土っ子の様子(令和3年度)

2021年5月の記事一覧

給食室の中は・・・

 今日の給食については、そのコーナーで紹介をしています。
 今日は給食室での調理の様子を見に行きましょう。
 まず、安全安心の給食のために、給食室に入ることができるのは、ごく限られた人だけです。2週間ごとの検査をしている管理職と栄養士と給食調理を委託している会社の社員だけが入ることができます。
 今日はじゃが芋とミートグラタンを作ることが調理の中心。10時半すぎの給食室では、最初のグラタンが焼きあがっていました。
温かいグラタンを保温のバットの中に入れていきます。熱々のグラタンは美味しい!
その横では、グラタン皿に火を通したグラタンの具を入れています。450食近いのですから、なかなかその作業は多い・・・

チーズを上にのせて・・

その隣では、スープに入れる白菜がきれいに切られて、鍋に入るのを待っています。
 
スープに入れる8kの卵も、一つ一つ割りながら品質を確認して、溶き卵にしていきます。
こうして美味しい給食が出来上がっていきます。
サブチーフの方は、柏市の小学校出身とのこと。小学生の時の給食を思い出しながら一生懸命に作っていると話してくれました。
美味しい給食を作ってくれる給食室の様子も、時々レポートしていきたいと思います。

5年生 田植えに挑戦

 5年生は土小ガーデンに集まって大き目のプランタに土と水を入れて混ぜています。
 手を土でいっぱいにして、よーく混ぜているようです。
 
近づいてみると、足元にはシャーレが置かれて、その中にはいくつもの籾が入っていま す。籾もすこーし芽を出している様子。
 
 バケツ稲ならずプランター稲を育てていきます。
 米は字のごとく、八十八回もの手間をかけないと、立派に成長し収穫に結びつかないと言われています。
 日本人は米の文化の中で生きてきました。米づくりを通して日本人のルーツや知恵に触れてほしいと思います。一粒の籾から百倍以上の籾ができます。こんな植物を見つけたから、定住して暮らせるようになった・・・そんな歴史にも広がってほしい、稲作のスタートです。
 

1年生 あさがおの観察

 1年生のあさがおの鉢に、双葉が出てきました。
 日本じゅうどこの学校でも、1年生が毎朝あさがおに水やりをしています。
 
水やりと一緒に行うのは、観察です。よーく見て、大きさや様子を観察しています。でも、今年は大きな変化が・・・
 Ipadを使って、成長の様子を写真にとって記録しているのです。
 
毎日記録をしていくと、変化がよくわかりますね。
手で触って葉っぱの厚みが増えていくことを感じたり、大きさや長さがどんどん伸びていくことを感じたり、実際に感じてあさがおを体感することと、デジタルを使ってその体感した感動を記録していくことが、うまくリンクしていくように、学習の工夫をしていきたいと思います。

花壇がリニューアルの時期です

 今日の6時間目は委員会活動。まん延防止策が出ているので、5年生と6年生が一緒に活動することはできません。それぞれの持ち場を区切って委員会活動を行いました。
 きれいに咲き誇っていたパンジーの花たち、卒業式に向けて花文字を作った力作です。
まだきれいに咲いているのですが、夏花壇への植え替え時期となり、委員会活動でパンジーに感謝を込めながら、きれいに抜きました。
 パンジーの根本にたくさんの虫が集まっていたり、幼虫が土から出てきたり、生き物たちも春から夏へと移動中のようです。
 夏の花壇も元気に咲いてくれると思います。花壇の管理なども子どもたちと職員の力だけでは大変な面があり、ボランティアで花づくりを楽しんでみたい方、どうぞ学校にご連絡をください。
 

百人一首に興じる昼休み

 昼休みの教室を見に行くと、それぞれ思い思いの昼休みを過ごしています。chromebookを持ち出して、資料を創ったり、タイピング練習をしたりする子も多く見かけるようになりました。
 その中で、百人一首に興じる6年生の姿・・・
 なかなかのスピードで取り札をとっていきます。
 聞くところ・・・「ほとんど全部、上の句と下の句を覚えました。」との返事。
 上の句と下の句を覚えていたころの楽しさがよみがえってきます。
 小学生の時期に覚えたものは、忘れない所に記憶されるような気がします。休み時間も色々な活動で遊びながら自分を磨いていってほしいと思います。
 

学習サポーターの先生が配置

 子どもたちが学習支援のために、担任以外の先生が多く配置されています。
 本日着任した、千葉県教育委員会が派遣する学習サポーターの先生を紹介します。
 3年生と4年生の算数の授業を中心にサポートに入ってくれます。主に月曜日と火曜日の午前中に勤務をしてくださいます。水曜日、木曜日、金曜日は別の先生が担当していますので、これで1週間どの曜日にもサポートの先生が入ることとなりました。
 昨年度も学習サポーターとして支援してくださった先生ですので、わからないことをすぐに聞いてほしいと思います。
 早速4年の教室で支援をしてくださいました。
 

学習の見通しを持つ

 新しい学習指導要領では、「主体的に学ぶ」姿勢を育てることが大切にされています。主体的というのは、自分で課題を見つけて、その課題の解決に向けて自分なりに方法を考えて実行し、うまくいかなければ、また考え直してできるまで行うという姿です。
 なかなか難しいことです。そういう姿を大人になった時に、しっかりと持っていて、社会人として発揮できるようにすることが、義務教育に求められています。
 そこで子どもたちに意識できるようにしていることが、「見通しを持つ」「振り返りをする」ことです。
 今日は6年生の算数の授業で、学習の見通しを持つことを学習の目標とした授業が行われました。教室の様子を紹介します。

 算数の授業を思い出してみると、先生に計算の方法を教えてもらい、それを使って問題を解く、だんだん時間が進むと難しくなってきて、わからないとあきらめてしまったりしたことも・・・
 今日は、分数×分数の計算を学ぶ学習単元の1時間目です。教科書ではどういう風に学ぶようになっているか、一人一人でチェックします。
 
教科書のページごとにどんな課題が出ているか、教室側面のホワイトボードに書き出していきます。
 
分数×整数 分数×分数 分数×分数×分数 面積や体積や速さなど・・・と学習が進んでいくことがわかりました。
分数×整数の後に、分数÷整数の学習があることも知ったのですが、その次の時間にはまた分数×分数と掛け算になります。子どもたちが、割り算は割り算でまとめた方がいいと、教科書の流れを少し変えて、自分たちなりの計画にしました。
ここに主体的な姿の一部が表れています。教科書で学習する内容を全体を把握し、自分たちはどういうように勉強したらわかりやすいかを考えて、自分たちなりの計画を持つ。これで見通しが持てることになります。その後は、毎時間振り返りながら、学ぶべきことがわかったかどうか、チェックしながら進んでいきます。わからないと思ったら、質問したり、友達に聞いたりすることができるようになると、学び方が身についてきことになります。
 計算ができるようになる、〇〇がわかる、ということも大切ですが、どのように勉強するとわかるようになるか、学び方を学ぶことが最も大事なことで、大人になってからも活かせることにつながっていきます。
 今日はそんなチャレンジングな授業が6年生の算数で展開されました。

地震! 素早く避難

2時間目の授業中、突然グラッとした揺れ。廊下で授業を見ながら立っていたのですが、「あれ?」っと思った瞬間。6年生の教室では、2クラス共に子供たちが机の下に第一次避難を開始。ほんの一瞬で全員が避難完了をしており、昨日の避難訓練が本当に生かされた瞬間を見ました。土小が目指す子供の姿に、「学んだことを生活や社会に活かすことができる」とあります。避難訓練は、こういう行動が本当の時にとれるようにするために行います。今日の姿は大変すばらしい姿です。いつでも、どこでも、実行できるように意識して行動することが大切ですね。地震は必ず来ます。どこで地震に襲われても、正しく自分の命を守る行動をとりましょう。

 

アートカードを使って・・・

3年生の教室は図工の時間。アートカードという聞きなれないカードを使っての学習。このカードは教科書の指導用についてくるカードのようで、有名な日本画から洋画、色々な建造物などがはがき大のカードになっています。
 

今日は3年生の感覚で仲間分けをしよう!と取り組んでいます。大人は制作年代は、画家は、などと感性以外のものを使って仲間分けをしがちですが、子供たちは見た目や描かれているもので分類をしていきます。
 
 
このグループは人が描かれている絵、虫の絵、生き物の絵と3つにグループ分けをしました。見たものから感じる感性を交流しあい、絵の分類を通して感性の交流による磨き合いが出てくる授業です。本物の芸術品を手軽に使いながら、感性を育てていく、今の教科書は変わってきています。

ipadを使って校庭観察

歯科検診の様子をみたあと、1年生の教室に行くと、ipadを持ってお出かけの様子。校庭に出て色々な物を撮影してくるようです。

100年桜をとったり、パンジーなどの花をとったり、池の金魚をとったり、思い思いの撮影をして教室に戻り、校庭の様子を生活科の学習として学びました。