文字
背景
行間
土っ子の日記2021
花壇がリニューアルの時期です
きれいに咲き誇っていたパンジーの花たち、卒業式に向けて花文字を作った力作です。
パンジーの根本にたくさんの虫が集まっていたり、幼虫が土から出てきたり、生き物たちも春から夏へと移動中のようです。
夏の花壇も元気に咲いてくれると思います。花壇の管理なども子どもたちと職員の力だけでは大変な面があり、ボランティアで花づくりを楽しんでみたい方、どうぞ学校にご連絡をください。
百人一首に興じる昼休み
その中で、百人一首に興じる6年生の姿・・・
なかなかのスピードで取り札をとっていきます。
聞くところ・・・「ほとんど全部、上の句と下の句を覚えました。」との返事。
上の句と下の句を覚えていたころの楽しさがよみがえってきます。
小学生の時期に覚えたものは、忘れない所に記憶されるような気がします。休み時間も色々な活動で遊びながら自分を磨いていってほしいと思います。
学習サポーターの先生が配置
本日着任した、千葉県教育委員会が派遣する学習サポーターの先生を紹介します。
3年生と4年生の算数の授業を中心にサポートに入ってくれます。主に月曜日と火曜日の午前中に勤務をしてくださいます。水曜日、木曜日、金曜日は別の先生が担当していますので、これで1週間どの曜日にもサポートの先生が入ることとなりました。
昨年度も学習サポーターとして支援してくださった先生ですので、わからないことをすぐに聞いてほしいと思います。
早速4年の教室で支援をしてくださいました。
学習の見通しを持つ
なかなか難しいことです。そういう姿を大人になった時に、しっかりと持っていて、社会人として発揮できるようにすることが、義務教育に求められています。
そこで子どもたちに意識できるようにしていることが、「見通しを持つ」「振り返りをする」ことです。
今日は6年生の算数の授業で、学習の見通しを持つことを学習の目標とした授業が行われました。教室の様子を紹介します。
算数の授業を思い出してみると、先生に計算の方法を教えてもらい、それを使って問題を解く、だんだん時間が進むと難しくなってきて、わからないとあきらめてしまったりしたことも・・・
今日は、分数×分数の計算を学ぶ学習単元の1時間目です。教科書ではどういう風に学ぶようになっているか、一人一人でチェックします。
分数×整数 分数×分数 分数×分数×分数 面積や体積や速さなど・・・と学習が進んでいくことがわかりました。
分数×整数の後に、分数÷整数の学習があることも知ったのですが、その次の時間にはまた分数×分数と掛け算になります。子どもたちが、割り算は割り算でまとめた方がいいと、教科書の流れを少し変えて、自分たちなりの計画にしました。
ここに主体的な姿の一部が表れています。教科書で学習する内容を全体を把握し、自分たちはどういうように勉強したらわかりやすいかを考えて、自分たちなりの計画を持つ。これで見通しが持てることになります。その後は、毎時間振り返りながら、学ぶべきことがわかったかどうか、チェックしながら進んでいきます。わからないと思ったら、質問したり、友達に聞いたりすることができるようになると、学び方が身についてきことになります。
計算ができるようになる、〇〇がわかる、ということも大切ですが、どのように勉強するとわかるようになるか、学び方を学ぶことが最も大事なことで、大人になってからも活かせることにつながっていきます。
今日はそんなチャレンジングな授業が6年生の算数で展開されました。
地震! 素早く避難
2時間目の授業中、突然グラッとした揺れ。廊下で授業を見ながら立っていたのですが、「あれ?」っと思った瞬間。6年生の教室では、2クラス共に子供たちが机の下に第一次避難を開始。ほんの一瞬で全員が避難完了をしており、昨日の避難訓練が本当に生かされた瞬間を見ました。土小が目指す子供の姿に、「学んだことを生活や社会に活かすことができる」とあります。避難訓練は、こういう行動が本当の時にとれるようにするために行います。今日の姿は大変すばらしい姿です。いつでも、どこでも、実行できるように意識して行動することが大切ですね。地震は必ず来ます。どこで地震に襲われても、正しく自分の命を守る行動をとりましょう。
アートカードを使って・・・
3年生の教室は図工の時間。アートカードという聞きなれないカードを使っての学習。このカードは教科書の指導用についてくるカードのようで、有名な日本画から洋画、色々な建造物などがはがき大のカードになっています。
このグループは人が描かれている絵、虫の絵、生き物の絵と3つにグループ分けをしました。見たものから感じる感性を交流しあい、絵の分類を通して感性の交流による磨き合いが出てくる授業です。本物の芸術品を手軽に使いながら、感性を育てていく、今の教科書は変わってきています。
ipadを使って校庭観察
歯科検診の様子をみたあと、1年生の教室に行くと、ipadを持ってお出かけの様子。校庭に出て色々な物を撮影してくるようです。
100年桜をとったり、パンジーなどの花をとったり、池の金魚をとったり、思い思いの撮影をして教室に戻り、校庭の様子を生活科の学習として学びました。
歯は長生きの必須アイテム
今日は歯科検診を行いました。二人の歯医者さんが8時半から12時までかかり、約400人の子どもたち全員の歯の状態をていねいに見てくださいました。
「歯はよく磨けている子供が多いですね。」「歯石がある子はとても少ないです」と歯の健康状態が良いことを伝えてくださいました。
でも、今日の検診で歯医者さんでさらに詳しく診てもらうよう通知を受けた人は、できるだけ早く受診をして欲しいと思います。
歯は食べるために大変大切なものです。人生100年に伸びてきているのも、歯の健康が保てているからと言われています。君たちの時代は人生150年となるかもしれません。その最低条件でもある歯の健康を守ることは、命を長く永くするための大切なこと、と考えてください。
治療勧告をもらった人は必ずなおしてください。50%ぐらいの人しか直していない実態があります。よろしくお願いします。
避難訓練を実施!
想定は大規模な地震が発生し、第一次避難(机の下などに身を隠し命を守る)、第二次避難(校庭の避難場所に避難し安全を確保する)ことが計画されていました。
しかし、昼前から雨が降り始めたため、今日は第一次避難までの訓練となりました。
緊急地震速報の音が放送で流れ、一斉に机の下に避難します。
「机の脚をしっかりと持ちなさい」と先生の指示が飛び交います。
実際の地震でも持てるためには、訓練でしっかりと行うことが大切。
廊下に避難しなさい。との指示で全員が廊下に出て点呼。
私は(校長)は校舎2階の1年・3年・4年の姿を見ていましたが、1年生は初めての訓練で、「しゃべらない」を守れるよう頑張っていました。さすがの4年生も、テキパキと素早く行動できています。
春はあけぼの 随筆を書こう
そんな呼びかけがある土小学校です。授業は教師にとって、1丁目1番地の商売道具。どんな子供に対しても力をつけるし、楽しくて面白い授業ができるように、腕を磨くためには、他の先生に見てもらう機会が大切です。お料理に例えると、色々な方に食べていただいて、みんなに「美味しい」と言ってもらえるものが作れるようになることが、その道のスタートのように・・・です。
6年生は古典の『枕草子』や現代文の『薫風』という随筆を読んで、随筆は筆者の見方や考え方が比較的自由に書かれていると理解してきました。だから随筆は筆者の五感を想像しながら読んだり、五感を使って感じたことを書いたりするといいんだよ。と清少納言の『春はあけぼの』を暗唱しながら感じてきたようです。
今日は、春といえば、夏、秋、冬といえば、と自分が季節を五感で感じるものをJam-boardにどんどん書いていきます。
などと、どんどんboard上に書かれてきます。友達が書くとリアルタイムで自分の画面にも表示されるので、イメージがどんどん膨らみます。一言もしゃべっていないのに、オンライン上での交流が広まり、言葉のイメージが広がっていきます。
ほんの10分あまりで、季節を五感で感じる名詞がたくさん集まりました。
従来の発表型の授業では、ここまで多くのイメージを短時間で共有することは不可能です。
さあ、ここから始まる「わたしの『枕草子』づくり」・・・
Jam-boardの別のページに、みんなで書き込めるシートが用意され、各々に自分の春、夏を書き留め、随筆っぽく書いていきます。
自分が五感で感じた・・・あの暖かさ、冷たさ、まぶしい姿、ほっとする味・・・
自分が感じたことが、この随筆を読んでくれる友達に伝わるかなあ・・・
次の時間には、お互いの作品を交流しあって、五感で感じた言葉を五感で味わう授業になります。
子供たちがこの1時間で学ぶことを焦点化して意識すると、オンラインの無言の交流であるにも関わらず、子供の脳の中同士では十分に交流がなされている、GIGA(一人一台)だから実現できる授業でした。
プチGIGA研修
それらを授業に生かすためには、先生方も忙しい中勉強をしなければなりません。
しかし、多くのことをいっぺんに勉強する時間はありませんし、たくさんのことを一度にできるようにはなりません。
そこで、土小では、できる先生が中心になって伝達するプチ研修がたくさん開かれます。
今日は、Wi-Fiでつながったプロジェクターの使い方を教えてもらいました。
一台のPCから複数台のプロジェクターに画像を出すことができたり
子供たちの画面をプロジェクターで同時に映したり
なるほど!こんな使い方ができるんだったら、こんな授業ができそう!
と15分ほど、立ったままでのプチ研修は、身に付きそうです。
5年生の主体的な姿
積極的、自主的、主体的と同じような意味の言葉がありますが、主体的というのはどういう姿でしょう。
主体的というのは、自分で課題を見つけ、解決方法を考え、実行し、うまくいかなければ他の方法を考え、最初の課題を解決するまで努力する姿です。
先週の木曜日に、図書館に隣接するウッドデッキのところに、泥の足跡がいくつかついていました。
連休中に雨が降りましたので、休みに学校に来た人が土足のままあがった後でしょう。とてもがっかりとしました。
最初は足跡がはっきりと残っていたのですが、だんだん足跡が見えなくなってきました。時間がたったからかな?と思っていると・・・・
5年生が掃除をしていました。モップや雑巾などを使って、水ぶきをしています。
誰に言われるわけではなく、土小のウッドデッキの部分は自慢の場所ですから、そこが汚されてしまったので、きれいにしているようです。
今日は、二人の5年生が放課後に掃除をしていました。多くの5年生ががんばっています。
休みに学校を利用される方は、土足で絶対に入らないようにお願いします。
3年生学区探検
今日は、「坂を意識しながら歩いてみよう」ということで、学校の門を出ていきました。
さっそく、坂です。どんどん自分の背丈よりも校庭の地面が高くなっていきます。
学校は坂の上に建っているのですね。
廣幡八幡宮の方に抜ける道は細いうえに交通量があります。気を付けて歩きます。
神社の建て替えにかかった費用も教えてもらいましたね。
そのあとは、大津川まで行き、田んぼの様子や川の様子を見ました。
一番低いところが川になっているのですね。
社会科は、実際に歩いて様子を見ることが大切です。
見てきたことをクラスでまとめて、また見に行くと、一度目とは違うものが見えるかもしれません。お家の人とも行ってみましょう。
粘土でお気に入りを創る
紙粘土をこねながら、自分の考える形にして、飾りもオリジナルでつけていきます。
実際に手を動かしながら、世界に一つだけの作品を創るのは、パソコンではなかなかできないことで、紙粘土の感触を確かめながらの作業になります。
2年生の教室は素敵な作品であふれていました。
3年生 GIGA開き
さて、今日は3年生が初めてchromeBookにログインをします。
IDとパスワードをもらい、だれにも教えてはいけません。自分だけの大切なものです。と言われました。
「校長先生には教えてくれるかな?」というと、「だめ!」。そうですね。だめなものは絶対にだめなのです。
ローマ字もまだ習っている途中の3年生。
chromebookはキーボードに小文字で表示されているので、「i」と「j」の区別が難しいなど、悪戦苦闘・・・
空き時間の高学年の先生が応援に入っていますが、そのうちログインできた子がまだの子に教える姿が見られて、協力して全員がログインを果たしました。
画面を大きくしたり、小さくしたり、色々なやり方を教えてもらい、今日は修了。
だんだん慣れてくると、色々な使い方ができるようになるでしょう。
土小の教室では、先生方も協力し合って、順調にGIGA開きが進んでいます。
6年租税教室
たまたま今回の講師として来校くださった税理士の方は、地域の方でした。
税金って何? 税金はどうやって使われているの? 税金の金額ってどうやってきまるの? みんなも税金払ってるけど実感ある?
・・・と、子どもたちにとっては普段あまり意識することのない「税金」について、明らかにされていく中、子どもたちはどんどんと引き込まれていきます。
授業後は、すぐに自分のChromebookを取り出して、感想をオンラインで書きました。税理士さんには、メールでお届けをしました。
子どもたちの感想の一部です。
・税について、いいイメージを持てていなかったんですけれど、今日の授業を受けて税のありがたさがわかりました。わかりやすく教えてくださりありがとうございました。
・税金について考えたことなかったけれど、知れば知るほど面白くて楽しかったです。学校にそんなに税金が使われていると知った時、なぜか感動しました。
・今日は税についていろいろな事を学びました。一番気になったのは、税についての「歴史」です。私たちの身の回りにはたくさんの税金が使われていることを知りました。とっても高く驚きました。税金のことについてもっと知りたいので、たくさん調べておきます。今日はありがとうございました。
チーてれを使って③
個別最適な学びと集団でわかりあっていく学びとその両方を取り入れていくことがこれからの授業では大切になってきます。
今日は一人一人の画面がそれぞれ違う、個別最適な学びに近い形で授業が進んでいます。
子どもたちの感想
・1人で見ていたので、わからない所は何回も繰り返せたから、学習においてかれない。
・先生から教えてもらわないから不思議でした。
・自分のスピードでできるがいいなと思いました。問題とか解き終わるまで止められるところがよかったです。
・とてもわかりやすい授業でした。休校になっても安心して勉強ができそうです。
・一人で学習する機会がなかったから、めずらしい体験でした。
・友達と意見交換ができなかったから、答えがあっているかわからなかった。
子どもたちの様子を見ながら、オンライン学習の方法についてさらに研究していきたいと考えています。
1年生もiPadを使って・・
次の生活科では、校庭に出て一人一台のIpadを使って、校庭の木や花や生き物の写真を撮ってくるようです。
デジタル機器をゲームではなく、勉強のツールとして小さい頃から使うことが、やがて色々な事に使いこなしていく力になっていくと考えています。
次の生活科が楽しみですね。
オンラインコンテンツを利用した学習
6年生のclassroomに担任の先生からのミッションが提示されて、日本国憲法についてNHKforSchoolの番組をオンラインで視聴して、プリントに自分の考えをまとめることになっています。
授業が単なる自習ではなく、動画の学習コンテンツを視聴して、自分なりの考えをまとめ、次の社会科の時間にはそれを交流する授業になるようです。
GIGAスクールで一人一台の環境ができたことで、このような学習形態も可能になってきました。
チーてれを使った授業
動画の先生と担任の先生とがコラボレーションしながら授業が進んでいきます。
子どもたちが学習の振り返りに次のような感想を残してくれています。
・結構楽しくできたから、休校になってもできそう。
・とてもわかりやすくて楽しかった。
・動画も見やすくてわかりやすかった。
・動画を見ながらでも、あまり変わらなかったです。
・動画の先生がわかりやすかった。
・自分の考えを書いたり、説明を聞けたりできて、分かりやすかった。一人でも授業
を受けられるので、家でもやってみたいと思いました。
・自分にとって授業の進みが早くて書き込みできないところがあった。
授業者本人が作った動画で授業をしてみました。予想通りに使いやすいようです。
5時間目には、3年生の教室でもチーてれの授業動画を使った授業を行っています。
教科書に合わせたつくりになっているので、担任の先生は子どもたちの様子を見て回ることが充分にできるようです。
ご家庭でも試してみてください。
普段の学習で上手に使いながら、休校や休業の際への対応、一人ひとりの先生の力量アップを図っていきます。
04-7172-4805
fax : 04-7176-4409
柏市立土小学校
(かしわしりつ つち しょうがっこう)
*創立126年*
▼学級数(令和6年度)
1年生…3学級 2年生…2学級
3年生…3学級 4年生…2学級
5年生…2学級 6年生…2学級
つくし…4学級 計18学級
最新更新情報は柏市のHPをご参照ください