土っ子の様子(令和3年度)

2021年5月の記事一覧

米づくりは、文字のごとく八十八

 5年生は稲づくりを始めました。
 よく観察に訪れて、稲を見ています。でも・・・
 上履きのまま出てしまったり、土がついたまま・・・したり・・・
 土小のきれいな廊下が汚れるようなことをしてしまっていました。それを注意されたら、帰る前に雑巾をもってきて廊下を掃除する姿が・・・
校長先生から、米は「八十八」と字の形がなっているでしょ。八十八回、それほどたくさんの手間をかけて育てるという意味があるのですよ。だから、遠回りでもきちんと外靴を履いて、泥を落として、丁寧にしましょう。
とお話があったようです。
失敗することはだれにでもあります。失敗した!と思った時に、すぐに直すこと、直す行動をとることが最も大切なことです。
5年生の姿はそういう姿で立派です。

つくし学級は プールでやごを救出

 6月になると、プール清掃が入ります。今年からはプールの清掃も業者が行うようになり、柏市教育委員会は学校の先生が授業に専念できるように配慮をしてくれています。
 市民の皆さんの税金を使わせていただき、子供たちに直接かける時間が増えることに感謝をします。
 使っていないプールにはたくさんの生き物が住んでいます。その中でも代表格は「やご」。プール清掃になると下水に流されてしまうので、つくし学級の子供たちが「やご」の救出作戦に乗り出しました。
 

 
 
虫がきらいな子も、見つけるのは大得意になりました。
面白いって、子どもを夢中にしますね。
救出作戦が終わった夕方から、プールの排水が始まります。

市内見学に向けた調べ学習

 3年生の教室では、chromebookを使って調べ学習をしています。
 画面を見ると、「こんぶくろ池」。6月8日に予定している市内見学に向けた調べ学習です。柏市のホームページに接続して、資料を調べていますね。
 
 操作は慣れたもので、すぐにページを見つけて、内容を書き写しています。
 実際に見に行った時に、調べたことと比べて、同じところと違うところを見つけ、調べることの大切さと実際に見る事の大切さの両方をかんじてほしいと思います。

土器っと古代宅配便

 今日は、千葉県教育庁文化課の出前授業「土器っと古代宅配便」の授業を6年生が受講しました。
  
 朝の校長室に焦げ臭いにおいが漂って・・・何かな?とにおいをたどっていくと、体育館では、火おこしが始まっていました、
 今では簡単に火をつけることができますが、古代では火をおこすのも一苦労。
 摩擦をおこしながら火おこしを・・・

 
だんだン煙が出てくると・・・空気を送った方がいいんじゃない?と理科で勉強したことも結び付けながら・・必死の火おこし・・・
 
種火がついたところをフーフーと吹くと・・着火!
火をコントロールできるようになって、人間の文明は大きく変化をしていったのですね。数千年前を身体で感じながらの火おこし体験。

 縄文土器を前似、土器の模様を型取りをしたり、黒曜石のナイフで刻んでみたり、石が全盛期の時代を体験・・・
 
 
黒曜石は今でいうとナイフ、大変貴重なものだったようです。黒曜石をたどると、当時の人の流れが見えてきます。
教室に戻ってからは、勾玉づくりをしました。
当時のアクセサリーですね。いい形の勾玉ができて、首から下げて満足ですね。

外出が難しい時期が終わったら、千葉県立博物館や佐倉にある歴史民俗博物館などに行ってみると、歴史の深さと面白さをもっともっと味わえると思いますよ。

図書室に新たなコーナーが続々登場

 1年生のさつまいも畑が、理科支援員の先生の力で開墾された場所にできました。
 1年生がさつまいもの苗も植えました。
 早速、図書館には「さつまいものコーナー」ができて、さつまいもに関する本が集められています。育て方をしっかりと読んで、おいしいさつまいもを育ててほしいですね。
 

 昨日の皆既月食、そして来年も見られるかもしれない月食に向けて、月食に関するコーナーもできています。
 月のこと、宇宙のことをたくさん知れそうですね。月食の仕組みなど、分かりやすく説明されています。
 
 また、6年生が枕草子の学習をしていましたが、枕草子や随筆のコーナーもあります。勉強したことをもとにして、そこから広がる学習を本の世界で味わってほしいものです。
 本のことは、図書館指導員の先生にどんどん聞いてみましょう。

全国学力学習状況調査

 今日は全国一斉に小学校6年生と中学校3年生を対象に、学力状況調査が行われました。
 本校でも6年生が全員、調査を行いました。
 国から結果が戻ってくるのは、8月に入ってからですが、本日の解答状況や調査を受けてみて、一人一人の子供たちが、出題された問題をどのように感じたのか、これからの勉強にどう生かしていこうと考えたのか、などの感想を聞きながら、授業づくりに生かしていきたいと考えています。
 学力調査というと、漢字をどれだけ覚えているか、正確に計算ができるか、などを想像しがちですが、今の調査は、「課題に対して自分の考えを書く」「実際の状況やデータに基づいて状況を説明する」といった、実生活の中で学んだことが活かせるかどうかが問われています。
 ドリル学習の積み重ねだけでは難しい課題になっています。
 

 今日の学習状況調査の問題は、全職員にコピーして共有し、これからの時代を生き抜く子供たちの学力として、何が問われていて、どのような授業改善が必要なのかを、検討していく予定でおります。
 この全国調査で常に上位の秋田県大館市の学校を視察したことがあります。
 その学校では、子供たちが中心となり、地域の行事を企画運営する学習が柱に設定され、教科の学習で学んだことを実際に使いながら、本当の力(学力)にしていく学校独自の取組が、それぞれの学校ごとに展開されていました。
 どこの学校でも、高得点を取るためのドリル学習などは行われていませんでした。
 教育とは、「子どもの今を育てつつ、未来を創る仕事」です。
 調査結果をもとにした授業改善等について、今後も情報発信をして、保護者や地域の皆様の御理解と御協力をお願いしてまいります。

今日は雨の一日・・・

 昨日はスポーツフェスタ日和、晴れの爽やかな一日でしたが、今日は雨の日です。
 雨の休み時間は、雨の日ならではの過ごし方が見られます。
 体育館は2年生の割り当ての日。フラフープやろくぼくで遊ぶ子、ドッジボールをしてグループで遊ぶ子、それぞれ思い思いに身体を動かして遊んでいます。
 

 
図書館に行くと・・・本を借りに来たり読みに来たり・・・1年生が多いようです。
読書カードの枚数を進めたいようですね。
 
 
運動したり、本を読んだり、雨の日ならではのいろいろな過ごし方を楽しんでほしいと思います。

皆既月食は残念・・・

 昨日の夜はスーパームーンの皆既月食という天体ショーに期待をしており、校長室だよりNo2(学校経営から閲覧可)でもお知らせいたしましたが、雲に隠れて十分な観測ができず、時折雲間に皆既から戻る月が見えていました。
 国立天文台のページでは、次回は来年の11月8日となっています。スーパームーンの月食は12年後のようでうね。
 6年生がGoogleclassルームの機能を使って、月食の観察の様子をみんなで書き込んでいました。130件もの書き込みをみてみると・・・

●皆既月食を生で見ることはできなかったけど、ライブ配信で見て本当に赤くてびっくりしました。皆既月食の終わった後の月なら見られました。
●見えなかったけど、動画で見ました。すごききれいでいた。次は絶対に見たいです。
●くもっていて生ではみられなかったけれど、生配信で消えていくところは見られました。消えていくところがきれいでした。13年後が楽しみです。今度こそ生で見たい。
ライブ配信での月食を観測した人が多かったようです。でも、みんな「次は生でみたい」と言っていますね。
実際に見るということの感動をぜひ味わってほしいです。
色々なものがネットで疑似体験できるようになりましたが、心が動くには生体験が大切です。
学校の学習でも実際の体験を大切にしていきたいと思います。
私の家からは、最後の一瞬だけ見えました。

無観客 ライブ配信への挑戦

 学校行事には、子供たちが夢中になって楽しみながら取り組み、その取組む中で実際の体験を通して力を身に付ける、という力があります。
 昨年度はコロナ感染拡大防止のため、ほとんどの行事を実施することができませんでした。現在も蔓延防止策の中、学校行事を延期するか、中止するか、という選択に迫られます。今この時期の行事は、この時期の子供たちの力を身に付けるためにあり、最大限の感染防止対策を講じた上で、子供たちの機会を確保しようとした策は、無観客でのインターネットライブ配信(+アーカイブ)です。
 正解のない課題解決ですが、学校の取組を理解し、子供たちのがんばる姿を保護者の皆様に届けようと努力してくださった業者の皆様にも感謝いたします。
 
 

6年生 係活動を立派に成し遂げる

 「ありがとうって言われるのって、こんなにうれしいんだ。」と、6年生が教室でつぶやいたと聞きました。係活動を全力でやり切ったから、「ありがとう」と言われる言葉が、今までとは違って心に響いてきたのでしょう。
 こういう経験を積み重ねながら、心が大人に成長をしていきます。
 今日の6年生は、期待以上の活躍を見せてくれました。昨年度の運動会が中止となり、去年の6年生という手本が無い中、よくがんばりぬきました。