習:学習:復習=0.5:1:4』が理想的です。」
「心理学者ビネーは、脳は入力よりも出力を重要視していると指摘します。海馬に『この情報はこれほど使用する機会が多いのか、ならば覚えねば』と判断させること、つまり『詰込み型よりも知識活用型』の方が効率的だということです。ならば教科書や参考書を何度も見直すよりも、問題集を何度も解く復習法の方が良いでしょう。」
「ポイントは、『脳を上手くダマす』ことです。短期間の間に、同じ情報が何度も脳に入ると、海馬は『こんなに短期間のうちに何度も入ってくる情報なら必要なものに違いない!』と勘違いします。つまり、一定期間の間に何度も復習を繰り返すことで勉強した内容が長期記憶になるということです。」
〇要するに、授業で得た知識をただ漫然と覚えようとするだけでなく、口で言ったり手で書いたり、問題集でおさらいすることで、短期記憶の中から繰り返しアウトプットしたものだけが、長期記憶となり、すぐに忘れにくいものになっていくようです。
〇生徒にはテスト範囲表が間もなく配付されます。自分の得意な教科を中心に復習するか、苦手な教科に重点的に取り組むか、生徒たちには自分のやりやすい方法を見つけてもらいたいと思います。
須藤昌英
6月3日(火)生徒の視点で授業をみるとわかること
〇今週は学校公開で保護者や地域の方々に授業参観をしてもらっています。参観された印象はいかかでしょうか?
〇先月までに11人の先生の授業を順次紹介してきました。教科や学年はそれぞれ異なりますが、4つのステップ(見出す、調べる、深める、まとめ上げる)で授業を展開していることは共通です。
〇私が1時間の授業を通して、生徒の視点で授業に参加していると、生徒の表情やしぐさ、思わず発するつぶやきなどから、その授業への興味関心や理解の度合いがある程度わかります。
〇そんなときには、次のような「あ、い、う、え、お」のような生徒の反応がよく見られます。ただしこれらは、授業をしている教員がすべて把握することは難しく、外から客観的に授業を観察している人の方がわかりやすいものです。そしてそれらを授業が終わった後に、授業者に伝えるのも私の役目です。
須藤昌英
6月2日(月)キャムデン高校とのオンライン国際交流
〇柏市はオーストラリアのキャムデンと平成9年に友好都市協定を結んでいます。そのつながりをいかし、2年生は田中先生の指導のもと、キャムデン高校とオンラインを結び、交流活動を行っています。
〇キャムデンについて少し調べると、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州の東海岸近くに位置する町で、羊毛やワイン、石炭の生産を主な産業としているようです。日本からは飛行機で約9時間。時差は、夏期で2時間、冬期は1時間となっています。
〇オンラインで行うメリットは、場所や時間を選ばずに世界中の人と交流できること、費用が安く済むこと、そして相手の国や学校の様子を知り互いに認め合うこと、それが身近な多様性の理解へつながります。
〇交流授業では、あらかじめ用意しておいた質問を英語で話しかけ、相手に答えてもらいます。はじめにお互いにあいさつ代わりに、「氏名と年齢」を交換します。
「I am ~. I am 14 years old.」
〇次に英語で相手に質問を投げかけます。
「あなたはどんな科目を学んでいますか?」
「そちらの学校では給食がありますか?何を食べていますか?」
「そちらの学校は何時に終わりますか?」
「オーストラリアではどのくらい長期休業がありますか?」など
〇最後にお礼と別れのあいさつを交わします。
「Thank you,very much.Nice talking with you. Goodbye.」
〇キャムデンの高校生も自主的に日本語を学んでいるだけあって、ある程度聞き取りやすい日本語を使いこなしていました。本校の生徒たちにもよい経験になっています。
須藤昌英
出席停止の感染症にかかったら、こちらをご確認ください。
【通知】治癒証明書等の取扱いの変更について.pdf
柏市立土中学校
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