過去のお知らせ

R3 校長室より

校長室より(4) 中間テストに向けた家庭学習の【4つの視点】

 

 大型連休が終わりましたが,まん延防止等重点措置の地域指定が5月末までに延長となり,終わりの見えない不安な毎日が続いています。

新しい生活も1か月が過ぎ,新しい環境に慣れるとともに,もしかしたら,悩みや不安を抱えている生徒はいませんか。

生徒の皆さんには,悩みや不安があれば,いつでも先生方に相談してほしいと思います。また,毎週火曜日にはスクールカウンセラーの先生が勤務されています。

利用方法については,令和3年4月20日付けの『相談室だより』をご覧ください。

令和3年度の土中は,生徒も先生もそして,保護者の皆さんも,『一人で抱え込まず』が合言葉です。

 

さて,早いもので,中間テストまで2週間を切りました。最初に立てた計画通りに家庭学習は進んでいますか。学習に取り組む前に,準備に時間がかかって,結局何もせずに終わってしまうことはありませんか。

そこで,まずは「今日の授業を振り返る」という,今,手を付けられることから,始めることはいかがでしょうか。そして,「何がわかって,何がわからないか」が分かった後の姿勢がとても大事です。今日は,授業後に廊下で,教科担任の先生に質問する生徒の姿を見ることが出来ました。これがまさに学びの第一歩ですね。

 

柏市で学ぶ子どもたちにつけたい力として,「4つのC」が示されています。その中で,土中では,4つの重点項目を先生方と共有しています。これは家庭学習においても,より良い視点の一つとなります。

 
【分かる努力】
     分からなかったことを友達や先生に聞いたり,調べたりすることができる。

【粘り強さ】 
     諦めずに粘り強く取り組むことができる。
【協働】   
     自分だけでは解決できない問題について,友達や先生の助けを求めて,一緒に取り組むことができる。

【主体性】    
     課題に自ら取り組むことができる。

 

 生徒の皆さんの振り返りの視点として,心にとめておいてほしいと思います。

今週もよろしくお願いします。